ポータブル電源がJackeryより新登場!最大1534Whの大容量「Jackery ポータブル電源1500」

序章

アウトドアや音楽イベントでの利用、コロナ禍で注目される「おうちキャンプ」での使用など様々な用途で活用できます。また、近年ポータブル電源を含め「家庭用蓄電池」や「充電ができる電気自動車」などの情報を目にすることが多くなってきています。太陽光発電等の「再生可能エネルギー」や「脱炭素社会(石油や石炭依存からの脱却)」の注目に伴い、バッテリーや蓄電池にもスポットライトが当たっています。

Jackery ポータブル電源 1500

「Jackery ポータブル電源 1500」新機種は、大容量タイプとなっています。1534Whの容量、定格出力1,800W(瞬間最大3,600W)で機器への給電が可能なポータブル電源です。2箇所の充電用入力ポートを搭載することで、通常約5.5時間かかるフル充電を約3.5時間でおこなうことができるツインターボシステという機能を搭載しています。新たなデザインの「スマートスクリーン」という液晶ディスプレイが採用されていて、カラーディスプレイになっていて視覚でインプットやアウトプットなど現在の利用状況を確認できます。夜釣り・キャンプ・車中泊などのアウトドアでの使用はともかく、災害時の停電の備えとしても1台あると十分です。

ここでは、Jackery ポータブル電源 1500の機能やその活用方法をご紹介していきます。

ポータブル電源の先駆者と言えるJackeryの大容量新機種

新機種であるJackery ポータブル電源1500は、2021年3月25日に発売開始になりました。後述していきますが、新機能を含めて多くのオススメポイントがあります。

ポータブル電源 1500 持ち運び

重量は約15kgあり、実際に持ち上げてみましたが徒歩で持ち運ぶのは少し厳しいです。ただ、自動車で運べば問題ありません。キャンプ場に向かう際の車のトランクに積んで行きましょう。

サイズは、幅35.5cm×奥行き25.3cm×高さ26.5cmとなっています。前述した車のトランクにも置きやすいサイズです。イメージとしては、一般的なクーラーボックスと同等か、それ以下のサイズとなります。容量は、1,534Whです。

それでは、1つ1つのポイントを見ていきましょう。

1800Wの高い出力でドライヤーなどの接続にも対応可能

Jackeryのポータブル電源1500は、定格出力は1800W、瞬間的な最大の出力は3600Wとなっています。筆者の利用しているドライヤー(家電量販店で販売されているマイナスイオン機能やターボ機能がついた一般的なもの)で1200Wの出力となっていますので消費電力が大きい家電でも基本的に利用可能となっています。

接続(出力)ポートしては、AC(交流電源)の一般的なコンセントが3つ、DC(直流電源)の自動車用のシガーソケットが1つ、スマートフォンやタブレットなどを充電できるUSB(USB-C、USB-A)ポートが3つ搭載されています。

ですので、自宅で利用している炊飯器等の台所家電、テレビ、ポータブル音楽プレーヤーやスピーカー、オーディオ機器、PCなどのデジタル機器、カーオーディオ機器などのカー用品が接続できるようになっています。

ポータブル電源 1500 高出力 ドライヤー

最大1534whの大容量ポータブル電源

Jackeryのポータブル電源1500は、1534whのリチウムイオンバッテリーを採用しています。”超”大容量と言っても過言ではないぐらいのバッテリーを内蔵しています。

既存製品の「Jackery ポータブル電源 708」が大容量700Whとなっていますので、2倍以上の容量となっています。

日本製のリチウムイオンバッテリーを採用しており、自宅での利用からキャンプ、車中泊、ワークショップに活躍します。比較的小型で、高い電圧が得られます。また、充電や放電のサイクルの寿命が長くなっており、基本的には800回以上の充電や放電を繰り返しても80%の容量利用が可能です。また、ガソリン等の発電機に比べると煙が発生せずクリーンな電源であると言えます。

接続できる家電や電気機器は多岐にわかりますが、そのおおよその利用可能時間を記載しておきます。

  • ライト(10W):約175時間
  • ノートパソコン(60W):約29~38時間
  • テレビ(120W):約14~28時間
  • コーヒーメーカー(150W、1200W):約80~90カップ
  • 電気ドリル(1080W):約1.6~3.5時間

上記のようになります。ワット数の低い家電や電気機器は比較的長く稼働できます。ワット数の高い家電や電気機器は稼働時間が短くなりますが、後述する急速充電の機能で最短約3.5時間で充電できますので、その電力でノートパソコン等は1日以上稼働しますので十分な電力だと言えます。

ポータブル電源 1500 DIY 大容量

「ツインターボシステム」で最短3.5時間の急速充電

Jackeryのポータブル電源1500は、ツインターボシステムを採用しています。ツインターボシステムとは、2箇所の充電用入力ポートを搭載することで、通常約7.5時間かかるフル充電を約4時間でおこなうことができる機能です。

充電方法と充電時間は4パターンあり、

  • ACアダプターでの家庭用コンセントから充電:約4~7.5時間
  • 自動車のシガーソケットからの充電:約14時間
  • ソーラーパネル(100W、別売り)からの充電:約22時間
  • 発電機からの充電:約6時間

となっています。日帰りのアウトドアや短期間のキャンプに使う場合は自宅で充電してから持っていき、長期間のキャンプや旅行に使う場合は別売りとなりますがソーラーパネルを導入して充電をする使い方はいかがでしょうか。

ポータブル電源 1500 急速充電

「スマートスクリーン」で電源使用状況を確認

Jackeryのポータブル電源1500の全面には、新デザインの「スマートスクリーン」という液晶ディスプレイが採用されています。

このディスプレイは、カラーディスプレイになっていて視覚でインプットやアウトプットなど現在の利用状況を確認できます。

使用できる目安となる時間、利用している電気機器の電圧、周波数、電池の容量、充電完了となる残り時間をチェックすることが可能です。パッと見て確認しやすいリング式のメーターになっていて、フル充電の状態ですと真ん中に「100%」と表示され残量を見ながら電気機器を使用できます。

ポータブル電源  スマートスクリーン

バッテリー管理システム(BMS)による安全性

Jackeryのポータブル電源1500は、保護回路であるバッテリー管理システム(BMS)が採用されています。このシステムにより、充電の状態や電源の健全性などが監視されています。過放電や過充電、高すぎる温度など安全性を保つように機能しています。

Jackeryはエコ・ポータブル電源の先駆者として、安心して遊んでいただけるように品質を最優先とした方針の徹底をおこなっています。また、211個に及ぶ厳正におこなっている検証試験に合格した製品を出荷しており、ポータブル電源の品質を保っています。

バッテリー管理システム(BMS)による安全性

アウトドアや音楽イベントに活躍するポータブル電源

Jackeryのポータブル電源1500の具体的な利用方法としては、キャンプ、アウトドアに活用する方が多くなっています。キャンプに出かけた際の電気調理機器に使うと便利です。

また、コロナ禍で「おうちキャンプ」や「おうちバーベキュー」などライトなアウトドアも最近人気があります。自宅の庭やウッドデッキでバーバキューをおこなったりする際に、ホットプレートやBGMをかけるポータブルオーディオの電源として利用できるでしょう。

自動車の車中で利用する方法もあります。キャンピングカー愛好家の方だと、車の中にカラオケ機器を設置し、その電源にポータブル電源を使う例もあります。

野外での身内でおこなう簡単な音楽イベントにも利用できるでしょう。音響機器やDJ機器などを接続して演奏をおこなうことができます。

場所を使用する許可は必要ですが、街中のストリートでエレキギターやアコースティックギターにマイクを立てて演奏をする際にもポータブル電源を利用することが可能でしょう。

更に、場合によりますが、自宅のオーディオ機器にポータブル電源を導入するとノイズが低減され音質が向上することもあります。

アウトドアや音楽イベントに活躍するポータブル電源

プロフェッショナルの現場にも使えるJackery電源

Jackeryのポータブル電源1500は、各種プロフェッショナルの現場でも活躍が期待できます。

例えば、動画クリエイターやカメラマンが大自然の中などの電源のない場所で撮影をおこなう時に、ポータブル電源があれば撮影現場で機材を動かしたり、Adobe Premiere ProやPhotoshop等のプロ用ソフトウェアを動かしてその場で加工までおこなうことも考えられます。

また、スタイリスト、メイクアップなどのコンセントが無い場所での各種イベントでも利用ができるでしょう。その際の停電対策にもなりますし、自然災害の備えにもなります。

Jackery ポータブル電源 1500 使用シーン

車中泊なら車のシガーソケットからの充電が便利!

車中泊では、家に帰るまで自宅のコンセントから充電ができないため、途中でポータブル電源のバッテリー残量が空になってしまわないか、心配だという方もいるかもしれません。

しかし、Jackeryのポータブル電源は、車の中でも充電が可能です。充電方法は、付属のケーブルを使って、車のシガーソケットとポータブル電源をつなぐだけ。これだけで、エンジンをかけている間、ポータブル電源が充電されます。

車中泊の最中、ポータブル電源のバッテリーが減ってきたと思ったら、少し車を走らせるなどして、充電するといいでしょう。

まとめ

Jackeryのポータブル電源1500をご案内してきました。

コロナ禍はデメリットなニュースも多いですが、おうちキャンプなど気軽におこなえるアウトドアが広まるきっかけにもなっています。ぜひ、1500を様々な場所に持っていき楽しんでください。


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