【2023年】ポータブル電源おすすめ!基礎知識と12の選び方を解説
近年、アウトドア用だけではなく災害時に大活躍するポータブル電源が注目されていることをご存じでしたでしょうか。ですが、はじめてポータブル電源を購入する人からすれば、どのようなものなのか、どのようにして選ぶべきなのかを迷われてしまうものです。そこで今回は、ポータブル電源の基礎知識や選びかた、2023年最新のおすすめ商品を紹介しますので参考にしてみてください。
ポータブル電源とは?購入後実際の使い道は?
●ポータブル電源とは?
ポータブル電源とは簡単に言いますと、モバイルバッテリーが大きくなった給電機器のことを指します。
モバイルバッテリーは、スマートフォンやタブレットの充電が中心となりますが、ポータブル電源はそれ以外にも冷蔵庫やエアコン、IH調理器など家電製品が使えるようになっています。
利便性が非常に高いこともあり、災害時や車中泊、キャンプなどどこでも大活躍してくれるのがポータブル電源です。
●ポータブル電源購入後実際の使い道は?
ポータブル電源は家電製品が使えてモバイル機器が充電できて便利ですが、実際はどのようなシーンで使われているのでしょうか。
・防災(災害)
近年、台風や地震などの大型な災害が頻繁に発生し、電気が遮断されて困った、という人は少なくないはずです。
電気が止まると生活に支障をきたすため、早期復旧を願いますが、やはり災害の規模や復旧スピードによって大きく変わってくるものです。
そこでポータブル電源が注目されました。
災害により電気が止まったとしても、ポータブル電源があれば電気が使えるからです。
たとえば、ポータブル電源を経由してIH調理器で料理が作れますし、暖房器具や冷房器具も稼働させられるため、安心して生活できます。
・車中泊
パンデミックの影響により行動制限が長かったですが、その際に安全に楽しめるレジャーとして車中泊が注目されていました。
車の移動であれば他人と接触リスクがありませんし、好きな場所で宿泊できることもあり大人気となっています。
車中泊でもポータブル電源は大活躍します。
ポータブル電源があれば、炊飯器や冷蔵庫、電気ポットなどが稼働できますし、電気毛布や扇風機で暖かくも涼しくも過ごせます。
車にはエアコンやシガーソケットが搭載されているため、ポータブル電源は必要ないのでは?と考えてしまうかもしれません。
しかし、出力数が決まっていますしバッテリー上がりも懸念されます。
車中泊で安全に電気を使いたいとお考えであれば、ポータブル電源は非常におすすめです。
・キャンプや釣りなどのアウトドア
キャンプは流行を超え、もはや文化になりつつあるくらいに馴染みのあるものになってきました。
キャンプアニメが人気となりYouTuberの影響でハードルが下がったこともあり、キャンプやアウトドアを行う人が増えているからです。
車中泊と同じようにキャンプやアウトドアをする場所によっては電源がないため、ポータブル電源がとてつもなく役に立ちます。
ポータブル電源があれば、スマートフォンなどのデバイス機器の充電ができますし、家電製品の使用によりワンランク上の快適さが実現するため、キャンプや釣りが楽しめます。
・電気代節約
近年、電気代がかなり高騰しており、どのご家庭でも節約を意識されているのではないでしょうか。
しかし、電気を極力使わない生活はかなりストレスが溜まります。
そこで、ポータブル電源の出番です。
オール電化住宅の場合は、夜間の電気代がかなり安くなる仕組みを利用し、その時間帯にポータブル電源を満充電にします。
電気代が高くなるお昼や夕方、夜に満充電となったポータブル電源から給電すれば電気代が節約できます。
ポータブル電源があれば、普段から使っている家電製品などが使えますし、ポータブルソーラーパネルとの組み合わせにより発電が可能なため、電気代を大幅に削減しながら電気が使えます。
関連人気記事:電気代節約にも貢献する!ポータブル電源の思わぬ使い道とは
・家庭用
住まいの部屋によっては、コンセントがなかったり、ちょうどいいところに設置されていなかったりするものです。
そんなときにポータブル電源があれば、コンセントがなくても好きな場所で電気が使えます。
ポータブル電源は持ち運びができるように作られていますので、ひとつもコンセントがない部屋でも使えます。
また、ポータブル電源ひとつで複数の電源供給ができるため、コンセントまわりがすっきりします。
・DIY
DIYをする際には、目的や工具によって電源が必要な場合があります。
たとえば、電動ノコギリや電動ドリルドライバーなどが該当します。
また、夏には扇風機、冬には暖房器具を使いながら作業をしたいなと考えているはずです。
それらはポータブル電源があればすべて解決できます。
ほかには、電動バリカンを用いた庭木の剪定においても、ポータブル電源であれば移動しながら給電ができるため非常に便利です。
・現場作業
現場作業では主に発電機を使用していますが、燃料を使うため場所によっては使えないケースが多々あります。
とくに空気の流れが悪いような閉鎖的な場所で使うと、燃料の影響で一酸化炭素中毒につながる危険性があります。
また、発電機は非常に重量があるため、持ち運びには一苦労します。
その点、ポータブル電源は燃料を必要としないため、どんな場所でも使えますし、持ち運びできるよう作られているため、最近では発電機よりも選ばれている傾向にあります。
関連人気記事:ポータブル電源を買うべきか悩んでいる人必読|必要性
ポータブル電源のおすすめ12の選びかた
ポータブル電源を選ぶ場合、もっとも気にするべきことは容量です。なぜなら、容量の差で使える電気量が異なるからです。
ポータブル電源の容量はWh(ワットアワー)、つまり1時間の消費電力で表します。Whの数値が高ければ高いほど、満充電からの電気がたくさん使えます。
また、定格出力も大切なポイントとなります。定格出力とは、安全に稼働できる電力量のことを指します。
ポータブル電源の定格出力の数値を超える家電製品は使えませんので、消費電力の小さい家電製品を使うか、定格出力の数値が高いポータブル電源を使うようにしましょう。
関連人気記事:「徹底解説」用途別のポータブル電源容量目安を紹介
●耐久性・寿命の長さ
ポータブル電源は、決して安い買い物ではないため、どれだけ耐久力があり寿命が長いのかが重要です。
なぜなら、購入して1年や2年で壊れてしまうと、コストパフォーマンスが悪いと感じるからです。
ポータブル電源の寿命の長さはサイクル数で表します。
サイクル数が多ければ多いほど、ポータブル電源は高寿命だと考えるべきです。
少しでも長く使いたいとお考えであれば、サイクルの数値が高いポータブル電源を選ぶようにしましょう。
●ソーラーパネル対応
ポータブル電源は充電をして使うものですが、コンセントを経由せずに充電できる方法があります。
それはポータブルソーラーパネルです。
ソーラーパネルは太陽光を集めて電気に変換してくれるため、ポータブル電源を充電できるというメリットがあります。
ソーラーパネルを選ぶ際には、W数や防水性の高さをチェックするとベストです。W数が高くなればなるほど、ポータブル電源への充電がはやくなります。
Wが小さくても複数枚のソーラーパネルの組み合わせにより、大きなW数を生み出します。
ソーラーパネルは太陽光により電気を作りますが、場所によっては雨が降るケースもありますので、防水性の高さも重要視しましょう。
●安全性
ポータブル電源を使う際に心配なのは、本体からの火災や事故が発生しないかどうかではないでしょうか。
ポータブル電源による事故は、バッテリーの異常発熱や過充電による出火が主な原因となっています。
件数で言えば数件~数十件程度ですが、それでもゼロではありません。
ですが、安全性を考慮したポータブル電源であれば問題なく使用できます。たとえばBMS(バッテリーマネジメントシステム)やNCM制御装置などが該当します。
これらが搭載されているポータブル電源は、過充電・過放電、ショートを防ぎ、内部の温度を管理してくれます。
また、PSEマークがついていれば、一定の安全性を満たしている証拠だと言えます。
●コンパクトさ・重さ
ポータブル電源は持ち運びを前提にして使うケースが多いため、できるだけコンパクトで軽いものをお探しのはずです。
基本的に容量が大きければ大きいほど性能は良いですが重量が増えます。
たとえば、Jackeryの708は6.8kgで2000Proは19.5kgです。
メーカーによっても重量は異なりますが、Jackeryは他社同等製品と比べても軽量化されているため、コンパクトで持ち運びに適しています。
●メーカー・ブランドの信頼性
ポータブル電源はかなり人気商品のため、多くのメーカーから発売されています。
どの家電製品にも言えることですが、できるだけ安心できるメーカーを選ぶべきだといえます。
たとえば、無名メーカーのポータブル電源を購入した場合、安全性が保証されておらず、わずかの期間で故障した、なんてことが考えられます。
もちろん、そのようなケースは保証も期待できないため、買いなおしをしなければなりません。
Jackeryはすでに200万台以上の販売実績と、100社以上のメディアが推奨していることから、もっとも安心できるメーカーだと言えます。
●価格
ポータブル電源を選ぶ際には容量などのスペックは重要ですが、それ以外には値段がどれくらいなのかも気になるはずです。
できれば高性能で安価なポータブル電源が欲しいとお考えではないでしょうか。ポータブル電源はメーカーや、容量、性能によって値段は異なります。
小さな容量のものでしたら数万円ですし、大きな容量でしたら数十万円はします。
予算の問題もありますので、ポータブル電源をどこで何に使うのかを想定したうえで、最適な価格のものを選ぶといいでしょう。
●出力ポート数
ポータブル電源にはいくつかの出力ポートが備わっています。大きく分けますと、ACポート、DCポート、USBポートが該当します。
・ACポート・・・2つ穴のコンセントタイプ
・DCポート・・・シガーソケットタイプ
・USBポート・・・モバイル端末タイプ
ポータブル電源によっては、出力ポートの種類や数が異なります。
たとえばコンセントタイプの電気を使いたい場合はACポートがメインとなりますし、スマートフォンやタブレットなどの充電が多いのであればUSBポートの数が重要になります。
基本的にはそれぞれのポートが搭載されているため、あとはどれだけの機器を使うのかを考えて選ぶようにしましょう。
●充電方法の多さと充電速度
ポータブル電源では、いくつかの充電方法があります。
たとえば、ご家庭にあるコンセントに接続する方法があげられます。事前にコンセントにつないで満充電にしておけば、緊急時などでもすぐに電気が使えます。
それ以外では、シガーソケットや発電機、ソーラーパネルに接続する方法もあります。
とくに屋外でポータブル電源を使う場合は、コンセントを経由せずともソーラーパネルとの組み合わせにより発電が可能となります。
ポータブル電源を使う際には充電速度も重要になってきます。
なぜなら、電気を使いたいと思ったときに充電中だと、意味がないからです。
最近では高速充電に対応したポータブル電源が販売されていますので、充電がはやいものを選ぶといいでしょう。
●保証期間の有無
基本的に、どのメーカーもポータブル電源をしっかり作っていますが、ごくまれに初期不良などの不具合が発生する可能性があります。
その際に重要なのが保証期間です。
保証期間があれば、万が一の際にもしっかりサポートしてくれます。
保証期間が長ければ長いほど安心して利用できるため、購入時に気にするべきポイントだと言えます。
Jackeryでは種類によりますが最長5年間(3年+ユーザー登録の2年)の長期保証を設定しているため、長きにわたり安心して使えるというメリットがあります。
●デザイン・色
たくさんあるポータブル電源のなかで重要視したいのは、デザインや色ではないでしょうか。
なぜなら、できるだけ機能性だけではなくデザインにもこだわりたいからです。
キャンプなどではこだわってそろえたアイテムに、おしゃれなポータブル電源があれば、かなり見栄えが良くなりますし、楽しさも倍増します。
Jackeryでは1500が国際的なデザイン賞「Red Dot Award 2021プロダクトデザイン賞」を受賞しているため、外見も徹底してこだわっています。
●防水性
ポータブル電源は機械ということもあり、防水性が気になるところです。
なぜなら、キャンプなどで雨が降った場合に、ポータブル電源が壊れるかもしれないという不安があるからです。
ポータブル電源は基本的に機械ものですから、雨が降っていないところで使うのがベストです。
ソーラーパネルの場合は太陽光を集めないといけませんが、突然の天候悪化により雨ざらしになる可能性があります。
ソーラーパネルによっては利用シーンを考慮し、防水規格(IP67など)を適用しているため、雨などの厳しい環境でも使えるように作られています。
●ライトの有無
災害時やアウトドアなどで、ポータブル電源により電気が使えるのは便利なものですが、それ以外にも別な機能が備わっているものがあります。
それがライト機能です。
たとえば、災害時やアウトドアで周りが真っ暗だった場合、とても不安に感じるものです。
そんなときに、ポータブル電源に搭載されているライト機能があれば周りを照らしてくれます。
ポータブル電源は容量や価格も重要ですが、ライト機能のようなお役立ち機能が搭載されているものを選ぶといいでしょう。
関連人気記事:安いポータブル電源は性能を確認!コスパを重視して選ぶコツ
災害時におすすめのポータブル電源3選
①ポータブル電源2000Pro
●製品特徴とスペック
Jackeryのなかでも最大容量をほこるポータブル電源が2000Proです。
Jackery ポータブル電源 2000 Proは容量が2160Wh、2200Wの高出力モデルのため、ほとんどの家電製品に対応しています。たとえば、災害時に使うIH調理器や電気ケトル、冷暖房器具などが該当します。もちろん、同時に複数家電を使うことも可能です。
2000ProはBMSや4つの温度センサーが搭載されているため、過充電・過放電の防止や異常発熱を防いでくれるため安心して使い続けられます。
家庭用コンセントからの充電は、たったの2時間で満充電にできるため、災害時などの緊急で使いたい場合にも重宝します。2000Proは大容量、高出力のため災害時におけるどんなシーンでも活躍してくれます。
容量 |
2160Wh |
定格出力 |
2200W |
充電方法と充電速度 |
AC、シガ-ソケット、ソーラーパネル |
安全性 |
UN38.3、PSE、防災安全協会推奨 |
出力ポート |
AC×3 |
サイズ |
38.4x26.9x30.7cm |
重さ |
19.5kg |
保証期間 |
3年+ユーザー登録2年の計5年 |
・災害時よく使う家電製品への稼働時間目安
家電製品 |
消費電力 |
稼働時間目安 |
電気ケトル |
700W |
約2.5時間 |
スマホ |
18W Max |
110回 |
・口コミ
「災害時やキャンプ用に非常に良いです。やんないとは思うけどエアコンも二時間は動かせるらしい。緊急用にソーラーパネルも買うか検討中。黒にオレンジの配色も可愛い。とりあえず満充電して備えようと思います。 」 ーー引用元:アマゾン
「災害対策として購入しました。以前、数時間の停電を経験しポータブル電源の必要性を感じましたので大容量の2000proにしました。
3時間ほどで充電できこれで万が一の時も少し安心できます。」 ---引用元:楽天
●ポータブル電源1500Pro
○製品特徴とスペック
1500の最新モデルが1500Proです。
Jackery ポータブル電源 1500 ProはUltra-Charging Systemという高速充電機能を搭載したことにより、最速2時間で満充電が可能となりました。しかも1512Whの大容量と1800Wの高出力のため、ほとんどの家電製品が使えます。
また従来モデルのサイクル数は800でしたが、1500Proは2000と2.5倍増の高寿命が実現しました。
USBの全ポートで高速充電に対応し、保証期間も最大5年と改良されています。BMSの温度管理システムと2つのスマートチップ搭載により、高度な温度制御と冷却効果が30%以上向上しました。
1500Proは高性能ですが、安全性も高いポータブル電源だと言えます。
容量 |
1512Wh |
定格出力 |
1800W |
充電方法と充電速度 |
AC、シガ-ソケット、ソーラーパネル コンセントで2時間 |
安全性 |
UN38.3、PSE |
出力ポート |
AC×3 |
サイズ |
38.4×26.9×30.7cm |
重さ |
17kg |
保証期間 |
3年+ユーザー登録2年の計5年 |
○災害時よく使う家電製品への稼働時間目安
家電製品 |
消費電力 |
稼働時間目安 |
電気ケトル |
700W |
約1.7時間 |
スマホ |
18W Max |
約74回 |
○口コミ
「ちょっと重いけれどその分たっぷりの容量です。充電が早くできるのも良いです。突然の災害時に備えておけば心強いです。」
--引用元:アマゾン
「 1500Proが発売されるのを待ちにまってセール期間に購入!商品は段ボールに入って届きました。結構重たいですが、取っ手があるので片手で持てました。災害時にと大事にしまっておこうかと思ってましたが、もったいないので車での外出時にも何かに使ってみようかな。この商品でどんなものが使えるか色々と試してみようとおもいます。」 ---引用元:楽天
●ポータブル電源1500
○製品特徴・スペック
Jackery ポータブル電源 1500は、1534Wh、1800Wの大容量と高出力のため、ほとんどの家電製品に対応しています。3~6日は使える、災害時向けにぴったりなポータブル電源です。
1500はAC100Vのコンセントを3口搭載し、USB-Aが2口、USB-Cが1口、シガーソケット1口に対応しています。また、USBはクイックチャージを搭載しているため、高速充電が可能です。
家電製品が安全に使えると適合した場合に掲示されるPSEマークはもちろん、UN38.3というリチウムイオン電池の国際基準の認証も獲得していますので、安全性はかなり高いです。
容量 |
1534Wh |
定格出力 |
1800W |
充電方法と充電速度 |
AC、シガ-ソケット、ソーラーパネル |
安全性 |
UN38.3、PSE、防災安全協会推奨 |
出力ポート |
AC×3 |
サイズ |
35.5×26.5×25.3cm |
重さ |
16kg |
保証期間 |
2年+ユーザー登録1年の計3年 |
○災害時よく使う家電製品への稼働時間目安
家電製品 |
消費電力 |
稼働時間目安 |
電気ケトル |
700W |
約1.7時間 |
スマホ |
18W Max |
約74回 |
○口コミ
「非常用として購入しましたが昨今の異常な電気代を目の当たりにし普段使いするようにしました。特に携帯はもちろん湯沸かし器やサーキュレーターにも時折使用し天候が悪い時には深夜電力を利用し蓄電し蓄熱湯たんぽに使用し大変便利です。」---引用元:アマゾン
「災害等非常用として購入しました。非常時に炊飯器を使いたく、1500にしました。収納バック等全てのデザインがステキに統一されていていい感じです。早速充電して試したいと思います」 ---引用元:楽天
車中泊におすすめのポータブル電源2選
●ポータブル電源1000Pro
○製品特徴・スペック
Jackery ポータブル電源 1000 Proは、1002Wh、1000Wの大容量・高出力のポータブル電源です。消費電力が1000W以内の炊飯器や電気ケトル、ドライヤーなどの電化製品が使用できます。
コンセントからの充電は1.8時間と、Jackeryのなかでも最速をほこるタイプです。市販の同クラスと比べてもコンパクトなため、持ち運びしやすく車中泊にピッタリという特徴があります。
寿命は従来モデルと比較しますと500から1,000へとグレードアップしており、少しでも長く使えるように作られました。保証も最大5年となっているため、安心して使えるポータブル電源です。
容量 |
1002Wh |
定格出力 |
1000W |
充電方法と充電速度 |
AC、シガ-ソケット、ソーラーパネル |
安全性 |
UN38.3、PSE、防災安全協会推奨 |
出力ポート |
ACⅹ3 |
サイズ |
34×26.2×25.5cm |
重さ |
11.5kg |
保証期間 |
3年+ユーザー登録2年の計5年 |
○車中泊でよく使う家電製品への稼働時間目安
家電製品 |
消費電力 |
稼働時間目安 |
車載冷蔵庫 |
60W |
約51時間 |
電気毛布 |
55W |
約13時間 |
○口コミ
「重さは持ち運びやすいし、キャンプでは問題なく使用している。とても良いポータブル電源だと思います。夫婦で車中泊に使うつもりで、買って正解です。」---引用元:アマゾン
●ポータブル電源1000
○製品特徴・スペック
Jackery ポータブル電源 1000は、1002Wh、1000Wの大容量、高出力のポータブル電源です。満充電により2~4日は使えるため、車中泊にぴったりだと言えます。
1000は、1000Wと2000Wのピーク電力に対応しているため、多くの家電製品に対応しています。車中泊であると便利な炊飯器や電気ケトル、ヒーターなども1000W以内であれば十分に使えます。出力ポートは最大8個に対応しているため、複数の機器を同時給電できます。
家電製品の安全の基準であるPSEマークはもちろん、リチウムイオン電池の国際基準のUN38.3などの認証も得ているため大容量・高出力でありながら安全に使えるという特徴があります。
容量 |
1002Wh |
定格出力 |
1000W |
充電方法と充電速度 |
AC、シガ-ソケット、ソーラーパネル |
安全性 |
UN38.3、PSE、防災安全協会推奨 |
出力ポート |
AC×3 |
サイズ |
33.2×23.3×24.3cm |
重さ |
10.6kg |
保証期間 |
2年+ユーザー登録1年の計3年 |
・車中泊でよく使う家電製品への稼働時間目安
家電製品 |
消費電力 |
稼働時間目安 |
車載冷蔵庫 |
60W |
約51時間 |
電気毛布 |
55W |
約13時間 |
○口コミ
「防災と車中泊での使用を兼ねて購入しました。車中泊では、色々なガジェットの充電、サーキュレーター、電気毛布、冷蔵庫、テレビでの使用で大変活躍しています。キャンプと車中泊では冷蔵庫は必須ですので大変重宝して大満足です。購入してから一年半位ですが今後の耐久性に期待です。」 引用元:アマゾン
キャンプや釣りなどアウトドアにおすすめのポータブル電源
●ポータブル電源708
・製品特徴・スペック
キャンプや釣りなど、2~3日程度の使用目的であればJackery ポータブル電源 708をおすすめします。708は、708Wh、500Wの大容量・高出力でありながら6.8㎏とかなりの軽量のため、持ち運びに最適なサイズ感となっています。最大500Wの機器に対応しているため、電気毛布や車載冷蔵庫などの利用も可能です。
コンパクトではありますが、最大6台の機器に同時接続が可能なため、高性能なポータブル電源でもあります。また、クイックチャージも搭載しているため、対応のデバイス機器は高速充電が可能です。
容量 |
708Wh |
定格出力 |
500W |
充電方法と充電速度 |
AC、シガ-ソケット、ソーラーパネル コンセントで5時間 |
安全性 |
UN38.3、PSE、防災安全協会推奨 |
出力ポート |
AC×2 |
サイズ |
30×19.2×19.1cm |
重さ |
6.8kg |
保証期間 |
2年+ユーザー登録1年の計3年 |
・キャンプや釣りなどアウトドアでよく使う家電製品への稼働時間目安
家電製品 |
消費電力 |
稼働時間目安 |
電気毛布 |
30W |
26.5時間 |
○口コミ
ポータブル電源を長持ちさせるおすすめの方法
ポータブル電源は決して安い買い物ではないため、できるだけ長く使いたいとお考えではありませんか。もちろん、雑に使い続けるとはやい段階で劣化する可能性はありますが、適切な方法で使ったり管理したりをすれば長持ちさせられます。
●高温多湿に注意
どんな家電製品でもそうですが、高温多湿の場所で使い続けるのはよくありません。
たとえば、真夏などの日差しが強烈な日にポータブル電源を使うとどうなるのかは、なんとなくイメージできるはずです。ポータブル電源にはリチウム電池が搭載されていますが、熱により電池が劣化してしまいます。
逆に真冬などの寒すぎる場所も不向きです。人間が真夏の熱すぎる環境と真冬の寒すぎる環境が苦手なように、ポータブル電源も同じ気持ちだということを知っておきましょう。
●風通しの良い場所で保管
ポータブル電源は熱すぎるのも寒すぎるのも苦手なため、保管する際にはできるだけ風通しのいい場所を選ぶべきです。
ポータブル電源を保管する適温が25度前後と言われています。
また、多湿やホコリが多い場所も保管に適していません。ポータブル電源は使う期間がないと、どうしても倉庫などに保管してしまいがちですが、その場所は環境が整っていますでしょうか。
私たち人間がジメジメしている、ホコリっぽくて嫌なだと感じる場所であればポータブル電源を保管場所に選ぶべきではありません。
可能であればリビングや居間が理想ですし、難しいようであれば玄関や廊下などに保管しておくといいでしょう。
●充電しながら使わない
みなさんは、スマートフォンを充電しながら同時に操作をしていませんでしょうか。たしかに充電しながらスマートフォンを操作すると、充電が減らないのでメリットを感じているはずです。同じようにポータブル電源も充電しながら電気を供給すればいいのでは、と考えてしまうかもしれません。
実はその方法はバッテリーを無駄に消費してしまうため、寿命が短くなる可能性があります。ポータブル電源を充電しながら同時に給電できる機能は備わっていますが、やはりバッテリーに負荷はかかります。
少しでも長持ちさせたいとお考えであれば、充電が完了したうえでそれぞれの機器を使うようにしましょう。
●充電を0%のまま放置しない
みなさんは、ポータブル電源をどれくらい充電して保管すればいいかをご存じでしょうか。
できるだけ満タンにするべきか、もったいないから0%にして使うときに充電するべきなのかを迷ってしまうものです。
ポータブル電源の充電残量が0%のまま保管するのはよくありません。なぜなら、0%のまま長期保管をすると再充電ができなくなる可能性があるからです。
意外かもしれませんが、フル充電のまま保存するのもおすすめはできません。100%のまま保管すると電池の劣化をはやめる原因となるからです。
人間でも100%の満腹だったり、逆に0%で空腹状態が続くと体に良くないのはイメージできるはずです。腹8分目が健康に良いと言われているように、ポータブル電源も残量を60~80%前後にして保存しておくのが理想的です。
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まとめ
近年、大きな災害だけではなく、キャンプや車中泊のブームによりポータブル電源が大注目されています。ポータブル電源の購入を検討される場合、どのような基準で選ぶべきなのかを迷ってしまうものです。
まずは、ポータブル電源とはどういうものなのかや、選びかたを知っておけば、最高のポータブル電源が見つかります。
シーン別でおすすめのポータブル電源を紹介していますので、利用シーンを考えながら選ばれることをおすすめします。
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