【イベントレポート】ap bank fes ’23 〜社会と暮らしと音楽と〜に環境対策協力として参加しました
2023年7月15~17日の3日間にわたって静岡県の「つま恋リゾート彩の郷」でap bank fes ’23が有観客としては5年ぶりに開催され、会場には延べ約9万人が訪れました。Jackery(ジャクリ)もソーラーパネルとポータブル電源を環境対策協力した同イベントについてレポートします。
気持ちの良い場所で音楽と環境問題を
「ap bank fes」は、2005年に「気持ちの良い場所で音楽を聴きながら、環境問題を身近に考えてもらう場」としてスタートした野外フェスです。
今回のイベントでは「社会と暮らしと音楽と」というサブタイトルがつけられました。そこには主催による「私たちが今、どういうところに目を向け、気持ちを寄せていくべきなのか」といったことのヒントやきっかけになるフェスであるべき、という想いを込めているそうです。
その思いは、会場の様々なところで見ることができました。例えばフードエリアでは体にやさしい食事を提供し、販売エリアでは、環境に配慮した商品の販売を行う。
さらに会場で実施されるワークショップも楽しみながら環境問題を考えてもらえるような工夫が凝らされていました。また、ごみの削減と再利用を促進する分別回収を行うゴミステーションを設置するなど、フェスに参加した人が自然と環境について考えるきっかけ作りが様々な場面で行われていました。
ソーラーパネルを活用したブースの電力
今回のイベントでJackeryのソーラーパネルとポータブル電源を使用したのは、会場のワークショップテント、ベビーケアテントに加えて、ごみの分別を行う「エコステーション」など合計20ブースでした。
その大部分がap bank Fesの中の「puu」と名付けられた子どもが遊べる遊具や雑貨店、ワークショップのエリアです。同エリアを担当するアースガーデンの鈴木幸一氏に話を伺いました。
「ap bank fesはバイオディーゼルを発電機の燃料として使用するなど、大型フェスのなかでは可能な限り環境にやさしいエネルギーに取り入れてきましたが、今回のapbankフェスは5年ぶりの開催ということもあり、この数年で大容量化して、注目を集めているポータブル電源とソーラーパネルをぜひ試してみたいと思い、Jackeryさんにご協力いただくことになりました。
使用したブースによっては、夜間の照明のためだけに使ったり、あるいは電気工具を使ってワークショップで竹細工をつくったりと、電気使用の実態も様々でしたが、好天によりソーラーで十分な充電ができたこともあり、「Jackery SolarSaga 200」のソーラーパネルによる充電で十分だったブースが過半数でした。
我々も各ブースに貸し出す際に使い方を説明し、1日が終わったタイミングで電池残量などを細かく管理することでポータブル電源と持ち運べるレベルのソーラーパネルでも数十ブースレベルのイベントの運営が可能なことが確認できたのは大きな収穫になりました」と語ります。
圧巻のステージと気持ちの良い空間
注目のライブステージでは、小林武史さん、櫻井和寿さんを中心に結成された「Bank Band」と小田和正さん、真心ブラザーズ、宮本浩次さん、ハナレグミなど、ミュージシャン全14組が熱いステージを繰り広げました。
夜になるとメインゲートの前には「CHIKAKEN」による竹細工の素晴らしいライトアップが行われましたが、こちらの電気もすべて昼間にソーラーパネルで充電したポータブル電源で賄われるなど、今回のイベントでは、ソーラーパネルを中心にJackery製品を数多くご活用いただきました。
たくさんの人が笑顔に包まれたこのイベント。Jackeryのソーラーパネルが来場したみなさんにとって環境問題を考えるきっかけの1つになれば幸いです。
Jackery Greenとは
ポータブル電源とソーラーパネルを製造・販売するJackeryは、ソーラーパネルを活用して太陽光エネルギーをポータブル電源に蓄電することで、グリーンエネルギーを使った個人ができるエコなライフサイクルを実現し、二酸化炭素の排出量を削減することで、地球環境にやさしい社会の実現を目指しています。
ソーラーパネルやポータブル電源の活用だけにとどまらず、「できること、すすめよう。for Green!」をキャッチコピーに、2022年度から環境に関する企業活動を推進していくため、「Jackery Green」というプロジェクトを開始しました。
キャッチコピーの通り、環境問題に対して、まずは小さくてもできることから、企業として何に取り組むことができるのかを考えながら一歩一歩実現していき、やがて大きなエネルギーになることを目標として活動を続けていきます。