介護施設の事業と利用者を不測の事態から守る。BCP対策の強いパートナー

使用用途や施設・企業の規模によっても異なりますが、災害時の電力確保の基準は72時間と言われています。そのため、使用が考えられる機器において72時間使用できることが条件となってくるでしょう。極力大きめの容量のものを選ぶと安心です。
Jackeryはバッテリーの容量を最大12Kwhまで拡張できるポータブル電源2000Plusをご用意。容量の足りなさを感じたときにも、自由に容量の追加できて便利です。

Jackeryポータブル電源を次のような機器では、絶対に使用しないでください。万が一使用中に給電ができなくなった場合命にかかわる被害が想定されます。
・医療機器や使用上、生命に関わる機器
・社会的、公共的に重要な機器など
・重要な事業用機器など

なお、心臓にペースメーカーを装着している方は使用しない 。

Jackeryポータブル電源は個人の安全に関係する、あるいは消費電力の大きな設備に給電できません。例えば、 医療機器、核施設設備、CPAP（シーパップ） 、スペースシャトルの製造などです。上記の設備の 使用後、火災、機器故障など個人の安全を脅かす事故の責任を取りません。

JackeryのPlusシリーズにはリン酸鉄リチウムイオン電池、その他の製品には三元系リチウムイオン電池を採用しました。そのため最大4,000サイクルの使用が可能（機種や容量による）。毎日使用しても約10年使用でき、その後も工場出荷時の電池容量約70%を維持します。そのためいつ来るかわからない自然災害に、とても備えやすい製品となっています。

災害時に活用される非常用電源の種類には、モバイルバッテリーや発電機、蓄電器、ポータブル電源などが挙げられます。
しかしモバイルバッテリーは小型で持ち運びには優れているものの容量が小さく、必要な機器の充電をカバーできません。
また発電機や蓄電池は、容量が大きく災害時のバックアップとして利便性には優れていますが、導入が大掛かり、重くて大きく移動に適さない等のデメリットも。
そのため容量も大きく導入も手軽、また電気がなくても太陽光発電で充電可能なポータブル電源+ソーラーパネルのタイプを選ぶといいでしょう。
Jackeryのポータブル電源はどれもソーラパネルがセットになっているため、太陽光発電が可能。停電が長く続く、災害時の非常用電源としておすすめです。

この2つは、人名や物を守ることに変わりはありませんが、その目的や定義が異なります。
防災計画は、自然災害や感染症、テロなどの緊急事態が発生した際、いかに人命や建物などの財産を守るかについての計画を定めるもの。一方で自然災害BCPは、いかに事業に与える被害を最小限にとどめるか、早く復旧させるかを定める計画で、緊急時の事業継続を目的としています。

自然災害BCPではライフラインの途絶が予想されるため、日用品等を手に入れられなくなる可能性が高いです。そのため、非常用おむつや非常用毛布、救急セット、1人3日分を目安とした保存食や保存水があるといいでしょう。また調理のためのガスコンロやトランシーバー、ヘルメットなども役立ちます。
一方感染症BCPでは自然災害BCPの備蓄品と併せ、マスクやゴム手袋、フェイスシールド、ゴーグル、使い捨て袖付きエプロン、ガウン、キャップ等の防護具などの感染対策に関わる資材が必要です。

介護事業所においてのBCP対策は、特に「自然災害」「感染症」発生時において重要視されます。
災害大国である日本は、地震や台風などの大規模災害が起きる可能性が高く、それを想定した避難誘導等の研究や訓練を定期的に行う必要があります。さらにライフラインの長期的途絶も予想されるため、通信手段や電力の確保に努めなければなりません。
また感染症発生時は施設内での感染拡大が予想され、施設内の業務がストップすることが考えられます。対応可能な人数に合わせ優先すべき業務を絞り込むことや、発生時の迅速な行動、感染拡大防止対策を事前に定めることが、事業と利用者の防衛につながります。

介護事業所がBCPを策定するには、平常時・緊急時の対応、外部との連携等の対応を明確にしていく必要があります。
事業所の特性や地域のリスク評価によっても策定すべき内容が違うため、自社が置かれている状況を見極めることが重要。事業所内での情報共有や連絡体制も、しっかり確立させておきましょう。
また作成後も定期的な見直しや改善の実施が、利用者を守ることにつながります。