【初心者から中上級者まで】ソロキャンプに必要な道具やおすすめ道具15選!費用にもこだわったおすすめを紹介
ソロキャンプは、誰にも邪魔されず、ひとり時間を自由に楽しむことができるので、万人問わずおすすめです。「ソロキャンプに挑戦してみたいけど、何から道具を揃えたらいいか分からない...」「ソロキャンプをもっと楽しくする道具が知りたい」
そのような悩みをお持ちの方は、多いのではないでしょうか。その道具があるだけで、ソロキャンプが何倍も楽しくなる、というキャンプギアも中には存在します。この記事では、ソロキャンプ初心者の方が最初に揃えておくべき道具一式や、中上級者向けのおすすめの道具もご紹介します。
独りを堪能できるソロキャンプの3つの魅力
自然の中で一人静寂に包まれ、焚き火の温かな輝きを眺める時間。ソロキャンプは心のリセットや自己発見に最適な方法です。都会の喧騒から離れ、平穏な時間を満喫できるソロキャンプには、次の3つの魅力があります。
キャンプ時間を自由に過ごせる
ソロキャンプでは、他人を気にすることもなく、全てあなたのペースで過ごすことができます。読書をしたり、料理を作ったり、散歩をしたり、お昼寝をしたり、焚き火を眺めたり。自然の静寂の中での行動は全てあなた次第です。
人と一緒に行くキャンプも楽しいですが、ソロキャンプでは焚き火や料理もあなたが独占することができます。一番いい位置で焚き火を眺めて、贅沢な料理を思う存分堪能してください。
ひたすら「何も考えない」ができる
日常生活では、次から次にやることが降ってきて、常に何かを考えているという人は多いと思います。何も考えずにぼーっとしたい時でも、周りの目を気にして、それがなかなかできないこともありますよね。
ソロキャンプにおいて、何をするかはあなたの自由ですが、それと同様に「何も考えない」のもまた自由です。自然の中で静かに座り、焚き火をただ眺めて、風の音や川のせせらぎに耳を澄ましてみてください。
あなたの心はきっと日常の枠から開放され、心身がリラックスし、ストレスが抜けていくのを肌で感じることができるでしょう。
現地のソロキャンパーとの出会いがある
複数人でキャンプに行くと、一緒に行った人たちで盛り上がるのが普通ですよね。ソロキャンプでは、ソロキャンパー同士で思わぬ出会いがあることがあります。
自分と同じようにソロキャンプを楽しんでいるキャンパーとは、自然と会話が生まれることがあるのです。ソロキャンパーによって、キャンプスタイルや持っているギアが異なるので、お互いのキャンプについて語り合うのは楽しいです。
基本はソロキャンプを楽しみつつ、話したいときだけ他のキャンパーと会話する。これによって独りの寂しさがない上に、ひとり時間を楽しむこともできます。
ソロキャンプ初心者に必要な道具一式リスト
これから本格的にソロキャンプをしていきたいと考えている方は、ここで紹介する基本道具を揃えておいた方がよいでしょう。キャンプ場でレンタルすることも可能ですが、毎回となると料金がかさんでしまいます。
ソロキャンプ初心者の基本道具一式:
・テント
・シュラフ
・ターブ
・テーブル
・チェア
①あなただけの秘密基地「テント」
泊まりのキャンプをする上で、テントは欠かせません。ソロキャンプにおけるテントの役割は次の通りです。
・安全な寝床を提供する
・日光や雨や風、虫や小動物から身を守ることができる
・比較的安定した温度や湿度を保ち、快適な睡眠環境を提供する
・プライバシーを確保する
ソロキャンプにおけるテントの選び方として、「コンパクトかつ軽量さ」は重要な要素になってきます。自由さを求めてソロキャンプをする方が多いと思いますが、荷物が重かったり、大きかったりすると、何かと不自由です。
その次に重視すべきが、「耐久性」です。雨・風を凌ぐ上で耐久性が重要になってきます。ソロキャンプだからと安いものを買ってしまったら、すぐに破れて雨が入り込んでしまうこともあるので、注意が必要です。
また、ソロキャンプではテントを離れた際にサイトが無人になり、盗難の危険があります。さらに、女性の場合は、就寝時に襲われたという被害も実際に報告されています。それらの防犯対策としても、テントの耐久性は重視すべきです。
特に、シルナイロンの素材は、軽量かつコンパクトで耐久性にも優れているため、おすすめです。
②快適な睡眠「シュラフ」
夏であればテントの中でそのまま寝ることも可能ですが、寒い冬ではそうはいきません。野外での夜間は特に気温が下がるので、体温を保つためにシュラフ(寝袋)を購入しましょう。
シュラフには、封筒型とマミー型の2種類がありますが、形状よりも季節に応じて使い分けることが重要です。厚さや保温性はシュラフによって異なるため、季節の気温にそぐわないものを持っていくと後悔するでしょう。
③風・日除け「タープ」
テントだけでは限られたスペースしか提供できない場合でも、タープを使用することで広々とした空間を作り出すことができます。また、デイキャンプを楽しむ場合には、風・日除けのためにもタープは必需品になります。
ソロキャンプにおけるタープの選び方は、「設営のしやすさ」です。ソロキャンプでは、基本的に一人で設営を行うことになりますので、一人でも簡単に設営できるタイプが望ましいです。
タープには、木にくくりつけるタイプと、ポールを使うタイプがあります。木がない場所でもタープを張れるポールタイプが初心者にはおすすめです。
➃料理・飲み物を置く「テーブル」
ソロキャンプで、作った料理や飲み物を置く際にテーブルが活躍します。また、料理の際に食材を切ったり、調理器具を準備したりするのにも役立ちます。
テーブルを選ぶ基準として、「コンパクトさ」が重要です。ソロキャンプでは道具をできるだけコンパクトにしたほうが、キャンプ場と自宅の行き来が楽になります。テーブルには、折りたたみ式と収納式があるので、お好みの方をお選びください。
また、テーブルの「素材」にも注目しましょう。焚き火の近くにテーブルを設置する場合、火の粉が付いて破れてしまう恐れもあります。アルミ製は軽量かつ耐久性に優れているので、おすすめです。
⑤くつろぐための必需品「チェア」
ソロキャンプでは、ぼーっとする時間や読書する時間など、静かに過ごすことが多いと思います。そんなときに重宝するのがチェアです。チェアがないと、地面に座ったり、常にテントの中にいたりすることになりますので、あまりリラックスできません。
ソロキャンプで使うチェアを選ぶ上で重要なのが、「座り心地」と「軽量さ」です。ソロキャンプ中はチェアに座っている時間が長くなります。そのため、ソロキャンプを快適に過ごせるかどうかはチェアの座り心地にかかっていると言っても過言ではありません。
また、座り心地を重視すればするほど重量が重くなってきます。そうなってくると、持ち運びが不便で使い勝手が悪くなります。そのため、座り心地と軽量さのバランスを考えながら、あなたに合ったチェアを選びましょう。
中上級者におすすめ!ソロキャンプを快適にする道具5選
基本道具をそろえたら、ソロキャンプをすることは可能です。しかし、せっかくのソロキャンプですから、より快適にその魅力を堪能したくないですか?
ここでは、基本道具は持っているという方に向けて、ソロキャンプを快適にする道具5選をご紹介します。
①電気で快適に「ポータブル電源」
ソロキャンプでこれがあるのとないのとでは、歴然の差があるといえるのが「ポータブル電源」です。ポータブル電源があることで次のようなメリットがあります。
・コンセントのない場所でも宅の家電も使い、より幅の広いキャンプ料理が楽しめる
・食材や飲み物をキャンプ終了まで冷やし続けることができる
・快適な気温に調整することができる
・緊急時のスマホを常にフル充電にしておける
ポータブル電源の中でも特におすすめなのが「Jackery ポータブル電源 1000 Pro」です。
●Jackery ポータブル電源 1000 Pro
Jackery ポータブル電源 1000 Proが定格出力は1000Wの高出力のため、炊飯器や小型冷蔵庫などの家電がソロキャンプでも使用できます。ソロキャンプ初心者でも、普段使用している家電が使えたら難易度も下がり、安心ですよね。コンパクトかつ軽量で、ハンドルが付いているので、持ち運びも便利です。
商品の特徴
・ソーラーパネル、コンセントを使い、最速1.8時間で高速フル充電が可能
・軽量コンパクトで、ソロキャンプでも持ち運びが楽チン
・LEDライト搭載で、夜間のライトとしてテント内や移動中に使える
・自然放電しにくいため、山災害などの非常用としても便利
・保証期間が5年(3年+無料延長サポート2年)ついてるため安心して使用できる
・1000サイクルの長寿命と静音設計により、ソロキャンプに集中できる
・耐振動・耐衝撃・耐低温設計がされているため、場所を選ばずソロキャンプできる
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
1002Wh |
定格出力 |
1000W/正弦波(最大瞬間出力:2000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:1.8時間 |
保証期間 |
5年間 |
②焚き火の必需品「焚き火台」
焚き火をするためにソロキャンプをする、という方は多いのではないでしょうか。薪の爆ぜる「パチパチ」という音を聴きながら、炎のゆらめきを眺める。日頃の疲れを忘れて、まるで自然と一体化したような心地よい感覚に、我を忘れてしまいます。
そんなソロキャンプの醍醐味が詰まった焚き火をするための必需品が「焚き火台」です。焚き火台には様々な種類がありますが、その用途によっても商品は変わってきます。
鑑賞用として焚き火をする方は、より軽量でコンパクトなタイプがおすすめです。筆者は、組み立てが簡単で、軽量かつコンパクトである網タイプのものを重宝しています。
料理用として焚き火をする方は、ゴトクや焼網が搭載されているタイプがよいでしょう。土台がしっかりしている点も重要です。
③万能クッカー「メスティン」
熱伝導性の高いメスティンは、お米を炊くだけでなく、茹でる・煮る・焼くといった調理にも最適な万能クッカーです。そして、ハンドルが付いているためコンパクトに収納でき、軽量なので、ソロキャンプの料理では大活躍します。
メスティンの選び方としては、バリ取りがされているもの、水量の目盛りが刻まれているものがおすすめです。それによって、メスティンとお米だけを持っていけばすぐにお米を炊くことができます。
メスティンとは本来、スウェーデン・トランギア社のアルミ製調理器具のことを指しますが、現在は他社からも豊富な種類が出ています。あなたの用途に合ったメスティンを選んでみてください。
➃癒し空間「ランタン」
ソロキャンプの雰囲気作りに一役買ってくれるのが「ランタン」です。ランタンは明かりとして、夜間の移動中やテントで使用するだけではありません。料理をする際に手元を照らしてくれたり、暖色の光がソロキャンプを癒やし空間にしてくれたりします。
ランタンには、電池・充電、ガソリン、ガス、オイルの主に4種類があります。
初心者におすすめなのは、電池・充電式です。テント内でも使用でき、管理がしやすいのが特徴です。雰囲気のあるランタンがお好みの方は、オイル式を選びましょう。テント内では使えませんが、キャンドルのような炎のゆらめきが癒やしを与えてくれます。
費用を抑える!100均で調達できるソロキャンプ道具5選
100円ショップには、ソロキャンプで重宝する道具がたくさんあります。できるだけ費用を抑えたいという方には必見の内容です。ソロキャンプにあると非常に便利なので、ぜひ参考にしてみてください。
①焦げ付き防止「メスティン折り」
メスティンをそのまま使用された方はよくご存知かと思いますが、メスティンで直にお米を炊くと、お米がこびりついて洗うのが困難です。そこで「メスティン折り」をメスティンにセットしてからお米を炊くと、こびりつくことはなく、片付けが楽になります。
筆者もメスティンでお米を炊く際は必ずメスティン折を下に敷いています。
②移動が楽チン「折りたたみキャリー」
車がないとソロキャンプに行けないと考えている方も安心してください。折りたたみキャリーがあれば、重たい荷物を載せて、キャリーを引くだけで簡単にキャンプ場に向かうことができます。
ソロキャンプと言えど、やりたいことは多く、荷造りをしてみると意外と重かったという経験は誰しもありますよね。キャリーがあると、電車や徒歩でも楽に移動することができるので、おすすめです。
③ごみ袋をかけれる「フッククリップ」
キャンプをしているとゴミが出てきますが、ゴミ袋をかける場所に迷うことは多々あります。そんな時に「フッククリップ」があれば便利です。タープやキャリーなどのポールに取り付けるだけで、ゴミ袋をかけることができます。
ゴミ袋以外にも、帽子やカバン、料理器具などもかけられるので、一つ持っているだけでソロキャンプを快適に過ごすことができます。
➃風で火起こし「火吹き棒」
焚き火作りで着火する際には、風の力が必要です。ある程度火が薪に移ったら、風を送ることで火を大きくして、薪に完全に火を付けます。風を起こすための道具として、平たくて丈夫なものを探しますが、なかなか見つかりませんよね。
そんな時に火吹き棒があれば、焚き火を素早く作ることが可能です。火吹き棒は伸び縮みするので収納しやすく、さっと取り出せるので便利です。
⑤手軽に料理「折りたたみコンロ」
ソロキャンプにおいて、軽量さを重視している方には「折りたたみコンロ」がおすすめです。さっと組み立てて小さなコンロが完成します。着火剤を置けば、手軽に料理が可能になりますし、焚き火台としても使用できます。
折りたたみコンロはメスティンの中に収納することも可能なので、お米を炊くためのセットとして持っていると便利ですよ。100円なので、万が一壊れてしまっても諦めが付きやすいので、ソロキャンプ初心者の方はぜひ検討してみてください。
まとめ|ソロキャンプ道具一式を揃えよう
ソロキャンプには、都会の騒がしさから開放され、自然の中でひとり時間を満喫できるという魅力があります。
これからソロキャンプを本格的に始めたいという方は、まずはテント、シュラフ、タープ、テーブル、チェアからそろえましょう。それらを持っているという方は、この記事で紹介したソロキャンプを快適にしてくれる道具がおすすめです。
あなたに合ったソロキャンプ道具を携えて、快適なソロキャンプライフを楽しんでください。
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