初心者と犬連れさんにやさしい「LANTERN CAMPING FIELD MORIYAキャンプ場」に行ってみた

初心者と犬連れさんにやさしい「LANTERN CAMPING FIELD MORIYAキャンプ場」に行ってみた

茨城県守谷市の常総運動公園に2022年7月15日「LANTERN CAMPING FIELD MORIYA」というキャンプ場がオープンしました。キャンプメディア『LANTERN(ランタン)』の運営会社である、株式会社パシュートがこちらの運営に携わるそうです。一体どんな施設になるのか、また運営に関わることになった経緯について、実際に現地に訪問して話を伺いました。

都心から約1時間の良好なアクセス

都心から約1時間の良好なアクセス

茨城県守谷市は、都心からのアクセスもよく、さらに住みやすい街ランキングで1位にもなったことがある、自然環境と買い物の利便性なども揃った人気のエリアとして知られています。

今回のキャンプ場の特長は、市内にある常総運動公園の中の原っぱエリアを活用する形で運営する点にあります。公園の中にあるキャンプ場とは、一体どんな感じなのでしょうか。

早速、Jackeryの新橋オフィスを出て、高速道路に乗って、現地に向かうとわずか1時間程度で到着。道は分かりやすく、近くには大型スーパーもあり、買い物がしやすいのも嬉しいところ。

こちらの施設は、区画サイトとフリーサイトが用意されており、さらにその中で電源サイトや犬同伴可能なサイトも用意されています。

また、大きな特長としては、ドッグランやドッグプールが用意されているため、ワンちゃんと一緒にキャンプを楽しみたい、という方にも最適です。

さらにトイレや炊事場も新品のため、キレイで使いやすく初心者にも安心の施設と言えるでしょう。

市内にある常総運動公園の中の原っぱエリアを活用する形で運営する点
トイレや炊事場も新品

夏キャンプを堪能する

早速、我々は1区画を使って、タープを広げてデイキャンプをスタートしました。

夏ということで、扇風機をポータブル電源を使って稼働させ、涼しい風を受けながら、まずはかき氷を楽しみます。

続いてミキサーを使ってスイカのスムージー作りに挑戦しました。さっぱりした味が夏にぴったりです。

最後はビールサーバーを使って生ビールを楽しみながら、ホットプレートでサムギョプサルを堪能しました。

まだプレオープンということで、広々とした空間でゆったりとしたデイキャンプをすることができました。

夏キャンプを堪能する
jackeryポータブル電源でビールサーバーを使って生ビールを楽しむ
jackeryポータブル電源でホットプレートでミキサーを使ってスイカのスムージー作り
jackeryポータブル電源でホットプレートでサムギョプサルを堪能

公園活用としてのキャンプ場

公園活用としてのキャンプ場

今回の施設で気になるポイントは、なぜキャンプメディアの『LANTERN』を運営する会社がキャンプ場を運営をすることになったのか。

ちょうど現場に株式会社パシュートの代表取締役である中道麦さんが来ているということで、同施設オープンまでの経緯について話を聞いてみました。

もともと株式会社パシュートは、Web制作会社としてスタートしましたが、中道さんが趣味でキャンプを楽しむうちに「キャンプ初心者向けの情報がWebに少ない」ことに気づき、その情報を提供するためにキャンプメディア『LANTERN』を立ち上げました。

キャンプ関連の情報を発信する中で、次第に自治体から相談を受けることも増え、現在は「アウトドア×地方創生」を掲げて、自治体が抱える問題解決のために、キャンプやアウトドアイベントの開催などを活用することが増えてきました。

そうした活動の結果、三重県いなべ市でドッグラン併設キャンプ場「やまてらす」、長野県小谷村で「雨飾高原キャンプ場」という2つのキャンプ場を運営するようになったそうです。

地方の課題解決としてのアウトドア以外に、もう一つの流れが、日本全体が人口減少に伴って公園の利用者が減っていく中で、「空き家問題」と同じように「誰にも使われない公園」問題が出ていることです。

いま日本では、利用者が減っている公園対策のために、いかに既存の公園を活用していくのかが、課題となっているそうです。

その中で、注目されているのが「公募設置管理制度(Park-PFI)」です。

Park-PFIとは、民間事業者などから、既存の公園を活用する企画を募り、公園内で新たな取り組みができる仕組みのこと。

今回の「LANTERN CAMPING FIELD MORIYA」は、守谷市がPark-PFI制度で公募を行い、それに対してパシュートが近隣の施設の運営会社などと一緒に1つの事業体を作り、公募し、選定されたことで作られたキャンプ場でした。

つまり、地方自治体と民間事業者の協力によって公園をさらに活用してもらうための解決法の一つとして、誕生したキャンプ場だったのです。

「これは我々にとっても大きな挑戦です。公園内のスペースに弊社のノウハウを活かしながら、どれだけ人を集めて、満足して帰ってもらうのか。大きなメリットになるのが、都心から1時間というアクセスの良さです。この立地の良さは活かしていきたい。また、データを見ると、守谷周辺は犬の人口がかなり多いことが分かっているので、ドッグランやドッグプールなども導入して、犬を連れた方も来やすいように工夫を凝らしています」(中道氏)

利用イメージで最適なモデルを考える

株式会社パシュートの代表取締役である中道麦さん

初めてのキャンプ場に最適な場所を目指して

初めてのキャンプ場に最適な場所を目指して

茨城県には多くのキャンプ場があるが、守谷市ではこちらが初のキャンプ場になるという。客層について、現場スタッフとして働く株式会社パシュートの関哲郎さんに話を聞いてみました。

「問い合わせの仕方などから、初心者の方が多いのかな、という印象でした。キャンプをやってみたい、という声は聞きますが、実際にやってみるまでは意外とハードルが高いケースもあります。その一つがキャンプ場へのアクセスの問題があります。その点、ここはアクセスが良く、駐車場からの道も平坦なので、キャンプデビューには最適な場所だと言えると思います。ぜひ多くの人に来て欲しいですね」

初めてのキャンプや初心者が多いデイキャンプなどにも最適の同施設。気になる方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

ご予約など詳細は以下のサイトをご参照ください。
https://www.lantern-moriya.camp/

初めてのキャンプ場に最適な場所を目指して
株式会社パシュートの関哲郎さん

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