1.ボーナスの使い道で世間的に多い内容は?
ボーナスの使い方にお悩みの方は、「世間ではどんな使われ方をしているのだろう?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは世間のボーナスの使い道についてまとめています。参考にしてみるのも良いですね。
●世間では半分以上を貯蓄する人が多い?
消費者庁が発行する資料では、ボーナスの使い道として一番多かったのは「貯蓄」でした。調査を行った1,888人中、29.7%の方が貯蓄と回答しています。下記に上位5つの回答をまとめていますので、参考にしてください。
[消費者庁がまとめたボーナスの使い道に対する指標]
1位 |
貯蓄 |
29.7% |
2位 |
ローン返済 |
11.8% |
3位 |
国内旅行 |
11.5% |
4位 |
外食 |
8.8% |
5位 |
生活家電 |
7.6% |
参照元:ゴールデンウィークの過ごし方及び ボーナスの使途予定に 関する意識調査結果
●生活防衛費として貯蓄するのはアリ
ボーナスの使い道を特に決めていないと答えた方も、全体の13.1%を占めていました。とくに20代に多く、初めて受け取ったボーナスの使い道がわからない方が多いとも取れますね。ただ、とくに意味もなく散財してしまうのも、もったいない気がします。そんなときは、
「使い道が決まるまでは貯蓄しておく」
「何かあったときのために残しておく」
という“生活防衛費”という選択肢として「貯蓄」を選ぶのも、良い考えではないでしょうか。最近では地震や台風などの自然災害が各地で発生している中で、いつ自分の身に降りかかるかわからない状況でもあります。目先の物欲で使ってしまうよりも堅実な判断としてアリではないかと思います。
2.ボーナスの使い道として面白いと感じる使い方
ボーナスを全て貯蓄に回してしまうのは、なにか味気ないと感じる方も多いと思います、少しくらいは日頃から仕事で頑張っている自分へのご褒美としてお金を使う喜びに満たされたいですよね。ここではボーナスの使い道としておすすめの、面白い使い方をご紹介します。
●手が出なかった高額商品を思い切って購入
月収では手が出なかった高額商品を、自分へのご褒美として購入するのも良いですね。マイライフニュースのアンケート調査「高額商品購入ランキング」では、”生活家電”が696人中1位となっています。上位5位までを下記にまとめていますので、参考にしてください。
[2021年高額商品ランキング]
1位 |
生活家電 |
10.1% |
2位 |
パソコン・タブレット |
8.5% |
3位 |
スマートフォン・携帯電話 |
8.3% |
4位 |
食事 |
7.8% |
5位 |
旅行 |
6.5% |
参照元:「高額商品ランキング2021」
生活家電の詳細としては、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどを買い替えた答えた方が多かったようです。たしかに、壊れてから慌てて購入するより、まとまったお金があるときに老朽化してきた生活家電を最新のものに買い替えるのは、使えなくなってしまったときの不便さを考えると、余裕をもって自分の好きなものを選べるので良いですね。
●行ったことのない海外へ冒険の旅に出る
まだ行ったことのない海外へ旅行に行くのも、冒険心をくすぐられますね。
「海外旅行をしたことがない」
「あえて辺境の地を旅行先に選んでみる」
のも、自分を磨く旅になるのではないでしょうか。目的地や目標を決めて旅立ち、そこで得た経験は、あなたに違った世界を感じさせてくれるはずです。ひょっとしたら価値観が変わる出来事があるかもしれません。私たちは大人になると、子供の頃に感じていたものを忘れ日々の生活に追われがちになってしまっています。非日常を過ごすために、予算の範囲内で行ける海外旅行もまた、あなたにとって良い経験になるのではないでしょうか。
●ふるさと納税をしてみる
ボーナスをお得に活用する方法として、「ふるさと納税」がおすすめです。ふるさと納税を活用して寄付をすることで、所得税からその分の控除を受けることができます。寄付をした自治体から返礼品ももらえてお得
です。ふるさと納税をする時点では、寄付金が必要です。これをボーナスでまかなうわけです。寄付金はのちに所得税から控除されますが、年収によって寄付金控除される税額に上限があることは忘れないでください。
●投資に挑戦してみる
ボーナスはある程度まとまったお金が手元に入ります、そのお金を資金にして「投資」に挑戦してみるのも良い方法ではないでしょうか。ただ、あまり知識のないままにFXや株に手を出してしまうと大きく損をしてしまうかもしれません。この場合の投資先としては、“積立NISA”が良いでしょう。
毎月コツコツと積み上げていくことによって、あなたの10年後、20年後には確実に資産となっています。ボーナスで積立NISAを行う場合、月々では積立てる余裕がない場合に有効です。次のボーナス支給日までの半年分を口座に入れておけば、毎月積立てていることになります。
毎月1万円ずつ積立NISAで投資すると、10年後の利益は約10万円。資産額は127万円となります。銀行の定期預金より利回りは良いのでおすすめです。
●自宅の防災準備、設備を整える
まとまったお金が手元にはいる、いわば「臨時収入」を、今まで必要性は感じつつも後回しにしてきた防災準備や防災設備に使うのも良い方法ではないでしょうか。近年、地震や台風、突発的な集中豪雨など、自然災害が日本各地で起きています。
必要性を感じていない方は少ないのではないでしょうか。ただ、毎月の収入から捻出するには余裕がない場合、ボーナスを思い切って「守り」に使いましょう。
・自宅にある家具が倒れないよう耐震設備を整える
・自宅自体に耐震設備を施す
・防災グッズを購入する(普段では購入できないもの)
とくに、地震による停電などで家電が使えないときのことを考えて、高価な防災設備であるポータブル電源を購入して停電に備えるのもひとつの方法です。ポータブル電源は、モバイルバッテリーよりも容量が大きく、屋外などで家庭用コンセント(AC100V)が使用できるようになる電力供給源です。ポータブル電源なら、自宅の節電対策にも使えるので、おすすめの防災設備です。
関連人気記事:日常生活と避難生活のどちらにも有効、ポータブル電源&ソーラーパネルでお手軽に防災対策
●親孝行として家族旅行を提案する
社会人になるときや家族を持ったとき、親のありがたみを実感した方は多いのではないでしょうか。しかし、改まって親に感謝を伝えるのは少し恥ずかしい気もしつつ、ついつい後回しになっている方も少なくないでしょう。
社会人になって初のボーナスをもらったときが、親孝行をするチャンスでもあります。初任給で親に感謝の贈り物ができなかったなら、このタイミングで少しばかりの感謝を贈ってみるのもボーナスの良い使い道ではないでしょうか。
●推し活を堪能する
「推し活」とは、自分にとってイチオシの人やキャラクターを、さまざまな形で応援する活動のことを指します。推しの出ているライブやイベントに参加、見に行ったり、グッズを買ったりするのもその活動の一部です。推し活のメリットは、
・元気をもらえる、癒される
・恋愛に近いときめきを味わえる
・仕事や勉強のモチベーションが上がる
などがあげられるでしょう。日々の楽しみが増え、頑張るモチベーションにもなるのが推し活の魅力です。ボーナスのほとんどをつぎ込む必要はありませんが、日頃我慢して蓋をしている栓を抜くことも大切です。好きなことに全力を注げる良い機会でもあるので、推しへの熱い気持ちを形にしてみるのもボーナスの使い道としては有意義な使い方ではないでしょうか。
●ボーナスなどの臨時収入は別通帳で管理する
ボーナスの使い道を「貯蓄」に回すことを選んだ方にぜひやってほしいことがあります。それは、ボーナスなどの“臨時収入”を、普段使用している口座とは別の口座で管理することです。普段使いで使用している口座に入れておくと、「まだこれだけお金が残っている」と油断してしまい、日々の生活費で少しずつ消えていく恐れがあります。
「気づけばなくなっていて、何に使ったかわからない」
なんてことにもなりかねないので、臨時収入は別の口座に移して目の届かないところで保管しておくことをおすすめします。
3.ボーナスの使い道として失敗&後悔を感じる使い方
次に、ボーナスの使い道として後悔してしまう使い方をご紹介します。事前に知っておけば、後悔することもないですよね。ボーナスを有意義に使いたいと思う方は、以下にご紹介している使い道は選ばないよう気を付けましょう。
●ギャンブルや衝動買いで使い果たす
“臨時収入“が入ると、気が大きくなりがちです。
「なかったはずのお金」
「消えても日々の生活には困らないお金」
と考えてしまうと、つまらないことに使ってしまうおそれがあります。とくにギャンブルは、「増やせる可能性がある」という淡い期待が命取りになりますので注意しましょう。もともとギャンブルは、トータルで言えば賭ける側が損をするようにできています。賭け事をした初日に偶然勝ってお金が増えたとしても、そこでやめる人は少ないです。気づけば全て失ってしまったことにもなりかねないので、ボーナスをギャンブルにつぎ込むことはしないようにしましょう。
●クレジットカードの返済でおわってしまう
普段からクレジットカードで決済している方は、「ボーナス払い」を利用した経験ありませんか?ショッピングで生活家電や服をボーナス払いで購入するのはやめた方が良いです。
これが習慣化してしまうと、手持ちのお金や月の収入を気にせず使うようになってしまいます。すると、次第にボーナスではまかなえ切れなくなり家計や生活が破綻してしまうことにもなりかねません。また、せっかくもらったボーナスが手元に残らないと、後悔することにもつながってしまうので、必要なものはお金を貯めて、計画的に購入するように心がけましょう。
●趣味や自己投資のみで使い果たす
ボーナスを全て趣味や自己投資で使い果たすのも、あまり良い使い方とは言えません。形として残らないからです。ボーナスは、基本的に「使い分ける」ことをおすすめします。
「自由に使えるお金」
「将来のために使う」
「貯めるお金」
の3つくらいに振り分けて使うようにしましょう。お金は計画的に使えるようにならないと、あとあと失敗や公開に繋がってしまいます。お金を振り分けたうえで、自分が満足できることを考えられるようになりたいですね。
4.ボーナスの使い道で防災対策におすすめのポータブル電源4選
ボーナスの使い道として防災面の強化をするのもおすすめな方法です。防災対策として、停電したときの電力供給源の確保におすすめなのがポータブル電源です。非常用電源として、事前に充電しておくことで、好きな場所でモバイル機器や生活家電に給電が可能です。
防災以外に、電気代の安い夜間に充電し、昼間に充電した製品から電気を使ったり、ソーラーパネルを併用することで太陽光から電気を蓄え使用することで、節電対策に繋げることも可能です。
以下に、防災対策、節電対策に使えるJackery(ジャクリ)のポータブル電源とソーラーパネル製品をご紹介していますので、ボーナスの使い道として検討してみてください。
●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット
Jackeryの中でもトップクラスの容量を誇るポータブル電源です。最大24kWまで増設バッテリーで増設もできるので、停電時の生活家電に安定した電力を供給することが可能。持ち運びにも考えられており、キャリーケースのように引いて運べるため移動もラクラクです。
●Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セット
手に持って持ち運びができるコンパクトさを持ち合わせながら、1264Whの容量でスマホの充電なら約65回充電できる容量を持つポータブル電源です。電子レンジが使用できるので、災害対策としてレトルト食品などの非常食を温めることも可能。停電時の不便さを解消し、避難時にも持っていくことのできるモデルです。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット
電気ケトルやIH調理器も使用可能な中容量モデル。カップラーメンなどの非常食を電気ケトルを使いお湯を沸かして食べることができ、避難時に手軽に持ち運びも可能です。たとえ電力を使い切ったとしても、昼間に太陽光から本体を充電できるので長期的な停電にも対応できる製品としておすすめです。
●Jackery Solar Generator 300 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット
停電災害時に一番困るのは、スマホが使えなくなることです。連絡や情報を入手する手段がなくなってしまうと、孤立した環境下の場合避難が必要になったとき、最悪命の危険もさらされてしまいます。この製品があれば、たとえ停電が長期化してもスマホの充電も安定して供給できるうえ、ちょっとした家電(照明器具や電気毛布など)も動かすことが可能です。電力を使い切ったとしても、太陽光から充電も可能なので、おすすめです。
まとめ:ボーナスの使い道は自分の将来へ投資するのが吉
今回の記事では、ボーナスの使い道として面白い、興味がわきそうな手段を中心にまとめました。そのうえで、失敗しない、後悔のないように失敗例も一緒にまとめていますので、参考にしていただけたら幸いです。
せっかくの臨時収入です。自分へのご褒美はもちろん、まとまったお金は計画的に使いたいものです。自分の将来のためにも、守りを固める防災への意識や、スキルアップなど有意義な使い方ができるといいですね。
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