停電から冷蔵庫を守れ!食材は何時間もつ?動かない時の対処法も伝授

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停電が長引いたとき、冷蔵庫の食材が傷まないか気になりますよね。結論から言うと、冷蔵庫はドアを開けなければ停電から2〜3時間は保冷されます。ただし夏場や停電が長引く場合は早く温度が上がるため、すぐにできる対策を知っておくことが大事です。

この記事では停電したときに冷蔵庫の食材を守る5つの行動と、停電復旧後の冷蔵庫の正しい使い方、普段からできる冷蔵庫の停電対策を順番に解説します。この記事を読んで、すぐに冷蔵庫の停電対策をはじめましょう。

目次
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1.停電すると冷蔵庫内の食材は何時間もつ?

停電すると冷蔵庫内の食材は何時間もつ?停電してからどれくらいで食材が傷むかは、冷蔵庫の種類や外の気温・庫内の詰め方によって変わります。また、食材の種類によっても違います。 

 冷蔵室はドアを開けなければ停電後2〜3時間は保冷される。ドアを頻繁に開けると温度上昇が早まる

 肉・魚・乳製品は温度変化に弱く、2〜3時間を超えたら調理するか廃棄を検討する

 ハードチーズ・ジャム・ゼリーは水分が少なく菌が繁殖しにくいため、やや長く保ちやすい 

以下で詳しく解説します。

冷蔵庫内は停電しても2〜3時間は保冷される

冷蔵庫はドアを開けなければ、停電から2〜3時間は庫内の温度を保てます。すぐ復旧する停電なら問題ない時間ですが、台風や地震など大きな災害では停電が数時間〜数日に及ぶことも。こうなってくると、事前の対策が必須です。

●傷みやすい食材:肉・魚・乳製品など

冷蔵庫の停電時に特に傷みやすいのが、肉・魚・乳製品といった冷蔵保存が必要な食品です。とくに魚は傷みやすい食材なので冷蔵庫が止まったら2〜3時間以内に食べるか、廃棄を検討しましょう。 

また牛乳やヨーグルトなどの乳製品も温度変化に弱く、冷蔵庫が停電するとすぐに傷みやすい食品です。牛乳やヨーグルトは冷蔵庫の温度が10℃以上になると品質が劣化しやすくなるため、異臭や酸味が強くなったら廃棄してください。

傷みにくい食材:ハードチーズ・ジャム・ゼリーなど

ハードチーズやジャム、ゼリーのような、水分が少ないため菌が繁殖しにくく保存性の高い食品は冷蔵庫の停電時でも比較的傷みにくいです。 

乳製品であるチーズは傷みやすいタイプもありますが、パルメザンやチェダーなどのハードチーズは水分が少なく傷みにくい傾向にあります。 

また、ゼリーは保存しやすく、すぐに食べられるので災害時の非常食としてもおすすめです。ただし、果物入りのゼリーは高温環境に適していないので、停電が発生して冷蔵庫が停止したらすぐに食べるようにしましょう。

関連記事:夏場の停電は冷蔵庫のリスクも高い!何時間もつか食材別の目安と対策を解説

2.停電から冷蔵庫の食材を守る5つの方法

停電したら冷蔵庫の食材を守るに取るべき4つの行動

冷蔵庫停電後の行動しだいで、食材が傷むまでの時間を伸ばせます。停電時に冷蔵庫の以下の5つの食材を守る方法をあらかじめ覚えておきましょう。 

 ドアの開閉を最小限にする:開けるたびに庫内の冷気が逃げて温度が上がる。中を見るときはまとめて確認して素早く閉める

 凍った保冷剤を冷蔵庫に移す:冷気は下に向かうため最上段に置くと庫内全体が冷えやすい

 生鮮食品はガスコンロで調理する:肉・魚は2〜3時間以内に調理してしまうのがおすすめ

 ドライアイスを使う:直接食品に触れないよう布に包んで使う。素手では触らないこと

 ポータブル電源で冷蔵庫を動かす:冷蔵庫を止めずに済む確実な解決策

最強の停電対策は、ポータブル電源で冷蔵庫に給電することです。以下で詳しく解説します。

①停電したら冷蔵庫ドアの開閉は最小限に

停電したらできるだけ、冷蔵庫のドアを開けないようにしましょう。

東京電力によると、冷蔵庫ドアの開閉時間と回数を半分にすると約15%の省エネになります。

出典:東京電 冷蔵庫に関する省エネのコツ

ドアの開閉で上がった温度を下げるために多くの電気を使うということは、それだけ庫内温度も上がっているということですね。停電したらドアの開閉は最小限にして、冷蔵庫内の温度をできるだけ保ちましょう。

②停電したら凍った保冷剤を冷蔵庫にうつす

停電したら凍った保冷剤を冷蔵庫の最上段に移しましょう。

冷たい空気は下に降りていくため、保冷剤の冷気が冷蔵庫内に広がり冷蔵庫の温度上昇を抑えられます

「保冷剤なんて持って無い」

という方は、凍らせた米や冷凍食品で代用しても良いでしょう。停電が復旧した後に冷凍食品が溶けていたら廃棄してくださいね。

ただし、冷蔵庫ドアの開け閉めは庫内の温度を上げるので素早く作業してください。停電したら保冷剤を冷蔵庫に入れて、少しでも温度の上昇を抑える対策をしましょう。

③停電した時に冷蔵庫内の生鮮食品はガスコンロで調理しても良い

冷蔵庫内にある生鮮食品は、停電したら傷む前にポータブルのガスコンロで調理しても良いでしょう。

停電が長引くと、肉や魚などの生鮮食品が食べられなってしまいます。せっかく買った食材を捨ててしまうのは非常にもったいないです。

ガスコンロで調理してしまえば肉や魚等の生鮮食品も食べることができるので、停電が2~3時間以上長引くようなら火を通して食べてしまいましょう。

➃ドライアイスを使用する

停電から冷蔵庫の食材を守るなら、ドライアイスを使用するのもおすすめです。ドライアイスを使用すれば冷蔵庫内の温度を下げることができ、食材の鮮度を長持ちさせることができるようになります。 

停電時に冷蔵庫でドライアイスを使用する際は、食品に直接触れないように新聞紙や布で包んで隅に配置することがポイントです。また、凍傷の可能性があるため、ドライアイスは素手で触らないように注意しましょう。

⑤ポータブル電源で冷蔵庫を動かす

冷蔵庫の停電対策:ポータブル電源で冷蔵庫を動かす

ポータブル電源とは、大容量のバッテリーを内蔵した持ち運べる蓄電池のことです。モバイルバッテリーとは違い、冷蔵庫のようなコンセントが必要で消費電力が大きい家電にも対応します。 

ただし、容量の小さいポータブル電源では、冷蔵庫を動かすとすぐに電力が尽きてしまいます。停電対策に使うなら容量2,000Wh以上のポータブル電源が目安です。

たとえばJackery ポータブル電源 2000 Newは容量2,042Wh・定格出力2,200Wで、消費電力15〜520Wの冷蔵庫なら最大72時間(0℃保温時)動かし続けられます。

3.停電復旧後の冷蔵庫の正しい使い方

停電が長引いた時の冷蔵庫3つの注意点

停電が復旧したあと、冷蔵庫をすぐにいつも通り使い始めるのはNGです。冷蔵庫への負荷を減らすために以下の3点を順番に確認してください。 

 復旧直後は10〜15分待ってから電源を入れる:停電復旧時に一気に高い電流が流れ、すぐに電源を入れると故障につながることがある

 電源が入らない場合はコンセントを抜いて1時間待ってから差し直す:保護装置が働いている可能性があり、時間をおくことで解除されることがある

 設定がリセットされていないか確認する:停電後は温度設定やエコ機能がリセットされていることがあるため、取扱説明書を見ながら確認する 

順番に確認して、冷蔵庫への余計な負荷を避けましょう。

①停電復旧後すぐに電源を入れない

停電が復旧した直後は、10〜15分ほど待ってから冷蔵庫の電源を入れてください。復旧の瞬間は電圧が不安定になることがあり、すぐに電源を入れると内部の圧縮機(冷媒を循環させる部品)に大きな負荷がかかります。これが故障の原因になることがあります。

なお、雷が原因の停電の場合は、コンセントを抜いた状態で復旧を待つと安全です。コンセントをつないだままだと復旧のタイミングで大きな電圧がかかり、故障するリスクがあります。

②電源がつかないならコンセントを抜いてしばらく待ってからつけ直してみる

停電復旧後に冷蔵庫の電源が入らない場合、冷蔵庫内部の保護装置が働いている可能性があります。一度コンセントを抜き、1時間ほど置いてから差し直してみてください。また、電源がつかない場合の操作が書かれていることがあるので、取扱説明書を確認しましょう。 

それでも動かない場合は、メーカーや家電量販店のサポートに連絡してください。

③設定がリセットされている可能性があるので確認する

停電後に電源が入ったとしても、冷蔵庫の温度設定・速氷機能・エコモードなど各種設定がリセットされていることがあります。たとえばPanasonicの冷蔵庫ではクーリング・アシスト機能やエコナビ学習機能がリセットされます。

参考:Panasonic公式FAQ 

設定が戻っていた場合は、取扱説明書を見ながら元に戻しましょう。

4.普段からしておきたい冷蔵庫の停電対策


停電は突然やってくるため、日頃からの準備が大事です。今すぐできる冷蔵庫の停電対策を以下にまとめました。

冷凍庫に食材や保冷剤を詰めておく:庫内を8〜9割埋めると食材同士が冷やし合い、停電時の温度上昇を遅らせられる

冷蔵室はすき間を開けておく:詰め込みすぎると冷気の流れが悪くなる。7割程度の収納量を目安にする

保冷剤を冷凍庫に常備しておく:停電時の保冷と、普段の冷凍庫の隙間埋めを兼ねて活躍する

ポータブル電源をつなぎっぱなしにしておく:UPS機能付きのモデルなら冷蔵庫を止めずに済む。停電後しばらく動かし続けることも可能 

詳しくチェックして、できる対策から取り掛かってみましょう。

冷蔵庫の停電対策①冷凍庫には食材や保冷剤を詰めておく

冷凍庫内は、できるだけ物を詰めておきましょう。日本冷凍食品協会によると、

“冷凍庫内の場合は冷凍食品を8~9割を詰めた方が互いに冷やし合い、節電につながります。”

引用元:日本冷凍食品協会 「冷凍庫内の冷凍食品の詰め方について

と発表しています。

「そんなに冷凍庫に入れるモノがない」という方は、凍らせたお米や保冷剤などを詰めておくのがおすすめです。冷凍庫は、ものを詰め込んで停電時の温度上昇を防ぐ対策を取ってください。

冷蔵庫の停電対策②冷蔵庫はスキマを開けて

冷蔵庫はスキマを開けて食材をおきましょう。冷蔵庫内に食材を詰め込みすぎると、冷気の通り道を塞いでしまいます。結果として食材を冷やす効率が悪くなります。

日本経済新聞によると、収納量の7割程度が望ましいです。とはいえ、冷蔵庫に食材があると安心する物です。そこでおすすめなのが100円均一などにある冷蔵庫収納です。デッドスペースを活用しながら冷蔵庫を整えられます。

冷蔵庫は、スキマを開けて冷気が通るようにしておきましょう。

冷蔵庫の停電対策③保冷剤を用意しておく

冷凍庫には、普段から保冷剤を用意しておきましょう。保冷剤は

停電時に冷蔵庫を保冷する使い方

冷凍庫内の隙間を埋める使い方

など、停電対策にもってこいの物です。また、タオルを巻いたら氷枕の代わりになるなど生活面でも便利な使い方ができます。保冷剤を普段から常備しておき、停電に備えましょう。

関連記事:停電中の冷蔵庫に保冷剤は効果ある?入れ方のコツと食材を守る時間の目安

蔵庫の停電対策④ポータブル電源をつなぎっぱなしにしておく

UPS機能を搭載したポータブル電源を家のコンセントに常時つないでおけば、停電対策と冷蔵庫の故障対策を同時にカバーできます。 

UPS機能とは、停電を検知した瞬間に家電への電力供給をポータブル電源へ自動切り替えてくれる機能。ACコンセントと冷蔵庫の間にUPS機能つきのポータブル電源をつないでおけば、停電しても冷蔵庫が止まらないので故障や設定リセットの心配はありません。

さらに、ポータブル電源は大容量なので、停電後しばらくの間冷蔵庫を動かし続けられます。 

常に接続しておくことで「停電になったけどポータブル電源の場所がわからない」「充電していなくて使えなかった」というミスも防ぐことが可能です。冷蔵庫への給電を切らさないためにも、Jackery(ジャクリ)のUPS機能付きポータブル電源をつないでおきましょう。

5.冷蔵庫の停電対策におすすめのポータブル電源

Jackery Solar Generatorがあれば停電が長引いても安心

冷蔵庫の停電対策としてポータブル電源を選ぶなら、Jackery(ジャクリ)がおすすめです。Jackery(ジャクリ)は7年連続で国内ポータブル電源販売台数・売上No.1の実績を持ち、殆どの製品が防災安全協会が認証する「防災製品等推奨品」を取得しています。防災用途をはじめ、日常使いまで幅広く活用できる品質と信頼性が評価されています。

また、停電が数時間で復旧するとは限らないため、長期停電への備えも重要です。そのような場合には、ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせた「Jackery Solar Generator」がおすすめです。日中に太陽光でポータブル電源を繰り返し充電できるため、停電が長引いても冷蔵庫への給電を続けやすく、食材や冷凍食品をより長く保存できます。



関連記事:【主婦が実験】ポータブル電源で冷蔵庫は何時間使える?停電対策に試してみた!

8.冷蔵庫の停電対策に関するよくある質問

ここからは、停電時の冷蔵庫の対策に関するよくある質問について解説していきます。

●停電が発生した場合、冷蔵庫のコンセントは抜いた方がいいですか?

基本的には、停電中に冷蔵庫のコンセントを抜く必要はありません。ただし、以下のような状況ではコンセントを抜いた方が良いでしょう。 

雷の影響があるとき:落雷によって家電流が流れ、冷蔵庫が故障する可能性がある

・停電と復旧を短時間で繰り返している:頻繁な電源のオン・オフが続くと、コンプレッサーに負荷がかかって冷蔵庫が故障する可能性がある 

冷蔵庫の故障の可能性がある停電の場合はコンセントを抜き、完全に停電が復旧してから数分待って再接続を行いましょう。

●停電で冷蔵庫が故障した場合、補償の対象となりますか?

自然災害による停電が原因で冷蔵庫が故障しても、電力会社からの補償を受けることはできません。電力会社側の過失による停電で故障した場合は、補償されるケースがあります。 

また、火災保険や家財保険の「電気的・機械的事故特約」や「動産総合保険」に加入していれば、停電による故障が補償される場合があります。

関連記事:業務用冷蔵庫が停電したら何時間もつ?停電時の対処法・事前の備えを解説

冷蔵庫を停電から守るための防災グッズをカテゴリ別にリストで教えて!

冷蔵庫を停電から守るための防災グッズをカテゴリ別にまとめました。 

カテゴリ

グッズ

用途

保冷

保冷剤

停電時に冷蔵室へ移して温度上昇を遅らせる

ドライアイス

・保冷剤より長持ち

・触ると危ないので新聞紙に包んで使う

電源

 

ポータブル電源

冷蔵庫を停電中も動かし続けられる

ポータブル電源+ソーラーパネルのセット

ポータブル電源を充電しながら使えるため、停電が数日続いても安心

保護

サージ対策付き電源タップ

停電復旧時の過電流から冷蔵庫を守る

ポータブル電源は冷蔵庫を止めずに動かし続けられる唯一の対策です。まだ持っていない方はJackery(ジャクリ)のポータブル電源をチェックしてみてください。

関連記事:冷蔵庫の停電対策には蓄電池!必要な容量の選び方と確認すべき機能を解説

●夏に冷蔵庫が停電したら何時間もつ?

ドアを開けなければ冷蔵室で1〜2時間、冷凍室で4〜5時間が目安です。外気温が30℃を超えると庫内の温度が上がるのが大幅に早くなるので、肉・魚・乳製品は1〜2時間を超えたら調理か廃棄を検討してください。 

冷凍室は詰め込み量が多いほど長く保ちますが、夏場は短めに見積もるのが安全です。

●停電してから5時間後、10時間後の冷蔵庫の状態はどうなる?

ドアを開けずに過ごした場合の停電してから5時間後、10時間後の冷蔵庫の状態の目安は以下のとおりです。 

 5時間後:冷蔵庫内の温度は10℃台まで上がる。冷凍室はまだ-10℃前後を保っているケースが多い

 10時間後:冷蔵庫内が室温に近くなり、食品の保存はできない。冷凍室も詰め込み量が少ないと解凍が始まる 

停電が10時間に及ぶと、冷蔵室の食材の大半は廃棄することになります。長期停電への備えとして、ポータブル電源を用意しておくと安心です。

まとめ

冷蔵庫の停電時に「ドアを開けない」「保冷剤を冷蔵室に移す」「生鮮食品は早めに調理してしまう」の3つが食材を守る基本です。冷蔵室の保冷効果は2〜3時間が目安で、それを超えたら肉・魚・乳製品などの悪くなりやすい食品は調理・廃棄を検討してください。 

また、日頃から冷凍庫を8割程度埋めておき、保冷剤を常備しておくだけでも停電に耐えられる時間を延ばせます。根本から対策するなら、大容量で冷蔵庫を維持できる「Jackeryポータブル電源」がおすすめです。

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