停電から冷蔵庫の食材を守れ!NGの行動は?停電復旧しても動かない時の対処方法を紹介
停電が長引いたときに、ふと不安になるのが冷蔵庫の食材。「冷蔵庫って停電してから何時間保冷してるの?」「停電しても食材を長持ちさせるコツがあるの?」こんな疑問をお持ちの方もいるはずです。
実は、冷蔵庫って停電したときにNGな使い方があるんです。そこで今回は、停電したときにやるべき冷蔵庫の食材を守る行動や、日常でしておきたい冷蔵庫の停電対策を紹介します。この記事を読んで、すぐに停電対策をしてみてくださいね。
冷蔵庫内は停電しても2〜3時間は保冷される
停電したらやるべき冷蔵庫の食材を守る行動として、以下4つ解説していきます。
・冷蔵庫ドアの開閉は最小限に
・凍った保冷剤を冷蔵庫に移す
・冷蔵庫内の生鮮食品はガスコンロで調理してしまっても良い
・ポータブル電源で冷蔵庫を動かす
いざ停電したときのために、4つの行動をメモして冷蔵庫に貼っておくと慌てずに済むのでおすすめです。
①停電したら冷蔵庫ドアの開閉は最小限に
停電したらできるだけ、冷蔵庫のドアを開けないようにしましょう。
東京電力によると、冷蔵庫ドアの開閉時間と回数を半分にすると約15%の省エネになるそうです。
出典:東京電 冷蔵庫に関する省エネのコツ
ドアの開閉で上がった温度を下げるために多くの電気を使うということは、それだけ庫内温度も上がっているということですね。停電したらドアの開閉は最小限にして、冷蔵庫内の温度をできるだけ保ちましょう。
②停電したら凍った保冷剤を冷蔵庫にうつす
停電したら凍った保冷剤を冷蔵庫の最上段に移しましょう。
冷たい空気は下に降りていくため、保冷剤の冷気が冷蔵庫内に広がり冷蔵庫の温度上昇を抑えられます。
「保冷剤なんて持って無い」
という方は、凍らせた米や冷凍食品で代用しても良いでしょう。停電が復旧した後に冷凍食品が溶けていたら廃棄してくださいね。
ただし、冷蔵庫ドアの開け閉めは庫内の温度を上げるので素早く作業してください。停電したら保冷剤を冷蔵庫に入れて、少しでも温度の上昇を抑える対策をしましょう。
③停電した時に冷蔵庫内の生鮮食品はガスコンロで調理しても良い
冷蔵庫内にある生鮮食品は、停電したら痛む前にポータブルのガスコンロで調理しても良いでしょう。
停電が長引いて、肉や魚などの生鮮食品が食べられなくなります。せっかく買った食材を捨てるだけにするなんて、もったいないです。ガスコンロで生鮮食品を調理してしまえば、とりあえずは食べられるようになります。主な生鮮食品としては、・魚・ 肉・ 貝・ 海藻 などですね。
停電が2〜3時間以上長引くようなら、生鮮食品は調理してしまいましょう。
➃ポータブル電源で冷蔵庫を動かす
停電したらポータブル電源で冷蔵庫を動かす方法もおすすめです。「でもポータブル電源って、すぐに電池切れになるんじゃないの?」と思いましたね。
確かに、容量の小さいポータブル電源だと、冷蔵庫なんて動かしたらすぐに電池切れになります。そこで、おすすめなのが容量2042Whで高出力3000WのJackeryポータブル電源2000Plusです。
Jackeryポータブル電源2000Plusなら消費電力250W冷蔵庫の冷蔵庫をおよそ6時間55分も動かせます。7時間近くも冷蔵庫内を冷やしておけるのは、嬉しいですよね。また、高出力なので、冷蔵庫だけではなく、ほぼ全ての生活家電も稼働できます。
ポータブル電源は高い買い物ですが、便利なだけじゃなく生活や命を守ってくれる側面も持ち合わせています。
停電に備えて、ポータブル電源を1つ持っておくと安心です。
停電が長引いたときの注意点
2〜3時間で停電が復旧すれば、冷蔵庫は冷えたままです。しかし、停電が長引く場合は以下2点について注意が必要です。
・冷蔵庫内の食材は傷んでいるかも
・霜が溶けて水漏れする可能性がある
「なかなか停電が復旧しないな」というときに思い出してもらいたい注意点です。一つずつ紹介していくので、メモをとって冷蔵庫に貼っておきましょう。
①冷蔵庫内の食材は傷んでいるかも
停電が長引いて温度の高い庫内では、食材も傷んでいる可能性があります。2〜3時間がすぎたら、生鮮食品はポータブルガスコンロなどでと調理してしまいましょう。
火が通せないようなら、もったいないですが廃棄した方が良いです。お腹を壊してしまったら停電よりも大変な思いをするかもしれません。
また、野菜はすぐに腐りませんが、冷蔵庫の中に放置しておくもの面白くありません。新聞紙に包み風通しの良い場所に置いておくと良いでしょう。
冷蔵庫に入れなくても大丈夫な野菜を常備しておくと、停電時にも安心です。ちなみに冷蔵庫に入れなくても保存できる野菜として、
・ジャガイモ・ 玉ねぎ・ かぼちゃ・ごぼう などがあります。
停電から2〜3時間以上経過したら、食材が傷んでいる可能性もあるので十分に気をつけて扱いましょう。
②霜が溶けて水漏れする可能性も
停電して冷蔵庫内の温度が上がると、冷凍庫についた霜が溶けて水となって排出されます。ちなみに冷蔵庫は普段も霜が溶けて水が排出されています。「ドレンパン」というもので水を受け、冷蔵庫の熱で蒸発させているので基本的に水は漏れません。
しかし停電時は、冷凍食品から溶け出た水なども追加され、普段より多めの水が排出されます。排出される水分がドレンパンの容量を超えると、水が漏れてしまうんです。停電が長引いたら、冷蔵庫の水漏れも確認しましょう。
日常でしておきたい冷蔵庫の停電対策
停電は突然起こることが多いので、普段から停電に備えておくと良いです。冷蔵庫の停電に備える対策として以下3つを紹介します。
・冷凍庫には食材や保冷剤を詰めておく
・冷蔵庫はスキマを開けておく
・保冷剤を用意しておく
一つずつ解説して行きます。突然の停電に備えて、すぐに冷蔵庫内を見直してみて下さい。
①冷凍庫には食材や保冷剤を詰めておく
冷凍庫内は、できるだけ物を詰めておきましょう。日本冷凍食品協会によると、
“冷凍庫内の場合は冷凍食品を8~9割を詰めた方が互いに冷やし合い、節電につながります。”
引用元:日本冷凍食品協会 「冷凍庫内の冷凍食品の詰め方について」
と発表しています。
「そんなに冷凍庫に入れるモノがない」という方は、凍らせたお米や保冷剤などを詰めておくと良いでしょう。冷凍庫は、ものを詰め込んで停電時の温度上昇を防ぐ対策を取ってください。
②冷蔵庫はスキマを開けて
冷蔵庫はスキマを開けて食材をおきましょう。冷蔵庫内に食材を詰め込みすぎると、冷気の通り道を塞いでしまいます。結果として食材を冷やす効率が悪くなります。
日本経済新聞によると、収納量の7割程度が望ましいようです。とはいえ、冷蔵庫に食材があると安心する物です。そこでおすすめなのが100円均一などにある冷蔵庫収納です。デッドスペースを活用しながら冷蔵庫を整えられます。
冷蔵庫は、スキマを開けて冷気が通るようにしておきましょう。
③保冷剤を用意しておく
冷凍庫には、普段から保冷剤を用意しておきましょう。保冷剤は
・停電時に冷蔵庫を保冷する使い方
・冷凍庫内の隙間を埋める使い方
など、停電対策にもってこいの物です。また、タオルを巻いたら氷枕の代わりになるなど生活面でも便利な使い方ができます。保冷剤を普段から常備しておき、停電に備えましょう。
停電から復旧しても冷蔵庫が動かないときの対策
冷蔵庫は停電が復旧したら、コンセントを抜いていない限り基本的に自動で復旧します。しかし、自動で復旧するはずの冷蔵庫が動いていなかったら不安になりますよね。
停電から復旧しても冷蔵庫が動かない時の確認として、
・保護装置が働いている
・冷蔵庫の設定も確認しておく
の2つを紹介して行きます。
①保護装置が働いているかも
停電から復旧しても冷蔵庫が動かない場合は、冷蔵庫の保護装置が働いているかもしれません。1度コンセントを抜いて、1時間ほど経ってからもう一度コンセントを挿してみましょう。
上記の対策をしても冷蔵庫が復旧しなかったら、家電量販店やメーカーに連絡してください。冷蔵庫の故障は、生活に大きな負担がかかります。停電による故障かもしれないので、きちんとした業者に対応してもらう方が安心できます。
②冷蔵庫の設定も確認しておく
停電から復旧したら、冷蔵庫の設定を確認しておきましょう。一度電源から切れたことにより、設定がリセットされている可能性があります。例えばPanasonicの冷蔵庫では。
・クーリング・アシスト機能
・速氷設定
・エコナビ学習機能
などがリセットされるようです。
出典:Panasonic 冷蔵庫の停電前の準備と停電時・停電復旧後の対処方法
停電の復旧後は、説明書をみながら設定がリセットされていないか確認しましょう。
Jackery Solar Generatorがあれば停電が長引いても安心
停電したときは、「いつまで停電が続くのかな」「冷蔵庫の食材大丈夫かな」など不安になります。
実際に、停電が長引いたら冷蔵庫の食材はダメになり、食べるものがなくなってしまいます。そこで、おすすめなのが非常用電源としてよく使われるポータブル電源とソーラーパネルがセットになったJackery Solar Generatorです。
ポータブル電源は事前にACコンセントから貯めた電気を生活家電に給電することで、停電した時でも普段通りの生活を送れます。
ソーラーパネルがあれば、長時間の停電でもポータブル電源の電源切れが心配ございません。太陽があれば、ソーラーパネルをベランダや庭に置いて接続するだけで、ポータブル電源に充電できます。
Jackery Solar Generatorの特徴と停電時の食材を守るための使い方を紹介して行きます。
●Jackery Solar Generatorとは
Jackery Solar Generatorとは、以下5つの特徴を持った停電時の非常用電源として人気上昇中の商品です。
・ポータブル電源と置き型ソーラーパネルのセット商品
・ポータブル電源のバッテリー残量が無くなっても、ソーラーパネルを使って太陽光発電で蓄電できる
・1mの距離で55db以下程度の低騒音だから家の中でも使いやすい
・ソーラーパネルの収納サイズ540×615×40mmとコンパクトで持ち運びにも便利
・一般財団法人防災安全協会の定める防災製品等推奨品認証を取得
Jackery Solar Generatorのソーラーパネルは置き型だから、工事不要で使いたいときにベランダや庭に置くだけで太陽光発電ができます。万が一ポータブル電源のバッテリー残量が無いときに停電が起きても、または、長時間の停電でも、晴れていれば電源の確保ができるから安心ですよね。防災製品等水商品認証を取得しているので、災害や停電の備えとしておすすめの商品です。
●Jackery Solar Generatorで停電しても冷蔵庫が使える
Jackery Solar Generatorがあれば、停電時でも冷蔵庫が使えます。ただ使えるだけじゃなく、ポータブル電源の電池残量がなくなっても、太陽光発電で充電できるのがポイント。
停電が長引いたとしても、冷蔵庫は2〜3時間保冷されます。「保冷中にソーラーパネルで充電→充電完了したらポータブル電源で冷蔵庫を動かす」というサイクルで冷蔵庫内の食材を冷やし続けられます。
仮に雨の日でも、車があればシガーソケットからポータブル電源に充電可能です。停電時しても冷蔵庫が動かせるのは安心感がありますよね。
●生鮮食品をホットプレートで調理してしまう
Jackery Solar Generatorがあれば、生鮮食品をホットプレートで調理できます。ポータブル電源から生活家電に給電して、傷みやすい生鮮食品を調理して無駄にならないだけじゃなく、停電時で美味しいご飯が食べられるのは嬉しいですよね。
「でもホットプレートって、ポータブル電源で動かせるの?」と思いましたね。
Jackeryポータブル電源2000Plusは、3000Wの高出力があります。1400Wのホットプレートでも問題なく使えます。停電したらJackery Solar Generatorを使って美味しくお肉や魚を食べましょう。
・家庭用非常用電源おすすめ一覧
Jackery Solar Generator 2000 Plus
(ポータブル電源2000PLUS+ソーラーパネル200W)
容量:2042Wh
定格出力:2000W
フル充電:14時間(Solarsaga 200W×1枚)
Jackery Solar Generator 2000 Pro
(ポータブル電源2000Pro+ソーラーパネル200W)
容量:2160Wh
定格出力:2200W
フル充電:7.5時間(Solarsaga 200W×2枚)
Jackery Solar Generator 1500pro
(ポータブル電源1500Pro+ソーラーパネル200W)
容量:1,512Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間(Solarsaga 200W×1枚)
Jackery Solar Generator 1000 Pro
(ポータブル電源1000Pro+ソーラーパネル100W)
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:13.5時間(Solarsaga 100W×1枚)
Jackery Solar Generator 1500
(ポータブル電源1500+ソーラーパネル100W)
容量:1,534Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間(Solarsaga 100W×2枚)
Jackery Solar Generator 1000
(ポータブル電源1000+ソーラーパネル100W)
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:13.5時間(Solarsaga 100W×1枚)
Jackery Solar Generator 708
(ポータブル電源708+ソーラーパネル100W)
容量:708W
定格出力:500W
フル充電:11時間(Solarsaga 100W×1枚)
まとめ
停電したら冷蔵庫の食材を守ることを考えて動きましょう。今回紹介した冷蔵庫の停電対策や停電したときにやるべき行動は、メモして冷蔵庫に貼っておきましょう。いざという特に役に立ちます。停電時は慌てて、冷蔵庫を開けすぎないように気をつけてくださいね。