家庭での停電対策には発電機よりポータブル電源がおすすめ!理由・おすすめ商品を紹介
「家庭でできるベストな停電対策ってなに?」「停電の時にも電気が使いたい…いい方法はある?」
このようなお悩みを解決できる、最高に便利なアイテムは「ポータブル電源」です。ポータブル電源はソーラーパネルから充電ができるので、突然の停電が起きても家の中で電気が使えます。今回は家庭の停電対策にポータブル電源を用意するメリットを紹介するので、ぜひご参考ください。
停電時でも電気が使えるポータブル電源とは?
家庭での停電対策にポータブル電源を用意するメリット
メリット①:寒さ・暑さ対策ができる
ポータブル電源があれば電気毛布を使った寒さ対策や、冷風機や扇風機を使った暑さ対策ができます。停電の恐ろしいところは、冷暖房が完全にストップしてしまうことです。
真冬にエアコンやストーブ、コタツなどに頼っている方は、停電時には寒さに震えながら過ごす羽目になってしまいます。また真夏にエアコンが止まれば、熱中症のリスクが高まってしまうでしょう。
数時間程度であれば耐えられないことはありませんが、長期化すると人命にもかかわってきます。そこでポータブル電源があれば、低出力のモデルでも電気毛布や冷風機が使用可能。高出力のモデルならストーブやクーラーも動かせます。
1台用意しておけば、最低限の寒さや暑さを凌ぐことができるでしょう。
メリット②:調理器具などの家電が使える
出力が大きいポータブル電源を用意しておけば、炊飯器や電子レンジなどの家電が使えます。
停電時はごはんが炊けないこと、電子レンジで食べ物を温められないのも悩みのひとつです。地震など大規模な災害に伴う停電の場合は、ガスも止まり火も使えないケースがほとんどでしょう。
ですが出力が大きいポータブル電源があれば、炊飯器を使ってご飯を炊くことも、電子レンジを使って食べ物を温めることも可能。冷蔵庫・冷凍庫の電力も維持できるので、冷凍食品を電子レンジで加熱して食べるのもOKです。
ポータブル電源が1台あれば、数日間は調理の心配がいりません。
メリット③:ソーラーパネルで充電できる
ポータブル電源はソーラーパネルを接続して充電できます。つまり天候が晴れの日に充電して、何度も繰り返し使えるのです。
多くのモバイルバッテリーはUSBやコンセントからの給電を必要とするので、災害時には充電ができなくなってしまいます。ですがポータブル電源なら、電力不足になる心配はいりません。
ソーラーパネルも持ち運びができるので、日当たりのいい場所に置いておけばOK。天候にこそ左右はされますが、長期にわたる停電でも使えるのは大きなメリットでしょう。
メリット④:持ち運びができる
ポータブル電源は持ち運びができるので、必要なタイミングに必要な場所で使えます。夏場はキッチン周りに設置して、冷蔵庫を繋いで中身を腐らせないように。冬場は寝室やリビングに持ってきて、電気毛布やストーブなどの暖房器具に使いましょう。
出力の範囲内に収まっていれば、電源タップを繋いで延長しても問題はありません。必要なタイミングに、必要な場所で自由に使えるのがポータブル電源のメリットです。
家庭での停電対策に発電機よりポータブル電源がおすすめな理由
かつて停電対策で電気を使う方法といえば、「発電機」でガソリンを使って自家発電をする方法でした。しかし最近では、家庭での停電対策においては圧倒的にポータブル電源が注目されています。
ポータブル電源には家庭での使用において、明らかに発電機より優れた下記の3つの点があるのです。
●ポータブル電源の優位点①:室内で使える
ポータブル電源は室内で使える点が発電機より優れています。発電機はガソリンを燃焼して大量の一酸化炭素を出すため、室内利用すると一酸化炭素中毒を引き起こすリスクがあるのです。
ポータブル電源は燃料不要で、何かを燃やすといったことはしません。あくまで家庭のコンセントやソーラーパネルで充電するため、全く問題なく室内利用できます。持ち運びも容易なため、家の好きな場所で好きなように使えるのが強みと言えるでしょう。
●ポータブル電源の優位点②:騒音がない
ポータブル電源はほぼ無音で動作するため、騒音を気にする必要は一切ありません。対して発電機は70~75dB(デシベル)ほどの音を出して発電します。70dBがセミの鳴き声と同等なので、かなりの騒音となることが分かるでしょう。
これだけの騒音ともなると、周囲の家庭にも気を配る必要があります。まして災害時ともなれば車があまり走っておらず、エアコンの室外機なども動いていないので、発電機の音は非常にうるさく聞こえてしまうでしょう。
その点ポータブル電源であれば全く騒音がないため、周囲に気を配ることなく好きなように使えます。
●ポータブル電源の優位点③:燃料がいらない
ポータブル電源はコンセントやソーラーパネルで充電するので、燃料いらずで稼働できます。発電機は燃料のガソリンがなければ発電ができず、電力供給ができません。
ガソリンは取り扱いに注意する必要があり、まして災害時となれば何らかの原因で火災を発生させるリスクを高めてしまいます。防災対策のはずが、新たな災害を引き起こしてしまう可能性があるでしょう。
ちなみに「燃料さえあればほぼ無制限に発電できる」のは、確かに発電機の大きなメリットです。しかし最近では充電なしで数日使えるほど、容量の多いポータブル電源も出てきました。長期利用を想定した際に必ずしも発電機を選ぶ必要がなくなったため、停電対策としてポータブル電源が注目されています。
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家庭での停電対策におすすめなポータブル電源
ひとくちにポータブル電源といっても、容量や出力など種類はさまざまです。当社「Jackery(ジャクリ)」がリリースするポータブル電源は、一般社団法人防災安全協会の「防災製品等推奨品認証」を取得しています。災害時に有効に活用でき、かつ安全な製品だと認められているため、停電時にしっかり活躍してくれるでしょう。
その中でも特に停電対策におすすめなのはJackery Solar Generator 2000 Proというポータブル電源2000Proとソーラーパネル200Wを組み合わせた製品となります。
機種名 |
Jackery Solar Generator 2000 Pro |
容量 |
2,160Wh |
定格出力 |
2,200W |
稼働温度 |
-20~40°C |
冷蔵庫の稼働時間 |
75h |
電気毛布の稼働時間 |
68h |
エアコン(最大出力)の稼働時間 |
2.5h |
LEDランプ(40W相当)の稼働時間 |
300h |
炊飯器の稼働回数 |
11回以上 |
携帯の充電回数 |
200回以上 |
定格出力が2,000Wを超えているため、エアコンや冷蔵庫などの消費電力の大きい家電を動作できます。携帯は200回以上充電可能、電気毛布や冷蔵庫は3~4日ほど稼働しても問題ありません。40W相当のLEDランプも300時間以上稼働できるため、照明に困ることもないでしょう。
もちろんソーラー充電が可能で、ソーラーパネル200Wを2枚なら7.5時間、6枚なら2.5時間でフル充電できます。これはあくまで空の状態から充電した場合の時間なので、使い切らずに再充電すればさらに短い時間でフル充電できるでしょう。そのため実質的には、上記の表以上に家電が使えると言っても過言ではありません。
また当社の製品はライト機能を搭載しているため、単独で照明器具としての活用もできます。まさに「防災仕様」となっているJackery製品は、家庭での停電対策にもってこいのアイテムです。
●家庭の停電対策におすすめな非常用電源一覧
Jackery Solar Generator 2000 Pro
容量:2160Wh
定格出力:2200W
フル充電:7.5時間(Solarsaga 200W×1枚)
通常価格:¥285,000(税込)
Jackery Solar Generator 1000
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:17時間(Solarsaga 100W×1枚)
通常価格:¥169,900(税込)
Jackery Solar Generator 1500pro
容量:1,512Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間(Solarsaga 200W×1枚)
通常価格:¥206,210(税込)
Jackery Solar Generator 1500
容量:1,534Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間(Solarsaga 100W×2枚)
通常価格:¥206,210(税込)
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ポータブル電源とあわせて停電対策に用意しておきたい家電
ポータブル電源はかなり多くの種類の家電を使えるため便利ですが、際限なく使っていれば電力不足を起こしてしまいます。そのため電気ポットやエアコンなどの長時間、高出力で動かす家電をメインに使うのはあまりおすすめしません。
そこでポータブル電源と相性のいい、電力切れのリスクを下げられる家電をいくつか紹介します。ぜひポータブル電源とあわせて用意してみてください。
●消費電力の小さい電気ケトル
消費電力が500~600Wと小さめの電気ケトルは、停電時にとても重宝します。一般的な電気ケトルは1,200W前後の電力が必要ですが、500~600Wなら出力が小さめのポータブル電源でも動作が可能です。
また電気ポットの保温機能は便利ではあるものの、30Wh前後の電力を常に消費するため、停電時には電力切れを起こす原因となります。停電したら電気ケトルに切り替えて、電力消費を抑えましょう。
●電気毛布
少ない電力消費で長時間の暖房効果が得られる電気毛布は停電対策におすすめです。電気毛布は50Whほどの電力で使えます。エアコンの消費電力が100~1500Whなので、圧倒的に暖房効率が良いことが分かるでしょう。
電気毛布とポータブル電源を持ち運べば、家のどこでも使えるのもポイントです。真冬の停電に備えて、ぜひ電気毛布を用意しておきましょう。
●卓上冷風機
真夏の停電に備えてぜひ用意しておきたいのが卓上冷風機です。扇風機とは違い、中に水や氷、専用の保冷剤などを入れてより冷たい風を送ります。そしてこの卓上冷風機、なんと少ないものだと電力消費が10Wh未満。圧倒的なパフォーマンスで、スポット的に効果を発揮します。
1台当たり3,000円前後で購入できるので、家族の人数分揃えておくのがおすすめです。電源タップをポータブル電源につないで、家族みんなで卓上冷風機を使って夏の停電を乗り切りましょう。
家庭における停電対策以外に普段使いにもおすすめ
ポータブル電源が役に立つのは停電時だけではありません。日常的に便利に使えるのが、ポータブル電源のもうひとつのメリットです。普段使いにポータブル電源がおすすめな3つの理由を見ていきましょう。
●ソーラー充電で電気代の節約が可能
ポータブル電源はソーラーパネルを使った充電ができます。つまりソーラー充電なら、電気を使うのに1円もお金がかかりません。最近はロシア・ウクライナ問題などの背景もあり、ほとんどのエリアで電気料金が大幅に値上げする見込みです。多くの家庭で「電気代を下げたい」と思っているのではないでしょうか。
全員のスマホの充電やパソコンの動作など、消費電力の少ない機器をポータブル電源でまかなうだけでも、月に1,000円近い節約効果が見込めるでしょう。活用した分だけお得になります。ぜひ普段の生活にもポータブル電源を取り入れてみてください。
●家の好きな場所にコンセントが作れる
「ここで家電を使いたいのに、コンセントがない…」そう思ったことはありませんか?ポータブル電源なら、家のどこにでもコンセントが作れます。長い電源タップを繋ぐ必要もありません。驚くほど生活の利便性が上がるので、ぜひ1台用意して体感してみましょう。
●アウトドアや車中泊のお供にも
持ち運びができるポータブル電源が活躍するのは、家の中だけではありません。キャンプなどのアウトドアや、突然の車中泊にも大活躍します。小型の冷蔵庫を車に積んで、外で冷たい飲み物をたしなむことも可能。電気毛布があれば冬の車中泊も快適です。
出力の大きいポータブル電源なら、電子レンジなどの調理家電も使えます。ソーラーパネルのほか車のシガーソケットからも充電ができるので、電力不足の心配もほとんどありません。いつでもどこでもまるで自宅にいるかのような快適性は、ポータブル電源があってこそ得られるでしょう。
まとめ
ソーラーパネルで充電できるポータブル電源は、突然の停電時にも電力を供給できる家庭での停電対策にピッタリのアイテムです。
暖房・冷房器具を使った停電時の暑さ、寒さ対策や、調理器具が使えないことによる食べ物の問題はポータブル電源で解決。ガソリンを使う発電機と比較し、安全性や公共性もバツグンです。
さらには普段使いで電気代の節約をしたり、アウトドアや車中泊に活用することも可能。ぜひご家庭に1台用意して、停電対策とあわせて便利な日常をゲットしてみてください。