家庭用非常用電源おすすめ7選!選びかたやシーン別を解説
これから家庭用の非常用電源をお探しの人は、とても多いのではないでしょうか。なぜなら、今は多くの災害により電気が遮断してしまうからです。災害は予測できませんし、突然やってくるものですから、事前に家庭用の非常用電源を準備するご家庭が増えています。今回は、家庭用の非常用電源やおすすめについてお話しします。
非常用電源家庭用とは?
非常用電源は、簡単に言いますと機械を経由して電気を供給できる電源のことを指します。
なぜ普通に電気が使える世の中なのに、わざわざ非常用電源が必要なのかと疑問に思われる人はいるかもしれません。たとえば、近年、大規模な災害が日本の各地で発生したことは記憶に新しいです。地震や台風、大雪、雷などにより停電したことがあるご家庭、もしくはまわりで被害に合った人は大勢いるはずです。
当然、停電すると電気が一切使えなくなるため、復帰するまで耐えなければなりません。仮に、停電が真冬の夜中に発生したとしたらどうでしょうか。とてつもない不安と恐怖、そして電気が使えないもどかしさを感じられるはずです。
そこで家庭用の非常用電源があれば電気のかわりになってくれるため、これほど心強い機械はありません。
非常用電源家庭用の正しい選びかた
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・費用
非常用電源家庭用のものは、値段がピンキリです。なぜなら、物によっては性能がまったく異なるからです。
当然ですが、良いものはそれなりの値段ですし、最低限のものであれば割と安価で購入できます。
どのクラスの家庭用非常用電源を買われるのかは、みなさんの用途や予算によって変わってきます。
・容量
家庭用の非常用電源でもっとも重要なのは容量です。
非常用電源の容量は、どれだけの電気が供給できるのかの基準をしめすものです。数値が高ければ高いほど、たくさんの電気を使えますし、逆に低いものはそこまで使えません。どちらにもメリットやデメリットはありますが、用途によってどれにするのかを考えるべきです。
非常用電源は、基本的にWやWhで表示されています。Wはワットで、Whはワットアワーと言います。たとえば、消費電力が100Wの家電製品を5時間使うと500Whとなります。つまり、非常用電源の容量は500Wh以上必要と言う計算ができます。
非常用電源家庭用の容量は、200Whクラスから2000Whクラスまであるため、用途に応じて購入するべきです。
・安全性
非常用電源は電気を供給する機械ですから、ある意味安全性が高くないと心配だと言えます。
ほとんどの非常用電源は大丈夫ですが、なかにはどこで作られたのかもわからないような安価なものを使うと発火などの事故につながる可能性があります。
非常用電源は電池を使用していますが、みなさんがよく使うモバイルバッテリーも同じような仕組みになっています。
ニュースなどでは、モバイルバッテリーが発火したなどの事故がたびたび報道されていますが、非常用電源も絶対に安全とは言い切れません。ですから、なるべくメジャーなメーカーの非常用電源を選ぶべきだと言えます。
それ以外では、PSEという安全性を満たしているマークがついていればより安心です。
・寿命
どんな機械にも、寿命というものはありますしもちろん、非常用電源にも寿命は存在します。
非常用電源にはバッテリーが搭載されており、カウントをサイクルで表します。0%から100%まで充電した場合を1サイクルと言います。
家庭用の非常用電源の商品詳細には、500サイクルや1000サイクルと記載されており、前者であれば0%から100%の充電を500回程度できるという意味になります。
サイクル数が多くなればなるほど、寿命が長くなります。ただし、500回充電した瞬間に壊れるわけではありません。
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・出力ポート
非常用電源には、それぞれ出力ポートが備わっています。出力ポートとは、ACやDC、USBポートのことを指します。
いわゆる、電源のさしこみ口が家電製品によって異なるため、それぞれに対応しているというわけです。
たとえば、一般のコンセントにさしこむものはAC出力で、ノートパソコンの充電器の丸くなったものがDC、スマートフォンの充電に使われるUSB、車のシガーソケットなどに対応しています。
非常用電源のランクによっては、出力ポートの数が違うため、普段からどんな家電製品を使うのかをイメージしておくといいでしょう。
・その他機能
非常用電源家庭用のものには、さまざまな機能が搭載されています。たとえば、ライト機能が搭載されているものはかなり便利です。
なぜなら、災害時にライトは大いに役立つからです。仮に夜中に停電した場合、明かりがなくて大変困ってしまうものです。
非常用電源にライトが搭載されていれば、まわりを照らしてくれるためそれだけでも安心感があります。
また、ソーラーパネルに対応している非常用電源であれば、電気を貯められるため、より効率的に使えるようになります。
非常用電源家庭用おすすめ【災害編】
家庭用の非常用電源は、いくつかの容量がありますが、シーン別で分類しました。もし、災害用として非常用電源をお考えならJackery社の2000Pro、1500、1000Proがおすすめです。
・Jackery ポータブル電源 2000 Pro
Jackeryの家庭用非常用電源のなかでも、もっとも容量が大きいのがJackery ポータブル電源 2000 Proです。
2000Proは、2160Whとかなりの大容量で、災害用にはぴったりな家庭用非常用電源です。普段から使うドライヤーやIHをはじめ、冷蔵庫やエアコンなどにも対応しているため、電気がなくてもしばらくは困りません。
尚、高速充電も対応しているので、ACコンセント充電でわずか2時間でフル充電できます。また、通常でも1週間程度であれば使い続けられるため、万が一のときに1台あればとても便利です。
保証も3年とユーザー登録で2年の合計5年ありますので、安心して使い続けられます。
・Jackery ポータブル電源 1500
一般家庭で災害用で非常用電源を使いたい、でもハイスペックすぎるものはいらないとお考えであれば1500がおすすめです。
Jackery ポータブル電源 1500は2000Proよりかも容量は下回りますが、それでも1532Whの容量となっています。スマートフォンであれば70回以上充電ができるほどの容量ですから、数日停電になっても困りません。3~6日程度の停電であれば、この1台で対応できるため、万が一のときでも安心して過ごせます。
もちろん、アウトドア用としても大活躍してくれますので、かなりおすすめの家庭用の非常用電源です。
・Jackery ポータブル電源 1000 Pro
中堅クラスの非常用電源家庭用であれば、Jackery ポータブル電源 1000 Proがおすすめです。なぜなら、値段も比較的お手頃で容量もあるからです。
また、重量も11.5kgとかなりコンパクトな設計になっているため、場所を取らないですし移動もしやすいという特徴があります。
1000サイクルの高寿命ですから、長い目で見ればコストパフォーマンスに優れたおすすめの非常用電源だと言えます。
非常用電源家庭用おすすめ【アウトドア編】
・Jackery ポータブル電源 1000
アウトドアで、2~4日ほど使う予定であればJackery ポータブル電源 1000がおすすめです。
1000であれば、スマートフォンを50回以上充電ができますし、炊飯器やオーブントースターなどの家電製品も使えます。
ACは3口搭載しているため、同時に家電製品を使うことも可能です。
重量は10kg弱と、ほかの非常用電源よりも軽量化されているため、持ち運びも苦労しません。
・Jackery ポータブル電源 708
値段がお手頃で、2~3日程度使える家庭用の非常用電源をお探しなら708がおすすめです。
Jackery ポータブル電源 708は、708Whの容量となっており1000シリーズよりかは少ないですが、それでもスマートフォンの充電は40回程度できます。
小型ながら、最大6台の家電製品などに同時給電が可能なため、利便性に優れています。
また、クイックチャージ3.0を搭載していることもあり、スマートフォンの高速充電に対応しています。
非常用電源家庭用おすすめ【低価格編】
・Jackery ポータブル電源 400
1~2日程度、非常用電源として使うご予定であれば400がおすすめです。
Jackery ポータブル電源 400はかなり小型な家庭用の非常用電源ですが、それでもスマートフォンを20回程度使えるくらいの容量があります。
重さは4.1kgと、女性でも持ち運びできる重さのため、どんな場所でも活躍してくれる家庭用非常用電源です。
・Jackery ポータブル電源 240
もっとも重量が軽く、コンパクトな家庭用非常用電源が240です。
Jackery ポータブル電源 240は超小型ではありますが、最大4台の機械に同時接続ができる優れた機能をもっています。
お花見や当日のキャンプくらいでしたら、240はかなり活躍しますので、かなりおすすめです。
まとめ
家庭用の非常用電源はかなり需要があるため、たくさんの商品がおすすめされています。
ですが、なぜ家庭用の非常用電源が必要なのか、どのようなシーンで使うのかをしっかり分かっていれば間違いのない選びかたができるようになります。
災害用なら大容量を、アウトドア用なら中容量、1日2日の使用なら低容量の家庭用非常用電源を選ばれることをおすすめします。