ポータブル電源の寿命は何年?長持ちさせるコツや長寿命のおすすめモデルを紹介

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ポータブル電源の寿命は、内蔵バッテリーの種類によって大きく異なります。三元系リチウムイオン電池では500〜2,000サイクル程度、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したポータブル電源では2,000〜6,000サイクルが一般的な目安です。たとえば4,000サイクルなら、毎日充放電しても単純計算で10年以上使い続けられます。 

この記事では、ポータブル電源の寿命の仕組みと延ばすコツ、寿命が長いモデルを紹介します。

目次
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1.ポータブル電源の寿命とサイクル数について


ポータブル電源の寿命とサイクル数について

ポータブル電源の寿命は「サイクル数」で決まります。以下の3点を押さえておけば、ポータブル電源の寿命の仕組みが分かるはずです。 

 サイクル数:充放電を繰り返して容量が購入時の70%前後に落ちた状態を寿命と呼ぶ

 バッテリーの種類:三元系は500〜2,000サイクル、リン酸鉄は2,000〜6,000サイクルが目安

 寿命を迎えても:いきなり使えなくなるわけではなく、徐々に最大容量が減っていく

以下で詳しく見ていきましょう。

①ポータブル電源の寿命は「サイクル数」で決まる

ポータブル電源の寿命は、サイクル数で示されます。サイクル数は、充電の回数ではありません。0%から100%まで充電することで1サイクルと数えます。通常、サイクル数が多ければ、ポータブル電源の寿命も長いと考えていいでしょう。

②ポータブル電源の寿命は一般的どのくらい?

ポータブル電源の寿命を大きく左右するのが、内蔵バッテリーが「三元系リチウムイオン電池」か、「リン酸鉄リチウムイオン電池」かどうかです。一般的なポータブル電源の寿命は、以下のとおりとなっています。 

三元系リチウムイオン電池:500サイクル~2000サイクル

リン酸鉄リチウムイオン電池:2,000サイクル~6,000サイクル 

例として、Jackeryのポータブル電源の寿命を見ていきましょう。

Jackeryポータブル電源2000 Pro(三元系リチウムイオン電池):1,000サイクル

Jackeryポータブル電源2000 New(リン酸鉄リチウムイオン電池):4,000サイクル

Jackeryポータブル電源1500 New(リン酸鉄リチウムイオン電池):6,000サイクル

一般的には三元系よりも、リン酸鉄リチウムイオンポータブル電源のほうが圧倒的に長寿命です。ただし、リン酸鉄でも2,000サイクル以下のポータブル電源は少なくありません。4,000~6000回サイクルに到達しているポータブル電源は、メーカーの開発力によって進化したモデルです。 

Jackeryのリン酸鉄を採用したポータブル電源「Newシリーズ」、「Plusシリーズ」は、業界トップクラスの長寿命(最大6,000回サイクル)を実現しました。長く使えるポータブル電源をお探しなら、自信をもってJackery(ジャクリ)をおすすめします。

関連人気記事:リン酸鉄リチウムイオンバッテリーとは?メリットや採用した最新ポータブル電源を紹介

③ポータブル電源が寿命を迎えてもいきなり使えなくなるわけではない

ポータブル電源の「寿命」は、容量が工場出荷時の70%前後まで低下した状態を指します。その日からまったく使えなくなるわけではなく、容量が少し減った状態で使い続けられます。ただし、以下のような症状が現れてきたら、買い替えを検討するタイミングです。 

 フル充電しても使える時間が明らかに短くなった

 電池残量の減りが以前より早い

 残量表示がおかしい、または充電に時間がかかりすぎる 

こうした症状が複数重なってきたら、バッテリーが寿命を超えているサインです。

④ちなみに国税庁のポータブル電源の法定耐用年数は6年

国税庁の耐用年数表では、ポータブル電源は「蓄電池電源設備」に分類され、耐用年数は6年と定められています。これは事業者が減価償却費を計算するための基準であり、製品の実際の寿命とは別の話です。 

個人利用では耐用年数を気にする必要はありません。事業でポータブル電源を使う場合は、この耐用年数に基づいた経費処理が必要になります。 

参考:国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」

3.ポータブル電源の寿命を延ばす6つの方法


ポータブル電源の寿命を延ばす7つのコツ

使い方を少し変えるだけで、ポータブル電源の寿命は大きく変わります。以下の6つを実践すれば、バッテリーへの負荷を減らしてポータブル電源を長持ちさせることが可能です。 

①容量に余裕のあるモデルを選ぶ:使い切りを繰り返さないようにする

 ②丁寧に扱う:落下・衝撃・無理な接続を避ける

③適切な温度環境で使う:高温・低温・高湿度の環境を避ける

④満充電・完全放電を避ける:残量20〜80%を目安に使う

⑤パススルー充電を控える:充電しながらの給電はバッテリーに負担がかかる

⑥自然放電率の低いモデルを選ぶ:長期保管中の放電を抑えられる 

それぞれの詳細を以下で解説します。

①大きめの容量を持つポータブル電源を選ぶ

使用状況によっては、大容量のポータブル電源を選ぶことでバッテリー寿命を延ばせる可能性があります。その理由は、容量に余裕があるほど1回あたりの放電量を抑えやすく、バッテリーへの負担を軽減できるためです。

例えば、毎日同じ電力量を使用する場合でも、大容量モデルは充放電の回数や放電深度(DoD)が小さくなり、結果としてバッテリーの劣化を抑えやすくなります。

使いたい家電の消費電力を計算したうえで、合計より大きめの容量を選びましょう。

関連記事:大容量ポータブル電源おすすめ8選!稼働できる時間や選び方も紹介

②ポータブル電源は丁寧に扱う

バッテリーそのものはまだ使えるのに、本体の不具合で使えなくなる事態はぜひとも避けたいものです。ポータブル電源をていねいに扱うことで、このようなトラブルの多くを防ぐことが可能です。以下の点に注意してポータブル電源を扱いましょう。 

  • ボタンは丁寧に押す
  • プラグやケーブルの接続は確実に、奥までしっかり押し込む
  • 持ち運びは静かに行い、ぶつけないように移動する。落とさないことにも要注意
  • 安定した場所に置き、転倒を防ぐ 

ぶつけたり落としたりしないことは、落下等によるけがや発火、破損の防止にも役立ちます。

関連人気記事:ポータブル電源の安全な使い方・メンテナンス方法・保管方法を徹底解説

③高温や低温、湿度の高い場所を避けて使う

ポータブル電源の推奨使用温度は16〜25℃前後です。たとえ耐久温度内に収まっていても、40℃以上の高温や0℃以下の低温では劣化が加速します。とくに夏場の車内は50℃を超えることもあるため、使用後は室内へ持ち込むようにしましょう。 

また、精密機器であるポータブル電源は、どうしても湿度による劣化のリスクがあります。湿度が高い場所での保管も避け、風通しの良い乾燥した場所に置いてください。

関連人気記事:ポータブル電源の車内放置はNG!どうしても一時的に車内放置したい時5つの対策

④満充電の状態や充電し過ぎを避け、60%~80%の電池残量で保管する

残量100%の状態を長時間維持したり、0%まで使い切ったりするのはバッテリーの劣化を早めます。使用の目安は「残量20〜80%」の範囲です。 

フル充電になったらすぐに充電ケーブルを抜き、長期間使わない場合は60%~80%で保管するのがおすすめです。

またほこりの多い場所に保管すると内部にほこりが侵入し、不具合の原因となるおそれがあります。ほこりの少ない場所を選んで保管することも、ポータブル電源を長持ちさせるコツです。

⑤パススルー充電はできるだけしない

パススルー充電とは、ACコンセントからポータブル電源を充電しながら家電へ給電することです。便利な機能ですが、通常パススルーはバッテリーに負担がかかります。なるべく、ポータブル電源は単体で充電し、充電し終わってから使うのがおすすめです 

「電池残量が少ない状態でも急いで使いたい」というニーズが予想される場合は、パススルー充電に対応したポータブル電源を選びましょう。例えば、Jackeryポータブル電源ProやPlusシリーズの場合、「パススルー充電」に対応しておりますので、電池への負担を抑えながら家電を使えます。  

 関連人気記事:パススルー充電とは|仕組み・デメリット・対応可能なポータブル電源を紹介

自然放電率の低いポータブル電源を選ぶ

自然放電とは充電した電池が使用せずに放置している状態でも、徐々に電気が失われていく現象のこと。そして、この失われる電気の割合を「自然放電率」といいます。 

自然放電率の低いポータブル電源を選べば充電回数も減らせるため、バッテリーにかかる負担が少なくなります。結果として、ポータブル電源の寿命を延ばすことにつながるのです。 

Jackeryでは最先端の「低自然放電技術ソリューション」を開発し、以下のような優れた自然放電特性を実現しました。 

● 100%の電池残量で1年間保管しても、自然放電はわずか5%

● 従来製品と比較して自然放電率は150倍削減

● 100%の電池残量なら5年以上の長期保管が可能 

「久しぶりに使おうとしたら電池切れだった」という事態を防げるのは、Jackeryポータブル電源の大きなメリットです。

関連記事:ポータブル電源の自然放電とは?減りが早い原因と放電・過放電の基礎知識

4.寿命が長く10年間以上使えるポータブル電源3選


寿命が長いポータブル電源3選

長寿命のポータブル電源を選ぶなら、充放電サイクルが多いモデルを基準にしましょう。Jackery(ジャクリ)は現行の全モデルに長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。なかでも以下の3モデルはJackeryラインナップの中でも最大の6,000回の充放電サイクル数を実現しています。毎日1回充放電しても10年以上の長寿命です。 

 Jackeryポータブル電源 3600 Plus:防災・長期停電対策に、家全体を支える大容量モデル

 Jackeryポータブル電源 1500 New:家庭用コンセントを上回る出力で、一家に一台の防災備蓄におすすめ

 Jackeryポータブル電源 500 New:横置きA4ほどのコンパクトサイズ・5.7kgの軽量で日常使いからキャンプまで持ち運べる軽量モデル 

以下で詳細をチェックして、あなたの予算や使い方に合った1台を選んでみましょう。

Jackery ポータブル電源 3600Plus

Jackery 3600 Plus 超大容量の防災電源

Jackeryポータブル電源 3600 Plusは、長期停電への備えを考えている家庭におすすめの長寿命ポータブル電源です。

容量3,584Wh・定格出力3,000W(瞬間最大6,000W)で、拡張バッテリーを最大5台追加して、最大21,50Whまで容量を増やせるのが最大の特徴。停電が長引いても電力切れを心配せずに使い続けられます。

充放電サイクル数が6000回で、「10年以上使える防災備蓄品」として購入コストをしっかり回収できる一台です。

製品スペック詳細

Jackery ポータブル電源 3600 Plus

容量

3584Wh(単体で最大21.5kWhまで拡張可能)

定格出力

3000W(瞬間最大6000W)(50hz/60hz両方対応)

充電速度

ACコンセント充電:3時間

ソーラーパネル充電:6.5時間(800W入力時)

シガーソケット充電:40時間

ハイブリッド充電(AC+ソーラー充電):最速1.8時間

出力ポート数

AC出力×5、

USB-A×2(最大18W)

USB-C×2(それぞれ最大100W)

家電への稼働

時間目安(例)

電子レンジ(960~1160W):約2.6時間

冷蔵庫(570Wh/24h):4~5日間

電気ケトル(850w):3.6時間

炊飯器(330W):7.5時間

スマホ(29W):約130回

電気バーベキューグリル(1600-1700W):1.8時間

エアコン(900W):約3.3時間

電動ドリル(400W-800W):約5.8時間

草刈機(1100-2200W):約3.6時間

高圧洗浄ガン(1400W):約2.5時間

充放電サイクル数

6,000回

※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持

サイズ&重量

約 375 × 317 × 229 mm(約25kg)

Jackery ポータブル電源 1500New

Jackeryポータブル電源 1500 Newは、「冷蔵庫も電子レンジも、停電中でも普段どおり使いたい」という家庭にピッタリのモデル。

容量1,536Wh・定格出力2,000W(瞬間最大4,000W)で、家庭用コンセントの定格出力1,500Wを上回る出力が特徴です。ほぼすべての家電が使えます。 

重量14.5kgで折りたたみ式ハンドル付きのコンパクト設計なので、防災備蓄として置きっぱなしにしておいても、いざというときに別の部屋へ持ち運べます。

製品スペック詳細

Jackery ポータブル電源1500 New

容量

1536Wh

定格出力

2000W(瞬間最大4000W)

充電速度

ACコンセント充電:1.5時間(緊急充電モードなら1.3時間)

ソーラーパネル充電:4.5時間(400W入力時)

ドライブチャージャー:4.5時間

出力ポート数

AC出力×3、

USB-A×1(最大18W)

USB-C×2(それぞれ最大100W)

DC出力×1:12V⎓10A

家電への稼働

時間目安(例)

エアコン(960W):約6時間

電気毛布(55W):約18時間

液晶テレビ(60w):約18時間

電動ドリル(150W~350W):約6時間

スマホ(29W):約79回

電気ケトル(850W):約1.5時間

かき氷機(700W max):約2時間

製氷機(500W):約2.5時間

小型冷蔵庫(90W):約12時間

車載冷蔵庫(60W):冷凍22時間/保温57時間

充放電サイクル数

6000回

※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持

サイズ&重量

約330×221×242 mm(約14.5 kg)

Jackery ポータブル電源 500New

Jackery ポータブル電源 500 New 512Wh 1〜2日のキャンプや家庭の非常用電源に最適

Jackeryポータブル電源 500 Newは、日常のお供として持ち出したい方におすすめの1台です。容量512Wh・定格出力500Wで、スマホを20回以上充電でき、ノートPCや扇風機・電気毛布など中型の家電までしっかり対応します。

横置き下A4用紙より小さいコンパクトサイズ、さらに5.7kgの軽さを実現しており、女性でも片手で持ち歩けます。

6,000サイクルで毎日充電しても10年以上もつため、ヘビーユーザーほどコスパの良さを実感できるモデルです。

製品スペック詳細

Jackery ポータブル電源 500 New

容量

512Wh

定格出力

500W (瞬間最大1,000W)

充電速度

ACコンセント充電:1.3時間

ソーラーパネル充電:3.3時間(200W入力時)

シガーソケット充電:6時間

出力ポート数

AC出力×2

USB-A×1(最大18W)

USB-C×2(それぞれ最大100W、30W)

DC出力×1:12V⎓10A

家電への稼働

時間目安(例)

電動ドリル(400W):約1.1時間

テレビ(60W):約8時間

電気毛布(55W):約7時間

スマホ(29W):約24回

ノートパソコン(80W):約4回

車載冷蔵庫(60W):約18時間(0度保冷)

充放電サイクル数

6000回

サイズ&重量

311x205x157 mm(約5.7 kg)

5.ポータブル電源の寿命に関するよくある質問


ポータブル電源の寿命に関するよくある質問と、その回答をまとめています。

①国税庁で定義するポータブル電源の耐用年数は何年?

国税庁の耐用年数表によると、ポータブル電源は「蓄電池電源設備」に分類され、耐用年数は6年と定められています。これは減価償却資産の耐用年数として設定されているもので、実際の製品寿命とは異なるものです。 

参考:国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」 

事業で使うポータブル電源を経費として計上する場合、この耐用年数に基づく「減価償却」の会計処理が必要となります。一方で個人利用の場合は、この耐用年数を気にする必要はありません。

②ポータブル電源はいつ買い換えるべきですか?

ポータブル電源の買い替えの時期は充放電サイクル数以外に、以下のポイントを目安に判断してよいでしょう

・フル充電しても新品の50〜60%程度に低下した。

・充電や放電に異常があるとき(充電が極端に遅い、もしくはできない。機器へ安定して給電できない。)

・異臭、異音、発熱、膨張などがある場合はすぐ使用を中止し、買い換えを。

関連記事:ポータブル電源は回収してもらえる?不要になったポータブル電源の廃棄・処分方法

7.まとめ

ポータブル電源を長く使うには、バッテリーへの負担を日頃から減らすことが大切です。20〜80%の範囲で使い、高温・低温・満充電での充電しっぱなしを避けるだけで寿命は大きく変わります。 

Jackeryの6,000サイクルモデルなら、毎日使っても10年以上使い続けられます。長く使える一台をお探しなら、Jackery公式サイトで自分の用途に合ったモデルを確認してみてください。

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