1、耐久性と放熱性に優れた素材を採用
Jackery ポータブル電源の本体は、耐久性と放熱性に優れたポリカーボネート樹脂とABS(エービーエスアロイ)防火材料を採用しており、一度に大量の電気を使用しても爆発や火災の心配はありません。
また、Jackeryのポータブル電源には、リチウムイオン電池が内蔵されています。コンパクトで容量が多いことは強みです。
三元系リチウムイオン電池を使ったProシリーズと無印シリーズでも安全にお使いいただけますが、JackeryのPlusシリーズポータブル電源はより耐久性を高めたリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、4,000回の充電・放電を繰り返しても問題なく使用することができます。
2、BMS+NCMで安全機能を自動制御
Jackeyのバッテリーシステムは、世界の先端技術であるBMS(バッテリーマネージメントシステム)を搭載。さらにNCM制御機能を搭載することで、過放電・過充電の保護、過電流保護、過電圧保護、不足電圧保護、短絡保護、温度保護(高温と低温保護)、過負荷保護、通信異常保護、回路異常保護、過大圧力差保護、過大温度差保護、バッテリー異常保護といった安全機能に対応しています。
また、万が一誤操作が起きても、ショート・過負荷などを検知して充電・放電停止を行います。
本体が熱くなった場合は温度感知機能が作動して冷却ファンが自動的につくようになるため、安心してご使用いただけます。
関連記事:ポータブル電源の安全性の要!BMS(バッテリーマネジメントシステム)とは|機能と役割を解説
3、振動や衝撃、落下、経年劣化に耐える試験を実施
①振動や衝撃、落下に対する試験を実施
ポータブル電源は持ち運び可能ですから、以下の状況に耐える性能も求められます。
- ・車の振動
- ・ポータブル電源を手で運ぶ途中に、うっかり落としてしまう
- ・物を落とし、ポータブル電源にぶつけてしまう
Jackeryでは以下のように、これらの状況を想定した試験を行っています。
- ・10ヘルツから55ヘルツ、振幅は35MM、クラス9の耐衝撃テストを10回
- ・9メートルの高さから3回落とす「落下衝撃試験」
- ・535グラムのスチールボールを、3メートルの高さから3回落とす「耐重量衝撃試験」
車での移動はもちろん、日常生活のなかでうっかり落としたり物をぶつけたりしても、Jackeryのポータブル電源なら安心です。
②経年劣化にも耐える試験を実施
ポータブル電源は機器の一種ですから、いずれ故障することは避けられません。とはいえ、せっかく購入した製品はできるだけ長く使いたいもの。Jackeryでは経年劣化にも耐える試験を実施しており、長く安全に使いたいというご要望にこたえています。一例を以下に示しました。
- ・ボタンを最大5,000回押して動作をチェックする「ボタン寿命試験」
- ・プラグを最大1万サイクル抜き差しする「抜き差し試験」
- ・バッテリー充放電テスト
上記の試験を実施していますから、皆さまは「使い過ぎて壊れてしまわないだろうか?」ということを気にせず、必要なときに必要なタイミングでお使いいただけます。
③ソーラーパネルはゲリラ豪雨や浸水にも耐える性能を備える
ソーラーパネルは屋外に設置するため、突然の雨に遭うこともあります。Jackeryでは以下のテストを実施し、雨や浸水にも耐える性能をチェックしています。
- ・通常の雨を想定した試験
- ・ゲリラ豪雨を想定した試験
- ・浸水試験(IP68仕様の場合は、深さ1.5メートルの水に1時間浸水)
加えて氷点下20℃の環境や、3600回以上折り畳んでも動作することをチェックしています。Jackeryソーラーパネルなら、このような過酷な状況でも安心してお使い頂けます。
4、Jackery製品はPSEや防災製品等推奨品認証などを取得
Jackeryは、安全に関する客観的な認証も複数受けています。ここでは社外の各機関が認定する3種類の認証を取り上げ、安全性に関するどのような裏付けがあるか解説します。
①燃えにくさを示す「UL 94V-0」に認定
本体の燃えにくさは、安全性に直結します。Jackery製品は、燃えにくさを示す「UL 94V-0」の認証を取得しています。
- ・10秒間炎を当てた後、炎を遠ざけた後の燃焼時間が10秒以内
- ・5本の試験片の燃焼時間が、合計50秒以内
- ・試験片が燃え尽きる前に炎が消える
Jackery製品は火を遠ざければ自動的に消火する性能を備えているため、万が一火災に遭っても安心です。
②PSEマーク
Jackeryポータブル電源付属のACアダプターは、電気用品安全法で定められた技術基準適合義務、検査義務などを履行することによって与えられる、PSEマーク検査に合格済みの製品となっております。
関連記事:PSEマークとは?概要や認証の仕組み、注意点を徹底解説!
③国連勧告輸送試験「UN38.3」に適合
Jackeryは、国際基準の一つである「UN38.3」(国連特別輸送試験)の認証も取得しています。リチウムイオン電池の国際輸送(船舶、航空および鉄道)には大きな温度変化や振動、衝撃を受けがちですが、これらの事態が起きても安全に輸送できます。
アウトドアでも、車の移動によるある程度の振動や衝撃は避けられません。しかしUN38.3に適合していれば、安心して使えます。
④防災製品等推奨品認証を取得
Jackeryのポータブル電源は、防災製品等推奨品の認証も取得しています。「災害時に有効に活用できて安全と認められる防災用品」に対して「一般社団法人 防災安全協会」が付与するものですから、万が一の状況に陥ったときこそ安心して使える性能が証明されています。災害に遭っても安全に使え、被災後の生活を力強く支えてくれることでしょう。
5、高い安全性以外にJackeryポータブル電源が人気な理由
Jackeryのポータブル電源は高い安全性以外にも、良質なサービスで人気を集めています。ここでは利用者にとってうれしい3つのサービスを取り上げます。どのようなサービスが提供されているか確認していきましょう。
①最大5年間の製品保証サービス
Jackeryのポータブル電源は、保証期間の長さが魅力です。Jackeryから直接購入した場合は、以下の保証期間を提供いたします。
- ・Proシリーズ、Plusシリーズ:5年間
- ・Jackery Explorer 100 Plus:2年間
- ・その他のポータブル電源:3年間
ポータブル電源の購入には、数万円や数十万円といったまとまった金額が必要です。せっかく購入したのだから、長く使い続けたいと思う方も多いでしょう。Jackeryなら最長で5年間、自然故障した製品を無償で修理します。長期間、安心して使い続けることが可能です。
②充実したカスタマサポート
Jackeryでは購入後も、充実したカスタマサポートを提供しています。公式サイトには「よくある質問」を掲載し、いつでも確認できます。不明な点は電話やメール、LINEや問い合わせフォームなど、さまざまな方法で質問を受け付け。製品にトラブルが起きた場合は、修理もJackeryで対応しますから安心です。
③定期点検のお知らせや回収など、使用終了まで安心できるサービス
Jackeryでは異常を感じずにお使いのユーザー様にも、3カ月おきに定期点検のタイミングを連絡する「Jackery定期点検ご連絡サービス」を提供しています。メールをご覧になり定期点検を行うことで、製品の異常を早く発見でき、長く使い続けてもらうことが可能です。
Jackeryは、ポータブル電源の廃棄もサポートします。不要になったJackeryのポータブル電源は「無償回収・リサイクルサービス」ページをご参照のうえ、指定された住所にお送りください。ダンボールなどの梱包費用や送料はご負担いただきますが、回収・処分は無料で行います。使い終えるそのときまで、安心して使えることもJackeryの魅力です。
6、10年以上使える長寿命で人気なJackeryポータブル電源5選
Jackeryではユーザーの目的や要望に応じて、さまざまな容量や種類のポータブル電源を用意しています。ここでは5種類のポータブル電源を紹介します。用途や目的に合ったポータブル電源を選んでください。
●ポータブル電源 2000 Plus
出力ポートは4種類あります。AC100V電源が5口、USB-AとUSB-Cが2口ずつ、シガーソケットを1口用意されています。
AC100V電源を使えば2時間で満充電にできる高速充電も魅力です。ソーラーパネルでも充電でき、SolarSaga 200Wを6枚使えば2時間で充電を完了できます。ソーラーパネルで直接バッテリーパックを充電することも可能です。
●ポータブル電源 1000 Plus
続いて、ポータブル電源 1000 Plusの特長を確認していきましょう。
充電はソーラーパネルでも可能です。「SolarSaga 200W」を4枚使えば、2時間で充電完了できます。またリン酸鉄リチウムイオン電池の採用により、4,000回もの長寿命を実現。毎日使いフル充電を繰り返しても10年以上活用できます。
●ポータブル電源 1000 Pro
家庭用100V電源で、あるいはSolarSaga 200Wを4枚使うことで、1.8時間でのスピード充電を実現しました。使える家電の消費電力は1000W以内と限られますが、IT機器やドライヤー、ヒーターなど、多くの家電を使えます。容量は1002Wh。軽さと性能の高さを両立したい方におすすめです。
●ポータブル電源 600 Plus
AC100VコンセントとUSB-Cポートは2口ずつ、USB-Aポートとシガーソケットは1口ずつ使えます。IT機器や照明、テレビ、扇風機だけでなく、ヒーターなど一部の暖房家電など、幅広い家電を動かせます。リン酸鉄リチウムイオン電池を使っており、4,000サイクルもの長い寿命も魅力的です。
●ポータブル電源 300 Plus
ポータブル電源初心者におすすめの小型ポータブル電源です。自宅はもちろん、外出先でも気軽にポータブル電源を使えることは魅力的です。防災やキャンプだけでなく、出張などでも活用できるでしょう。
7、Jackeryポータブル電源を安心して使う7つのポイント
上記のようにJackeryでは安全のために細心の注意を払っておりますが、さらにポータブル電源を安全にご使用いただくために以下の点に注意してご使用ください。
①温度の高い場所や、高温の物のそばに置かない
Jackeryポータブル電源には、使用できる上限の温度(動作温度)が以下のとおり定められています。
- ・リン酸鉄リチウムイオン電池(Plusシリーズ):45℃
- ・三元系リチウムイオン電池(Plusシリーズ以外):40℃
動作温度(使用温度)を超える場所には置かないようにしましょう。真夏の炎天下は、40℃を超える場合もしばしばあります。ポータブル電源は日陰で使うことが安全を保つコツです。
また高温の物のそばに置くと、輻射熱(放射熱)によりポータブル電源の温度も上がります。特にストーブやヒーターのそばには置かないようにしましょう。
②置く場所の周りには、スペースを5cm以上空ける
ポータブル電源には、通風孔が用意されています。このすき間は、内部で発生した熱を逃がす重要な目的があります。通風孔を塞ぐと内部の温度が上がり、ポータブル電源を正常に使えなくなることに注意してください。
このため、通風孔を塞いではいけません。熱をしっかり逃がすため、ポータブル電源の周りに5cm以上スペースを空けられる場所を選んで設置しましょう。
③雷が近づく前に使用を中止し、電源プラグを抜く
ポータブル電源には、以下の部品が内蔵されています。
- ・ポータブル電源を安全・正確に使うために役立つ精密部品
- ・有機溶媒を使った「リチウムイオン電池」
もし雷の影響で高電圧・大きな電流が流れると、内部の部品に不具合をもたらすかもしれません。稲光が見えるなど雷が近づく兆候があれば、早めに使用を中止し電源プラグを抜きましょう。
④水濡れ厳禁。湿度の高い場所での使用も避ける
多くの家電と同様に、ポータブル電源の水濡れは故障やショートの原因です。火災につながるかもしれません。また濡れた手で触ると感電し、生命にかかわる事態に陥るおそれがあります。ポータブル電源を扱う際には、以下の項目にも注意してください。
- ・ポータブル電源に水をかけない。水がかかる場所で使わない
- ・雨粒や雪が付く場所でポータブル電源を使わない(室内で使う)
- ・取り扱う前には、手をよく拭いて水分を落とす
- ・浴室など、湿度が高い場所での使用は避ける
⑤ポータブル電源の内部に物を入れない
ポータブル電源の内部に、物を入れてはいけません。故障や発熱、発火の原因になります。特に金属を入れると、感電するリスクがあり危険です。お子様がいる場合は、いたずらが事故につながるおそれがあるため十分注意してください。
⑥3~6カ月に1度は充電を
充電池が空の状態で長期間保管(3~6カ月)すると、性能が劣化したり、充電ができなくなる場合もあるため、いざという時に備えてバッテリー残量は3~6カ月に一度は確認し、60~80%まで充電を行ってください。また充電の際は、平坦で安定した場所で行うようにしてください。
⑦保管は直射日光の当たらない場所で。電池残量は毎月チェックを
ポータブル電源は、保管温度の範囲内で保管しましょう。保管温度が書かれていない場合は、動作温度(使用温度)を参考にしてください。直射日光が当たらない場所を選ぶことも重要です。
また電池残量は60%から80%を維持するよう管理し、過放電を防ぎましょう。電池残量を月1回チェックし、不足している場合は充電してください。
まとめ
Jackeryでは電池からケースまで、隅々にわたり安全に配慮した製品を提供しています。三元系・リン酸鉄どちらの製品も、安心してお使いいただけます。
Jackeryは安全性を重視しながら、利便性のアップにも取り組んでいます。安全性と充電スピードを両立した「ChargeShield技術」は代表的です。安全・安心で高性能のJackery製品から、お気に入りの1台を選んでみてはいかがでしょうか?
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