キャンプを快適にするおすすめ扇風機5選|必要性・選び方も解説
夏のキャンプでは常に外にいることになるので、蒸し暑さから汗が流れ落ち、体も服もベタベタになりかねません。せっかく楽しみにしていたキャンプも、早く帰りたいと思うほど苦痛なものになるでしょう。そんな夏のキャンプで快適に過ごすための必需品と言えるのが「扇風機」です。扇風機は日中帯から就寝中まで、キャンプを通して活躍します。また、扇風機の役割は、暑さを凌ぐためだけではありません。
この記事では、キャンプにおける扇風機について、おすすめの機種をランキング形式でご紹介します。キャンプに適した扇風機の選び方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
キャンプで扇風機が大活躍する3つの場面
扇風機があることで、キャンプは快適なものになります。扇風機の役割は暑さ凌ぎだけではないことをご存知でしょうか。キャンプで扇風機が大活躍する場面は次の3つです。
①冷風で暑さを凌ぐ
まずは、一番の使い道となる扇風機から出る冷風により、暑さを凌ぐという場面です。風を浴びるだけで体感温度を2〜3度下げることができます。
夏の猛暑で扇風機を使わずにキャンプをしていると、熱中症になる恐れもあるので注意が必要です。特に高齢の方やお子さんと一緒にキャンプを楽しむ場合は、必ず扇風機を浴びて、水分補給を欠かさないなどの対策が必要になるでしょう。
また、夏キャンプの夜は対策を取らなければ、蒸し暑くて寝られないこともあります。夜中に何度も目が覚めてしまい、朝起きると疲れが取れていない、体は汗でベタベタということになりかねません。できれば、夜通し扇風機を回し続けるのがよいでしょう。
②温風機の空気を循環させる
扇風機は夏だけでなく、冬のキャンプでも活躍します。冬は寒さ対策として、ストーブなどの温風機をテントに持ち込む方も多いと思います。熱はテントの上部に行きやすいので、テント全体が温まりません。そんな時は、扇風機を使うことで空気を循環させ、全体を暖かくできます。
また、夏であっても小型クーラーを持ち込まれている方は、扇風機で空気を循環させることで効率的にテント内を冷やすことができます。気温が極端になる季節には、テントという居住空間をいかに快適なものにできるかが重要です。それによって、キャンプの楽しさも左右されるといっても過言ではありません。
③火起こしで風を送る
扇風機は火起こしでも大活躍します。キャンプでは焚き火をして、鑑賞したり料理をしたりすることが多いです。焚き火の火起こしは初心者の方にはなかなか難しいですよね。そんな時に、火起こしを楽にしてくれるアイテムになるのが扇風機です。
焚き火の火起こしにおいて扇風機を使う場合の手順をご紹介します。
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1、松ぼっくりなどの着火剤を焚火台に置く
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2、着火剤に火花を飛ばして炎にする
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3、着火剤の炎でフェザースティックや細い薪を燃やす
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4、扇風機で風を送り、炎を大きくする
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5、太い薪を焚べて炎を安定させる
快適なキャンプにする扇風機の選び方5選
扇風機の中でもキャンプに適したタイプと適さないタイプがあります。キャンプに適した扇風機を選ぶことでキャンプの邪魔にならず、効率的に風を送れます。快適なキャンプにする扇風機の選び方は、次の5つです。
①コンパクトかつ軽量である
キャンプで使用するキャンプギア全てに言えることですが、コンパクトに収納でき、軽量であるという条件が必要です。キャンプで荷物が重くて、大きいと行き帰りだけで疲れてしまいます。
特に、扇風機は使用頻度が高く、持ち歩きもします。そのため、できるだけ軽量でコンパクトなものを選ぶことで、快適に使用できるでしょう。扇風機の中には折りたたみができるタイプや、首にかけられるタイプもあります。
②コスパに優れている
扇風機にあまりお金をかけたくないという方は多いと思います。できれば、余ったお金を他のキャンプギアに使いたいですよね。とは言っても性能の悪い機種を選んでしまうと、余計な出費になってしまい、買い直す羽目になりかねません。
そのため、できるだけコストパフォーマンスに優れた機種を選びましょう。この記事の後半でご紹介している機種は、どれもコストパフォーマンスに優れているので、安心してください。
③静音設計がされている
キャンプシーンでは、焚き火の薪が爆ぜる音や自然音に耳を澄ましたい瞬間があります。そんな時に、扇風機の「ブーン」という音が響いていたら、キャンプの醍醐味の邪魔になります。そのため、扇風機は静音設計がされているタイプを選びましょう。
DCモーターを搭載したタイプですと、省エネ性能が高く、動作音が静かです。キャンプを思う存分満喫するためにも、静音設計は外せない要素と言えます。
➃十分な風量を送れる
軽量かつコンパクトな機種で懸念されるのが、風量です。いくら軽量でコンパクトに収納でき、静音設計がされていたとしても、風量が弱く暑さが変わらないと意味がありません。扇風機の風量に影響する要素は「サイズ」「給電方法」「ファンの枚数」です。
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・サイズ
扇風機自体のサイズが大きいと、その分ファンも大きいので強い風量を送れます。
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・給電方法
USB給電よりAC給電の方が風量が強くなる傾向があります。
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・ファンの枚数
ファンの枚数が少ないほど、1枚のファンが捉える風の量が大きいため、風量も大きくなります。
⑤連続稼働時間が長い
寝苦しい夜を過ごす上で、連続稼働時間が長いかどうかは重要な要素です。たとえ、風量が大きく稼働中は体を冷やすことができても、充電や電池の持ちが悪ければ、暑さに耐えなければならない再充電や電池を切り替える時間が頻繁に発生してしまいます。
また、連続稼働時間は調整できる風量によっても変わります。暑さを凌げる適度な風量で連続稼働時間が長いタイプを選ぶのが良いでしょう。予備のバッテリーや電池を準備するのも有効です。
キャンプスタイル別の5つの扇風機タイプ
キャンプに適した扇風機は、キャンパーのスタイルによっても変わってきます。まずは、あなたがどのキャンプスタイルに当てはまるのか考えてみてください。キャンプスタイル別のおすすめの扇風機タイプは次の通りです。
●ソロキャンプ|卓上式
ソロキャンプに適した扇風機タイプは「卓上式」です。ソロキャンプでは、一人でキャンプギアを持ち運びする必要があります。また、道中も一人なのでできるだけ軽量かつコンパクトであることが望ましいです。
卓上式は、軽量かつコンパクトな上に風量も十分にあります。そのため、収納の場所を取らず、行き帰りの邪魔になりません。キャンプ中はテーブルに置いたり、ポールに挟んだりして安定させます。
●ファミリーキャンプ|吊り下げ式・自立式
ファミリーキャンプに適した扇風機タイプは「吊り下げ式」と「自立式」です。ファミリーキャンプでは人数が多いので、風量の多さが重要になります。それぞれの特徴は次の通りです。
扇風機タイプ |
特徴 |
吊り下げ式 |
・テント内の空気を循環させられる ・コンパクトで軽量なタイプが多い |
自立式 |
・風量が多く、強い風を送れる ・自宅でも使用できる |
テントの外は、自立式を用いることで多くの風を家族達に浴びせられます。首が回るタイプですと、全員に平等に風が行き渡るので良いでしょう。テントの中は、人数が多いと熱がこもりやすくなるので、吊り下げ式で常に冷たい風を充満させるのがおすすめです。
●女子キャンプ|首掛け式・ハンディ式
女子キャンプに適した扇風機タイプは「首掛け式」と「ハンディ式」です。女子の天敵とも言えるのが日光。汗で化粧が崩れるだけでなく、臭いが体についてしまうのも避けたいですよね。そんな女子キャンプで活躍する首掛け式とハンディ式の特徴は次の通りです。
扇風機タイプ |
特徴 |
首掛け式 |
・両手が自由になる ・動いても常に風を浴び続けられる |
ハンディ式 |
・ハンドバックに入れられる ・取り出してすぐ使える |
女子キャンプでは、首掛け式を首にかけることで、キャンプ中は常に風を浴び続けて発汗を防ぎましょう。また、ハンディ式ですと、荷物にならず、いつでも取り出して使用できるので便利です。
扇風機の電力は「Jackeryポータブル電源」で確保!
扇風機を稼働させるためには電力が必要です。夏のキャンプでは、扇風機の稼働台数が多くなり、稼働時間も長くなります。そのため、キャンプ前の充電だけではキャンプ終了まで使い続けることは難しいでしょう。そんな時に必要となるのが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、大量の電気を蓄え、電源のないキャンプ先でも、スマホや扇風機、ポータブルクーラー、炊飯器等の家電に給電できる機器のことを指します。
●ポータブル電源がキャンプ場で重宝する理由
ポータブル電源があることで、キャンプ場で常に扇風機に給電できるのは勿論のこと、他にも次のような魅力があります。
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・小型クーラーが使えるため、扇風機よりもテント内の温度を下げられる
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・車載冷蔵庫が使えるため、飲み物を常にキンキンに冷やしておける
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・電子レンジやコーヒーメーカーなどの家電が使えるので、料理が楽になる
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・スマホを常にフル充電にしておける
ポータブル電源の中でもおすすめなのは、容量別の商品バリエーションが豊富なJackery(ジャクリ)が出す「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」です。
Jackery ポータブル電源 1000 Plusは1264Whの大容量かつ定格出力2,000Wの高出力により、キャンプの間中、扇風機を稼働させ続けられます。さらに、8台の機器に対して同時給電ができるので、扇風機を稼働しながら家電の使用やスマホの充電も可能です。
商品の特徴
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・バッテリーを最大3つ追加することで、バッテリー容量を1.2kWhから5kWhまで拡張できるので、キャンプ場にいながら自宅のような快適さを実現できる
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・放電サイクル4000回の長寿命なので、一度購入すると、これからのキャンプライフで重宝する
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・ACコンセントなら1.7時間でフル充電ができるので、扇風機を直接充電するより電気効率がいい
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・ソーラーパネル200 Wを4枚接続すると、現地でも太陽光発電で2時間で高速充電ができる
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・EPS機能搭載により、停電が起きても給電を続けられる
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・Jackery専用アプリで、誰でも楽に電源の切り替えや電池残量の確認が行える
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
関連人気記事:ポータブル電源はキャンプでどんな使い方ができるのか?
まとめ|キャンプの快適さは扇風機で確保しよう
キャンプを快適に過ごすために、扇風機の存在は欠かせません。キャンプで使用する扇風機は、軽量かつコンパクトであり、風量の多いものが良いです。また、あなたのキャンプスタイルによっても、適当な扇風機は変わります。あなたに合った扇風機を携え、キャンプを快適に楽しみましょう。
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