【ポータブル電源の普段使い】雑草刈りがポータブル電源でラクラクに
Jackeryのポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせたJackery Solar Generator(以下、SG)のユーザーの方に、前回は家庭内の普段使いの方法についてご紹介していただきました。今回は庭仕事編です。屋外では使いたい電化製品があってもコンセントが無くて使えないということも。そんな時にポータブル電源を使って効率的に作業を行った話について、今回もユーザーの方にご紹介いただきました。
雑草対策の2つの方法
雑草対策の2つの方法
春先~夏場になると私の住む地域では「ある戦い」が始まります。
その戦いとは、雑草との戦いです。都心では道路や家の周りがコンクリートで固められ、行政が草刈りをしてくれる場合もありますが、我が家のような田舎では、地面のコンクリートが少なく、この「雑草」との戦いは毎年恒例のハードな行事となっているのです。
現在、雑草を除去するには、2つの方法が主流となっています。
1、除草剤を使用する
除草剤の効果は製品にもよりますが、約3ヶ月となっています。2リットル程度で数千円くらいが相場になっており、広い敷地に満遍なく散布する場合は、数万~数十万円の費用がかかる計算になります。
また、薬品を使うため、土壌を汚染する製品もあり、さらに他の作物や除草したくない草木にも影響が出る可能性もあるので、この方法を取らない方も多くなっています。
2、草刈機による除草
もう一つの方法が「草刈機」による除草です。草刈機を動かすためには「エネルギー」が必要となります。現在、その燃料として使われているのは「ガソリン」や「混合燃料」なのですが、この液体の扱いにはかなりの注意が必要です。
ガソリンはもちろん、混合燃料も引火の可能性があるので持ち運びや保存場所にも気を遣います。また、2022年現在、1 リットルで400円前後となっており、1 時間で約500ミリリットルを消費するため、動かす時のコストもそれなりにかかってきます。
そこで我が家は考えました。「Jackery ポータブル電源 400」(112200mAh/400Wh)」(以下400)で電気式の草刈機を使えばいいのでは? と。
雑草との戦いにポータブル電源を導入
雑草との戦いにポータブル電源を導入
業務用レベルのものではないのですが、写真のような草刈機(消費電力50W、約3000円)をホームセンターで購入し、400に接続し作業をすることにしました。
今回使用するポータブル電源 400はACコンセントを備えており、最大出力が200Wとなっていますので、この草刈り機なら問題なく動かすことができます。
とはいえ、作業を進めると、400から電気式草刈機に繋がる電源ケーブルの長さが問題になると分かってきました。
燃料式の草刈機は、草刈機自体に燃料が入っていますので、ケーブル無しで使用できますが、電気式の場合は電源をケーブルで確保しなくてはいけないので、下の写真のような状態になってしまうのです・・・。
妻との共同作業で草刈りがスムーズに
妻との共同作業で草刈りがスムーズに
そこで考えたのが、「妻との連携作業」でした。最初は妻が蚊に刺されるのでは、と思い、自分だけで作業をしていたのですが、雑草を切るたびに400を移動させるのが非常に作業効率が悪いのが発覚、妻に話したところ、「私もやってみたい!」との返事でした。
今回、敷地内の庭に続く道がほぼ草に覆われていましたので、まずは400と電気式草刈機を使って道を切り開くことを目標に作業を行うことにしました。ご覧のように、ほぼ道とはいえない状態なのがお分かりいただけるかと思います。
今回、敷地内の庭に続く道がほぼ草に覆われていましたので、まずは400と電気式草刈機を使って道を切り開くことを目標に作業を行うことにしました。ご覧のように、ほぼ道とはいえない状態なのがお分かりいただけるかと思います。
今回、敷地内の庭に続く道がほぼ草に覆われていましたので、まずは400と電気式草刈機を使って道を切り開くことを目標に作業を行うことにしました。ご覧のように、ほぼ道とはいえない状態なのがお分かりいただけるかと思います。
ここを私が先を行きケーブルが届く範囲の草を刈りながら、その後を妻が付いてくるというスタイルで進めていくことにしました。400は重量は約4kgと、妻でも持ち歩ける重さなので、最初は妻が400を持って作業を進めていくことにしました。
また、どれくらいバッテリーを消費したのかを測るために、フル充電100%の状態から開始しました。
400は小さいながら、最大出力200Wの高出力となっているため、草刈機は全く問題なく動き、太めの茎もガンガンと切っていけます。そして、たまに妻と立場を交代! 妻が草刈機を使用し、今度は私が400を持って後を付いていきます。
そして戦うこと約30分、ビフォー、アフターがこの写真です。下に草が落ちて、まだ緑なので分かりづらい部分もあるかもしれませんが、確実に「道」ができたのがお分かりいただけるのではないでしょうか?
もちろんガソリンの草刈機でも同じようにできたとは思います。しかし、安全性の面、コスト、そして何よりも今回のように「夫婦の共同作業」ができて、楽しく草刈りができたことが大きなメリットだったと感じています。
さて、ここで気になる「消費電力」ですが、約30分使い、道を作ったので自分達の中では「相当使ったので、もう0に近いんじゃないか?」と思いつつ、400のディスプレイを見てびっくり……。なんと、100%から約2%しか減っていなかったんです! まだ98%も残ってる! これには衝撃でした。
ちなみに、我が家ではこのポータブル電源に充電する時には太陽光で発電できる「Jackery SolarSaga 200」を使用していますので、実質、この電気代も「無料」です。
電気代無料で草を刈れて、道を作り、そして夫婦の共同作業も経験することができたのはこのポータブル電源のおかげです。
アイディア次第で色々なことに使える「Jackery ポータブル電源」の使い方について、またお伝えできればと思います。
今回使用した電源はこちら!屋外に持ち出して作業をするにはちょうど良いサイズです。
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