ポータブル電源はこんなふうに使える!庭や車中泊での活用方法を紹介
キャンプなどのアウトドアで活躍するほか、災害発生時の非常電源としても注目されているポータブル電源。しかし、ポータブル電源が活躍するのは、これらのシーンだけではありません。ポータブル電源は、自宅の庭や車中泊でも、大活躍してくれるのです。さらに、これらのシーンでの活用方法は1つではなく、様々あります。今回は、庭や車中泊でのポータブル電源の活用方法について、紹介していきます。
ポータブル電源とは?
ポータブル電源とは、持ち運びができる蓄電池であり、電源(コンセント)です。ポータブル電源は、自宅のコンセントから充電できます。充電したポータブル電源に、電化製品のコンセントを挿せば、ためた電気を利用して、電化製品を動かせます。ポータブル電源を屋外に持ち出せば、外でも電化製品が使用可能に。大容量なので、しっかり充電しておけば、たくさんの電気が使えます。ポータブル電源の定格出力と電化製品の消費電力に注意。ポータブル電源の活用方法を紹介する前に、1つ注意点があります。それは、基本的に、ポータブル電源の定格出力より消費電力が大きい電化製品は使用できないという点です。
例えば、「Jackery(ジャクリ)」の「ポータブル電源700」の定格出力は500Wです。
ポータブル電源700では、消費電力が500Wを超える電化製品は、基本的に動かせません。そのため、ポータブル電源を使うなら、なるべく定格出力の大きい製品を選び、かつ消費電力がそれ以下の電化製品を使用するようにしましょう。Jackeryのポータブル電源で、定格出力が最も大きいのは、「ポータブル電源1000」の1000Wです。電化製品の消費電力は多くの場合、製品本体に貼られているシールや、インターネットの商品販売ページなどに記載されています。
ポータブル電源は庭でも大活躍!3つの活用例
注意点が分かったところで、庭や車中泊でのポータブル電源の活用方法について見ていきましょう。まず、ポータブル電源の庭での主な活用例は、以下の3つです。
ここでは、それぞれの活用方法について、紹介していきます。
・庭でのカフェタイムに
庭がカフェテラスに早変わり!?まったりカフェタイムに活用。
庭にテーブルや椅子がある方のなかには、そこをカフェテラスのようにして、コーヒーや紅茶を飲みながら、まったりくつろいでいるという方もいるかもしれません。しかし、飲み物のおかわりをするたびに、家の中に戻ってお湯を沸かすのは面倒ですし、気分も台無しになってしまいます。また、庭でくつろごうにも、季節や気温によっては、難しいときもあるでしょう。そこで活躍するのが、ポータブル電源と、以下の電化製品です。
【庭でのカフェタイムにおすすめの電化製品】
電気ケトル、サーキュレーター、扇風機、ハロゲンヒーター
電気ケトルがあれば、庭でそのままお湯が沸かせるので、家の中に戻らなくても、その場で飲み物のおかわりが作れます(電気ケトルは消費電力が1000Wを超える製品が多いので、なるべく消費電力の少ないものを使うようにしましょう)。気温についても、暑い夏の日は扇風機やサーキュレーター、寒い冬の日はハロゲンヒーターを使うことで、庭でも快適に過ごせます。
・庭でのキャンプに
こんな時だからこそ!庭でのキャンプに活用。
広い庭を持っているのなら、キャンプ場に出かけなくても、自宅の庭でキャンプができます。庭キャンプで役に立つのが、以下の電化製品です。
【庭でのキャンプにおすすめの電化製品】
小型炊飯器、卓上IHクッキングヒーター、電気毛布、LEDランタン
小型炊飯器や卓上IHクッキングヒーターがあれば、庭でご飯を炊いたり、調理したりできます。庭にテントを張って、本格的にキャンプをする場合は、電気毛布やLEDランタンが便利です。電気毛布があれば、寒い冬空の下でも温かくして眠れますし、LEDランタンがあれば、暗い夜でも明かりを灯せます。どの電化製品も、ポータブル電源があれば、庭でも使用が可能です。
・庭での仕事やDIYに
屋外で完結!庭仕事やDIY時の電源として活用。
ポータブル電源は、以下の電化製品を使うような庭仕事や、庭でのDIYの際にも役立ちます。
【庭仕事や庭でのDIYにおすすめの電化製品】
草刈機、電動工具
※いずれも電源コード式のもの。
例えば、庭の草刈りをするのに、電源コード式の芝刈機を使うとき。屋外にコンセントがなければ、自宅のコンセントから芝刈機まで、延長コードをのばさなければなりません。この場合、コードが長すぎるとわずらわしく、短すぎると移動範囲が狭まってしまいます。しかし、ポータブル電源を使えば、長い延長コードを使わなくても、芝刈機を動かせます。庭の中で、芝刈りの場所を移動する際も、ポータブル電源を一緒に移動させるだけでOKなので、手間がかかりません。同じ理由から、庭でDIYをするときも、ポータブル電源は便利です。
庭での使用はソーラーパネルとセットならさらに便利!
Jackeryのポータブル電源には、ソーラーパネルがセットになっている、太陽光発電セットもあります。
ポータブル電源を庭で使うのなら、ソーラーパネルがあれば、より便利です。ふつうのポータブル電源は、自宅のコンセントから充電しますが、ソーラーパネルがあれば、太陽光からも充電が可能です。
太陽光での充電方法は、ソーラーパネルを日の当たる場所に広げて立てた状態で、コードをポータブル電源に接続するだけ。これにより、日の光を受けたソーラーパネルが発電し、発電した電気がポータブル電源に供給されます。
太陽光発電セットのメリットは、屋外でポータブル電源を充電しながら、電気が使えるという点です。
ポータブル電源だけの場合、庭で電気を使い切ってしまったら、家の中に戻って充電しなければなりません。
その点、ソーラーパネルがあれば、太陽光で充電しながら、庭で電気が使えるので、電池の持ちがグッとアップします。
ポータブル電源は車中泊にもおすすめ!2つの活用例
・簡単な食事に
何日でもいけちゃう?車の中で簡単な食事が作れる。車中泊をするとき、ポータブル電源と以下の電化製品を持ち込めば、車内で簡単な食事が作れます。
【車中泊での簡単な食事作りにおすすめの電化製品】
電気ケトル、小型炊飯器、ミニ冷蔵庫
電気ケトルや小型炊飯器があれば、お湯を沸かしてカップラーメンを作ったり、ご飯を炊いたりできます。ミニ冷蔵庫があれば、飲み物や保存食以外の食べ物も保存しておけるので便利です。簡単な食事で良いという方なら、ポータブル電源とこれらの電化製品があれば、何日でも車中泊ができそうです。
・リラックスタイムに
車の中でも自宅のように!優雅なリラックスタイムを!
ポータブル電源と以下の電化製品があれば、車の中でも、家の中と変わらないようなリラックスタイムが過ごせます。
【車中泊でのリラックスタイムにおすすめの電化製品】
ポータブルDVDプレイヤー、スピーカー、扇風機、電気毛布
ポータブルDVDプレイヤーがあれば、車内で映画やドラマなどが鑑賞可能です。音楽鑑賞が好きな方は、スピーカーを使って、車内で音楽を楽しめます。夏は扇風機、冬は電気毛布があれば、車のエアコンを使わなくても、涼しくしたり、温かくしたりできます。
これなら、車中泊をより快適に、より楽しく過ごせるでしょう。
車中泊なら車のシガーソケットからの充電が便利!
車中泊では、家に帰るまで自宅のコンセントから充電ができないため、途中でポータブル電源のバッテリー残量が空になってしまわないか、心配だという方もいるかもしれません。
しかし、Jackeryのポータブル電源は、車の中でも充電が可能です。充電方法は、付属のケーブルを使って、車のシガーソケットとポータブル電源をつなぐだけ。これだけで、エンジンをかけている間、ポータブル電源が充電されます。
車中泊の最中、ポータブル電源のバッテリーが減ってきたと思ったら、少し車を走らせるなどして、充電するといいでしょう。
まとめ
ポータブル電源の、庭や車中泊での活用例について、紹介していきました。しかし、今回紹介したのは、あくまでこれらのシーンにおける活用例の一部にすぎません。ポータブル電源の活用方法は、今回紹介したもののほかにも、使用する人のアイデアの数だけ、無限にあります。
ほかにも良いアイデアが思いついたという方や、こんな風に使ってみたいと思った方は、ぜひポータブル電源をゲットして、実際に活用してみてはどうでしょうか。
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