太陽光パネルは掃除で発電効果アップ!自分でやる方法や注意点を詳しく解説

太陽光パネルを掃除する

「太陽光パネルって掃除する必要ある?」「掃除の方法や費用感が知りたい…」

結論からいうと、太陽光パネルは性能を維持するために定期的な掃除をおすすめします。そこで今回は太陽光パネルに掃除が必要な理由から、掃除の方法・費用感・ポイント・注意点まで徹底解説。記事の最後にはほぼ掃除不要のおすすめ太陽光パネル製品も紹介します。太陽光パネルの掃除について悩んでいる方は必見です。

太陽光パネルは掃除が必要!

太陽光パネル

太陽光パネルは下記2つの理由で掃除が必要です。

  • ・発電効果が下がってしまう

  • ・「ホットスポット現象」のリスクを回避する

それぞれ見ていきましょう。

●掃除が必要な理由①:発電効果が下がってしまう

太陽光パネルに鳥のフンや落ち葉などの汚れ・ゴミがつくと、発電効率が下がってしまいます。原因は単純で、汚れやゴミによって太陽光がパネルに当たる量が減ってしまうためです。

神奈川県川崎市にある-扇島太陽光発電所では、業務用太陽光パネルの掃除前後での発電量を調べる実証実験を行いました。本実験を行った平成27年時点で、設置当初の平成24年と比較し発電量は81.7%まで落ちています。掃除を実施したところ、発電効率は7.59%回復し89.29%となりました。

参考:フジクス株式会社 「既設太陽光パネルの洗浄方法と発電効率に関する実証

一般家庭用の主流である出力5kWの太陽光パネルに置き換えて考えると、数年に1度の掃除で約12,000円も電気代が浮く可能性があるということ(※)。定期的な掃除をする価値は十分にあるでしょう。

※太陽光パネル1kWにつき年間1,000kWhを発電、電力目安単価31円/kWhで計算した場合

●掃除が必要な理由②:「ホットスポット現象」のリスクを回避する

落ち葉などの不透明な物体が太陽光パネルに貼りついた場合、陰になった部分で「ホットスポット現象」が発生してしまう場合があります。ホットスポット現象とは、陰になった部分(セル)が高温になり、パネルの性能が著しく低下してしまう現象のことです。

参考:太陽光発電協会

現在流通している太陽光パネルはホットスポット現象を回避する「バイパスダイオード」という部品が取り付けられており、過度に心配する必要はありません。ただし安価な輸入品などは、バイパスダイオードがない場合もあるので注意しましょう。

掃除しても落ちない太陽光パネルの汚れもある

太陽光パネルの下記の汚れは、残念ながら掃除をしても落ちない場合があります。

  • ・鳥のフンの跡

  • ・セメント・塗料

それぞれ解説します。

●鳥のフンの跡

長期間つきっぱなしだった鳥のフンの跡は、どんなに掃除をしても取れない場合があります。これはパネル表面の強化ガラスの表面が浸食されてしまっているためです。つまり、どんなに擦っても取れることはありません。発電量に大きな影響はないので、無理に取るのは諦めたほうが良いでしょう。

●セメント・塗料

地面などに設置した場合は基礎を作るときのセメントが、屋根に設置した場合は塗り替え時の塗料が太陽光パネルの表面についてしまう場合があります。これらの汚れはガラスにべったりと貼りつくため、はがすのは非常に困難です。残念ながら発電量も微妙に減ってしまいますが、壊してしまうリスクもあるので諦めましょう。

太陽光パネルを掃除する方法

太陽光パネルを掃除する

太陽光パネルを掃除する方法は下記の2つです。

  • ・自分でやる

  • ・外注する

それぞれの方法について解説します。

●方法①:自分でやる

太陽光パネルを庭や空いた土地に設置しているなら、自分で掃除することも十分に可能です。使う道具などはこの後詳しく解説しますが、外注よりも大きく費用を抑えられます。

屋根や物置の上など高い位置に設置している場合は、落下事故のリスクがあるので外注したほうが無難です。「病院代の方が高くついた」というケースも少なくありません。無理に掃除しないようにしましょう。

●方法②:外注する

一般的な太陽光パネルの掃除方法は専門業者への外注です。費用は「基本料金+パネルあたりの料金」となるのが一般的。基本料金50,000円、パネル1枚あたり500円前後が相場です。

なお太陽光パネルで発電した電気を売電している場合は、確定申告で掃除の外注費用を経費化できる場合があります。ぜひ経費化して節税しましょう。

自分で太陽光パネルを掃除する際に使える道具

自分で太陽光パネルを掃除する際に使える道具は、主に下記の2つです。

  • ・洗浄ブラシ

  • ・マイクロファイバーモップ

それぞれの費用感やメリット・デメリットを解説します。

●洗浄ブラシ

洗浄ブラシとは高圧洗浄機に接続して高速回転するブラシです。高圧洗浄機と水道さえあれば使えて洗浄力が非常に高いのが魅力ですが、一式そろえると5~10万円ほどの費用がかかります。太陽光パネルの枚数が少ないと掃除の効果よりも費用が勝ってしまうので、目安として10kW以上なら検討しましょう。

●マイクロファイバーモップ

1,000円~2,000円ほどで買えるマイクロファイバーモップでも太陽光パネルを掃除できます。水と専用の洗剤または薄めた洗剤を使って、パネルの表面をこすり洗いすればOK。手間はかかりますが圧倒的に高コスパで、一般的な5kWまでの家庭用太陽光パネルの掃除に向いています。

自分で太陽光パネルを掃除する際の3つのポイント

自分で太陽光パネルを掃除するなら、下記3つのポイントを押さえておきましょう。

  • ・チリ・ホコリは雨で大半が落ちる

  • ・パネルを覆う大きな汚れだけを掃除する

  • ・洗浄には弱アルカリ性洗剤を薄めて使うのがおすすめ

それぞれのポイントについて解説します。

●ポイント①:チリ・ホコリは雨で大半が落ちる

過度に気にする必要はない

●ポイント②:パネルを覆う大きな汚れだけを掃除する

パネルを覆う下記のような大きな汚れだけを掃除しましょう。

  • ・鳥のフン

  • ・落ち葉

  • ・飛来したその他のゴミ

先述したように、細かいチリやホコリを気にする必要はありません。発電量を下げる原因となり得る汚れだけを掃除するのがおすすめです。

●ポイント③:洗浄には弱アルカリ性洗剤を薄めて使うのがおすすめ

パネル表面の洗浄には「弱アルカリ性洗剤」を薄めて使うのがおすすめです。専用の洗剤だと数千円の費用がかかるので、たまにしか行わない掃除のために購入するのはコスパが良くありません。その点、ガラス用などの弱アルカリ性洗剤なら数百円~1,000円ほどで済みます。ぜひ活用しましょう。

太陽光パネルの掃除に関する5つの注意点

太陽光パネルの掃除でパネルの破損や性能の低下・その他のトラブルを起こさないために、下記5つの点に注意しておきましょう。

  • ・1~3月頃は避ける・梅雨明けがおすすめ

  • ・雑巾がけや水道水洗いは絶対NG

  • ・高圧洗浄機の直掛けは危険

  • ・破損してしまった場合は保証の対象外となることも

  • ・屋根の太陽光パネルの掃除は業者に依頼すべき

それぞれの注意点について解説します。

●注意点①:1~3月頃は避ける・梅雨明けがおすすめ

1~3月頃は花粉や黄砂が大量に飛散しているので、せっかく太陽光パネルを掃除しても汚れが大量についてしまう可能性があります。パネルの掃除直後は表面が濡れてしまうので、より花粉や黄砂が付着しやすくなってしまうのも理由です。

できれば花粉や黄砂がほとんど飛んでおらず、雨で細かい汚れが流れ落ちた梅雨明けに掃除すると良いでしょう。鳥のフンなど目立つ汚れだけをピンポイントに取り除けます。

●注意点②:雑巾がけや水道水洗いは絶対NG

雑巾がけや水道水での洗浄は絶対にNGです。太陽光パネルに砂ぼこりが付着していた場合、雑巾がけにより表面を傷つけてしまいます。水道水も消毒に使われるカルキ成分が付着し、水垢のような跡になって取れなくなってしまう可能性が高いです。

かえって発電効率を下げてしまうことにもつながるので、マイクロファイバーモップと薄めた弱アルカリ性洗剤を使って掃除しましょう。 

●注意点③:高圧洗浄機の直掛けは危険

太陽光パネルの強度は非常に高いものの、高圧洗浄機の強い水圧をダイレクトに当てると破損してしまう可能性があります。パネルを構成する鉛やカドミウムなどの有害物質が飛散し、人体にも悪影響を及ぼす可能性がありたいへん危険です。高圧洗浄機を使ってパネルを水洗いするのではなく、高圧洗浄機に接続した専用ブラシを使って掃除をするようにしてください。

●注意点④:破損してしまった場合は保証の対象外となることも

万が一掃除が原因で太陽光パネルが破損してしまうと、メーカー・施行会社の保証の対象外となってしまう場合があります。一般的にメーカーや施行会社の保証は、自然災害や初期不良による故障を対象としているためです。

普通に使っていて故障をすることは滅多にありませんが、掃除が原因で人為的に故障してしまう可能性は十分に考えられます。先述した「高圧洗浄機の直当て」など、無理な掃除方法は避けましょう。

●注意点⑤:屋根の太陽光パネルの掃除は業者に依頼すべき

屋根の太陽光パネルの掃除は、自分でやらず専門の業者に依頼しましょう。太陽光パネルは表面がツルツルしており、傾斜のある屋根に設置したものに乗ると落下事故のリスクがあります。専門の業者も落下防止の措置をして掃除をするので、素人がなんの対策もなしに乗るのは絶対にやめましょう。

「Jackery Solar Generator」ならほとんど掃除不要!

「Jackery Solar Generator」ならほとんど掃除不要!

当社「Jackery」の持ち運び太陽光パネル・蓄電池(ポータブル電源)のセットモデル「Jackery Solar Generator」なら、ほとんど掃除をする必要はありません。詳しく解説します。

●「Jackery Solar Generator」のメリット

当社の「Jackery Solar Generator」は、よくある屋根や空き地に設置する据え置き型太陽光発電システムと異なり、持ち運べるサイズの軽量な太陽光パネルと蓄電池(ポータブル電源)のセットモデルです。下記3つのメリットがあります。

  • ・好きな場所に電源が作れる

  • ・キャンプや災害時に持ち出せる

  • ・車にも積み込んで使える

Jackery Solar Generatorがあれば、好きな場所に電源を作って家電を動作可能です。キャンプに炊飯器を持ち込んでご飯を炊いたり、災害時に避難所で電気毛布を使って暖を取ったり。車に積み込んで、バッテリー上がりの心配なくライトの使用やスマホの充電もできます。

もちろん据え置き型の太陽光発電システムと同様、家の中で使って電気代を節約することも可能です。ハイクラスモデルでも50万円以下のコストパフォーマンスも魅力で、より手軽に生活を豊かに・エコにしてくれるでしょう。

●固定しないので鳥のフンや落ち葉もつかない

Jackery Solar Generatorは使うときだけパネルを広げて、ポータブル電源にケーブルを接続するスタイルです。決まった位置に固定することがないので、鳥のフンや落ち葉などの汚れやゴミがつくことはほとんどありません。メンテナンスフリーで、面倒なく太陽光発電を生活に取り入れられます。

●目立つ汚れがついたら中性洗剤をつけたスポンジで拭けばOK

万が一パネルに目立つ汚れがついてしまった場合も、食器洗い用などの中性洗剤をつけたスポンジで洗えばOK。専用の道具を用意する必要はなく、掃除のコストはほとんどかかりません。「掃除することを考えるとおっくうで…」という方には、Jackery Solar Generatorがピッタリです。

●業界トップクラスの太陽光変換効率が魅力

「小型の太陽光パネルなんて発電効率が悪いんじゃないの?」と考える方もいるかもしれません。しかし当社Jackeryの太陽光パネル「Jackery SolarSaga 200W」は、業界トップクラスの太陽光変換効率24.3%を誇ります。太陽光パネルの変換効率は「20%を超えれば優良品」といわれているので、24.3%は圧倒的な高性能です。

高コスパで使い道も多く、メンテナンスフリーなJackery Solar Generatorを導入しない手はありません。ぜひJackery Solar Generatorの豊富なラインナップから気に入ったモデルを見つけて、電気代の節約や防災対策、アウトドアでの活用を始めましょう。

まとめ

太陽光パネルを掃除すれば、経年劣化により低下した発電能力の回復が期待できます。費用はかかるものの、定期的に行う価値は十分にあるでしょう。

掃除をするのが面倒・外注費用もかけたくないという方には「Jackery Solar Generator」がおすすめです。使うときだけ広げればいいので、鳥のフンなどの汚れがつく心配はほとんどありません。業界トップクラスの太陽光変換効率で、電気代の節約や防災対策・アウトドアをサポートします。ぜひ検討してみてください。


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