Jackeryのソーラーパネルでアウトドアやベランダでも太陽光自家発電が手軽にできる!

Jackeryのソーラーパネルでアウトドアやベランダでも太陽光自家発電が手軽にできる!

コロナ禍や地球温暖化、災害などの影響で、自家発電は私たちの生活に身近なものとなってきました。とくに、太陽光自家発電は、最も地球に優しい発電方法の一つです。太陽光自家発電には、「ソーラーパネル」といわれる太陽光を電気に変換するための板状の機器と、太陽光エネルギーを電気に変換し備蓄するための「蓄電機(蓄電池、ポータブル電源機器など)」が不可欠ですが、どうしても高価なイメージであり、購入・設置にも費用や時間がかかります。

「ソーラーパネルは大きくて、高価で、広域に及んで設置する。」そんな重々しいイメージを覆すのが、持ち運びできる「携帯用ソーラーパネル」です。とくにJackrey社のソーラーパネルは認知度も高く、デザイン性や重さ、価格、品質ともに人気があります。この記事では、太陽光自家発電や、使用するソーラーパネルの特徴や使い方などを解説しながら、Jackery社の商品紹介をしていきたいと思います。

太陽光自家発電とは?

太陽光自家発電は、火力発電とちがいCO2排出が一切なく、自然の太陽光だけをエネルギー源とするので、地球に優しい発電方法として大変注目されています。

太陽光を電気エネルギーに変換するためのソーラーパネルと、生み出された電気エネルギーを備蓄するための蓄電池があれば、自家発電が可能となります。

世界各国においてもそうですが、日本では、2050年までに二酸化炭素を排出しない「脱炭素」社会の実現に向けて、政府は太陽光自家発電を強く推奨しています。

以前は、各家庭において太陽光自家発電に必要な機器を自己購入し、自宅で発電した余剰電力を「売電」しながら購入費用を回収していくという方法が主流でした。

しかし、現在では売電価格は大きく下落し、家庭で太陽光自家発電した電気の売電での購入費用の回収は難しい為、太陽光自家発電によって生み出された余剰の電気は、自家用蓄電地に「備蓄」して使用するのが主流となっています。

電気代が高い時間帯に蓄電池から電気供給を受ける節電という考えにシフトしてきているからです。では、現在主流である電気の備蓄に必要な「蓄電池」と「ソーラーパネル」とはどのようなものか、これから解説していきます。

<蓄電地>

蓄電地は、発電した電気を蓄える電源です。

車のバッテリーをはじめ、スマートフォンやパソコン、携帯用の小型蓄電池や住宅設置用の大型蓄電池など容量や大きさも様々ですが、私たちの生活には欠かせないものとなっています。

なかでも、持ち運びできて便利な「ポータブル電源」と呼ばれる蓄電池においては、近年需要が増えてきています。家庭用コンセントで充電したり、ソーラーパネルをセットで使うことで簡単に太陽光自家発電ができます。

「ポータブル蓄電池」はメーカーや電気の出力によって用途が異なることもありますが、中には電子レンジやドライヤーなどを使える大容量の電化製品を扱えるものもあります。

<ソーラーパネル>

ソーラーパネルは、太陽光パネル、太陽光電池板などと複数の名前で呼称(以下ソーラーパネル)されますが、わかりやすくいうと「光エネルギーを電気に変換するもの」と考えてよいでしょう。

大型のソーラーパネルは、影がない平地や、山の斜面、住宅地の屋根へ重厚に設置されているのが一般的であり、家庭用だと10kw未満、産業用だと10kw以上の電力供給を見込むことができます。

また、最近では大型ソーラーパネルだけでなく、「ポータブル電源」とセットで太陽光自家発電ができる、「持ち運び(以下携帯用)ソーラーパネル」も注目されています。以下で解説いたします。

持ち運べるソーラーパネルについて解説

持ち運べるソーラーパネルについて解説

コロナ禍によるアウトドアブーム・災害対策意識の高さ・電気代高騰などにより、安価で簡単に使用できる、携帯用ソーラーパネルに需要が高まっています。

小型で持ち運びできる蓄電池「ポータブル電源」が人気となっていますが、「ポータブル電源」は、自宅のコンセントに繋いで充電できるだけではありません。持ち運び式ソーラーパネルと接続し、日当たりさえ良ければ屋外キャンプ場から自宅の軒先やベランダまで、自由に場所を選んで充電することが可能です。

携帯用ソーラーパネルには、ポータブル蓄電池とセットで使用できたり、単体でも直接スマホ等をUSBポートに接続し、充電できるものもあります。ソーラーパネルを扱っている会社は国内外にて沢山ありますが、今回はJackery Japan社の取り扱っている製品について紹介します。

そもそもJackrey社とはどんなメーカー?

Jackery(ジャクリ)社は、2012年にアメリカ、カリフォルニア州フリーモントで設立され、ポータブル電源や携帯用ソーラーパネル普及の火付け役として今なおファンも多いメーカーとなっています。

2019年には、日本においてジャックリージャパンが設立し、JVC、ケンウッドと業務提携しながらポータブル電源やソーラーパネルの販売を主な事業内容として展開しています。

また、本社はアメリカにありますが、現在は自社工場のある中国を最大拠点として、自社での製品作成や開発を行なっています。

Jackrey社の持ち運べるソーラーパネルの種類は?

持ち運べるソーラーパネルについて解説

ジャックリーのソーラーパネルには、3種類の製品があります。

選び方は基本的に最大出力(W)で判断し、最大出力が多ければ大きければ大きいほどたくさんの電力を短時間でポータブル電源に充電できます。

ただし、最大出力が少ない製品でも価格帯や付属機能、軽量化などによるメリットもありますので、各家庭や個人の必要性を十分に吟味した上で選ぶことをお勧めします。ここでは、各製品の特徴や機能を紹介していきます。

●Jackery SolarSaga 200

Jackrey SolarSaga200は、Jackery社製最大の携帯用ソーラーパネルです。

最大の特徴は、最大出力200Wの電力を作り出せることで、太陽光から電力への変換効率はMAX24.3%とソーラーパネル業界ではトップクラスのスペックとなっています。

また、Jackery社のポータブル電源2000proと併用すれば、最大6枚までソーラーパネルを接続でき、最短で2.5時間でポータブル電源にフル充電できます。

1枚あたりの総重量は8kgと成人が片手で持ち運びできる重さなのに、長期間のアウトドア連泊や、災害での電力復旧までの期間などに強い味方になってくれることは間違いありません。

●Jackery SolarSaga 100

Solar Saga200に比較して最大出力は劣るものの、コンパクト性に優れ、付属機能も充実しているのが、Jackery SolarSaga100です。

最大の特徴は、二つ折りで使いやすく、直接スマートフォン等を充電できるUSBポートが付属していることです。

3つ折り様式のSolar200に比較して、2つ折り様式だから簡易に開いて設置でき、総重量が4kgと軽いのも魅力の一つで、幅広いシーンで持ち運びしやすいのは間違いありません。

また、ポータブル電源に充電する時間が確保できなくても、Solarsaga100があれば、ソーラーパネルのUSBポートに接続するだけで自家発電した電気でスマートフォン等を充電することができます。緊急時や災害時にはもちろん、ちょっとした自宅でのスマホの充電などの節電にも役立ちますね。IP65と少し雨に当たっても問題のない防水機能も搭載されております。

●Jackery SolarSaga 80

Jackery SolarSaga80の最大の特徴は、「1枚板」で折りたたまなくても良くなったことと、「1枚板」で両面ソーラーパネルであることから、従来のソーラーパネルよりも25%発電効率が上がり、少ないスペースでも太陽光自家発電できるようになりました。

また、IP68と防水機能も向上しており、端子部分以外は少し水に使ったとしても問題ないという優れモノとなっています。

アウトドアや家庭ベランダでも簡単に太陽光自家発電できる

ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせによって、電源供給源がなくても簡単に屋外で電気が使える時代になりました。晴れてさえいれば、アウトドアはもちろん自宅のベランダや庭、屋上でも太陽光自家発電は可能です。

<アウトドアでの使用>

アウトドアで、海・山・川など自然の中で遊ぶ一方で、シーンを動画に納めたり、スマートフォンやPC等の家電を用いてSNSや動画をアップするなどの作業を行う方も多いでしょう。

また、シンプルに家電を使用しながら車中泊を楽しむ方もいて、もはや屋外での生活は千差万別です。千差万別だからこそ、いろんなシーンで使えるように電気を手元におきたいものです。

Jackery社のソーラーパネルは防水加工されているので、海・川といった水際でのアウトドアでの使用も問題なく可能です。もちろん、電源の接続部においては水に弱いですが、それ以外であれば急な雨や水しぶき等にかかっても何ら問題なく使用することができます。

また、登山や岩場など様々な環境で持ち運びする際にも、取っ手部分にグリップしやすいよう加工が施されていたり、万が一落としてしまってもショックに耐えうるような防護がされていたりと、アウトドアで使用するにはこの上ない機能を備えています。

ソーラーパネルは、折り畳み式などの簡易に開いて1分以内で開いて、ポータブル電源充電を開始することができます。直射日光がしっかり当たるように、太陽の方に面を向け、障害物となる木の影などが当たらないような場所に設置することも大事です。

車のそばでアウトドアをする方であれば、車のルーフ(天井)にソーラーパネルを設置することで、影の影響を受けにくくなります。風が強い日には、面に風を受けて倒れやすくなります。太陽光が当たる範囲ではありますが、リアバンパーを開けたまま車のリアトランクにはめ込んで使うと、風の影響を受けずにすみます。

<家庭での使用>

残念ながら、家庭においては電源供給があるにせよ電気代が高騰しているため節電も求められる時代です。こんなときこそ、太陽光自家発電が役立ちます。

ポータブル電源と携帯用ソーラーパネルを庭先やベランダ、屋上などに設置して、コンセント以外からスマホやPCの充電を試してみましょう。

Jacker SolarSaga100であれば、USBポートがついていて、ソーラーパネルを直接電源として利用できます。

また、太陽光で自家発電した電気をポータブル電源に充電すれば、家庭用電源としていつでも使えます。

太陽光自家発電は、日照時間や天気などによって充電速度は左右されますが、例えスマホ等の少量の電気であっても節電は節電。チリも積もれば山となります。

電源供給がない災害時でも役立つ

近年、日本は地震や水害が頻発し、「災害大国」とまでいわれるようになりました。

一方で、防災意識が高くなり、緊急時への備蓄に対しての需要は高くなりつつあります。ポータブル電源やソーラーパネルによる太陽光自家発電は、なにも趣味や節電だけではなく、緊急災害時に役立ちます。とくにソーラーパネルは枚数が多ければ多いほど太陽光からの発電量が多くなるため、ポータブル電源への充電時間も速くなります。

Jackery SolarSaga200は、ポータブル電源に最大6枚まで組み合わせて充電することが可能です。1枚なら長時間かかる充電も、6枚同時に太陽光自家発電することで、同社の最大出力2000Wポータブル充電器を最速2.5時間でフル充電することが可能になります。 

過去の例では、令和元年の房総半島台風大規模停電では、最大2週間の停電が続いたというケースもあります。そのような大規模停電の場合も、太陽光・ポータブル電源・ソーラーパネルで自家発電でJackeryポータブル電源2000に充電できれば、テレビや電子レンジなども使用でき、情報入手や食べ物の調理など生きていく上で事欠かない電気を手に入れることができます。

今後も台風や地震、豪雨による災害や停電から身を守るためにも、ポータブル電源と携帯用ソーラーパネルをセットで用意しておくのが必要になるかもしれません。

まとめ

太陽光自家発電は、地球温暖化や災害対策、電気代高騰、人生を楽しむ上での趣味・レジャーなど、今後の未来を考える上で無くてはならない電気の発電方法です。技術の進歩によって、我々の身近かつ簡易的に使えるものが増えてきました。今後、ソーラーパネルやポータブル電源の需要の高まりは、価格競争をとげ、もっと手に入りやすくなってくるでしょう。今のうちに、太陽光自家発電について勉強し、お得に、楽しく、安全な生活を手に入れたいものですね。