ソーラーパネルを屋根に取り付けると痛む?注意点から屋根材別の設置方法・費用まで詳しく解説

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太陽光発電に興味はあるものの、自宅の屋根に本当に設置できるのか、費用はどれくらいかかるのか疑問だらけではありませんか。屋根材の種類によって工法や適性が変わり、費用も後付けか一体型かで大きく異なります。 

この記事では、屋根へのソーラーパネル設置方法から屋根材別の適性、費用、デメリットまで解説します。

目次
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1.屋根にソーラーパネルを設置するメリット・デメリット

屋根へのソーラーパネル設置はメリットが大きいですが、知っておきたいデメリットもあります。 

● メリット|発電した電気をその場で使えて電気代を抑えられ、売電収入や停電時の備えにもなる

● デメリット|初期費用の回収に10年以上かかるのが一般的で、屋根の負担や反射光トラブルのリスクもある 

後悔しないために、メリットとデメリットの両方を押さえておきましょう。

①電気代の節約や売電収入、災害時の電源確保につながる

屋根に設置したソーラーパネルは、発電した電気を使って電気代を節約できます。余った電気は電力会社に売電できるので、副収入にもなります。 

また停電時には蓄電池と組み合わせることで、照明や冷蔵庫といった生活に欠かせない家電を動かし続けることが可能です。台風や地震などで長期間の停電が起きやすい地域では、災害への備えとしての価値も大きくなります。

関連記事:太陽光発電のデメリット・メリットは?向いている人や導入前の注意点を解説

②初期費用や屋根の負担、反射光トラブルなどのデメリットがある

一方で、屋根へのソーラーパネル設置には以下のようなデメリットもあります。 

● 初期費用が高額で、本体価格だけでなく設置のための工事費用も必要です。回収まで10年以上かかることが多い

● 太陽光パネルと架台の重さが屋根に新たな負荷を加え、耐震性が下がる可能性がありま

● 反射光が近隣の住宅やドライバーの目に入り、トラブルにつながることがある

●正しく工事していなければ、屋根が傷ついて雨漏りをする可能性があります。

反射光によるトラブルは、設置角度や方角によって発生しやすさが変わります。近隣に配慮した設計にできるか、契約前にしっかり業者へ確認しておきましょう。

関連記事:【徹底解説】ベランダで太陽光発電は可能!方法やキットの選び方も解説

※設置工事不要で手軽に導入できる太陽光発電システム:

2.ソーラーパネルの屋根設置方法は「後付け型」と「屋根一体型」の2種類

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ソーラーパネルの屋根設置は、大きく分けて2つの方法があります。 

● 後付け型|既存の屋根はそのまま活かせる。国内で流通するパネルの多くがこの工法

● 屋根一体型|新築やリフォームでしか選べないが、外観がすっきりまとまる 

どちらを選ぶかで、屋根の見た目も将来のメンテナンスのしやすさも変わってきます。自宅の状況にどちらが合うか、2つの方法を詳しく見ていきましょう。

①後付け型|既存の屋根に架台を組んで設置する一般的な方法

後付け型は、既存の屋根の上に金属製の架台を組み、その上にパネルを固定する方法です。新築・既存住宅を問わず設置でき、国内で流通しているソーラーパネルの多くがこの工法を採用しています。 

● 屋根材を交換せずに設置できる

● 施工業者の選択肢が多い

● 屋根材との間にすき間ができるため、パネルの熱がこもりにくい 

ただし、架台を固定するために屋根へ穴を開ける工程があります。防水処理の質が施工業者によって差が出やすい点には注意が必要です。

②屋根一体型|屋根材そのものとして新築時に組み込む方法

屋根一体型は、瓦や平板と同じ厚みのパネルを屋根材そのものとして使う方法です。基本的に新築やリフォームのタイミングでしか採用できません。 

● 屋根の見た目がすっきりとまとまり、後付け型より一体感がある

● 架台を組まない分、強風による飛散のリスクが低い

● 太陽光パネルと屋根が密着するため、熱がこもりやすい 

新築時に太陽光発電の導入を決めている場合や、デザイン性を重視する場合に選ばれることが多いです。

3.屋根材別に見るソーラーパネルの設置方法

屋根材の種類によって、ソーラーパネルの設置に使う工法や向き不向きは大きく変わります。 

● 瓦屋根|専用の支持瓦を使えば瓦に穴を開けずに設置できる

● 陸屋根(フラットな屋根)|重りで固定する非締結式なら屋根に穴を開けずに済む

● 金属・ガルバリウム屋根|縦葺きは相性がよいが、横葺きは強風での飛散リスクがある

● スレート屋根|コストを抑えやすいが、劣化が進んだスレートは施工時に割れやすい 

自宅の屋根材がどのタイプに当てはまるか、確認していきましょう。

①瓦屋根|瓦を支持金具に置き換えて固定する専用工法が必要

瓦屋根には、既存の瓦の一部を専用の「支持瓦」に差し替える工法や、瓦の上下に金具を取り付ける工法が使われます。支持瓦には架台を支えるパーツが付いているため、瓦に穴を開けずに設置できるのが特徴です。 

なお、粘土瓦には多くのメーカーで対応していますが、セメント瓦には使用できない工法もあります。施工の技術力によって雨漏りのリスクが変わりやすい屋根材のため、設置は瓦屋根での施工実績がある業者を選びましょう。

②陸屋根(フラットな屋根)|屋根に穴を開けず重り(ウェイト)で固定する架台工法が主流

フラットな「陸屋根」には、コンクリートにアンカーボルトを打ち込む「締結式」と、重りで架台を固定する「非締結式」の2種類の工法があります。 

● 締結式|傾斜角度を自由に調整できる一方、発電システム全体が重くなりやすい

● 非締結式|屋根に穴を開けずに済み施工時間も短いが、風の影響を受けやすい 

マンションの屋上のように防水シートが敷かれている場合は、防水保証を維持したまま設置できる専用の架台工法もあります。クーリングタワーや貯水タンクなど、影の原因になる設備がないかも事前に確認しておきましょう。

③金属・ガルバリウム屋根|軽量で耐久性が高く多くのパネルを載せやすい

金属屋根やガルバリウム鋼板の屋根は、専用の金具で屋根材をつかんで固定する「キャッチ工法」が主流となっています。屋根材そのものに穴を開けないため、防水性を保ちやすいのが特徴です。 

縦葺き(たてぶき)の金属屋根は、太陽光発電と相性がよい屋根材とされています。屋根本体を凹ませずに設置でき、発電効率がよい位置にパネルを配置しやすいためです。 

一方、横葺きの屋根は、強風時にパネルとともに屋根材が飛ばされるリスクがあります。施工実績のある業者に、リスクを抑えて設置できるか相談しましょう。

④スレート屋根|コストを抑えやすいが経年劣化に注意が必要

セメントや繊維素材を混ぜて作った薄い板状の「スレート屋根」では、屋根の骨組みの部材である「垂木(たるき)」や野地板にビスを打ち込んで架台を固定する工法が一般的です。施工の自由度が高く、比較的コストを抑えやすい屋根材とされています。 

スレート自体の厚みや働き幅には規格上の制限があり、経年劣化が進んだスレートは施工時の負荷でひび割れるおそれがあります。築年数が古い住宅では、ソーラーパネルの設置前に屋根材の状態を確認してもらいましょう。

4.屋根にソーラーパネルを設置する費用・撤去にかかる費用

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屋根へのソーラーパネル設置は、初期費用だけで終わりません。

● 設置費用|4〜5kWのシステムで120万〜145万円が目安

● メンテナンス費用|パワーコンディショナの交換だけで20万〜30万円かかることもある

● 撤去費用|20万〜30万円に加え、屋根の補修費用も別途かかる 

設置から撤去までのトータルコストを、順番に見ていきましょう。

①設置費用|本体と工事費を合わせて100万円以上かかることが多い

経済産業省 調達価格等算定委員会の資料によると、2025年に設置された住宅用太陽光発電(10kW未満)のシステム費用は、平均で1kWあたり約28.9万円です。一般的な4〜5kWのシステムなら、設置費用は120万〜145万円程度が目安になります。ただし、屋根材や工法によっても費用は変動するので、正確な金額は業者から見積もりをとって確認しましょう。 

参考:経済産業省 調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」

②メンテナンス費用|20年間で数十万円程度を見込んでおく

ソーラーパネルは設置後も定期点検やパネルの洗浄、パワーコンディショナの交換といったメンテナンスが必要です。パワーコンディショナは10〜15年程度で寿命を迎えることが多く、交換費用は1台あたり20万〜30万円程度が目安とされています。 

定期点検の費用も含めると、20年間のメンテナンス費用の総額は数十万円程度を見込んでおくと安心です。

③撤去費用|太陽光パネルの処分費用も含め数十万円かかることがある

ソーラーパネルの撤去費用は、一般的な戸建て住宅で20万〜30万円程度が目安です。パネルの取り外しだけでなく、架台の撤去やパネルの処分費用もこの中に含まれます。撤去後は、ビス穴や金具の跡が屋根に残るため、防水機能を回復させる補修がほぼ必須です。

また、ソーラーパネルに覆われていた部分は紫外線に当たっていなかった分、色ムラや素材の劣化が目立つこともあります。屋根材の状態によっては、撤去とあわせて屋根の補修や塗装も必要です。

関連記事:太陽光パネルの廃棄処分はどうすればいい?かかる費用や3つの注意点を解説

5.屋根の向き・形状でソーラーパネルの発電量はどう変わる?

屋根の向きや形状は、ソーラーパネルの発電量にもダイレクトに影響します。 

● 南向き・片流れ屋根|東西向きでも南向きの85〜90%程度は発電できる

● 北向きや影の影響を受ける屋根|南向きの60%程度まで太陽光発電量が落ち込むことがある

● 寄棟屋根など複雑な形状|三角形や台形のソーラーパネルを組み合わせれば発電量を確保しやすい 

自宅の屋根がどのパターンに近いか、目安を確認していきましょう。

①南向き・片流れ屋根がもっとも発電量を確保しやすい

太陽光発電協会(JPEA)の資料によると、東京で30度の傾斜をつけて真南に設置した場合を100%とすると、それ以外の向きでは発電量が大きく下がります。

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引用:太陽光発電協会「設置方位や設置角度の影響はありますか?」

また、片流れ屋根のように屋根全体が1つの方向に傾いている形状は、影になるものがなければ均等に光が当たります。そのため、発電量を確保しやすいです。

②北向きや影の影響を受ける屋根は発電量が大きく下がる

先ほどの資料のとおり、南向きの場合の発電量を100%とした場合、北向きでは発電量が62%程度まで落ち込むとされています。北向きへの設置は基本的におすすめしません。 

また隣接する建物や電柱、木によってパネルに影がかかると、その間の発電量はさらに下がります。設置前には業者へ日照量のシミュレーションを依頼し、影の影響まで含めた発電量の見込みを確認しましょう。

③寄棟屋根など複雑な形状は三角形パネル等で対応できる場合がある

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寄棟屋根や入母屋屋根のように複数の傾斜面が組み合わさった屋根は、四角形のソーラーパネルだけでは屋根面を無駄なく使いきれないことがあります。

こうした形状の屋根には、三角形や台形といった変形パネルを組み合わせる方法も。設置できるソーラーパネルの枚数は限られますが、屋根の形状に合わせてパネルを配置すれば発電量をできるだけ多く確保できます。 

屋根の形状が複雑な場合は、複数のソーラーパネル形状に対応できる業者を選びましょう。

関連記事:ソーラーパネルをベランダに置いて太陽光発電!賃貸・分譲マンションでも賢く節電しよう

6.屋根に設置できないなら「折り畳みソーラーパネル&ポータブル電源」がおすすめ!

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屋根の形状や強度、費用の面で本格的なソーラーパネルの設置が難しい住宅もあります。固定設置しない折り畳みのソーラーパネルと持ち運べる蓄電池「ポータブル電源」のセット「Jackery Solar Generator」なら、どこでも太陽光発電を取り入れることが可能です。 

● 屋根への穴あけや架台の設置が不要で、雨漏りのリスクがない

● 折り畳んで持ち運べるため、庭やベランダなど日当たりのよい場所に自由に設置できる

● 賃貸住宅や、屋根材が設置に向かない家でも導入できる

● 発電した電気は蓄電池に持ち運べるため、停電時はそのまま非常用電源になる 

Jackery(ジャクリ)は、国内ポータブル電源・ソーラーパネル市場で7年連続年間売上・販売台数No.1を獲得しています。多くのユーザーから選ばれている安心のブランドです。屋根への設置をあきらめる前に、Jackery Solar Generatorから太陽光発電を始めてみましょう。



7.屋根のソーラーパネルに関するよくある質問

屋根のソーラーパネルに関するよくある質問と、その回答をまとめました。

①屋根以外にソーラーパネルを載せる方法はある?

はい、あります。空き地や庭に架台を組んで設置する「野立て」と、駐車場の屋根に載せる「カーポート設置」の2つがよく使われます。カーポート設置は、パネル1枚あたり15〜20kg程度に耐えられる金属製の屋根であることが条件です。 

屋根への設置が難しい場合や屋根の耐荷重に不安がある場合は、こうした屋根以外の方法もあわせて調べてみましょう。

②ソーラーパネルを屋根②設置すると火災保険の保険料は変わりますか?

はい、設置方法によって火災保険の保険料の変わり方が異なります。 

● 屋根一体型|家屋の評価額にパネルの価値も組み込まれるので、保険料が上がることがある

● 後付け型|屋根の上に置かれた別設備という扱いのため、建物の保険料自体は変わらない。ただしパネル本体を補償対象に含めるかは契約内容次第 

いずれの場合も設置後は保険会社に連絡し、保険金額を見直ししましょう。

③車の屋根にソーラーパネルを積める?どうしたらいい?

はい、車の屋根にソーラーパネルを設置できます。Jackeryの「SolarSaga 100 Prime」や「SolarSaga 100 Light」は、車の屋根への設置を想定して作られたソーラーパネルです。 

● SolarSaga 100 Prime|専用の取付キットが付属し、好きな場所に固定設置できる

● SolarSaga 100 Light|薄く曲がるフレキシブル設計で、車のルーフの曲面にもなじみやすい 

どちらも変換効率25%、IP68レベルの防水防塵性能を備え、駐車中も走行中もポータブル電源を充電できます。DIYで一般的なソーラーパネルをむりやり取り付けるのとは違い、車載を想定して設計されているため固定方法や防水面で迷わずに導入可能です。

④ソーラーパネルを屋根に取り付けたら雨漏りしました。原因や対策は?

多くの場合、雨漏りは架台を固定する際の防水処理の不備が原因です。屋根に開けたビス穴の周囲にコーキング材を十分に充填していなかったり、瓦の加工が不十分だったりすると、そのすき間から雨水が侵入します。 

雨漏りに気づいたら、設置した施工業者にすぐ連絡しましょう。多くの業者は施工保証を用意しており、無償で補修対応してもらえることがあります。保証期間が切れている場合や、業者と連絡が取れない場合は、太陽光発電の施工実績がある別の業者に調査を依頼してみてください。

⑤太陽光発電が設置された屋根の塗り替えはどうすればいい?費用は余計に掛かる?

屋根塗装の方法は主に3パターンあり、それぞれ費用と仕上がりのバランスが異なります。

● パネルを外さず、露出部分だけ塗装|もっとも安いが、次回塗り替え時に色ムラが出やすい

● パネルを一度取り外して塗装し、再設置|屋根全体をきれいに仕上げられるが、脱着費用が別途20万〜30万円前後かかる

● パネルを完全に撤去して塗装|再設置しない前提での方法 

パネルを脱着する場合、設置業者以外が作業すると保証が失効するおそれもあります。費用と仕上がりのバランスを見て、施工業者に相談しましょう。

⑥太陽光発電を設置できない屋根の種類や状態は?

以下のような屋根は、そのままでの太陽光発電の設置が難しいかもしれません。 

● 横葺きの金属屋根|強風時にパネルごと屋根材が飛ばされるリスクがある

● 強度が確保できないポリカーボネート製の屋根|パネルの重さに耐えられない

● ひび割れや反りが出ている老朽化した屋根材|施工時に割れたり、防水機能を損なったりするおそれがある 

こうした屋根に該当しそうな場合は、先に屋根の補修や葺き替えを済ませましょう。

⑦太陽光発電は賃貸の屋根にも取り付けできる?

太陽光発電を賃貸の屋根に取り付けることは、基本的にできません。マンション・アパート等の一般的な規約により、屋根のような共用部分を個人が勝手に改装することは禁止されているためです。

しかし屋根への取り付け不要な「ポータブル電源とソーラーパネルのセット」なら、ベランダや日の当たる部屋などを活用して太陽光発電を始められます。「賃貸でも電気代の節約や停電対策がしたい」と考えている方は、お得なポータブル電源とソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator」を導入しましょう。

まとめ

屋根へのソーラーパネル設置は、屋根材によって工法や適性が異なります。瓦屋根や陸屋根には専用の工法があり、屋根の向きや形状によって発電量も大きく変わるため、自宅の条件に合った施工方法を選ぶのが後悔しないポイントです。 

屋根への設置に不安があるなら、ポータブル電源と小型ソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator」の選択肢もあります。固定設置しないので賃貸での導入やアウトドア用の電源にもおすすめです。

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