自家発電機で災害対策や電気代の節約を始めよう！種類やおすすめを徹底解説

「いつ地震が起きるか分からないから自家発電機が欲しい…」と考えている方は多いでしょう。防災グッズの用意などの災害対策の中でも、特に災害時の安心感につながる「自家発電機」は人気が高いです。

そこで今回は自家発電機のメリットや種類、おすすめの自家発電機のタイプを紹介します。この記事を読んで、自家発電機を使った災害対策や電気代の節約を始めましょう。

まずは下記5つの主な自家発電機の種類とそれぞれの特徴を解説します。

・太陽光発電機

・ガス発電機

・風力発電機

・ガソリン発電機

・手動式発電機

それぞれ見ていきましょう。

自家発電機①：太陽光発電機

もっともメジャーといえる自家発電機は「太陽光発電機」です。一概に太陽光発電機といっても、下記のようにさまざまなタイプがあります。

・住宅の屋根に取り付けるタイプ

・庭やベランダに設置するタイプ

・モバイルバッテリーの裏面などについているタイプ

多くの人が真っ先にイメージするのは、住宅の屋根に取り付けるタイプではないでしょうか。このタイプは非常に大きな電力を発電でき、電気を売って売電収入も得られます。ただし設置に数十万円～数百万円のお金がかかるのがネックです。

庭やベランダに設置するタイプや、モバイルバッテリーの裏面などについているタイプは安く導入できます。特にリーズナブルながら本格的に使える「ポータブル電源」がおすすめです。まずはこちらから使ってみるのが良いでしょう。

自家発電機②：ガス発電機

ガス発電機はその名のとおり、ガスボンベなどの燃料を使って発電するタイプの自家発電機です。燃料さえあればいつでも発電できるので、災害時には特に役立ちます。ただし下記2点が大きなデメリットです。

・燃料コストが高い

・出力が小さめ

ガス発電機はガスボンベ1本で最大2時間程度しか発電できません。長時間使用する場合、かかる金額は大きくなってしまうでしょう。また多くの製品の出力が小さめで、電子レンジなどの商品電力が大きい家電は使えない場合があります。同じく燃料を使用するタイプで、出力が大きいほうが良いならガソリン発電機がおすすめです。

自家発電機③：風力発電機

風の力でブレードと呼ばれる羽状の部品を回し、中の発電機を回して電力を生み出す風力発電機も自家発電機の一種です。よく山の上に風車のような大きい風力発電機が設置してありますが、実は自宅でも小型版を導入できます。

とはいえ現状では設置費用を回収できるほどの発電量には期待できず、あまりメリットのない自家発電方法といわれています。数万円程度から導入できるものもあるので、敷地に余裕があり災害対策を優先したいなら導入を検討してみても良いでしょう。

自家発電機④：ガソリン発電機

ガス発電機よりも大きな出力で発電できる自家発電機がガソリン発電機です。大半のモデルは1,000W以上の出力を備えており、自宅で使っているほとんどの家電を動かせます。燃料がある限り発電し続けられるので、長引く災害時に活躍するでしょう。ただし下記2点のデメリットがあります。

・騒音が大きい

・一酸化炭素が大量に排出される

ガソリン発電機は大半のモデルで60デシベル以上の音が出ます。一般的な住宅地においては55デシベル以上で「環境的瑕疵」に該当するとされるため、無視できないほど大きな音が出ると分かるでしょう。

参考：環境省「騒音に係る環境基準について」

またガソリンを燃焼して発電する性質上、大量の一酸化炭素が排出されます。室内で使用すると一酸化炭素中毒のリスクがあるため、屋外で使用しなければなりません。隣の家との間隔が狭い場合は別の自家発電機を検討したほうがいいでしょう。

自家発電機⑤：手動式発電機

最後に紹介するのは、手回し式・ペダル式などの手動式発電機です。手動式発電機はガソリンなどの燃料はもちろん、光や風などの再生可能エネルギーを必要としません。人力で回した分だけ発電できるため、災害時にスマホの充電をしたいシーンなどで活躍します。ただしどんなに頑張っても大きな出力とはならず、冷蔵庫や炊飯器などの家電を動かすには他の自家発電機が必要です。

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自家発電機の導入には下記3つのメリットがあります。

・電気代をカットできる

・停電が起きても家電が使える

・売電収入が得られる

それぞれ見ていきましょう。

メリット①：電気代をカットできる

太陽光や風力などの燃料を使わないものや手動式の自家発電機なら、普段の電気代をカットできます。電気代は年々上がり続けているため、節約効果も徐々に大きくなってきました。2013年には26.5円/kWhだった規制料金（一般的な家庭の電気料金）は、2023年1月の時点で39円ほどにのぼっています。

引用元：資源エネルギー庁

つまり太陽光や風力などのタイプの自家発電機は、活用すればするほどお得です。高くなり続ける電気代へ対策したいなら自家発電機はおすすめです。

メリット②：停電が起きても家電が使える

自家発電機があれば、停電が起きても家電が使えます。たとえば夏場に停電してしまっても、自家発電機があれば冷蔵庫の中身を腐らせることはありません。スマホやパソコンを使って情報収集したり、炊飯器を使ってご飯を炊いたりもできます。「災害対策」の面では、自家発電機の用意は備蓄と並んで重要といえるでしょう。

メリット③：売電収入が得られる

太陽光発電の場合は、発電した電気を売って売電収入が得られます。2023年現在、FIT価格と呼ばれる売電価格は16円/kWhです。

参考：資源エネルギー庁「FIT・FIP制度」

導入から10年間固定の価格で買い取ってもらえるため、安定した副収入としての効果を得られるでしょう。ただしFIT価格は年々下がっているので注意する必要があります。

手軽に自家発電機を導入したいなら、持ち運びができる小型の蓄電池「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」の組み合わせがおすすめです。ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせがおすすめな理由を3つ紹介します。

・設置工事なしでいつでもどこでも使える

・初期費用の割に発電量が大きい

・ポータブル電源は室内でも使える

・騒音がほとんどない

それぞれ見ていきましょう。

おすすめな理由①：設置工事なしでいつでもどこでも使える

ポータブル電源とソーラーパネルのセットは、設置工事なしでいつでもどこでも使えます。たとえば「Jackery」のポータブル電源とソーラーパネルは、好きな場所に置いてソーラーパネルを広げ、ケーブルを繋ぐだけで太陽光発電が可能。工事費用はかからず、燃料の管理をする必要もなく気軽に使えます。

おすすめな理由②：初期費用の割に発電量が大きい

ポータブル電源と一緒に使えるタイプのソーラーパネルは、初期費用が安いわりに発電量が大きいのもポイントです。たとえば出力200Wのソーラーパネルなら、1枚10,000円～100,000円で購入可能。しかし年間200kWh程度の電気を生み出せるので、電気料金に換算すると年6,200円（※）も節約できます。

※全国算家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」より、1kWhあたり31円（税込）として計算

ソーラーパネルで発電した電気はポータブル電源に溜めておけるので、過剰に発電して無駄になる心配もありません。手軽に節電したいならポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせを用意するのがベストでしょう。

おすすめな理由③：ポータブル電源は室内でも使える

ガソリン発電機などとは異なり、ポータブル電源は排気が発生しないので室内でも使えます。軽量でコンパクトなため設置場所にも困りません。「ちょっとここにコンセントの穴が欲しい」といったシーンでも気軽に持ってきて使えます。

おすすめな理由④：騒音がほとんどない

発電機や蓄電池は大きな音が出るため近隣住民との騒音トラブルが起きがちですが、ポータブル電源はほとんど音が出ません。たとえば「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」の静音レベルは約30dB以下。住宅地で騒音ととらえられるリスクがほぼない騒音レベルです。場所を気にせず、トラブルの心配もなく自由に使えるでしょう。

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最後にJackery（ジャクリ）のポータブル電源＆ソーラーパネルのセット品「Jackery Solar Generator」シリーズから、家庭用自家発電機としておすすめの太陽光発電機を5種ピックアップして紹介します。

Jackeryは創業から11年の歴史があり、すでに300万台以上のポータブル電源を販売しています。業界トップクラスのエネルギー変換効率24％前後を誇るソーラーパネルと、防災安全協会から「防災製品等推奨品認証」を取得している安全なポータブル電源がセットです。ぜひあなたの用途や予算に合ったモデルを使ってみましょう。

「停電が起きても家電が使える」点を重視したいなら「Jackery Solar Generator 2000 Plus」がおすすめです。ポータブル電源は3,000Wの高出力を誇り、家にある家電で動かせないものはありません。容量も2,042Wと大きく、電子レンジやケトルを1時間以上動かせます。

付属の200Wソーラーパネルを使えば、最速2時間ほどで充電を満タンにできるのもポイント。さらにポータブル電源は最先端の技術で自然放電率を大幅に改善しており、なんと365日放置しても10％ほどしか電力が失われません。「いざ使いたいときに使える」安心感のもっとも高いモデルです。

「家にある家電を全部動かせる発電機が欲しいけど、費用はできれば抑えたい」という人におすすめなのが「Jackery Solar Generator 1000 Plus」。20万円ほどで出力2,000Wのポータブル電源と、出力100Wのソーラーパネルが手に入ります。家にある家電の中でも消費電力が大きい電子レンジでも最大1,200W、エアコンでも1,500W程度が最大のため、この1台があればほとんどの家電を動かせるでしょう。

付属の100Wのソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100W」は住宅用ソーラーパネルの技術をそのまま活用しており、エネルギー変換効率は業界トップレベルの24％です。取っ手付きで持ち運びやすく、どこでもラクラク設置できます。普段使いの節電から防災対策まで幅広く活用したい人にもおすすめです。

「設置型の蓄電池並みに容量がある自家発電機が欲しい」という人には、Jackery最大の容量3,024Whを誇るポータブル電源が含まれたセット品「Jackery Solar Generator 3000 Pro」をおすすめします。専用アプリでの給電オン・オフのコントロールが可能で、より大きな節電効果を得ることが可能です。

付属の200Wソーラーパネルはエネルギー変換効率25％と業界最高峰。最大6枚まで接続可能で、実質1.2kW出力の本格的な太陽光発電装置も構築できます。「賃貸住まいで屋根にソーラーパネルを設置できないけど、太陽光発電で電気代を節約したい…」という方にとってベストな選択肢でしょう。

「キャンプでポータブル電源とソーラーパネルを使いたい」というニーズにマッチするのが、同クラスの製品と比べて20％の軽量化を実現したポータブル電源を含む「Jackery Solar Generator 1500 Pro」。軽いうえに取っ手付きでラクラク持ち運べます。耐衝撃性・耐振動性も高く、特にアウトドア向けのポータブル電源です。出力は1,800Wと高く、キャンプ先での電子レンジやホットプレートなどの使用も問題ありません。

ソーラーパネルは「Jackery Solar Generator 3000 Pro」と同様の出力200Wモデル。6枚接続すればわずか2時間でポータブル電源をフル充電できます。複数泊のキャンプで何度も充電して使うのも良いでしょう。アウトドア好きの家庭におすすめです。

Jackery Solar Generator 1000 Pro 200Wは、出力200Wのソーラーパネルと容量1,002Whのポータブル電源がセットになったモデル。ソーラーパネルは最大4枚まで同梱されており、同時接続すればわずか1.8時間でポータブル電源をフル充電できます。ポータブル電源は軽量・コンパクトで操作はボタン1つのみ。圧倒的な使いやすさが魅力です。

もっとも音が大きくなる充電中でも45dbしか騒音が発生しないので、場所を選ばずどこでも使用できます。災害用の非常電源としてはもちろん、庭に持ち出してDIYやバーベキューで活用するのもおすすめです。使いやすさを重視するならぜひ「Jackery Solar Generator 1000 Pro 200W」を選びましょう。

自家発電機があれば電気代の節約や災害対策ができます。太陽光発電なら売電収入を得ることも可能です。自然環境に影響されない発電方法が良いなら、燃料式のガス・ガソリン式発電機もひとつの選択肢でしょう。

設置工事なしで手軽に導入できて騒音トラブルにも悩まされない「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」のセットは、はじめての自家発電機として最適です。ぜひ「Jackery Solar Generator」シリーズから用途に合ったものを選んでみてください。