ソーラーパネルをベランダに置いて太陽光発電!賃貸・分譲マンションでも賢く節電しよう

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ベランダにソーラーパネルを置いて、賃貸アパートや分譲マンションでも太陽光発電ができるのはご存じでしょうか。太陽光発電ができるのは、屋根に固定する大きいタイプのソーラーパネルだけではありません。設置工事不要で持ち運びできるポータブル型ソーラーパネルも近年注目されています。

今回はベランダにポータブルソーラーパネルを置いて太陽光発電する6つのメリットや、ソーラーパネル4つの選び方、おすすめ製品を解説します。ぜひ手軽で安価に太陽光発電をスタートして、賢く節電しましょう。

目次

1.ソーラーパネルをベランダに置けば賃貸でも太陽光発電ができる!

ソーラーパネルをベランダに置けば賃貸でも太陽光発電ができる!

ソーラーパネルをベランダに置けば、賃貸アパートや分譲マンションでも太陽光発電を用いた節電ができます。多くの方がソーラーパネルといえば「屋根に固定する大型のタイプ」を想像するでしょう。

しかし最近では、安価でコンパクトなベランダに置けるタイプのソーラーパネルも多数登場しているので、気軽に太陽光発電をスタートできます。まずはベランダにソーラーパネルを置いて太陽光発電するメリットは下記の6つです。

ポータブル電源に充電すればどこでも電力供給できる

・固定型より圧倒的に安価に導入できる

・災害時の備えができる

・電気代を節約できる

・引っ越しても使える

・アウトドアでも活躍する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット①:ポータブル電源に充電すればどこでも電力供給できる

ソーラーパネルで太陽光発電した電力をフル活用するには、大容量・高出力の蓄電池「ポータブル電源」との併用がおすすめです。ポータブル電源は家庭のコンセントと同じAC100V出力ができます。そのためソーラーパネルで発電してポータブル電源に充電すれば、どこでも電力供給が可能です。

もちろんソーラーパネル単体でも活用法は多彩にありますが、ポータブル電源をあわせて用意したほうが圧倒的に用途が広がるでしょう。ぜひソーラーパネルとセットで、ポータブル電源も用意してみてください。

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メリット②:固定型より圧倒的に安価に導入できる

設置工事がいらないので、ベランダに置けるサイズのコンパクトなソーラーパネル(以下、ポータブルタイプ)は、屋根に固定するタイプ(以下、固定型)のものより圧倒的に安価に導入できます。固定型は3~5kW分を導入するケースが多いことから、実際にはスタートするのに100万円前後のコストがかかります。

さらに、固定型は定期的なメンテナンスが必要だったり、業者の倒産でアフターフォローが受けられなくなったりというデメリットやリスクもあります。上手に運用できれば大きな効果を得られる固定型ですが、安価で低リスクに始めたいならぜひポータブルタイプを選んでみてください。

メリット③:災害時の備えができる

ソーラーパネルをベランダに用意しておけば、災害時の備えができます。地震などで停電してしまった場合でも、ソーラーパネルポータブル電源セットがあればスマホの充電や冷蔵庫などの家電の動作が可能です。

コンセントと同じAC100V電源を備えたポータブル電源をセットで用意しておけば、普段と大きく変わらず安心して生活できるでしょう。具体的には、ポータブル電源の出力次第で下記のような家電も動かせます。

・冷蔵庫

・扇風機

・電気ヒーター

・電子レンジ

停電して冷蔵庫の中身が全滅してしまうのを防げるのは、災害時の嬉しいポイント。冷暖房も動かせるので、熱中症・凍死などのリスクも軽減できます。ぜひソーラーパネルだけでなく、ポータブル電源もセットで用意しておきましょう。

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メリット④:電気代を節約できる

ソーラーパネルをベランダに置いて発電した電力を家電に供給すれば、電気代の節約が可能です。例えば1時間あたり最大80Wの出力ができるソーラーパネル「Jackery SolarSaga 80」を使って、日照時間中に発電した電力をフル活用できれば、下記の通り年間約4,600円の電気代を節約できます。

・80W/1時間×1,850時間(※1)×31円/1kW(※2)=4,588円

※1:Wikipedia掲載のアメダス統計より年間日照時間を参照

※2:全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力料金目安単価」を参照

※あくまで理論値です。

あくまで理論値ですが、7年ほど使えばソーラーパネルの購入代金(29,800円)の元が取れる計算に。ポータブル電源に昼間充電して、夜間にはポータブル電源から家電に電力供給するなどの方法を取れば、より効果的な節電も可能です。

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メリット⑤:引っ越しても使える

ベランダに置けるポータブルタイプのソーラーパネルなら、持ち運べるので引っ越し先でもすぐに使えます。固定型も引っ越し先で使えないことはありませんが、取り外し・運搬・再設置で100万円以上のコストがかかるので、現実的ではありません。

当然、持ち運びが可能で取付工事も不要なので、賃貸アパートや分譲マンションでも使えます。仕事柄引っ越しが頻繁に発生する方は、ぜひコンパクトタイプのソーラーパネルを導入しましょう。

メリット⑥:アウトドアでも活躍する

ベランダに置けるコンパクトタイプのソーラーパネルは、持ち運べるのでアウトドアで活躍します。日当たりの良いところに設置すればどこでも電気が使えるので、下記のようなシーンで利用可能です。

・キャンプ

・車中泊

・DIY

キャンプや車中泊で電子機器の充電に使ったり、DIYで消費電力の小さい電動工具を動かしたりと活用シーンはさまざま。さらにポータブル電源があれば、充電切れの心配がないコンセントとして多彩に活躍するでしょう。

2.ベランダに置くソーラーパネルの4つの選び方

ベランダに置くソーラーパネルは、下記4つのポイントを押さえて選びましょう。

・発電効率が良いものを選ぶ

・角度を簡単に調整できるものを選ぶ

・ポータブル電源とのセット品を選ぶ

・コンパクトに収納できる折りたたみ式を選ぶ

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

選び方①:発電効率が良いものを選ぶ

ソーラーパネルは発電効率が20~25%の良いものを選びましょう。旧型の古いソーラーパネルの場合、発電効率が20%を切っているものが少なくありません。想像以上に発電できないため、単体での活用はもちろん、ポータブル電源などへ充電する際にもあまり役に立たないでしょう。メーカー・価格などにより発電効率の良し悪しには差がありますが、最低でも20%以上のモデルを選ぶのがおすすめです。

Jackeryのポータブルソーラーパネルは、業界トップクラスである25%の発電効率を実現しています。曇りの日にも効率よく発電できます。

選び方②:角度を簡単に調整できるものを選ぶ

ソーラーパネルは角度を簡単に調整できるモデルを選びましょう。一般的に効率よく発電できるソーラーパネルの角度は30度といわれていますが、実際には地域・時間帯によって微調整が必要です。

ソーラーパネルを設置する際のスタンドは、製品により違いがあります。完全固定でしか設置できないもの、紐やスタンドの長さを変えられるものなどさまざまなので、できれば角度調整ができるモデルを選びましょう。

Jackeryのポータブルソーラーパネルは、折り畳みで軽量、楽々移動できるため、日が最も当たる角度に随時微調整できます

選び方③:ポータブル電源とのセット品を選ぶ

記事の前半でご紹介したメリットにも、ポータブル電源が何度も登場しました。ポータブルソーラーパネルの実力を存分に発揮するには、ポータブル電源を一緒に用意するのをおすすめします。

ソーラーパネルとポータブル電源を別々に用意する手もありますが、一般的にはセット品を購入したほうが圧倒的にお得です。また製品の相性によりうまく充電されないケースがあります。価格の面でも互換性の面でも、同一メーカーのセット品を選ぶのが得策でしょう。

Jackeryは、ソーラーパネルとポータブル電源がセットになった製品「Jackery Solar Generator」を発売しています。

選び方④:コンパクトに収納できる折りたたみ式を選ぶ

コンパクトに収納できる、折りたたみ式のソーラーパネルを選ぶのがおすすめです。ソーラーパネルは構造上、日の当たる面積が大きいほど発電効率が良くなるため、サイズ(特に横幅)が非常に大きくなっています。

そのため雨天時などに収納する際や、アウトドアで持ち運ぶ際などを考慮すると、幅を取らないコンパクトな状態にできるのがベターでしょう。ソーラーパネルには2つ折り~4つ折りできるモデルがあるので、ぜひ折りたたみ式を選んでみてください。

Jackeryのソーラーパネルは、折り畳むとタブレットサイズになるコンパクトなものもあるので、どこでも気軽に持ち運べます。

選び方⑤:防水機能を備えるものを選ぶ

基本的に屋外で使用するソーラーパネルは雨に打たれる可能性があるため、防水機能を備えたタイプがおすすめです。防水機能がないソーラーパネルを選んでしまうと、水が内部に侵入することでショートや感電のリスクが高まります。 

また、防水機能を備えたタイプを選べば、湿度が高い地域や降水量の多い地域でも安心して使用できます。Jackeryのソーラーパネルは、IP68の防水防塵に対応しているので、雨の予報でも故障する心配はいりません。

3.ベランダで気軽に太陽光発電するならJackery(ジャクリ)がおすすめ

ベランダで気軽に太陽光発電するならJackery(ジャクリ)がおすすめ

ベランダに置くソーラーパネルを購入するなら「Jackery(ジャクリ)」の製品がおすすめです。他社製品と比較した際の、3つのおすすめポイントを見ていきましょう。

①:折りたたんでコンパクト!操作が簡単!

Jackeryのソーラーパネル「Jackery SolarSaga 200」は4つ折り、「Jackery SolarSaga 100」は2つ折りでコンパクトに収納できます。ポータブル電源に充電する際のケーブルはたったの1本だけ。多くのソーラーパネルは、ヒューズ・コネクタなど他の部品が必要ですが、Jackeryなら不要です。

またポータブル電源も他社製品と比較し、20~50%軽量・10~15%小さいコンパクトな設計となっています。家庭で圧倒的に使いやすいのは、Jackery製品の魅力といえるでしょう。

②:最高24%の高い発電効率!角度調整もラクラク!

Jackeryのソーラーパネルは、いずれも22.5%以上(最大24%)の高い発電効率を誇っています。発電効率20~22%の製品が多いので、Jackeryならより効率的に発電が可能です。

また背面にあるスタンドは簡単に高さが変えられるようになっているので、日当たりに応じた角度調整もラクラク。どの時間帯でも最高効率で発電してくれます。

③:高い防塵・防水性と耐久性!

Jackeryのソーラーパネルは、下記の仕様により高い防塵・防水性と耐久性を実現しています。

・ETFEラミネート

・IP67防水規格

ETFEとは、低摩擦性や高い光の透過性を誇るフッ素樹脂素材です。ETFEでソーラーパネルの表面をラミネート加工することで、チリ・ホコリや水に強い構造を実現しています。またIP67防水規格により、ケーブル端子以外の耐水性は抜群です。

ポータブル電源も「防災製品等推奨品」に認証されており、災害時における「安全性」「利便性」「機能性」が揃った製品と高評価。ベランダ使用で火災などのリスクがないのはもちろん、災害時やアウトドアに持ち出して使うのにも安心でしょう。

4.ベランダでの太陽光発電におすすめのソーラーパネル製品6選

Jackeryが発売するポータブル電源ソーラーパネルセットJackery Solar Generatorは、設置工事不要で届いた時からマンションや自宅のベランダにソーラーパネルを広げるだけですぐに太陽光発電・蓄電を始められます。貯めた電力をいつでもどこでもスマホや家電などに給電できるので様々なシーンで活躍できます。

幅広い容量バリエーションが取り揃えられているため、家族の人数や用途に見合った最適な機種が見つかるでしょう。ベランダでの使用におすすめのソーラーパネルポータブル電源製品は、以下のとおりです。

●Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット

超大容量2042Wh・定格出力2,200WのJackery ポータブル電源 2000 Newと最大出力200WのソーラーパネルJackery SolarSaga 200のセットです。4人家族以上の防災グッズや日常使い、アウトドアに適しています。

 

 ●Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源  セット

大容量1264Wh・定格出力2000WのJackery ポータブル電源 1000 PlusとJackery SolarSaga 100Wのセットです。3人家族の防災グッズとしても活躍します。

●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

容量 1070Wh・定格出力1500WのJackery ポータブル電源 1000 Newと、Jackery SolarSaga 100Wのセットです。宿泊を伴うアウトドアにも気軽に持ち運べます。

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セット

容量632Wh・定格出力800WのJackery ポータブル電源 600Plusと、Jackery SolarSaga 100 Primeのセットです。季節や天候、気温を気にせず、快適な車中泊が実現します。

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット

容量632Wh・定格出力800WのJackery ポータブル電源 600Plusと、最大出力100WのJackery SolarSaga 100のセットです。中容量モデルなので、炊飯器やテレビなどの使用にも適しています。

●Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル

容量256Wh・定格出力300Wのポータブル電源 240 Newと最大出力40WのJackery SolarSaga 40 Miniのセットです。ノートPCやスマホ、扇風機、電気毛布などへの給電に適しています。 

関連記事:太陽光発電は7割が損する?その理由と損しないための7つの対策を徹底解説!

5.ソーラーパネルのベランダへの設置に関するよくある質問

最後に、ソーラーパネルのベランダへの設置に関するよくある質問を紹介します。自宅のベランダにソーラーパネルをどう設置するかを事前に確認しておきましょう。

①マンションのベランダにソーラーパネルを設置する際の注意点は?

ベランダはマンションの共用部分なので、固定型のソーラーパネルを設置するにはオーナーの許可を得る必要があります。ただし、持ち運びできる折り畳みソーラーパネルであれば、許可を取る必要はありません。ベランダーに広げるだけで発電できます。 

ベランダはスペースが限られているので、ベランダの幅にソーラーパネルが収まるかを事前に確認してから購入しましょう。設置する際には、強風で飛ばされないようにしっかりと固定する必要があります。特に2階以上にお住まいの方は、ソーラーパネルが落下して人に当たると、大事故にも繋がりかねません。

②ソーラーパネルをベランダの手すりに吊るす効果は?

ソーラーパネルをベランダに吊るせば、ベランダの床に収まらない高出力のソーラーパネルも使用できます。またベランダの床に置いているよりも、吊るした方が日光が直接当たるため、発電量の増加が見込めるでしょう。 

ただし、ベランダから落下するリスクは、床に置くよりも高くなるので注意してください。また、日中帯に太陽光を最も受けられる南向きのベランダに吊るすのがおすすめです。 

③Jackeryのソーラーパネルをベランダに置くには架台が必要ですか?

Jackeryのソーラーパネルは自立式なので、ベランダに置く際に荷台は必要ありません。ベランダで広げて、すぐに太陽光発電が始められます。ただし、ベランダの構造上の問題で、床に置くだけでは十分に発電できないこともあるでしょう。 

そんな時に荷台があれば、床からの高さを確保できる上に角度調節も自在なので、より効率的な発電を実現できる可能性があります。ソーラーパネル用の荷台は通販サイトで様々な種類が販売されているので、自宅に合うタイプを選んでみてください。

関連記事:高速充電できるソーラー充電器おすすめ8選!使い方から選び方まで徹底解説

まとめ

コンパクトなソーラーパネルをベランダに置いて使えば、賃貸アパートや分譲マンションでも手軽に太陽光発電がスタートできます。節電や防災対策ができるほか、持ち出してアウトドアに活用するのも良いでしょう。

ソーラーパネルは、ポータブル電源とセットで用意することで真価を発揮します。ぜひ「Jackery」のソーラーパネル・ポータブル電源がセットになった「Jackery Solar Generator」シリーズを導入してみてください。

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