自然エネルギーを持ち運ぼう。「Jackery Solar Generator」が広げる節電とSDGs

この記事はYahoo!JAPAN SDGs掲載記事からの転載となります

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自然エネルギーを持ち運ぼう。「Jackery Solar Generator」が広げる節電とSDGs

いまや私たちの生活に欠かすことのできない「電気」。

しかし近年では、災害による停電や、電力の逼迫、社会情勢の影響による電気代の高騰など、社会インフラを揺るがす危機が相次いで発生。自然エネルギーへの関心や節電への意識が高まっています。

使う電力を抑えるだけでなく、もしも自分で電気を作ることができたとしたら......?

太陽光パネルを屋根に取り付けるのはハードルが高いかもしれないけれど、せめてアウトドアや災害時だけでも最低限の電力をまかなうことができたら心強いもの。そこで選択肢のひとつに入れたいのが、ソーラージェネレーターです。

「ソーラージェネレーター」とは、ポータブル電源とソーラーパネルのセット。持ち運べるサイズで、太陽光があればどこでも電気を作って蓄電できるため、アウトドアだけでなく防災や節電の観点からも注目されています。

使う電力を抑えるだけでなく、もしも自分で電気を作ることができたとしたら......?

オレンジ色のロゴでおなじみのJackery(ジャクリ)は、ポータブル電源とソーラーパネルを開発した、ソーラージェネレーターのリーディングカンパニー。企業としても環境保護と持続可能性を追求し、「Jackery Green」などの環境活動も行っています。

どんな用途が期待できるのか、どれくらいのCO2削減に繋がるのか? ソーラージェネレーターの可能性について探っていきます。

そもそも、自然エネルギーとは?

そもそも、自然エネルギーとは?

「再生可能エネルギー」とも表現される「自然エネルギー」は、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなど、自然界に存在するエネルギーのこと。資源に限りのある化石燃料とは異なり、自然界から持続的に得ることができるほか、発電時にCO2を排出しないため、環境にやさしいエネルギーです。

日本における発電の割合は、化石燃料による火力発電が72.9%(2021年度/※)と、まだまだ自然エネルギーの普及は十分とはいえません。ただし、実は自然環境に恵まれている日本には、電力需要の2.2倍ものポテンシャルがあるともいわれています。

※経済産業省HP参照https://www.meti.go.jp/press/2022/11/20221122001/20221122001.html

また、化石燃料を購入するために、毎年約20兆円が海外へ流出していますが、国内でエネルギーを生み出せば、国内で経済を循環させることができるのです。

Jackeryのポータブル電源とソーラーパネルって?

「グリーンエネルギーをあらゆる⼈に、あらゆる場所で提供する」をビジョンに掲げ、2012年にアメリカのカリフォルニアで生まれたJackeryは、世界で最も売れているポータブル電源ブランド。

2016年にアウトドア⽤ポータブル電源を発売し、さらにその2年後にはブランド初のポータブルソーラーパネルを開発しました。以来、 200万台以上を販売し、米国からヨーロッパ、日本、中国など、世界第1位の市場シェアを達成しています。

Jackeryのポータブル電源とソーラーパネルって?

ここでは、Jackeryのポータブル電源とソーラーパネルについて、簡単に解説します。

【ポータブル電源】

自宅のコンセントや車のシガーソケットから簡単に充電でき、大容量の電池をためておくことができる。スマートフォンなどを充電できるモバイルバッテリーと比べても容量が大きく、コンセントが使用できるのが利点。ただし、緊急で使用するときに充電されていなかったら使うことができない。

【ポータブルソーラーパネル】

太陽光で発電できるが、蓄電はできない。

ポータブル電源とソーラーパネルのそれぞれの欠点は、併用することで補い合うことができます。太陽に向けてソーラーパネルをセットし、ケーブルでポータブル電源に接続するだけ。パネルが太陽光を吸収、発電し、ポータブル電源を充電できます。

Jackery のポータブル電源とソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator」シリーズは、容量や出力などの違いで4万円台からラインナップ。

Jackeryのポータブル電源とソーラーパネル

2023年1月27日に、Jackery Solar Generator 1500 Proがリリースされました。

1512Whの容量と1800Wの最大出力を備えた大容量の「Jackery ポータル電源 1500 Pro」と、最速2時間でソーラー充電とAC充電が可能な折りたたみ式ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 200」を組み合わせた製品。家庭で使用される電化製品がほぼ利用できるので、快適なキャンプや車中泊が可能になリます。

今後も、安全性能を強化し、幅広い用途に対応できるシリーズの展開が予定されています。Jackery Solar Generator 3000 Proは2023年3月から4月にかけて発売を予定。

ソーラーパネル付きのテントや風力発電製品、車輪付きのアウトドア蓄電製品の開発にも取り組んでおり、これからのリリースが期待されています。

用途として、日帰りや1日程度の使用なら容量200Wh~、キャンプや車中泊で扇風機、電気毛布などを使用する場合は350Wh~、連泊キャンプや車載冷蔵庫など大型家電の使用は400Wh~、防災目的としての使用を想定するなら500Wh~を目安にポータブル電源を選ぶといいでしょう。

Jackeryポータブル電源2000

「Jackery Solar Generator」でCO2や電気代をどれくらい削減できる?

化石燃料による発電は、1kWhあたり約400~500グラムのCO2を発生させるといわれています。1kWhとは、1,000Wのドライヤーを約1時間使用したときにかかる電力量。杉の木が1年間で吸収するCO2の量は14キログラムとされているので、1時間で400グラムのCO2を吸収するためには、250本の杉が必要ということになります。

仮に、1,000Wのドライヤーを「Jackery Solar Generator」からつないで1時間使用すれば、その分のCO2の排出は削減できる、ということになります。

もっとも容量の小さい「Jackery Solar Generator 240」でも、月に10日使用すると、CO2を12.5kg削減でき、1年間の植樹に換算すると0.9本に相当します。大容量の「Jackery Solar Generator 2000 Pro」なら、月10日の使用でCO2を111.5kg削減でき、年間8本の植樹に相当します。

「Jackery Solar Generator」でCO2や電気代をどれくらい削減できる?

それでは、ソーラーパネルの使用で、電気代はどれくらい削減できるのでしょうか。

晴れた日に最大出力が出せる時間は、正午を挟んでだいたい3.5時間程度。パネルの最大出力200Wの「Jackery SolarSaga 200W」1枚の発電量で試算すると、1日に発電できる量は最大200W × 3.5時間(h)×80%(想定ロス)=560Whになります。

※上記は推定値となり、季節や天候、設置する方角や角度により発電量が変わります。

気象庁の過去30年の観測データをもとにした、日本の平均晴れ日数は217.6日。

晴天時1年に発電できる量は、少なくとも560Wh/日 × 217.6日=121,586Whとなります。発電した電気を家庭で取り入れれば、1年間で121kwh以上の節電ができる計算です。

昼間にソーラーパネルで発電した電気は、ポータブル電源に充電しておくと夜間でも使用できる

昼間にソーラーパネルで発電した電気は、ポータブル電源に充電しておくと夜間でも使用できるので、ソーラーパネルとポータブル電源を組み合わせて使用すると効率的な電気代の節約に繋がります。

また、今後は電気代の高騰が予想されるため、より効果を実感しやすいのではないでしょうか。

クリーンなエネルギーを提供するJackeryのSDGsへの取り組み

クリーンなエネルギーを提供するJackeryのSDGsへの取り組み

Jackeryは、パワフルでクリーンな電力を提供するだけでなく、環境に対する取り組みも行っています。

Jackery Japanの環境活動プロジェクト「Jackery Green」では、防災林のために植樹する「鎮守の森プロジェクト」へ、植樹1,000本分の寄付を行いました。Jackery Inc.も、創設10周年を記念し、アメリカNational Forest Foundation(NFF)と連携し1万本の植木を決定しました。

Jackeryは、グリーンで低炭素なアウトドアライフを、画期的な製品を通して提案していくとともに、今後は、積極的に社会的な責任を負い、公益活動に参加していきたいと考えています。植樹も、消費者にエコライフの構築を働きかける一環として実施しています。

Jackeryでは、現在もグリーンアクションの考え方を社員自ら実践していますが、今後もさらなる活動を展開していく予定です。

また、工場拠点のある中国でも、製造における環境の安全性、エシカルな材料の調達、適切な廃棄物処理などを確保しています。

防災にお役たつJackeryポータブル電源

CSR活動として行っている「Jackery Care」は、日本レスキュー協会やNPO法人、災害の多い自治体などへのポータブル電源の寄贈や、被災地への支援金の寄付などに積極的に取り組み、安全で安心な社会を目指しています。

自然エネルギーを持ち運んで、アウトドア活動の枠を広げよう

これまでは災害時用の保険としての購入が多かったソーラーパネルですが、保管しておくだけではもったいないからと、電気代の節約や環境に配慮した生活を実践するために、ベランダに太陽光パネルを設置して蓄電する人も増えています。また、屋外での太陽光パネルを利用することで、アウトドア活動の枠を広げることもできそう。

アウトドアで、災害対策で、日常で。人々がサステナブルな方法で自然を楽しみ、地球を守るために協力しあえるよう、Jackeryは「Explore further with Jackery solar」を掲げてクリーンなエネルギーをもたらしていきます。

自然エネルギーを持ち運んで、アウトドア活動の枠を広げよう