【イベントレポート】「THE CAMP BOOK 2022」に出展しました

2022年6月11日(土)~ 6月12日(日)、長野県の富士見高原リゾートで音楽ファミリーフェス「THE CAMP BOOK 2022」が開催されました。Jackeryもブース出展をした同イベントについてレポートします。

Jackeryが「THE CAMP BOOK 2022」に出展しました

近年、アウトドア人口が増加したこともあり、キャンプや防災で活用されるポータブル電源の認知度も上がってきました。キャンプ場でポータブル電源を見かける機会も増えてきて気になっている方もいるのではないでしょうか。その一方で、いざ購入を検討してみたが、何を基準に選べばよいのか、迷っている方もいるでしょう。そこで、この記事では使用用途に応じておすすめのモデルを解説いたします。

初夏の富士見高原で開かれた音楽フェス

ポータブル電源でどんな家電が使えるのか?

「こころが、豊かに育つ場所」をコンセプトに2日間にわたってキャンプと音楽を楽しむ「THE CAMP BOOK 2022」にJackeryがブース出展を行いました。

音楽フェスに出展するのは初めてということもあり、今回は会場を訪れたみなさんとの接点を増やすため、大量のポータブル電源を持ち込み、無料の充電スポットをご提供することにしました。

キャンプでポータブル電源を導入する一番のメリットは、家電の電源として使用できる点にあります。

夏であれば、扇風機やポータブルクーラー、冬であれば電気毛布やホットヒーターなども使用できます。また、ポータブル電源はコンセントだけではなく、USBやシガーソケットも使用できるので、スマートフォン、タブレット、ランタンの充電に加えて、車載冷蔵庫をキャンプサイトに持ち込めば、夏でも冷えた飲み物を楽しむことができます。

電化製品は小型のものから大型のものまで様々あり、電力消費量も異なりますが、適切なモデルを選択することによって、ご家庭で使用している電化製品をキャンプ場や電源のない場所でも使用できるようになります。

例えば、シャワーを浴びた後はドライヤーで髪を乾かしたくても、キャンプの時は我慢している人も多いのでは。そんな時でもポータブル電源があれば、ドライヤーを使用することができるのです。

その他にも、電子レンジやコーヒーメーカー、ホットプレートやIH調理器、電気圧力鍋などの調理家電も使用できるため、屋外にいながら、まるで家の中にいるような快適なキャンプを楽しむことができるのです。

さらに最近のイベントでご好評いただいている、オリジナルトートバッグづくりは、音楽フェスに合わせてサコッシュに変更。準備万端に整えて現地へと向かいました。

会場となった富士見高原リゾートは、八ヶ岳の裾野にある標高1250mの高原リゾート。普段はスキー場やキャンプ場、陸上競技場として使われている場所をフェス会場に変えて開催されます。

設営のために前日に会場入りすると、現地ではすでにスタッフの方々が準備の真っ最中。明日の開催に向けて、のどかな高原をフェスの会場に様変わりさせるために、そこかしこにフラッグを設置し、案内板や看板を立て、3つのステージを設営していきます。

2017年に始まった同イベントは、2020年、2021年は開催を見送ったため、今年は久々の開催。厳しいスケジュールの中でも、スタッフの方々が嬉しそうに笑顔で設営を進めていたのが印象的でした。

初夏の富士見高原で開かれた音楽フェス
音楽ファミリーフェス「THE CAMP BOOK 2022」

埋まるテントサイトと始まる音楽フェス

ポータブル電源のモデルの違いをスペック表で確認

今回のフェスは2日間に渡って開催され、参加者の多くは1泊のキャンプも同時に楽しみます。9時に開場を迎えると、大勢の人がテントのスペースを確保し、テント設営を始めます。

それが一段落した頃から、少しずつブースに人が訪れるようになり、やがてワークショップへの参加を希望する子供が訪れました。

このワークショップは、まず子供にクレパスでイラストを描いてもらい、その絵にパウダーをかけ、ポータブル電源から電源を取ったアイロンを使って転写することで、オリジナルサコッシュが完成する、というもの。

我々がアイロンをかけた後は、子供に自分で紙を剥がしてもらうのですが、上手く転写されていることを願いながら、ゆっくりと慎重に剥がす子供たちの様子にこちらもドキドキ。上手くいったときは思わずみんなで拍手をしてしまいました。

キャンプと音楽を楽しむ「THE CAMP BOOK 2022」現場写真①
キャンプと音楽を楽しむ「THE CAMP BOOK 2022」現場写真②
キャンプと音楽を楽しむ「THE CAMP BOOK 2022」現場写真③
キャンプと音楽を楽しむ「THE CAMP BOOK 2022」現場写真➃
キャンプと音楽を楽しむ「THE CAMP BOOK 2022」現場写真⑤
キャンプと音楽を楽しむ「THE CAMP BOOK 2022」現場写真⑥

午後からはステージ演奏が始まり、メインステージの2組目には気志團が登場。大ヒット曲の「One Night Carnival」を歌う頃には、テントの準備を終えた人たちがメインステージに集まり、会場は音楽フェスらしい、賑やかな雰囲気になってきました。

その後もRHYMESTER(ライムスター)、田我流、BIM、THE BULE HERBというヒップホップの豪華なラインナップが熱いステージを披露し、最後のGLIM SPANKYの演奏が終わったころには、21時になっていました。

その間もワークショップには子供たちが続々と集まり、サコッシュを首にかけた子供が少しずつ会場に増えていきます。

夕方頃から充電を依頼に来る人も増え、ワークショップと充電のために大勢の人がブースに集まるようになりました。

Jackeryのポータブル電源は240、400、708、1000、1500、2000 Proの6種類のモデルをご用意しております。

下の表にモデルの主なスペックをまとめておりますのでご覧ください。

モデル バッテリー容量 定格出力 瞬間最大出力 使用目安 想定用途

242Wh

200W

400W

電気毛布は4時間、スマホなら14回充電が可能

ソロキャンプ

403Wh

200W

400W

電気毛布は6時間、スマホなら22回充電が可能

ソロキャンプ、災害時のスマートフォンの充電

708.18Wh

500W

1000W

電気毛布は10時間、スマホなら40回充電が可能

2~3人のキャンプ、災害時の非常用電源

1002Wh

1000W

2000W

電気毛布は13時間、スマホなら54回充電が可能

ファミリーキャンプ、災害時の非常用電源

1534.68Wh

1800W

3600W

電気毛布は22時間、スマホなら87回充電が可能

ファミリーキャンプ、高出力家電の使用、災害時の非常用電源

2160Wh

2200W

4400W

電気毛布は31時間、スマホなら122回充電が可能

大人数、連泊のキャンプ、高出力家電の使用、災害時の非常用電源

Jackeryブース

我々、Jackeryブースは、この日もキャンプ泊。豊富なポータブル電源を活かして、ホットプレートを使い、みんなで地元名物のラム肉を使ったジンギスカンと、ビールサーバーを使って生ビールを堪能しました。

我々、Jackeryブースは、この日もキャンプ泊。豊富なポータブル電源を活かして、ホットプレートを使い、みんなで地元名物のラム肉を使ったジンギスカンと、ビールサーバーを使って生ビールを堪能しました。

Jackeryポータブル電源
Jackeryポータブル電源で料理を

キャンプと音楽が融合する場

ポータブル電源で使いたい主な家電のワット数

キャンプと音楽が融合する場

会場には子供も含めて2日間で約7000人が来場し、そのうちの約2000人がキャンプ泊を楽しみました。

晴天になった2日目に、高い位置からテントサイトを眺めるとカラフルでおしゃれなテントが並んでおり、日本のキャンプ文化の成熟を感じました。

今回は音楽とキャンプを楽しむ人々に少しでも「Jackeryを知ってもらおう」と出展をしましたが、最終的には、77人の方がワークショップを訪れ、60人以上の方に無料充電を利用していただきました。

製品に興味を持ってブースを立ち寄る方も想像以上に多く、中には出演したアーティストの方がブースに立ち寄り、「屋外でライブをやる時に電源を取る場合は、どのモデルが良いですか?」と質問をいただくこともありました。

我々にとっては初めての音楽フェスでしたが、会場スタッフの皆様が本当に良い方ばかりで色々と助けていただきました。また、近くの出展者ブースのみなさんも本当に暖かく迎えてくださり、差し入れをいただいたり、など交流も多く、長丁場の中でも楽しい時間を過ごせました。

会場を歩いていると、子どもたちがワークショップで作ったサコッシュを首にかけて、元気に走り回る姿を目にすることも多く、出展して良かったな、と心から感じました。

最後にブースにご来場いただいた皆様、快くお写真の掲載を許可してくださった皆様、誠にありがとうございました。またどこかのイベント会場でお会いしましょう。

キャンプで使用する場合、大事なポイントは自分が使用したい電化製品のワット数です。

主な家電のワット数は以下の通りです。

■高出力家電(1000W以上

■100~1000W

利用イメージで最適なモデルを考える

■ソロキャンプの場合

ソロキャンプで、調理は焚火を使ってバーベキューなど。電源はランタンの充電やスマホの充電、タブレットで動画の視聴程度。

この場合はエントリーモデルの240でも十分ですが、冬の寒い時期に電気毛布を使用したい場合には、240の場合、連続使用4時間、400の場合は連続使用が6時間となるため、朝まで使い続けるなら10時間使用できる708がおすすめとなります。

■ファミリーキャンプの場合

ポータブル電源を選ぶ際は、使用人数も選定時のポイントになります。スマートフォンの充電回数が14回あったとしても、複数人で使用すれば足りなくなる可能性もあります。

家族で電気を使ってキャンプをする場合は、708、1000、1500がおすすめとなります。

特に1500以上を使用すると、ホットプレートやIH調理器、電子レンジなどの高出力製品が使用できるので、焚火を使わなくても料理が作ることができ、キャンプの中身が様変わりします。

また、ポータブルクーラー、ドライヤーなども長時間使用できるようになりますので、家族で快適に過ごしたい場合は大容量の1500、また連泊キャンプもあるのであれば、2000 Proも選択肢に入ってくるでしょう。

■車中泊の場合

近年、車中泊をする人が増えてきて、メディアで取り上げられる機会も増えてきました。

車の場合はエンジンがかかっていれば、エアコンが使えるうえにシガーソケットから電気が得られますので、ポータブル電源は必要ない、と思われるかもしれません。

しかし、キャンプ場など多くの方が利用している場所でエンジンをつけたまま、アイドリングをしていると騒音で周囲に迷惑が掛かりますので、マナー違反となるうえに、昨今の環境保護の観点からもアイドリング状態は避けた方が良いでしょう。

また、車には100V用のコンセントは付いていないので、ポータブル電源を持っていることで車内ではできなかったパソコンの充電などができるようになります。さらに夏の暑い日にはスーパーで買った生肉や飲み物などの食材を車載型冷蔵庫で冷やすことで、安全に美味しくいただくことができます。

車の中で液晶テレビを使って、ゲームを楽しむなど、ポータブル電源があることで、車中泊でできることの幅が大きく広がります。

車中泊の場合も基本的な選び方は、キャンプと同様に使いたい家電、使用人数、使用日数を基準に選ぶと良いでしょう。

また、何日もかけて車中泊をする場合は、シガーソケットからも充電はできますが、ソーラーパネルも合わせて用意しておくことで太陽の力でポータブル電源の充電が可能になりますので、こちらも選択肢に入れて検討する必要があるでしょう。

■停電時に使用する場合

ポータブル電源の活用法の一つに災害時の非常用電源があります。もしも停電になった時には、テレビや冷蔵庫、エアコンも使えなくなり、スマートフォンの充電もモバイルバッテリーだけでは、心もとなくなってしまうでしょう。

そんな時に、ポータブル電源があれば家電が動かせるうえに、スマートフォン、タブレットの充電も可能になります。

防災向けでモデルを選ぶ場合は、2人家族なら1000、4人家族なら1500または2000 Proとなります。

また、大地震などで停電になった場合は、復旧まで数日かかる場合もあります。そんな時におすすめなのが、ソーラーパネルとの組み合わせです。

日中に太陽光で発電した電力でポータブル電源を充電すれば、電力の供給が止まっていても、電池残量を回復することができるのです。

特に最新の「Jackery Solar Generator 2000 Pro」であれば、パネルを6枚使えば、最速2.5時間で大容量の2000 Proをフル充電することができます。

晴れの日であっても太陽光エネルギーが100%に近い状態で充電できる時間は、1日3時間程度のため、パネルが6枚あれば、晴れの日であれば毎日フル充電まで回復することが可能になるのです。

まとめ

ポータブル電源を選ぶ際は、使用する人数や使用目的、連続使用の日数、使用したい電化製品のワット数を基準に選ぶと良いでしょう。

また、保証年数やアフターサポートの内容も大切な判断基準です。購入後も安心して使い続けるために、その点も考慮に入れて、最適なモデルを探してみてはいかがでしょうか。

音楽ファミリーフェス「THE CAMP BOOK 2022」写真

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