低温調理でふっくらアユのコンフィ

ひょい

メキシコ料理に興味はありますが、鮎出されちゃうと日本料理です

抹茶

日本料理が大好きです。私の中では、和食は世界No1。卵焼き、お寿司、おにぎり等。やはりお米が日本が一番美味しいから。海外米は食べられないです。どうぞ宜しくお願い致します。

ぴこっとぴこ

イタリア料理が大好きです。大雑把な盛り付けと素材の味、マンマの愛情、全てが美味しさの素です。 現地のイタリア料理は何を食べても本当に美味しいです!

キャンプやバーベキューなど、アウトドアでの調理といえば炭火を用いた料理が一般的ですが、もしも屋外にいながら自宅のキッチンで作る時のような調理家電を使用した料理ができたら・・・それを実現してくれるのがポータブル電源です。大容量タイプであれば長時間使用でき、AC電源搭載モデルであれば家電の使用が可能です。

立秋も過ぎ、暦の上では秋の始まりとはいえ、まだまだ残暑厳しい毎日が続きます。そんな中で、そろそろ時期も終わりを迎えるアユ。名残惜しくはありますが、今年最後のアユを楽しむ料理をご紹介します。

低温調理でふっくらアユのコンフィ

アユといえば、初夏の訪れとともにやってくる涼し気なイメージですが、9月頃の産卵を控えたアユは、若アユとはまた違った味わいを楽しめます。シンプルに炭火で焼く塩焼きも良いですが、今回はアユをオリーブオイルで煮るコンフィにします。炭火では温度を一定に保つ温度調整が難しいですが、低温調理器を使用することでとっても簡単に屋外でもコンフィが作れます。

ポータブル電源があれば外で家電を使用できるので、まるでお家でしか作れないような料理だってお手の物。さらに、アユ釣りで釣れたばかりの新鮮なアユを手軽に調理して食べられたら、この上ないほどの贅沢です。

低温調理器でじっくり加熱
釣ったその場で作るふっくらコンフィ

コンフィは、肉や果物を煮る、フランスに伝わる調理法の一つです。肉や魚の場合は主に油で煮て、果物の場合には砂糖で煮るものがあります。果物のコンフィチュールなんて耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

今回は魚のコンフィ。オリーブオイルを使用し、低温でじっくりと加熱します。オリーブオイルに浸けて低温加熱することで、焼いたり、煮汁で煮たりとはまた違い、驚くほどふっくらとやわらかに仕上がります。

“コンフィ”と聞くと、なんだか難しいように感じますが、特別な技術はいりません。低温調理器を使用しタイマーをセットすれば、あとは時間が経つのを待つだけです。ポイントは、密閉袋の中でアユがオリーブオイルにきちんと浸かっていることぐらいで、下ごしらえさえしてしまえば、あとは何もしなくてOKの簡単さです。

アユは、内臓も美味しく食べられ、そのほろ苦さもまた絶品なので、取り除かずそのまま調理しますが、お好みで取り除いても良いです。密閉袋で作ることで、使用するオリーブオイルの量も少量で済みますよ。出来上がった後、袋に残ったオリーブオイルは、アユの旨みやニンニクの香りが移っているので、パンにつけて食べたり、パスタに和えて食べるのがおすすめです。ぜひ、こちらも楽しんでみてください。



【材料】作りやすい分量

材料

アユ

2尾

レモン、タイム

お好みで適量

(A)

材料

オリーブオイル

大さじ5

ニンニク

1片

黒コショウホール

4粒

小さじ1/4

魚のコンフィ作り方①

①アユはお腹を軽く押し、肛門から出てくる排泄物を出てこなくなるまで押し出し、体のぬめりがなくなるまで水で洗い流す。ウロコが気になる場合は包丁でこそぎ落す。

魚のコンフィ作り方②

②塩(分量外)を振って10分ほど置き、出てきた水分をきれいに拭き取る。

魚のコンフィ作り方③

③ニンニクと黒コショウホールは、木べらなどを使って潰しておく。

魚のコンフィ作り方➃

④密閉袋に、②のアユと(A)を入れ、空気を抜いて封を閉める。

魚のコンフィ作り方⑤

⑤④が浸かる大きさの鍋に水を入れ、低温調理器で80℃にセットしたら、35分低温調理する。

魚のコンフィ作り方⑥

⑥水から出し、味をなじませるために10分ほど置いたら、アユをお皿に出しお好みでタイムやレモンを添える


アユ釣りで釣ったばかりアユを使い、現地で味わえたらこの上ない至福です。今回はアユを使用しましたが、もっと手軽なマス釣り帰りにもおすすめです。

マスで作る場合、作り方は同様ですが、内臓だけしっかりと取り除いて調理してください。大きさのあるものは、オリーブオイルの量を増やし、魚が浸っている状態で加熱します。アユとはまた違った美味しさですよ。

低温調理器でじっくり加熱 釣ったその場で作るふっくらコンフィ

炭火でのアウトドア料理も良いですが、ポータブル電源があれば屋外にいながらレストランのような料理を楽しむことができます。火をおこさず屋外で電気調理するという選択肢は、新しくて、とっても都会的ですよね。炭やコンロも不要なので持ち物も少量になり、何より火をおこす手間がかからないのが一番の魅力ではないでしょうか。タイマー付きの低温調理器を使用すれば、調理中、ゆっくりのんびり好きなことをして待てるのも最高です。

ポータブル電源があれば屋外にいながらレストランのような料理を楽しめる

※屋外で調理家電を使用する際は、対応する消費電力や電圧をお確かめの上ご使用ください。
※使用状況により、調理家電やポータブル電源の保証の対象外となる場合がありますので、取扱説明書や注意書きなどを十分ご確認ください。
※調理家電を長時間使用する場合は、電圧・電流を一定に保てず仕様通りの温度を保てない場合があります。


著者プロフィール

山本リコピン

山本リコピン

横浜在住。雑誌、書籍、web連載、コラム執筆、企業のレシピ開発などで活躍。著書に「山本リコピンのうちごはん/ワニブックス」「ちゃちゃっとかわいい毎日おかず/主婦と生活社」など。インスタグラムは、こちらへ


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