コンセントを挿しっぱなしにすると電気代はどれくらい?上手な節電対策と注意点

普段からコンセントに家電の電源コードを挿しっぱなしにしている方はいらっしゃるかと思います。

「どの電源コードを抜けばよいかわからない」

「節電対策をしたいけど、方法がよくわからない」

と、日常の忙しさの中でつい後回しにしてしまっていることもありますよね。しかし、コンセントの挿しっぱなしによるトラッキング現象によって火事になる危険性もあるので、油断は禁物です。

今回の記事では、コンセントの挿しっぱなしによってかかっている待機電力による電気代についてくわしく解説しています。また、トラッキング現象による注意点も合わせてまとめていますので、気になる方は最後までじっくり読んでみてください。

コンセントを差しっぱなしにしていると電気代はかかってる?

コンセントを差しっぱなしにしていると電気代はかかっている

コンセントを差しっぱなしにしていると、年間の電気代で換算した約5%の待機電力が発生していると言われています。ここではコンセントの挿しっぱなしによる電気代についてくわしく解説するとともに、待機電力を調べる方法についてご紹介していきます。

●コンセントの挿しっぱなしは待機電力がかかっている

待機電力とは、コンセントを挿したままの状態で発生する電力のことです。家電を稼働させていないのに電気代がかかっている理由は、家電が電源を「OFF」の状態でもすぐに稼働できるようにスタンバイの状態を維持しているからです。

電源を入れている状態よりは必要な電力は少ないものの、ゼロではないため微弱な電力の蓄積が、年間を通して考えると約5%にもなっているのです。たとえば、一世帯の平均電気使用量4,258kWhから計算すると、

「4,258kWh×5%=212.9kWh ×27円(全国平均1kWh当たりの電気代)=5,748円」

となります。5,748円もの電気代を待機電力として支払っている計算になるので、実際に計算してみるともったいなく感じてしまいますね。

●待機電力を調べるには「電力計チェッカー」を使用

「我家の待機電力を調べたい」

そう思う方はいらっしゃるかと思います。市販されている電力計チェッカーで調べられるので、一度計測してみると良いでしょう。待機電力が低いほど、年間を通して節電にもなります。

電力計チェッカーを使えば、家電ごとに計測が可能です。どの家電が消費電力を大きく消費しているかを実際に調べることもできます。

コンセントを挿しっぱなしの状態が必要な家電もある

コンセントの挿しっぱなしは待機電力が発生してしまうのですが、自宅にある全ての家電のコンセントを抜いてしまうと、大変なことになります。普段使用している家電の中には、コンセントを挿したままの方が良いものもあるので、注意しましょう。

ここではコンセントを挿しっぱなしにしておかなければならない家電製品をご紹介します。

●冷蔵庫&冷凍庫

冷蔵庫や冷凍庫の待機電力は、性能にもよりますが1時間あたり平均60~80W消費しています。家庭における一世帯あたり冷蔵庫の平均待機消費電力は、年間約228kW。電気代に換算すると6,156円です。冷蔵庫や冷凍庫は、常時稼働させていなければ庫内温度を保つことができません。誤ってコンセントを抜いてしまうと、中に入れていた食品が腐ってしまったり、冷凍していたものが溶けてしまう危険性があります。節電したい場合は、

・扉の開閉頻度を抑える

・省エネ基準の冷蔵庫&冷凍庫に買い替える

ことで、電力消費を抑えることができます。ただ、買い替えは余計な出費となる可能性があるので、故障したときや買い替え時期がきたときに省エネ基準のものを選択する方が無難とも言えますね。

●固定電話やWi-Fiなどの通信機関連

固定電話やWi-Fiのコンセントを抜いてしまうと、電話がつながらなかったりインターネットが使えなくなるので挿したままの方が良いです。固定電話の待機電力は、年間約30.3kWと言われています。電気代に換算すると、年間818円です。これらの数値から換算すると、それぞれの待機電力は1時間あたり

・固定電話:約3.5W

・Wi-Fi:約6~18W

なります。これくらいであれば、常時コンセントを挿しっぱなしにしていても問題ないレベルなのかもしれません。旅行などで長期的に家から離れて使用しない場合は、コンセントを抜いても問題ないでしょう。

コンセントを抜いた方が良い家電

次に、コンセントを抜いた方が良い家電についてご紹介します。以下にご紹介する家電は、普段から毎日使われている方もいらっしゃるでしょう。しかし、仕事や買い物など、外出中の自宅にいない時間を考えると、無駄に待機電力を消費してしまっています。自宅にいない間だけでもコンセントを抜いておくことで、節約になるのでぜひ実践してほしいです。

●テレビやパソコン

テレビを見ていない時は、電源を「OFF」にしてコンセントを抜いておきましょう。比較的待機電力が大きいのがテレビです。優先的に抜いておくべき電化製品です。待機電力は、

  • ・テレビの待機電力:約0.3W

  • ・パソコンの待機電力:約2.3W(ノートパソコンは約0.6W)

です。電気代に換算すると、年間922円~2112円。大型テレビだとそれ以上になってきます。パソコンも同様で、パソコンを使用しない日があるならその日だけでもコンセントを抜いておくのがベスト。ほかには、

  • ・テレビの機能に省エネモードがあるものは積極的に活用する

  • ・パソコンのスリープ機能を使えば、作業中の状態を維持したまま省電力状態にできる

などの電化製品の機能を有効利用するのも、節電効果が得られる対策として有効です。

●スマホなどの充電器類

iPhoneを充電器に挿したまま1か月放置した場合、25円の電気代がかかると言われています。この電気代から換算すると、待機電力は、約38.5Wです。スマホなどの充電器を、充電が完了しているのにスマホをコンセントに挿したままにする状態は注意が必要です。過充電によってわずかに電気代がかかっているうえに、バッテリーの寿命を縮めてしまう恐れがあります。

たとえば、就寝前にスマホを充電し、そのまま朝まで充電している方は多いのではないでしょうか。タイマー機能を活用するなどして、コンセントを挿しっぱなしにしないよう意識することで、節電効果を得られます。

●エアコンなどの冷暖房器具

エアコンの待機電力は、1時間あたり約2.4W。電気代に換算すると、年間504円です。エアコンは、リモコンの操作を受信するためにスタンバイ状態を維持しているだけなので、使用しないときはコンセントを抜いてしまっても問題ありません。とくに、季節によって長期間使用しないときなどは抜いておいた方が良いでしょう。

長期間、コンセントを抜いたままであったときに、使用するときにいきなり電源を入れて使い始めるとエアコンに負担を与えてしまいます。使用する時期が来たら、事前に半日くらいは通電だけさせておいてから使い始めるのがベストです。

●ドライヤーやアイロン

普段使用しているドライヤーやアイロンは、意外にも待機電力がかからない家電製品となります。ただ、アイロンに関しては、こどもが誤って電源を「ON」にしてしまうと、火傷を負ってしまいかねません。熱を発生させるような家電は、使用しないときは片づけておいた方が無難ですね。

コンセント周りの手軽にできる節電対策

コンセントの挿しっぱなしによる待機電力を意識するようになると、毎回コンセントを抜き挿しするのも面倒に感じる方は多いのではないでしょうか。もっと手軽にできないかと考えてしまいますよね。ここではコンセント周りの手軽にできる節電対策についてご紹介します。

●電源タップを活用してコンセントを抜く手間を省く

電源タップを活用して、スイッチを使ってコンセントを抜き挿しする手間を省くのも、手軽にできるコンセント周りの節電対策です。急いで出かけなければならないときなど、スイッチの「ON」・「OFF」だけで、コンセントを抜くのと同等の節電効果を得られます。

●長期間使用しない家電はコンセントを抜いておく

長期間使用しない家電はコンセントを抜いておくのがベストです。たとえば、普段あまり使わない部屋にあるテレビなどの電化製品は、使用するときのみコンセントを挿すようにするなどの処置をすることで、節電効果が得られます。

Jackery Solar Generatorは太陽光を利用して節電対策ができる

Jackery Solar Generatorは太陽光を利用して節電対策ができる

コンセントの挿しっぱなし以外の節電対策を考えてみるのも良い方法です。コンセントの挿しっぱなしは、軽減することで無駄な待機電力を抑えて電気代を節約することができます。それ以外にも節約できる対策があります。ここでは、Jackery Solar Generatorを活用した節電対策をご紹介します。

●Jackery Solar Generatorとは?

Jackery Solar Generatorとは、ポータブル電源とソーラーパネルがセットになった太陽光発電製品のことです。設置工事や複雑なメンテナンスを必要とせず、手軽に太陽光発電と蓄電が可能です。Jackery Solar Generatorの利点は、

・持ち運びができるので、火があたる場所を選ぶことができ効率よく蓄電・充電が可能

・屋内・屋外と使用するところを選ばず電気を利用できるようになる

・ポータブル電源はコンパクトに設計されているため、部屋においても邪魔にならない

ソーラーパネルは折りたたみ式なので、使用しないときはコンパクトに収納できます。また、ポータブル電源も蓄電できるサイズを選べるので、あなたに合った使い方ができるでしょう。

●Jackery Solar Generatorを利用して節電する方法 

Jackery Solar Generatorを利用して節電するには、ポータブル電源本体の充電を工夫して電気代を節約する方法と、ソーラーパネルを使って無料で電気を作れることを利用した節電方法の2つがあります。

  • ・1つ目:電気歳の安い夜間帯で本体を充電し、昼間に使う家電の電力を賄う。

  • ・2つ目:太陽光を利用して電気を発電し、家電に電力を賄う。

多くの電力会社では、夜間に使用する電気代が安くなるプランを設定している会社があります。夜間は利用者が少ないので、電気が余っているからです。たとえば、

[各電力会社の契約プランと料金]

電力会社

契約プラン

昼間の電気代(1kW)

夜間の電気代(1kW)

東京電力

夜トク8

42.8円

31.84円

中部電力

スマートライフプラン

38.95円

16.63円

※2023年8月の電気料金

と、夜間の電気代が10円以上安くなっており、夜間の間にポータブル電源に電気を蓄えておき、昼間の電気に使用することで電気代を安く抑えることができます。また、昼間はソーラーパネルを使って太陽光から電気を発電することで、無料で電気を利用することができます。

コンセントを挿しっぱなしの状態での注意点

ご家庭にあるコンセントのある位置には、近くに家電製品を設置して普段目が届きにくくなりホコリが溜まりやすい場所になってしまうケースが多くあります。また、コンセントを挿しっぱなしにしておくと、トラッキング現象を引き起こし火災の原因にもなりかねません。未然に防ぐためにも、コンセントの挿しっぱなしによる注意点についてくわしく知っておく必要があります。

●コンセントや電源プラグにホコリを溜めない

トラッキング現象とは、コンセントに付着したホコリがスパークを繰り返し、やがて電気回路が形成されてしまい出火する現象のことです。トラッキング現象は気付かないうちに発生してしまっていることが多く、発見が遅れると被害が拡大してしまいます。

これを防ぐためには、コンセントや電源プラグにホコリを溜めないことです。掃除しにくい場所で普段目が届かない場所にあることが多いので注意しましょう。

●古い電源タップは使わない

電源タップには寿命があります。変色していたり、変形してしまっていたりしたら取り替えることです。「まだ使えているから大丈夫」と油断していると、大きな問題に発展してしまいます。とくに以下のような特徴のある電源タップは交換をおすすめします。

  • ・本体にひびが入っている

  • ・コードを動かすと「ON」・「OFF」を繰り返すことがある

  • ・プラグの根元が焦げていたり溶けている

  • ・電源プラグの栓刃(せんば)が曲がっている

これらの現象が見受けられる場合は新しいものに取り替えるようにしましょう。

コンセント挿しっぱなしでも電気代がかからない電化製品がある?

前述したドライヤーやアイロンなどは、たとえコンセントの挿しっぱなしにしていても待機電力が発生しない電化製品もあります。ほかには、電気ケトルも待機電力が発生しません。特徴としては、

  • ・リモコンを必要としない電化製品であること

  • ・電化製品に液晶パネルや時計機能が組み込まれていないもの

が待機電力を必要としない電化製品であることが多いです。これらに該当するものは待機電力を必要としない電化製品です。

まとめ:電源タップやポータブル電源を活用して節電対策

普段、何気に払っている電気代ですが、年々電気料金は値上げの傾向にあります。光熱費を少しでも浮かせられないかと考えることも多くなったのではないでしょうか。

今回の記事では、コンセントの挿しっぱなしによる電気代についてくわしく解説しました。

  • ・コンセントを挿しっぱなしにしていることでかかる電気代

  • ・コンセントを挿しっぱなしの状態が必要な家電

  • ・コンセントを抜いた方が良い家電

  • ・コンセント周りの手軽にできる節電対策

  • ・Jackery Solar Generatorによる節電対策

  • ・コンセントを挿しっぱなしの状態での注意点

など、コンセントの挿しっぱなしによる待機電力と節電対策についてまとめています。コンセントの挿しっぱなしを予防することで、年間に換算するとかなり負担を軽減できます。この機会に記事の内容を踏まえて、節電対策を講じてみるのも良いのではないでしょうか。

電源タップやポータブル電源を使えば、コンセントの挿しっぱなしでかかる待機電力を抑え節電対策も効果的に実施できます。また、自然エネルギーを電気に変換できるソーラーパネルも節電対策における有効な手段です。この記事を参考に検討してみてください。


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