旅行中の防災グッズ!「地震で帰れない」を想定した備えを徹底解説

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「旅行中に地震で帰れなくなったらどうしよう」

 

こんな不安を抱えたままでは、旅行を100%楽しめなくなってしまうでしょう。

 

この記事では、旅行中の地震に備えるための防災グッズを最初に紹介しています。また、地震が起きたときに必要な対策もケース別に解説します。

 

旅行を笑顔で満足するためには、地震対策が欠かせません。この記事を参考にして、災害時への準備を万全にしましょう。

目次

1.【必携】旅行に持って行くべき防災グッズリスト

 

旅行に持っていくべき防災グッズを紹介します。 

・防災ポーチ

・ポータブルバッテリー

・首周りを保護するクッション(ネックピロー)

・非常食

・安全靴

・スリッパ

・お薬手帳

・簡易トイレ

・携帯用の洗濯道具

・使い捨て可能な下着

・エマージェンシーシート 

順番に見ていきましょう。

●防災ポーチ

旅行に持っていくなら、防災ポーチの中でもセキュリティポーチがおすすめです。体にピッタリと密着させられるため、盗難のリスクを抑えることができます。 

地震発生後に行動する前に、財布やスマホなどの必需品を入れておけば、バッグや肩かけカバンよりも安心して持ち歩けるでしょう。

●ポータブルバッテリー

地震発生時に役立つポータブルバッテリーを紹介します。ポータブルバッテリーは携帯型のバッテリー装置で、旅行先に持ち運べば電源のない場所でもスマホやタブレットを充電可能です。 

今から紹介するJackery(ジャクリ)のポータブルバッテリーとソーラーパネルのセットは、下記の特徴を備えています。 

・9mの落下に耐えられる衝撃耐性

・98.9%の利用者が友人に勧める製品

・ソーラーパネルで避難先でも発電可能 

また、Jackery(ジャクリ)の製品は、幅広いサイズのラインナップも強みです。荷物が多くなりがちな旅行でも運びやすいポータブルバッテリーを紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

┃Jackery Explorer 100 Plus

Jackery Explorer 100 Plus飛行機に持ち込めるポータブルバッテリーです。100Whから160Whの物は2個まで、160Wh以上の物は飛行機に持ち込めないという条件があります。しかし、この製品なら個数の制限なしで携帯できます。大人数のご家族が飛行機で旅行する際におすすめです。

┃Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネルは、Jackery ポータブル電源 240 Newと、Jackery SolarSaga 40 Miniのセットです。ポータブル電源本体は3.6kgという軽さで、ソーラーパネルも折りたためばタブレットと同じ大きさのコンパクトサイズ。さらに、電源のない旅行先や避難所でも、スマホやノートPC、ドローンなどの複数の機器に同時給電可能です。

┃Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セット

Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セットは、Jackery ポータブル電源 600 PlusとJackery SolarSaga 100 Prime のセットです。ソーラーパネルは車のルーフに設置可能となっており、取り付けっぱなしで運転中にも太陽光発電できます。車での長距離ドライブや車中泊旅行、車の防災におすすめです。

┃Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネルは、Jackery ポータブル電源 1000 Newと、Jackery SolarSaga 100Wのセットです。重さは容量1,000~1,500Whのクラスでは最軽量とコンパクトさを誇ります。非常用電源として活躍するのはもちろん、車載冷蔵庫や電気グリルを使えるので、家族キャンプや長期間の車中泊におすすめです。

●首周りを保護するクッション(ネックピロー)

旅行に欠かせないのが、首周りを保護するネックピローです。災害時に慣れない環境で休まなければならないとき、ネックピローがあれば首や肩への負担を軽減できます。避難先だけでなく、バスや電車、飛行機で心地よい睡眠を取るためにも活躍するでしょう。

●非常食

旅行先での地震に備えて非常食を用意しておきましょう。避難先で十分な食事ができるとは限りません。内閣府は帰宅困難になったケースに備えて、3日分の非常食の用意を勧めています。下記が非常食の一例です。 

・9ℓの水

・乾パン

・クラッカー

・アルファ化米 

アルファ化米とは、水やお湯に浸すだけで食べられる米です。手軽に調理できるため、農林水産省が非常食として推奨しています。 

参考:内閣府「大規模地震の発生に伴う帰宅困難者等対策のガイドライン」

参考:農林水産省「アルファ化米とはどのようなものですか。」

●安全靴

安全靴を用意しておけば、地震で荒れた路面を歩く際も安心です。崩れた堀やガラス片が散らばった道路を普通の靴で歩くと、ガレキの破片で足をケガしてしまうかもしれません。 

ケガで歩きにくくなれば、長距離移動のストレスも増えてしまいます。底の厚い頑丈な安全靴を用意し、足を守れるように対策しましょう。 

参考:厚生労働省「がれきの処理作業を行う際の注意事項」

●スリッパ

避難所での移動に備えてスリッパの用意がおすすめです。災害時の避難所は、床が清潔に保たれていないかもしれません。汚れた床を素足で歩くと、衛生的な問題で病気にかかるリスクがあります。 

真冬の避難所は床が冷え切ってしまい、スリッパなしでは歩くことさえ苦痛になります。避難所での長期間に渡る生活に備えて、スリッパを用意しておきましょう。

●お薬手帳

旅行の際には必ずお薬手帳のコピーを持っていきましょう。お薬手帳があれば、旅行先でも普段と同じ薬を処方してもらえます。 

特に、薬がなければ心身に不調が起こる人や体調を崩しやすい高齢者は、お薬手帳が欠かせません。日常的に薬を服用している人は、旅行の際に必ずお薬手帳を携帯しましょう。 

参考:山形県薬剤師会「お薬手帳について」

●簡易トイレ

地震で断水が起きたときのために簡易トイレは不可欠です。簡易トイレがなければ排泄物を処理できず、避難所の衛生環境が悪化してしまいます。不衛生な環境で過ごし続ければ、心身のバランスが崩れて体調が悪化しかねません。

旅行先で断水復旧までの避難生活を乗り切るため、簡易トイレを持ち運んでおきましょう。

●携帯用の洗濯道具

災害時に衣類を清潔に保つためには、携帯用の洗濯道具が欠かせません。衛生環境を保たなければ雑菌が繁殖してしまい、体調悪化の要因になります。持ち運べる洗濯道具があれば、下着や靴下などの汚れが気になりやすい衣類を洗濯できます。

●使い捨て可能な下着

旅行先で長期間洗濯できない事態に備えて、使い捨て可能な下着を用意しましょう。ペーパーショーツやペーパートランクスを持ち込めば、洗濯できない環境でも綺麗な下着を身に付けられます。汚れた物を持ち歩く心配もありません。

●エマージェンシーシート

エマージェンシーシートは避難先での生活に役立つグッズです。断熱と保温に優れ、真夏や真冬の厳しい温度環境から身を守るために効果を発揮します。実際に、緊急時に対応するための道具として、農林水産省が採用しています。 

参考:農林水産省「地震・津波等防災に関する留意点について教えてください。」

2.100均防災!旅行でおすすめのグッズを一覧で紹介

 

100均防災!旅行でおすすめのグッズ

100均で揃えられる防災グッズを一覧にまとめました。 

・軍手

・ロープ

・携帯トイレ

・ホイッスル

・圧縮タオル

・災害備蓄用ライト

・非常用給水バッグ

・ニオブロック 防臭袋

・エマージェンシーシート

・手袋型ハンディシャンプー

・コンパクトレインポンチョ 

自然災害の非常時は治安の悪化が想定されるため、女性の自衛手段は欠かせません。ホイッスルがあれば周りに音を響かせて、危険な人物を追い払える可能性があります。 

旅行の非常時への備えを安く済ませたい人は、参考にしてみてください。

3.旅行中に地震で帰れない!知っておきたい命を守る行動

 

旅行中に地震で帰れなくなった事態に重要な行動を、ケースごとにまとめました。 

・屋内の場合

・屋外の場合

・車・電車に乗っている場合 

順番に解説します。

●屋内の場合

屋内設備で取るべき行動は下記のとおりです。 

自宅

学校勤務先

外出先

 火を消す

 台所から離れる

 給湯機の電源を切る

 懐中電灯を枕元に用意する

 ベッドやテーブル下に隠れる

 

 火元を消す

 机の下に潜る

 構内放送を聞く

 本棚や窓から離れる

 カバンで頭を守る

 商品棚から離れる

 従業員の指示を聞く

 布で鼻と口を保護する

 エレベーター内の場合は非常ボタンで連絡を取る

 避難ハシゴやロープで降りる

 大きな柱や壁のそばに避難する

 エレベーターを使わずに降りる

設備ごとに適切な対応を取りましょう。 

参考:浦安市役所「備えよう!地震対策(実践編)屋内にいる場合」

●屋外の場合

屋外では下記の行動を想定しましょう。 

住宅街・繁華街

橋の上

駅・スタジアム

海岸や崖付近

 建物から離れる

 電線や電柱から離れる

 ブロックや看板から離れる

 

 手すりに捕まる

 揺れが収まったら橋から離れる

 看板などの落下物から離れる

 アナウンスに従って行動する

 崖から離れる

 高台に避難する

駅構内やスタジアムでは、出入り口に人が殺到する可能性があります。将棋倒しに巻き込まれれば命を失いかねません。非常時は従業員のアナウンスに集中し、落ち着いて行動しましょう。 

参考:浦安市役所「備えよう!地震対策(実践編)屋外にいる場合」

●車・電車に乗っている場合

車と電車に乗っている場合の注意点を紹介します。 

自家用車

バス

電車・新幹線

 徐行運転で減速して道路左側に停車する

 ラジオで情報を確認する

 キーを挿したままにして移動する

 前の座席の背もたれをつかむ

 つり革や手すりをつかむ

 座席の脚をつかむ

 運転手の指示を待つ

 つり革や手すりをつかむ

 鞄や荷物で頭を守る

 係員の指示を待つ

 慌てて線路に降りない

なお、地震が収まったあとに車で避難しようとすると、緊急車両を妨害してしまうかもしれません。信号が止まることもあるため、交通事故につながる可能性もあります。地震直後の避難は徒歩を優先しましょう。 

参考:浦安市役所「備えよう!地震対策(実践編)乗り物に乗っている場合」

4.防災グッズについてよくある質問

 

防災グッズについてよくある質問

防災グッズについてよくある質問をまとめました。 

・普段の外出で必要な防災グッズは?

・地震で帰れなくなった際の対処法は?

・旅行に行く前にチェックしておくべき防災のポイントは? 

地震への不安を解消して、旅行を安全に楽しみましょう。

●普段の外出で必要な防災グッズは?

普段の外出では下記の防災グッズがおすすめです。 

・マスク

・非常食

・スマホ

・除菌剤

・懐中電灯

・ホイッスル

・ゼリー飲料

・簡易トイレ

・大きなハンカチ

・ティッシュ・ウェットティッシュ 

日頃からの防災意識を高め、地震が起きた際に落ち着いて行動できるように備えましょう。 

参考:内閣府政策統括官(防災担当)「特集 災害の備え、何をしていますか」

●地震で帰れなくなった際の対処法は?

地震で帰れなくなった際は、災害時帰宅支援ステーションに保護を求めましょう。ステーションでは、水道水やトイレを利用可能で、休憩所としても活用できます。具体的には、下記の設備がステーションとして機能します。 

・公共施設

・コンビニ

・ファミレス

・ガソリンスタンド 

また、小さな子どもや長距離移動が難しい高齢者は特別搬送者として扱われ、自宅まで搬送してもらうことも可能です。旅行先での災害時帰宅支援ステーションと搬送の情報を把握し、旅行者全員が無事に帰宅できるようにしましょう。 

参考:内閣府(防災担当) 「大規模地震の発生に伴う帰宅困難者等対策のガイドライン」

●旅行に行く前にチェックしておくべき防災のポイントは?

旅行前にチェックしておくべき防災のポイントは、下記の3つです。 

・旅行前にハザードマップで防災情報をチェックする

・ホテル到着後に避難経路をチェックする

・安否確認方法を同行者と共有しておく 

家族や友人と互いに安否を確認するなら、災害用伝言サービスがおすすめです。電話がつながりにくい災害時でも、3つの方法で伝言を伝えられます。 

・災害用伝言ダイヤル(171):171の番号入力で音声を録音できる

・災害用伝言板(web171):web上に登録した伝言をパソコンやスマホから確認できる

・災害用伝言板:携帯電話・PHSで電話番号を登録して伝言を入力できる 

ハザードマップ、避難経路、災害用伝言サービスを周知して、地震対策を広めましょう。 

参考:総務省「災害用伝言サービス」

まとめ

 

地震で帰れなくなった場合に備えて、防災グッズは欠かせません。また、公共機関やコンビニなどを訪ねれば、水道水やトイレを使用でき、道路情報も受け取れます。 

交通機関が麻痺してしまえば、徒歩での長距離移動が必要になるかもしれません。移動途中で、スマホや充電式の懐中電灯のバッテリーが切れる事態もありえます。 

軽量コンパクトのポータブルバッテリーがあれば、日数がかかる帰宅の道中でも、体への負担を抑えて家電に給電できます。旅行の不安を無くすためにも、地震対策を周りと共有しておきましょう。

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