1.企業には防災グッズ(防災備蓄品)を備えておく義務がある!
企業には防災グッズ(防災備蓄品)を備えておく努力義務があります。あくまでも努力義務なので法的な強制力はありません。しかし、努力義務だからといって防災グッズの備蓄を怠ってしまうと、以下のような問題が起こる可能性があります。
・災害時に自社の人材に大きな被害が及んでしまう
・世間から労働者に対する安全配慮義務を怠っている会社とレッテルを貼られる
・会社の信用が低下したりブランドイメージを損ねたりする
なお企業には労働契約法の第5条で、従業員に対する安全配慮義務が法的に課せられています。安全配慮義務は災害発生時においても例外ではなく、従業員の安全を確保しなくてはなりません。
参照:e-Gov「労働契約法」
近年では「東日本大震災」や「能登半島地震」のような被害が甚大な天災が増えているため、会社や従業員を守るために防災グッズを備えておくのが得策です。
2.企業が最低限備えておくべき防災グッズ(防災備蓄品)5選
企業が最低限備えておくべき防災グッズ(防災備蓄品)5選は、以下の通りです。
・水:3L×従業員数を最低3日分用意する
・非常用トイレ:1人あたり15回分(3日分)用意する
・保存食:できるだけ長期保存のものにする
・非常用電源:停電対策
・毛布などの防寒グッズ:従業員数+αの数を用意する
以下の解説を参考にしながら、しっかり災害に向けて対策していきましょう。
●水:3L×従業員数を最低3日分用意する
緊急時のために水は、3L×従業員数を最低3日分用意しましょう。災害が起こってから救助が到着するまでに3日以上かかる場合が多いからです。飲料用だけでなく調理用・手洗い用などを考えると1日あたり3Lは最低限必要になります。
また衛生面を考慮すると、長期間保存できる水を500mlペットボトルで備えておくのが良いでしょう。
●非常用トイレ:1人あたり15回分(3日分)用意する
非常用トイレを災害時のために、1人あたり15回分(3日分)用意しておきましょう。なぜなら、災害時に深刻となる問題の一つが、トイレ不足だからです。また、一般的に人は最低でも一日に5回はトイレにいくといわれています。
さらに、人は年齢を重ねるごとにトイレの回数が増えていく傾向にあるので、従業員の平均年齢が高ければ多めに備えておきましょう。
●保存食:できるだけ長期保存のものにする
保存食は、できるだけ長期保存が可能なものにしましょう。災害時に水と同じくらい必須な保存食ですが、賞味期限が切れていて食べれない、食べておなかを壊してしまうなどは避けなければいけません。
そのため、レトルト食品や缶詰といった長期保存が可能なものを備蓄しましょう。また、お湯なしでも食べることができるアルファ米は、ライフラインがストップする災害時に重宝します。
●非常用電源:停電対策
災害時の停電対策として、ポータブル電源を備えておくと良いでしょう。ポータブル電源とは、コンパクトサイズで持ち運び可能なバッテリーを指します。蓄電池に劣らない大容量・高出力でほとんどの家電を動かせるなど、機能面でも優秀な製品が多いです。
企業の防災対策には、できるだけ大容量のモデルを選ぶことをおすすめします。多くの人数で使えば、スマホの充電や電気毛布程度の使い方でもすぐ充電切れになるリスクがあるためです。
当社の「Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット」は、2,042Whもの大容量で100回以上もスマホの充電ができます。バッテリーパックを使えば、容量を最大24Kwhまで拡張できます。ソーラーパネルがセットになっており、停電の長期化にもしっかりと対応可能です。
さらに防災安全協会の「防災製品等推奨品マーク」を取得していることから、企業の防災対策にバッチリの安全性も備えています。どのポータブル電源を選ぶか迷ったら、「Jackery Solar Generator 2000 Plusポータブル電源 セット」にすれば間違いないでしょう。
●毛布などの防寒グッズ:従業員数+αの数を用意する
災害時のために、毛布などの防寒グッズは従業員数+αの数を用意しておきましょう。特に気温が下がる冬は、体を温められる毛布があるかで人間の命を救えるかが決まると言っても過言ではありません。
また、災害時には会社に来客がいたり、オフィス外に通行人がいたりするケースが考えられます。従業員以外の人の安全も守るために、従業員数+αの数を用意しておきましょう。
3.企業が防災グッズ(防災備蓄品)を用意する際に意識すべき3つのポイント
企業が防災グッズ(防災備蓄品)を用意する際に意識すべき3つのポイントは、以下になります。
・全従業員分+α確保しておく
・長期保存が可能な防災用の保存水・食料を用意する
・使用する場面を想定し持ち運びやすい防災グッズを選ぶ
ただ防災グッズを備蓄するのではなく、以下で解説するポイントを意識して用意しましょう。
●全従業員分+α確保しておく
防災グッズは全従業員分+α確保しておきましょう。なぜなら、従業員分+αの数があれば以下のようなメリットがあるからです。
・会社への来客の分も用意できる
・近所で困っている会社外の人も助けられる
・救助が遅れた場合にも対応できる
以上の理由から防災グッズを用意する際は、全従業員分+αの数を備えておきましょう。
●長期保存が可能な防災用の保存水・食料を用意する
災害時に備えて、長期保存が可能な防災用の保存水・食料を用意しておきましょう。災害が起こった時に、飲料水や食料の消費期限が切れていて飲食できないなどの問題が起こっては本末転倒です。また、消費期限が切れる度に新しく買い足す場合、費用がかさんでしまいます。
そのため、なるべく長期保存が可能な防災用の保存水・食料を用意しましょう。
●使用する場面を想定し持ち運びやすい防災グッズを選ぶ
防災グッズは、使用する場面を想定し持ち運びやすいものを選びましょう。災害時には、避難・安全な場所への迅速な移動が大事です。そのため、コンパクトサイズで持ち運びやすい防災グッズを用意しておくことをおすすめします。
4.企業の防災グッズ(防災備蓄品)の優先順位は?
企業の防災グッズ(防災備蓄品)の中で最優先に用意すべきなのは、水と食料です。水と食料は人が生きていくうえで必要不可欠となります。東京都帰宅困難者対策条例では、3日分の水と食料を備蓄するように推奨しています。
参考:東京都帰宅困難者対策条例
その次に重要視すべき防災グッズは以下の通りです。
・毛布
・簡易トイレ
・非常用電源(ポータブル電源)
・ライト
・ヘルメット
まずは、水と食料を十分に備えたうえで他の防災グッズも用意しましょう。
5.オフィス内での防災対策3選|防災グッズ以外もチェック
オフィス内での防災対策3選は以下の通りです。
・地震で倒れそうな机・椅子・棚などはすべて固定する
・避難経路の確認と確保するための整理整頓を事前にしておく
・防災備蓄品・グッズの保管場所を全従業員に周知させる
防災対策はグッズを用意するだけではありません。オフィス内でできる防災対策もしっかり把握しておきましょう。
●地震で倒れそうな机・椅子・棚などはすべて固定する
オフィス内にある地震で倒れそうな机・椅子・棚などはすべて固定しておきましょう。なぜなら、地震の影響で怪我をしなかったとしても、倒れてきた机・椅子・棚などで怪我をしたり最悪の場合下敷きになったりするからです。防災グッズだけでなく、オフィス内の災害対策も施しましょう。
●避難経路の確認と確保するための整理整頓を事前にしておく
災害時に備えて、避難経路の確認と確保するための整理整頓を事前にしておきましょう。避難経路を従業員が知っていなければ、迅速な避難ができません。
また、避難経路に防災グッズや会社内の備品があると、災害時に通りにくかったり最悪の場合はふさがれてしまったりします。災害時に迅速な避難を行い被害を軽減するために、避難経路の確認と確保をするための整理整頓を事前にしておきましょう。
●防災備蓄品・グッズの保管場所を全従業員に周知させる
用意した防災備蓄品・グッズの保管場所を全従業員に周知させておきましょう。なぜなら、災害はいつ起こるか分からず防災グッズを準備した人が、オフィス内にいないことも考えられるからです。全員が防災備蓄品・グッズの保管場所を知っていれば、災害時に柔軟に対応できます。
6.企業の停電対策用防災グッズにおすすめの非常用電源5選
企業の停電対策用防災グッズとしての非常用電源には、以下の特徴をもつ「Jackery」(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめです。
・全世界400万台以上販売
・充電しながら給電できる
・「Plusシリーズ」はリン酸鉄リチウムイオン電池内蔵で寿命が10年以上
・ソーラーパネルとセットで安価に太陽光発電システムが組める
・ソーラーパネルのエネルギー変換効率は業界最高峰
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源の中で企業の防災グッズとして最適なのは、ソーラーパネルがセットになった以下の「Jackery Solar Generator」シリーズです。ソーラーパネルがあれば、停電が長引いても太陽光充電して繰り返し使えます。従業員の安全確保・体調管理のためには必須のアイテムです。
以下でそれぞれの特徴を解説するので、用途に合わせた最適な1台を見つけましょう。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100Wポータブル電源 ソーラーパネル セット:小型でとにかく持ち運びやすい
Jackery Solar Generator 600 Plus 100Wポータブル電源 ソーラーパネル セットは、小型でとにかく持ち運びやすいです。そのため、アウトドア、災害時共にリュックやカバンに簡単に入れることができ重宝します。
また、スマホであれば約24回充電できるので、これ一つあれば従業員全員のスマホの充電の電力をまかなえます。ソーラーパネルとセットなのでライフラインがストップする災害時でも、太陽光さえあれば充電して何度も使用することが可能です。
●Jackery Solar Generator 1000 Pro 80W ポータブル電源 ソーラーパネル セット:LEDライトを搭載しており停電時に便利
Jackery Solar Generator 1000 Pro 80W ポータブル電源 ソーラーパネル セットは、LEDライトやソーラーパネルが搭載されているので停電時でも明かりを灯すことができます。また、1002Whの大容量で電気毛布は約14時間も充電可能ですが、コンパクトサイズで持ち運ぶことも可能です。
耐振動デザインを採用しているので、地震の強い振動でも壊れにくいのも大きな魅力です。コスパと容量のどちらも重視したい方は、Jackery Solar Generator 1000 Pro 80W ポータブル電源 ソーラーパネル セットで防災対策をしましょう。
●Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セット:コンパクトながらほぼ全ての家電を動かせる
Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セットは、スマホを約53回も充電できる大容量ながらコンパクトサイズで持ち運びやすいのが特徴です。
また、バッテリーを最大3つまで追加して1,264Whから5,000Whまで拡張できるため、家電を動かせる時間が大幅に増加します。停電が長期化しても安心の大容量です。
さらに最新のリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、毎日使っても10年以上長持ちします。
災害時でもオフィス内のあらゆる家電を使いたい方は、Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セットがおすすめです。
●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット:拡張バッテリーに対応しており高出力が必要な家電も利用できる
Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セットは、拡張バッテリーに対応しており高出力が必要な家電もなんなく利用できます。バッテリーを拡張すれば数日〜1週間の停電にも対応できる圧倒的な大容量です。
また、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載しており、4,000回のサイクルで10年以上も使える長寿命が魅力です。災害時に何不自由なく家電を使いたい方は、Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セットを備えておくと良いでしょう。
●Jackery Solar Generator 3000 Proポータブル電源ソーラーパネルセット:3000Wの高出力で99%の家電を動かせる
Jackery Solar Generator 3000 Pro ポータブル電源 ソーラーパネル セットは、3024Whの大容量に加えて3000Wの高出力で99%の家電を動かせます。
ソーラーパネルを6枚同時に使えば、3時間でフル充電が可能なため太陽光さえあれば何度でも使えます。災害が長引いたり救助が遅れたりした場合でも、繰り返し充電して電気を使い続けられるので安心です。
また、ハンドルとキャスターが装備されており手軽に持ち運べます。会社にJackery Solar Generator 3000 Pro ポータブル電源 ソーラーパネル セットを用意しておけば、大人数で被災しても安心です。
まとめ
企業は災害に備えて、以下の5つを用意しておく必要があります。
・水
・保存食
・毛布
・ポータブル電源やライト
・簡易トイレ
水は保存食はいつ災害が起こっても良いようになるべく長期保存のものを選びましょう。また、ポータブル電源を常備しておけば、災害でもスマホの充電をしたり電気ポットや電子レンジなどの家電を使用できます。
ポータブル電源とソーラーパネルがセットになって、停電が長引いても繰り返し使えるJackery Solar Generatorシリーズで万全の防災対策をしましょう。