防災グッズで本当に必要なものって知ってる?備蓄用と持ち出し用の防災グッズを紹介
「災害時に本当に必要な防災グッズを知りたい」、「事前に準備をしておきたい防災グッズを教えて欲しい」、「備蓄の方法がわからない」いざというときに用意しておきたいのが、防災グッズ。用意しようと思っても、何を買って良い分からずなかなか行動に移せない方も多いはず。防災グッズや食料備蓄がないと、災害時に食べるものが無いといった困った状況になってしまいます。
この記事では、防災グッズで本当に必要なものを紹介していきます。この記事を読んだら、紹介されている防災グッズをすぐに買いに行ってください。
防災グッズは在宅避難用と非常用持ち出し袋に分ける
防災グッズは、
● 在宅避難用:災害時に家で過ごす
● 非常用持ち出し袋:避難所へ持って行く
に分けで用意しましょう。
農林水産省によると、災害時のライフライン復旧には1週間かかることもあるので、1週間分の食料や水などの備蓄も一緒に準備が必要と紹介されています。
(出典:農林水産省 :発災当日から1週間分の備えについて基本的な考え方)
1週間分の備蓄は、在宅避難用として家に保管しておきましょう。
非常用持ち出し袋に関しては、詰め込みすぎて避難所へ持って行くのに苦労したら本末転倒です。1日分程度の食料や防災グッズを入れて、10〜15Kgの重さに収まるように用意しましょう。
防災グッズとして非常用持ち出し袋に入れるべき本当に必要なもの15選
①1人2Lの飲料水
非常用持ち出し袋には、1人2L程度の1日分の水を入れておきましょう。農林水産省によると、飲料用と調理用で1人1日3Lの水が必要だそうです。
(出典:農林水産省 :大事な水、どうやって備えますか?)
非常用持ち出し袋に用意しておきたいのは、「飲料水」になります。調理用をのぞいて「1人2L程度」の飲料水を用意しておくと良いでしょう。500mlのペットボトルで小分けにしておくと、飲みやすく便利です。
②乾パンや缶詰などの非常食
乾パンや缶詰など、調理をしなくても食べられる非常食を用意しておきましょう。
消防防災科学センターによると、防災グッズとしてはカンパンや缶詰など火を通さないで食べられるものが良いと紹介されています。
(出典:一般財団法人 消防防災科学センター 非常用品(備蓄品・非常持ち出し品)の準備)
具体的な例としては、
● 乾パン
● 缶詰
● チョコレート
● ドライフルーツ
などになります。
水で作れる白米なども売れているので、検討しても良いでしょう。
③携帯トイレ
災害の影響で水が使えなくなると、トイレも使えません。
携帯トイレは、非常用持ち出し袋に必ず入れておきたい防災グッズです。
内閣府によると、東日本大震災仮設トイレがくるまで3日以内は34% 最大で65日も届かなかった避難所もあるそうです。
(出典:内閣府 避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン)
3日以内は、トイレがなくても良い準備をしておくと良いでしょう。
④モバイルバッテリー(電池式)
家族との連絡や災害ニュースを確認するのに欠かせないのがスマートフォン。
充電が切れないように、モバイルバッテリーを用意しておきましょう。
モバイルバッテリーの中でも、電池式のモバイルバッテリーがおすすめです。
なぜなら、スマホの充電ができない状況では、モバイルバッテリーも充電ができないからです。
電池式のモバイルバッテリーを、非常用持ち出し袋の中に用意しておきましょう。
⑤夏の体調対策品
防災グッズは季節ごとの体調対策品を季節によって入れ替えて準備しましょう。
夏の体調対策品としては、
● 衝撃で凍る瞬間冷却パック
● 塩タブレット
など熱中症・暑さ対策が必要です。
一般財団法人日本気象協会でも、災害で停電になると気温や湿度のコントロールが難しく熱中症にリスクが上がると注意喚起がされています。
(出典:一般財団法人日本気象協会 医師が教える災害時の熱中症対策 )
熱中症は命に関わることもあるので、しっかりと対策しておきましょう。
⑥冬の体調対策品
冬は気温が下がるので、体を温める以下のような対策品が必要です。
●アルミブランケット
●カイロ
内閣府の防災情報ページでは、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震で想定される被害によると、低体温症で死亡するリスクが高まる「低体温症要対処者」についても推計し、日本海溝で約4万2千人、千島海溝で約2万2千人の被害が推計されています。
(引用:内閣府 日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の解説ページ )
災害時の寒さ対策を行い、いつかくる災害で命を落とさないように準備をしておきましょう。
⑦ラジオ
災害時の情報収集ツールとして、ラジオを用意しておきましょう。
災害が起きると、スマホ電波の基地局などに影響が出て電波が止まりスマホでの情報収集ができなくなることがあります。
災害時の情報収集は、安全な行動を取るために大切です
FASTALERTには、情報収集がうまくいかないときのリスクが挙げられています。
●的確な初動対応を行えないことで事業への被害が拡大してしまう
●被害の拡大によって復旧活動が長期化とそれに伴うビジネスチャンスの喪失
●操業停止など迅速に事業継続を図れないことによる顧客離れと業績悪化
●被害の拡大によって復旧活動に余計なコストがかかってしまう など
(引用元:FASTALERT 災害発生時の企業における情報収集の重要性と主な手段 )
ラジオを用意して、災害時でも情報収集がしやすい状況を作っておきましょう。
⑧乾電池
ラジオやモバイルバッテリーを使うために、乾電池が必要です。
Panasonicによると、
“あかり用に3本、電池式モバイルバッテリー用に12本、ラジオ用に2本(合計17本)”と記載されています。
(引用:Panasonic 備えの基本 乾電池 )
災害に備えて、手軽に電化製品を動かせる乾電池を用意しておきましょう。
⑨貴重品
災害時には、貴重品を持ち出す時間がない可能性があります。
最低限必要な貴重品は、緊急用持ち出し袋に入れておくと良いでしょう。
例えば、
●保険証のコピー(身分証明証代わりにも)
●現金
などになります。
たくさんは持っていけないので、本当に必要なものを厳選して持っていきましょう。
⑩応急手当グッズ
災害が起きると、避難中にケガをする可能性もあります。
ケガの放置は、肉体的な痛みやケガの痛みよるストレスなど負担が大きくなります。
また、医療体制も不安的になりがちですので、応急手当グッズの重要性が増してきます。
応急手当グッズの中身は、
●絆創膏
●消毒液
●包帯
●軟膏
などになります。
ちょっとした傷の手当ができるように、応急手当グッズを用意しておきましょう。
⑪歯磨きシートなどの衛生用品
災害時は、水が使えず体をキレイにする手段に困ります。
防災グッズに用意しておきたい衛生用品としては、
●歯磨きシート
●水で洗い流さないシャンプー
●汗拭きシート
になります。
特に歯磨きは重要です。
新潟県のサイトにも避難所での生活が長期化すると、口の中を清潔に保つことが難しく、むし歯や歯周病のトラブルが生じやすいと紹介されています。
(出典:新潟県 災害時の口腔ケアについて)
災害時でも体を清潔に保つグッズを持っておきましょう。
⑫いつもの薬と常備薬
災害は急に起こるので、いつも飲む薬や常備薬を緊急用持ち出しバッグに入れておきましょう。
特に体調管理のために処方されている薬は、1週間分入れておくと良いです。
⑬小型LEDランタン
災害時には、停電が発生し蛍光灯などの光がない生活も予想されます。
暗がりの中の生活で不便を感じないように、LEDランタンを用意しておきましょう。
ただし、LEDランタンは周りを明るく照らすので避難所にいる他の方に迷惑がかかる可能性もあります。心配な方は懐中電灯を用意しておくと良いでしょう。
また、LEDランタンはスマホライトの上にペットボトルを乗せて代用できます。
懐中電灯を用意しておき、広い範囲を照らすときは、スマホとペットボトルで代用しても良いでしょう。
⑭女性は生理用品とスキンケアグッズも用意
女性の方は、防災グッズとして以下の2つを用意しておきましょう。
●生理用品:いつくるかわからない生理への備え
●スキンケアグッズ:災害時の肌トラブル軽減
株式会社アンビシャスの調査によると、女性が用意している防災備蓄として1位が生理用品となっています。
また、同調査で「これから備蓄を準備したい衛生用品・女性向け用品では2位にスキンケア類が入っています。」
(引用:PR TIMS株式会社アンビシャス 衛生用品や女性向けの災害備蓄品!準備しているものと収納の悩みを調査)
女性特有の防災グッズを選んで、非常用持ち出し袋に入れておきましょう。
⑮赤ちゃんがいるなら缶のミルクやおむつ
赤ちゃんがいるご家庭は、ミルクやおむつの備蓄も必要です。ミルクは調乳の必要がない、缶や紙パックのミルクがおすすめ。
避難所では、授乳をしたくてもプライベートの確保が難しく大変な思いをすることもあります。
赤ちゃん用のミルクやオムツを防災グッズとして、用意しておきましょう。
在宅避難の防災グッズで本当に必要なもの4選
●非常用電源の「ポータブル電源」
在宅避難で、水や食料などの備蓄はできても「電気」の備蓄はできない方も多いはずです。電気の備蓄は、太陽光発電で充電ができるポータブル電源がおすすめです。
ポータブル電源とは、大容量の電力を事前に蓄えて、災害の停電時にスマホや電気毛布、冷蔵庫などの家電にAC電力を供給できるバッテリーです。
大容量・高出力でさまざまな生活家電を動かせるのが魅力。そんなポータブル電源の中でも「太陽光発電で充電」できるものは、長期間に停電しても太陽光さえあれば庭やベランダで電気を簡単に作れるので、何度も使えるのでおすすめです。
「太陽光発電って充電速度が遅くないの?」と思う方もいるはず。Jackeryのポータブル電源は、業界トップクラス最大24%の太陽光発電効率を誇るJackeryソーラーパネルと組み合わせることで高速充電に対応しています。
例えば、容量2042Whの容量を誇るJackery ポータブル電源 2000 Plusを200Wソーラーパネルで充電すると、最短2時間でフル充電が可能。(200Wソーラーパネル6枚使用)
電気の復旧が長引いても、ソーラーパネルですぐに充電できるので安心です。災害の備えとして、Jackeryポータブル電源を用意してください。
関連人気記事:災害の停電時におすすめのポータブル電源一覧
●水・非常食は多めに準備
在宅避難用の備蓄も、水と食料を用意します。
非常用持ち出しバックとの違は、「量」です。
具体的にリストアップしたので、参考にしてください。
大人2人で1週間分を想定したリストです。
・水 1人1日3L×7日分
・米:2Kg
・カップ麺:6個
・パックごはん:6個
・レトルト食品:牛丼の元やカレー:18袋
・缶詰(肉・魚):18個
・日持ちする野菜:玉ねぎ ジャガイモなど
・梅干し
・野菜ジュース
・即席スープ
農林水産省の災害時に備えた食品ストックガイドには、以下のような家庭備蓄の例が掲載されていました。
(引用:農林水産省 災害時に備えた食品ストックガイド)
自宅にパントリーなどの置き場があれば、もっと用意しても良いでしょう。自宅で1週間過ごせるように、備蓄をしてください。
●カセットコンロとガスボンベで料理ができる
水道・ガス・電気のライフラインが止まったときの自宅避難で困るのが「料理」です。カセットコンロとガスボンベを用意しておき、料理ができるようにしておきましょう。
カセットコンロとガスボンベがあれば、水をお湯にできるのでカップラーメンやレトルト食品なども手軽に食べられます。
また、赤ちゃん用のミルク作りにも困りません。ガスボンベの量としては、農林水産省のストックガイドに1週間あたりボンベ6本必要と記載があります。
(引用:農林水産省 災害時に備えた食品ストックガイド)
ライフラインの停止に備えて、カセットコンロとガスボンベを準備しましょう。
●便座がある簡易トイレは在宅避難にマスト
在宅避難用に、簡易トイレを用意しておきましょう。簡易トイレは携帯トイレと違って、便座がある緊急用のトイレのことです。
便座があって移動には向きませんが、便座のおかげで快適に用を足せるのがメリット。
災害時は、断水や排水管の破裂などが起こり、トイレが使えないときもあります。簡易トイレを用意して、安心して用を足せる環境を作っておきましょう。
関連人気記事:防災対策は日ごろの備えから!家庭でできること10選
100ショップでも用意できる防災グッズ
「防災グッズなんてどこで買うの?」という方もいるはずです。どこで買うか迷ったら100円ショップで探してみましょう。例えば、100円ショップの「ダイソー」には以下のような防災グッズが売られています。
● 懐中電灯
● 電池
● ウォータージャグ
● 簡易トイレ
● アルコールシート
● 傷テープ
● 温めずに食べられるカレー
● 食物繊維サプリメント
● 軍手
など
(参考:ダイソー防犯グッズ2023)
防災グッズを購入する場所に困ったら、100円ショップにいきましょう。
防災グッズで本当に必要なものはローリングストックで備える
災害時になくて困ったもの一覧
災害時に困ること1位に上がっているのが、電気が使えないこと。そんな悩みを解決するのが、ポータブル電源です。大容量・高出力で生活家電を動かし、スマホの充電もできるポータブル電源は災害時に強い味方となります。では、災害時のポータブル電源活用例や災害に強いポータブル電源について解説していきます。
①災害時におけるポータブル電源の活用例
災害の停電時にポータブル電源は以下のように活躍します。
●スマホを充電して、連絡・情報収集手段を確保
●暖房や扇風機など空調家電を動かす
●冷蔵庫を動かして食材を腐らせない
●避難所へ持っていく
●照明が使える
●調理家電で料理ができる
ポータブル電源があれば、家にある家電を動かせるので、停電時でも普段に近い過ごし方ができます。災害時でもストレスの少ない生活ができるように、ポータブル電源を用意しておきましょう。
②災害に強いポータブル電源とは
災害用にポータブル電源を選ぶために、災害に強いものを選べる基準を知っておきましょう。災害に強いポータブル電源の条件とは、
●太陽光発電で充電できる
●ハンドルがあり、持ち運びやすい
●防災品の認定を受けている
●安全性の高い設計になっている
●容量・出力が高く使える電化製品の幅が広い
になります。
特に、容量・出力に関しては注意してください。容量が少ないと、電化製品が使える時間が少なくなります。また、ポータブル電源が持つ出力より大きい消費電力の電化製品は動かせません。例えば、出力1000Wのポータブル電源では、消費電力1200W程度のホットプレートは動かせないということです。
では、上記5つの条件に全て当てはまったJackeryポータブル電源を2つ紹介していきます。
防災で役立つJackeryおすすめポータブル電源2選
Jackery Solar Generator 1000 Plusは、1264Whの容量と2000Wの定格出力を持ったJackery ポータブル電源 1000 Plusと100Wソーラーパネルとのセット商品になります。
定格出力2000Wはご家庭にあるほとんどの家電を動かせます。
災害時に困るのが「非常食の味に飽きる」こと。
Jackery ポータブル電源 1000 Plusなら、ホットプレートなど出力の高い製品を動かせるため、美味しい料理を災害時でも楽しめます。
また、サイズが約356 x 260 x 283 mmと小型な上に持ち運びやすいハンドルがついているため、避難所へ持っていくのにも向いています。
インバータ保護や光充電モジュール保護システムなど,合計62個の保護システムと12重のBMS保護システムを搭載し万全の安全対策がされているのも災害への強さを担保。
さらに、Jackery独自の「ChargeShield技術」は、業界をリードする安全充電技術で、最大変換効率24%の高性能ソーラーパネルと組み合わせて太陽光発電でも実用に耐えうる充電速度を実現。
容量1264whのJackery ポータブル電源 1000 Plusなら、200Wソーラーパネル4枚並べて2時間で充電可能です。
拡張バッテリーを使えば、電気容量を2kWhから12kWhまで拡張可能。
後付けで容量を増やせるため、ポータブル電源の容量で迷っている方でも安心してご購入いただけます。
避難所でも在宅避難でも使いやすいJackery Solar Generator 1000 Plusで、ストレスの少ない避難生活を実現しましょう。
製品名 | Jackery ポータブル電源 1000 Plus |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
●本気の在宅避難にJackery Solar Generator 2000 Plus
定格出力3000Wの超高出力を誇るJackeryポータブル電源2000 PlusとソーラーパネルがセットになったのがJackery Solar Generator 2000 Plusです。
3000Wの高出力と10個の接続ポートで、複数の生活家電を動かしながらスマホを充電できます。災害時でもまるで「いつもの生活」かのように電気を使えるのが魅力的。
エアコンを約2,3時間も動かせる2042Whの容量も相まって、家にある生活家電の9割は動かせる性能を持ったポータブル電源です。
ChargeShield技術による急速充電や安全な保護システムもきちんと搭載しており、容量や出力が大きくとも安全に使用でき、かつ高速な充電が可能。高性能な200Wソーラーパネル6枚で充電すれば最速2時間でフル充電ができます。
Jackery ポータブル電源 2000 Plusは、約27,9kgという重量ながら持ち運びやすいハンドルとキャスターがついています。スーツケースを運ぶイメージで、ポータブル電源を運べるので持ち運びにも便利。
また最大5つの拡張バッテリーを接続可能で、2kWhから12kWhまで容量を増やせます。
さらにポータブル電源 2000 Plusを2台並列に繋げば、最大容量24kWと家庭用電気を2週間程度使用可能なほど容量を増やせます。
ライフラインの復旧1週間を、充電なしで過ごせるほどの電力を備蓄できるのは大きな魅力。
本気の在宅避難を考えるなら、Jackery Solar Generator 2000 Plusがおすすめです。
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Plus |
容量 |
2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 |
約4000回サイクル |
保証期間 |
5年間 |
まとめ
防災グッズで本当に必要なものには、非常用持ち出し袋と在宅避難用で異なります。今回紹介した防災グッズを基本として、自分に本当に必要な防災グッズを選んでください。