防災グッズで実際に役立ったもの9選!災害停電対策の最強グッズも紹介
「防災グッズを揃えておいた方が良いとは思うけど、実際に役立ったものって何?」とお悩みではないでしょうか。そこでこの記事では、実際に役立ったと評価される防災グッズを9種類まとめて紹介します。「何を用意すれば良いか分からなくて、結局なにも用意していない」というあなたも、この記事を読んで防災グッズを揃えてみてください。
【これだけは必須】最低限用意すべき防災グッズ・備蓄3選
引用元:PRTIMES
突然大災害が起きても混乱しないよう、しっかりと用意しておきましょう。
●3日分の食料・飲料水
食料・飲料水は、最低限の生命維持のために絶対に備えておきたい防災グッズです。農林水産省によれば災害発生時にはライフライン復旧まで1週間以上を要するケースが多く、支援物資が3日以上届かない可能性が高いため、最低でも3日分・できれば1週間の食品・飲料水の備えを推奨しています。
引用元:農林水産省資料
同資料には平成30年7月に起きた豪雨で3~4日程度、一般のスーパー・コンビニに食品等が並ばなかったという調査結果もあり、備蓄の重要性が分かります。乾パン・缶詰などの調理不要なものを中心に用意しておきましょう。
●トイレグッズ
防災グッズで忘れがちなのが携帯トイレ・簡易トイレのようなトイレグッズです。災害で停電・断水が起きると、自宅のトイレは使えなくなってしまいます。防災用品の開発・販売をしている株式会社THINK vinc.による被災経験のある女性1,765人への調査では、どの年代も「災害時に最も困ったもの」として「トイレ」を挙げています。
引用元:PRTIMES
衛生面などの不安から排せつを我慢してしまうと、感染症などの新たなリスクが生じてしまうことも。内閣府によれば1週間分の簡易トイレ・携帯トイレの備蓄を推奨しています。1人あたり「1日5回×7日=35個」を基準に備蓄しておきましょう。
参考:内閣府「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」
●救急箱
救急箱は必須の防災対策です。災害の中でもとりわけ地震の際は、ガラスが割れたり家具が倒れて壊れたりして、床に破片が飛び散り踏んで怪我をしやすくなってしまいます。切り傷や擦り傷の対策に消毒薬や皮膚の治療薬を備えておくのはもちろん、常備薬などもしっかりセットにしておきましょう。
防災グッズで実際に役立ったもの9選
それでは「実際に役立ったもの」として評価されている下記9つの防災グッズを紹介します。
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・懐中電灯・電池
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・カセットコンロ・ボンベ
- ・充電器・発電機
- ・ほうきとちり取り
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・バケツ
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・ブルーシート
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・ラジオ
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・現金
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・消臭ゴミ袋
それぞれ見ていきましょう。
役立った防災グッズ①:懐中電灯・電池
懐中電灯は、停電時に足元を照らすために役立ちます。停電が起きると夜間は家の中も外も真っ暗になってしまい、まともに活動するのが困難になってしまうでしょう。停電が長期化しても安全に活動できるように、数回分の電池のストックも忘れずキープしておくのがおすすめです。
役立った防災グッズ②:カセットコンロ・ボンベ
カセットコンロとボンベのセットは、災害時には下記のように大活躍します。
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・食事を温める・調理する
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・お湯を沸かす
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・哺乳瓶などを消毒する
鍋やフライパンを使って食事を温めたり調理したりといった使い方が可能。寒い冬にはお湯を沸かして、温かい飲み物を調達するのも良いでしょう。「煮沸消毒」にも使えるので、衛生面が心配な災害時には安心のポイントとなります。
役立った防災グッズ③:充電器・発電機
充電器・発電機は非常用電源としてスマホの充電や家電の使用など、さまざまな面で非常に役立ちます。下記のものを用意しておくと良いでしょう。
- ・ポータブル電源
- ・モバイルバッテリー
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・ガソリン・ガスボンベ式発電機
発電機は高出力で燃料がある限り動かせる優れたアイテムですが、排気があるため室内で使えないという重大な欠点があります。防災グッズとして備えておくならスマホや生活家電に給電できる「ポータブル電源」がおすすめです。
関連人気記事:災害時には発電機とポータブル電源のどっちを選ぶべき?
役立った防災グッズ➃:ほうきとちり取り
ぜひ用意しておきたいのが、ほうきとちり取りのセット。停電時は掃除機が使えなくなってしまうので、地震で飛び散ったガラスなどの破片を安全に処理するのに役立ちます。自宅で使うのはもちろん、避難所にも持っていくのが良いでしょう。
役立った防災グッズ⑤:バケツ
バケツは貯水タンクの代わりとして役に立ちます。取っ手付きで持ち運びが楽なのもポイント。水を貯めていないときにはモノを持ち運ぶカゴとしても使えるでしょう。避難所でテーブルとしても使える蓋つきバケツが特におすすめです。
役立った防災グッズ⑥:ブルーシート
ブルーシートは、実は災害時の万能アイテム。下記の用途で活躍します。
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・床に敷く
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・風よけに使う
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・雨漏り対策をする
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・避難所での着替え隠しに使う
ただ敷くだけでなく、豊富な活用方法があるブルーシート。折りたたんでコンパクト収納できるので、ぜひ大きなものを1枚用意しておきましょう。
役立った防災グッズ⑦:ラジオ
ラジオは災害時に避難情報を集めるのに役立つアイテム。手回し充電器がついている、充電したり電池を入れ替えたりしなくても繰り返し使えるモデルが良いでしょう。スマホも情報収集に使えますが、できる限り充電を減らさないためにラジオと使い分けるのがポイントです。
役立った防災グッズ⑧:現金
普段クレジットカードや電子マネーで買い物をしている人は特に、しっかりと用意しておきたいのが現金です。災害時に停電が続くと、買い物に電子マネーやクレジットカードが使えなくなってしまいます。
さらにはATMも使えなくなってしまい、銀行からお金を引き出すことすら困難になってしまうことも。ある程度の現金を備えて、スーパー・コンビニで買い物ができる状態にしておきましょう。
役立った防災グッズ⑨:消臭ゴミ袋
災害時に幅広く活躍するアイテムが消臭ゴミ袋。生ごみなどの廃棄はもちろん、簡易的にトイレの代わりとしても活用できます。特に真夏は冷蔵庫の中身が腐ってしまい、放置するととんでもない異臭を放ってしまうことも。消臭ゴミ袋を備えておき、災害時にもできるだけ快適な生活を送れるようにしておきましょう。
実際に役立った最強防災グッズ【ポータブル電源】
「災害時に実際に役立った防災グッズ」という声が多いのは、大容量・高出力の災害用蓄電池「ポータブル電源」です。多くの人が「ポータブル電源のおかげで停電が起きても慌てなかった」とポータブル電源を評価しています。
停電になっても慌てなかったのは、マジでポータブル電源とLEDランタンのおかげでした。 普段からの備えってホント大事だなと再認識。 |
引用元:Twitter
まずは「ポータブル電源は災害時にどのように役立つのか?」という点に着目し、下記3つのポータブル電源のポイントを紹介します。
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・自宅の家電をほぼすべて動かせる
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・ソーラーパネル充電で繰り返し使える
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・持ち運びがラクラク
それぞれ見ていきましょう。
ポータブル電源のポイント①:自宅の家電をほぼすべて動かせる
モデルにもよりますが、ポータブル電源は非常に大きな出力を備えているため、自宅にある家電を動かせるのが魅力。たとえば冷蔵庫につなげば、真夏でも中の食料を腐らせずに維持できます。エアコンや電気毛布・扇風機などを動かして、熱さ・寒さ対策も可能です。
ポータブル電源のポイント②:ソーラーパネル充電で繰り返し使える
ほとんどのポータブル電源はソーラーパネルでの充電に対応しており、太陽の光を当てられる環境さえあれば繰り返し使えるのがポイントです。よく防災対策として「ガソリン式・ガスボンベ式の発電機」が挙げられますが、これらは燃料切れになると使えなくなってしまいます。しかしポータブル電源は燃料いらずで太陽光さえあれば充電できるので、停電が長期化しても安心でしょう。
ポータブル電源のポイント③:持ち運びがラクラク
ポータブル電源とセットで使うソーラーパネルは、どちらも軽量・コンパクトで持ち運びがラクラクです。ほとんどのポータブル電源には取っ手がついており、女性でも簡単に持ち運べるデザインとなっています。ソーラーパネルも折りたたみが可能です。充電時など外へ持ち出す際はもちろん、避難所に持っていく際も苦労しないでしょう。
災害の停電時に実際役たった防災用ポータブル電源おすすめ2選
防災用ポータブル電源なら「防災製品等推奨品」に認証されており、安全に使えることが証明された「Jackery(ジャクリ)」の製品がおすすめです。今回はそのJackeryのポータブル電源から、ソーラーパネルとセットになったおすすめの2モデルを厳選して紹介します。
●Jackery Solar Generator 1000 Plus:低コストでバッチリ防災対策できる!
Jackery Solar Generator 1000 Plusは、安価ながら1,264Whの大容量・2,000Wの高出力を備えたポータブル電源を含んだモデル。冷蔵庫を数時間維持するのはもちろん、炊飯器や電子レンジなどを動かせるので食事の面をサポートできます。
電気毛布や扇風機などを動かして、低体温症や熱中症のリスクも軽減できるのがポイント。もちろん付属のソーラーパネルを使えば、毎日充電して繰り返し使えます。防災対策の第1歩としておすすめな、コストパフォーマンスの良い1品です。
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
寿命 |
10年間以上使える(4000サイクル数) |
保証期間 |
5年間 |
●Jackery Solar Generator 2000 Plus:災害時も普段とほぼ同じ生活がしたい人に!
Jackery Solar Generator 2000 Plusは、2,042Whの超大容量と3,000Wの高出力を実現した上位モデル。高出力のおかげで自宅にあるほぼすべての家電を動かせるので、災害時でも普段と大きく変わらない生活ができます。
さらにこのモデルは「拡張バッテリー」に対応しており、最大で12,000Whまで容量を増やすことが可能。12,000Whの容量は、1日中エアコン1台を稼働していても問題ないレベルです。災害時にも絶対的な安心感が欲しい人は、この「Jackery Solar Generator 2000 Plus」と拡張バッテリーを用意してみてください。
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Plus |
容量 |
2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 |
約4000回サイクル |
保証期間 |
5年間 |
関連FAQ
実際に役立った防災グッズに関する、下記3つの関連FAQを紹介します。
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・防災グッズで実際に一番役立ったものは何ですか?
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・赤ちゃんがいる家庭で、実際に役にたった赤ちゃんの防災グッズを教えてください。
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・犬の防災グッズで実際に役にたったものを教えてください。
それぞれ見ていきましょう。
Q1:防災グッズで実際に一番役立ったものは何ですか?
防災グッズで実際に一番役立ったものは「ポータブル電源」です。ポータブル電源があれば、災害時の「電気・家電が使えない」ことによって起きるあらゆる悩みを解決できます。ぜひ「災害時に役立つ防災用ポータブル電源おすすめ2選」を参考に、自分に合ったポータブル電源を選んでみてください。
Q2:赤ちゃんがいる家庭で、実際に役にたった赤ちゃんの防災グッズを教えてください。
赤ちゃんがいる家庭では、最低限下記の育児グッズを防災グッズとして備えておきましょう。
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・ミルク
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・哺乳瓶・マグ
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・水(軟水)
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・ベビーフード
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・スプーン
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・紙食器
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・バスタオル
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・おむつ・おしりふき
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・大量のビニール袋
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・ノンアルコールウエットティッシュ
粉ミルクはもちろんのこと、お湯が使えない可能性を想定して液体ミルクを用意しておくと安心です。また必須ではないものの、赤ちゃんが飽きないようおもちゃもいくつか揃えておくと良いでしょう。
Q3:犬の防災グッズで実際に役にたったものを教えてください。
犬の防災グッズでは、下記のものが役に立ちます。
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・ドッグフード
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・ペットシーツ
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・首輪・ハーネス
ドッグフードは長期保存できないので、普段使いするものを多めにキープしておくのがポイント。新しいものを買ったら、古いものから消費していきましょう。
関連人気記事:防災対策は日ごろの備えから!家庭でできること10選
まとめ
最低限必須の防災グッズ・備蓄は3日分の食料や飲料水、トイレグッズ、救急箱です。加えて懐中電灯やカセットコンロ・ボンベ・ほうきとちり取りなど、多くの人が「実際に役立ったもの」と評価する防災グッズを揃えておきましょう。
最強防災グッズとしておすすめなのが、自宅の家電をほぼすべて動かせる「ポータブル電源」。持ち運びがラクラクで、ソーラーパネルを使って停電中にも何度も繰り返し使えます。ぜひ紹介した「Jackery(ジャクリ)」の2モデルから選んでみてください。