キャンプにおすすめ調理器具11選|選び方・収納コツも紹介

キャンプの調理器具の選び方とは?キャンプに便利なポータブル電源も紹介

これからキャンプを始める方にとって、まず頭を悩ませるのが調理器具の選び方でしょう。キャンプの調理道具の選び方をあらかじめ知っておくと、本当に必要なものだけを買い揃えることができるので、充実したアウトドアライフが楽しめます。

この記事では、キャンプの調理器具の選び方やおすすめのキャンプ調理道具、収納のコツなどを解説するとともに、キャンプの調理に便利なポータブル電源も紹介します。

キャンプに必要な調理器具の3つの選び方

キャンプに必要な調理器具の選び方には、いくつかのポイントがあります。押さえておきたいおもなポイントは次の3つです。

・まず必要最低限の調理器具を揃える

・調理器具の重量に注意

・自分のスタイルに合わせて買い足す

3つのポイントの詳細を順に解説します。

●まず必要最低限のキャンプ調理器具を揃える

キャンプに必要な調理器具を選ぶときには、まず必要最低限の調理器具を選びましょう。なぜなら、無計画に調理器具を購入してしまうと、実際にキャンプに行ったときに、ほとんど使わなかったという器具が必ず1つや2つは出てきます。

キャンプに行く前にさまざまな調理器具を選んでいると、どれも魅力的に見えるため、衝動的に買ってしまう人もいるのです。

無計画に購入してしまうと後悔するので、最初は必要最低限の調理器具を買うようにしましょう。具体的には、調理器具を買い揃える前に、あらかじめ必要最低限の調理器具をリストアップしておくことがコツです。

●調理器具の重量に注意

キャンプに必要な調理器具を選ぶときには、調理器具の重量に注意しましょう。なぜなら、キャンプでは多くの荷物を出し入れしたり、キャンプ場に着いてからもさまざまな作業をしなければならないからです。

調理器具の重量が軽いことは、これらの作業の負担を大幅に軽減することができます。

もちろん、作業自体もキャンプの楽しみの一つではありますが、これからキャンプを始める方にとっては、できるだけ負担が少ないほうが楽しめることは間違いありません。

例えば、ダッチオーブンのような大型の調理器具は、少し容量が違うだけで4kgほど重くなります。これから調理器具を買い揃える予定の方は、重量に注意して調理器具を選びましょう。

参考:CAMP HACK

●自分のスタイルに合わせて買い足す

キャンプに必要な調理器具を選ぶときに注意したいポイントとして、自分のキャンプスタイルを意識するという点があります。なぜなら、自分のキャンプスタイルに合わせて調理器具を選ぶと、必要なものと不要なものが見えてくるからです。

例えば、BBQをメインにしたい方ならば専用のコンロは必須になるでしょうし、コーヒータイムをゆったりと過ごすことをメインにしたい方はケトルが欠かせないでしょう。

自分のキャンプスタイルに合わせて調理器具を選び、何度かキャンプを経験していくうちに、さらに必要な調理器具も分かってくるはずです。必要に応じて買い足していけば、理想的な調理器具が揃うでしょう。

キャンプに必須の調理器具5選

キャンプに必須の調理器具5選

ここでは、キャンプに必須の調理器具を紹介します。キャンプに必須の調理器具は、おもに次の5つです。

・ナイフ・包丁

・クッカー

・フライパン

・まな板

・ガスバーナー

以下で、それぞれの詳細を順に解説します。

①ナイフ・包丁

キャンプで調理をする際には、ナイフや包丁は欠かせません。ナイフや包丁を購入するときは、調理専用に使うのか、または他の用途にも使用するのかを考えて選びましょう。

なぜなら、調理専用に使うのであれば、包丁のみ購入すれば十分だからです。ただし、キャンプ用の包丁は屋外で使用することを前提に造られているものを選ぶのが無難です。

例えば、海岸付近でキャンプをする場合は潮風を受けることになり、錆びやすくなるため、キャンプ用の包丁には防錆加工が施されています。

調理を目的としてナイフを選ぶ際には、必ず調理用ナイフを選びましょう。ただしサバイバルナイフならば、調理用としてもロープなどの切断用としても使用できます。

参考:ハピキャン

②クッカー

キャンプで調理する際には、クッカーを用意しておきましょう。なぜなら、軽量で持ち運びがしやすいうえに、種類も豊富で、作りたい料理や参加人数などに合わせて選べるからです。

クッカーを選ぶときのポイントは、おもに次の3つです。

・キャンプの参加人数に合った容量

・作りたい料理に合った形状

・材質や重量

クッカーの種類は非常に多く、大人数用の大型のものから、ソロキャンパーを対象にした小型のものまで選べます。

作りたい料理に合わせて形状を選ぶこともできるので、購入前によく考えておきましょう。

材質はステンレスやアルミなどの金属製の他に、シリコン製のものも販売されており、重量も確認しておくと調理が楽になります。

③フライパン

クッカーとともに欠かせないキャンプ調理器具が、フライパンです。フライパンがあれば、焼いたり炒めたりする調理がとても捗ります。

キャンプ用のフライパンは軽量なアルミ製のものが多く、焦げ付きを防ぐフッ素コーティングが施されているものもあります。

後始末のしやすさを考えると、フッ素コーティング付きのフライパンがおすすめです。

また、キャンプ用のフライパンを選ぶときには、小型でもある程度の深さがあるものを選ぶとよいでしょう。なぜなら、深さがあるほうがさまざまな用途に使用できるからです。

炒め物だけではなく煮物にも使えるので、少ない調理器具でも料理の幅が広がるでしょう。

➃まな板

キャンプ用の調理器具として必ず必要なのが、まな板です。キャンプ用のまな板選びには、次の3つのポイントがあります

・キャンプの参加人数

・収納性

・皿や蓋などにも使用できる

キャンプの参加人数は、使用するまな板の大きさに関わってきます。大人数の場合は、大きめのまな板のほうが調理が圧倒的に捗ります。

しかし少人数の場合は、できるだけコンパクトなサイズを選んだほうが収納が楽です。収納性については、折り畳み式のまな板を使用すると出し入れが楽になります。

また、皿や蓋としても使用できるまな板もあるので、少しでも荷物を減らしたい方は検討してもよいでしょう。

⑤ガスバーナー

キャンプの調理器具で欠かせないものの1つとして、ガスバーナーがあります。カセットコンロを使用しても良いのですが、持ち運びの便利さは圧倒的にガスバーナーが上回ります

なぜなら、大きさも重量もガスバーナーのほうがはるかに小さいからです。

使用方法は、市販されているガスボンベ(CB缶)をセットして着火するだけなので、カセットコンロと同じように簡単に使用できます。

ただし、気温が10℃以下になるような状況の場合はCB缶では火力が弱くなるので、低温に強いOD缶に対応したガスバーナーを使用するのが一般的です。

ガスバーナーを選ぶ際には、転倒を防ぐために安定感のあるものを選ぶとよいでしょう。

キャンプにあると便利な調理器具6選

キャンプに必須の調理器具5選

キャンプの調理器具は、それぞれのキャンプスタイルによって必要なものが違ってきますが、次のようなものがあれば調理の幅が広がるでしょう。

・ケトル
・ダッチオーブン
・BBQコンロ
・ホットサンドメーカー
・シェラカップ
・電気調理器具

以下で、それぞれの詳細を順に解説します。

①ケトル

ケトルは直接火にかけて湯を沸かすためのキャンプ調理器具です。

さまざまな形状のものがありますが、大きく分けて、やかん型・縦長型・寸胴型の3種類があります。

また、ポータブル電源があれば、電気式ケトルも使用できます。

②ダッチオーブン

ダッチオーブンとは、金属製の大型の鍋のことで、焼いたり蒸したりさまざまな用途に使用できる万能性が特徴です。

ダッチオーブンがあると、キャンプで調理できるメニューがとても増えるので、料理好きな方には特におすすめです。

③BBQコンロ

キャンプの食事と言えばBBQを思い浮かべる人が多いほど、BBQコンロは人気の調理器具です。

食材を焼くだけならフライパンでもできますが、本格的にBBQを楽しみたいのであれば、BBQコンロがあるとよいでしょう。

➃ホットサンドメーカー

ホットサンドメーカーは、パンを挟んで焼くタイプの調理器具で、取り扱いが簡単なことが特徴です。

自宅やカフェなどと同じように美味しいパンが味わえるので、特にコーヒータイムを楽しみたい方にはおすすめです。

⑤シェラカップ

シェラカップとは、金属製の小さな器に取っ手が付いた簡素な調理器具です。

少量の湯を沸かしたり、コーヒーやスープを作ったりするのに便利なほか、計量カップとしても使用できます。

⑥電気調理器具

電気調理器具には、おもにホットプレートや電子レンジなどがあります。

使用するためにはポータブル電源が必要ですが、自宅で調理するのと同じように誰でも簡単に使用できるので、あると非常に便利です。

キャンプでポータブル電源を使うメリット

キャンプでポータブル電源を使うメリット

最近はキャンプでポータブル電源を使用する方が増えています。ポータブル電源とは、電源のない場所でも、家電や電子機器に給電できる持ち運び型の大容量バッテリーです。キャンプでポータブル電源を使用するメリットは、おもに次の3つがあります。

・火を使わないで安全に調理できる

・調理器具以外の家電も利用できる

・室内でも安心して使用できる

以下で、それぞれの詳細を順に解説します。

●火を使わないで安全に調理できる

キャンプの調理でポータブル電源を使用する最も大きなメリットは、火を使わないで安全に調理できることです。

キャンプ初心者の方でも安心して調理できるので、存分にアウトドアライフを楽しむことができるでしょう。

●調理器具以外の家電も利用できる

ポータブル電源があれば、照明器具や扇風機など調理器具以外の家電製品も問題なく使用できます。キャンプでの暑さ対策や寒さ対策を簡単に取れます。

出力が1000Wを超えるモデルも数多く販売されているので、調理しながら他の家電製品を使用することも可能です。

●室内でも安心して使用できる

ポータブル電源は火を使わないうえに、エンジン式の発電機のような排気ガスも排出しないので、テントや車内などの室内でも安心して使用できます。

騒音も少ないので、夜の睡眠の妨げになる心配もほとんどありません。

キャンプの調理に適したポータブル電源おすすめ3選

キャンプの調理に適したポータブル電源おすすめ3選

ここでは、キャンプの調理に適したポータブル電源のおすすめ3選をご紹介します。

●Jackery ポータブル電源 1000 Plus

Jackeryポータブル電源1000 Plus」は、最新式の「リン酸鉄リチウムイオン電池」を搭載した、長寿命と高い安全性を併せ持つモデルです。

ホットプレートや電子レンジなどの電気調理器具を使用するのに十分な、定格出力2000W・瞬間最大出力4000Wというスペックを持っています。

また、最速の充電時間がわずか1.7時間しかかからないので、キャンプの準備に必要な時間を大きく節約できるメリットもあります。

さらに、アプリを使用して遠隔操作もできるので、ゆったりとくつろぎながら快適なキャンプをお楽しみいただけます。

製品名 Jackeryポータブル電源1000Pro

容量

1264Wh(5kWhまで拡張可能)

定格出力

2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

満充電時間

AC充電:1.7時間
ソーラー充電:最速2時間
シガーアダプター:7時間

寿命

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用
4000サイクル数(10年以上使える)

保証期間

5年間

●Jackery ポータブル電源 1500 Pro

Jackeryポータブル電源1500Pro」は、定格出力1800W・瞬間最大出力3600Wという高出力をキャンプの調理に活かせるモデルです。

ホットプレートや電子レンジなど、電気調理器具をメインに使用したい方には特におすすめです。

また、1512Whという余裕のある容量を持っており、調理しながら冷暖房も使用できます。

さらに、マルチダクト設計のため冷却効果が30%アップしており、一度に複数の調理器具を使用しても問題ありません。

最速の充電時間がわずか2時間なので、キャンプの出発直前に充電しても十分に間に合うでしょう。

製品名 Jackery Solar Generator 1500 Pro

容量

1512Wh

定格出力

1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2時間
ソーラー充電:最速2.5時間
シガーアダプター:16.5時間

保証期間

5年間

●Jackery ポータブル電源708

Jackeryポータブル電源708」は、重量がわずか約6.8kgというコンパクトなボディで、持ち運びに便利な点がキャンプに最適なモデルです。

容量708Wh・定格出力500Wというスペックを持ち、少人数のキャンプならば十分に快適に利用していただけるでしょう。

車載冷蔵庫を約10時間も使用できるので、食材を冷蔵したままキャンプ地まで運ぶことができ、料理の幅が大きく広がります。

冬季には電気毛布を約10時間使用することもできるので、寒い日のキャンプでも安心。初めてポータブル電源をご検討の方にもおすすめです。

製品名 Jackeryポータブル電源708

容量

708Wh

定格出力

500W/正弦波(最大瞬間出力:1000W)

出力ポート数

ACⅹ2、DCⅹ1、USBⅹ3

充電時間

AC充電:5時間
ソーラー充電:最速11時間(ソーラーパネル100W)
シガーアダプター:13時間

保証期間

3年間

キャンプに使う調理道具の収納のコツ

キャンプに必要な調理器具を見極めるとともに、収納のコツも理解しておくと便利です。収納におけるおもなコツは、次の3つです。

・収納ケースは容量の大きいものを用意

・収納ケースの数を増やしすぎない

・ハード系とソフト系の収納を用意する

以下で、それぞれの詳細を順に解説します。

●収納ケースは容量の大きいものを用意

収納ケースは、なるべく容量の大きいものを用意しましょう。

トランクルームの大きさを計測したうえで、可能な限り容量の大きなケースを用意すれば、器具の出し入れが楽になります。

●収納ケースの数を増やしすぎない

収納ケースの数は、あまり増やしすぎないほうがよいでしょう。

なぜなら、収納ケースの数が多いと必要なものがどこに入っているのか分からず、取り出すのが大変だからです。

●ハード系とソフト系の収納を用意する

収納ケースは、ハード系とソフト系の2種類を用意しておくと便利です。

フライパンなどの金属製で、ある程度重量のあるものはハード系の収納に入れ、食材や小物など比較的軽量なものは、ソフト系の収納に入れるとよいでしょう。

まとめ

キャンプの調理器具は、まず必要最低限の器具を用意し、それから自分のキャンプスタイルに合わせて買い足していくのが望ましいでしょう。

また、キャンプにポータブル電源があると、調理器具だけではなく冷蔵庫や照明器具などが使用できるうえに、スマートフォンの充電や冷暖房なども使用可能になります。

今回おすすめしたポータブル電源は、いずれもキャンプに適したモデルですので、この機会にぜひJackeryポータブル電源をご検討下さい。


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