春釣りに行くときの適切な服装
少しずつ寒さが和らぎ、暖かくなってきた春に釣りに出かけるときの服装は、どのような服装が好ましいのでしょうか。釣りに出かけるときの服装についてまとめていますので、これから揃えようと考えていらっしゃる方は参考にしてください。
初心者が準備すると良い服装
最近ではルアーで楽しむ方が増えたことや、手が汚れにくいパッケージのエサが販売されてきたことから、昔のように服が汚れて臭くなることは少なくなりました。しかし、魚に触れる以上、服のどこかが汚れる可能性を考慮しておきましょう。
春の釣り用として服装を選ぶポイントは、
・動きやすく日焼けしない服装を選ぶ
・汚れても良い服装であること
・釣りは水場で楽しむアクティビティであることを意識する
ことが服選びの基本です。釣り向けのアパレルもチェックしてみると良いでしょう。水辺で遊ぶ釣りに適した防水性・撥水性のあるものや、肩を動かしやすい構造を採用したものが販売されていますので、参考にしてみてください。
釣り場によって服装は変えた方が良い
釣りをどこで楽しむのかでも、服装は変わってきます。なぜなら、場所によって体感温度にも違いがあったり、釣りをする場所の状況が違うからです。たとえば、岩場の多い川辺で釣りを楽しむときは、足元が濡れることも想定し、長靴やEVA素材などのクロッグサンダルがおすすめです。海釣りの場合は少し肌寒さを感じることから、アウトドア向けのジャケットを用意するなどの工夫が必要となります。
釣り用に一式服装は揃えよう
釣りを楽しみたいのであれば、自分なりに釣り用として上下一式を揃えてみるのもおすすめです。最近ではアウトドアファッションとして釣り用の服装を提案しているお店も少なくありません。初心者の方は、提案されている服装をもとに自分なりにコーディネートした方が間違いはなくて安心できます。慣れてきたら、自分好みに季節や場所に応じて変えていくと良いでしょう。
春に釣りに出かける際に欠かせないアイテム
釣りに出かけるときの服装として、欠かせないアイテムを紹介します。特定の場所で釣りをするときに身につけておいた方が良いものとは何か。初めて行くときは、行ってから「持ってくれば良かった」と後悔することもあります。現地で困らないためにも、事前に必要となるものを知っておくと便利です。
濡れと太陽から頭を守る「帽子」
春は、太陽がまぶしく日によっては日中暑さを感じるときもあります。紫外線や暑さ、まぶしさを防ぐ意味で帽子は欠かせないアイテムの1つです。また、海釣りの場合だと「濡れ」対策として帽子が重宝します。
・太陽の日差しから頭部を守る
・水しぶきから頭部を守る
という点で、帽子は釣りには必要不可欠な装備品なので、ぜひ用意しておきたいものです。
目を守るために「サングラス」
強い日差しから目を守ることもあ応ですが、ルアーについているフックから目を守る意味でもサングラスは釣りに必要なアイテムです。また、水面からの照り返し、ぎらつき予防として偏光グラスを準備しておくのもおすすめです。
・太陽の日差しやルアーのフックから目を守る
・水中の魚の位置を見えやすくするための偏光サングラス
を付けて釣りに望むのがおすすめです。狙った獲物めがけて釣り糸をたらすことで、釣れる確率も上がり春釣りを堪能できます。
足場を考えた「靴」を履く
釣り場によって、足元が不安定だったり、足場が濡れていて滑りやすくなっていることがあります。滑って転ばないためにも、靴はグリップ力のあるもの、運動しやすい靴をはくことをおすすめします。
・釣り(フィッシング)は、どちらかというとスポーツと認識して服装を考える
・水場でのアクティビティとしてとらえ、滑りにくくグリップ力のある靴を選ぶ
ことが大切です。釣りに行く前に、スニーカーであれば撥水スプレーを振っておくのも、水の浸透をおさえてくれるのでおすすめです。
場所によって求められる服装の違い
キャンプ場と一緒になっている釣り場は、場所によって様々です。海釣りができるキャンプ場であったり、専用の釣り堀があるところもあって、目的によって選べるのも良いですね。釣り場によって適した服装で望むのも、釣りを楽しむうえで考えておくことの1つです。ここでは釣り場で求められる服装についてご紹介します。
海釣りに行くときの服装
海釣りの特徴として、天候によって波が高いことも想定し、濡れやすく肌寒く感じることもあります。レインコートなど濡れても平気な上着を着用し、寒さ対策もしっかりしておきましょう。
・防水性のある上着を着用して濡れを防ぐ服装
・冷たい風をシャットアウトできる服装
であることがポイントです。最低気温を基準にして服選びと、重ね着をして脱着することで体温調節をする工夫が必要です。
船釣りに行くときの服装
船釣りでは、釣りポイントへの移動中風が強くあたり、かなり寒く感じることがあります。甲板は基本的に濡れていて滑りやすいので、グリップ力のある長靴を用意しておくと良いでしょう。風で帽子が飛ばされても大乗なようにクリップを付けておくのも忘れないように。
・レインウェアや薄めのダウンを用意
・冷え症の方は足元の冷え対策もして望むこと
船の上では陸地での気温よりも2、3℃低く見積もって服装を考えることが大切です。とくに春は寒暖差が激しく、海の天気も変わりやすいので寒さ対策は十分にしておきまそう。
川釣りに行くときの服装
川釣りの特徴として、足場の悪さと滑りやすさには対策をしておいた方が良いでしょう。とくに渓流釣りをするときは、濡れる前提で考えなければなりません。また、虫や木の枝から皮膚を守るためにも、長袖&長ズボンが基本スタイルです。
・岩屋釣り糸でケガしないように手袋や軍手をつける
・ウエストポーチやリュックに小物類をまとめて、両手を使えるように
・フィッシングベストを身につけると便利
ウェーディングジャケットを着ると、川の中で釣りをするのに便利です。本格的な渓流釣りをするなら用意しておきましょう。
春の釣りに相応しくない服装とは
春の釣りに相応しくない服装も知っておいた方が良いでしょう。釣り用の服装を揃えるとき、選んだ服が該当していないかチェックもできます。相応しくない服装としてポイントをまとめていますので、参考にしてください。
動きにくい服装はNG
タイトなものや極端に伸縮性の低い服装は、自分の動きの妨げになることが多いです。釣りに適した服装をベースに機能性とおしゃれを両立させることが大切。ほかには、
・重いブーツは避ける
・日焼けする服装は避ける
ことです。ときにはアクシデントも発生してしまうことだってあります。ケガから身を守るためにも肌を露出は避けた方が無難です。
濡れたり汚れたりしたら困る服装はNG
釣りは、魚に触れる遊びです。濡れたり汚れたりしたら困る服装はやめましょう。速乾性に優れたものや、伸縮性に優れたものなど「機能性」を重視した服装を選ぶことが大切です。汚れる可能性は大いにあります。
・エサの取り付け
・液体漬けのワームに触れる
・魚を取り上げるとき
など、知らぬうちに汚れていることが多いです。お気に入りの服だったりおしゃれ重視の服装は避けましょう。
春に釣りに出かけるときの持っていきたいアイテム
次第に暖かくなってきて、屋外で過ごすことが気持ちよく感じるのが春です。アウトドアの一環でも釣りを楽しむ方も多いのではないでしょうか。春の釣りに持っていくと良いアイテムをご紹介します。
軽食(おにぎりなどのワンハンド食料)
釣りに夢中になってしまい、食事を忘れてしまうことってありませんか?また、目当ての魚がかかるまでの間、ずっと集中しているのも疲れてしまいます。そんなときに、片手間で食べられる軽食(おにぎりやカロリーメイトなど)があると便利です。
また、つい時間を忘れてしまうこともあるので、休憩をはさんで周囲の自然に目をやりながら暖かいコーヒーを飲んで休むことも大切です。春は、日中は暖かいですが、日が沈んでくると一気に気温が低下してくるので注意しましょう。
クーラーボックス
釣った魚を持ち帰るときや、その場で調理して味わうまでの間、魚を保管しておくときにクーラーボックスがあると便利です。クーラーボックスにはソフトタイプとハードタイプがあります。
・ソフトタイプ:軽量で持ち運びに適している
・ハードタイプ:魚の鮮度を保つのに適している
もし、キャンプを同時に楽しむときや、持ち帰ることを前提に釣りに来たのであれば、ハードタイプを用意しておきましょう。ソフトタイプだと耐久性が乏しく鮮度を損なう恐れがあります。
救急ポーチ
釣り場は怪我の要素が高い場所でもありますし、釣り針やルアーを投げるときに引っかかってけがをする可能性があります。ちょっとした怪我から酷くならないためにも、救急ポーチを持っておくと良いでしょう。絆創膏や消毒スプレーなどポーチに収まるくらいの装備で良いので準備しておくと重宝します。
ポータブル電源
釣りに行くときにポータブル電源を持っていくと、釣りを長時間楽しめたり、釣り以外の楽しみ方が増えておすすめです。ポータブル電源を持っていくことで、家庭用電源が釣り場で使えるようになります。
・暗くなってきた時の夜間照明が使えるようになる
・簡単な暖かい食事を作れる調理器具が使えるので、充実した釣りを楽しめる
・肌寒いときなど、電気毛布を使って暖を取りながら釣りが楽しめる
など、釣りを満喫できるようになります。ポータブル電源は持ち運びやすい小型の電力供給源なので、釣り場に手軽に持っていけて便利に使えるアイテムです。
スマートフォン用 防水ケース
釣り場は濡れやすいこともあり、誤ってスマホを水中に落としてしまうと大変です。スマホは防水ケースに入れて首からかけておくことで、落下の心配なく使用できるようになります。
また、川の中の様子をスマホで撮影するときにも防水ケースに入れておくと水没を防げます。
釣り場での動画や写真の撮影、釣りをしているときのスマホの使用など、何かと役に立ってくれるのが防水ケースです。
快適な春釣りを叶えるポータブル電源3選
前述した春釣りに持っていくと良いアイテムで紹介したポータブル電源。Jackery製品ならアウトドア用に設計されたポータブル電源なので、春釣りのお供に最適なポータブル電源を用意しています。ここで釣りに持っていくのにおすすめのJackery製品をご紹介します。
Jackery Solar Generator 1000 Plus
Jackery Solar Generator 1000 Plusは、ソーラーパネルがセットになったポータブル電源です。容量も1264Whと大容量で、定格出力2000Wあるためほぼ全ての家電製品を使うことができます。春先の釣り場は川や海など水場の近くに長時間滞在することになるため、暖の取れる装備が必要なときがあります。この製品なら50Wの電気毛布を長時間(約25時間)使用することが可能です。ほかにも、
・合計3つの出力ポートで同時に電気毛布を3枚使用可能
・電気毛布以外の夜間照明なども同時に使える
・パススルー機能で、ソーラーパネルで充電しながら電力供給もできる
などの特性を持っているので、柔軟な使い方ができるのがうれしいところ。太陽光から充電できるため容量を気にせず使用でき、屋外で家電製品が使えるメリットを最大限に活用できる製品です。
Jackery Solar Generator 300 Plus
小型のJackery Solar Generator 300 Plusならリュックに入る大きさで、持ち運びに適した製品です。ソーラーパネルも折り畳み式なのでかさばりません。最大の魅力はやはりコンパクトなのにきちんと家電が使えること。
・家庭用コンセントも1つ使用でき、電気毛布も約6時間使用可能
・ソーラーパネルで充電しながら使用すれば、より長時間の利用も可能
電気毛布以外にも、車載冷蔵庫にも電力を供給できるので、釣った魚を持ち帰るときに鮮度を保ったまま持ち帰れるようになるのも嬉しいですね。また、この製品にはライトも付いています。暗くなってきたときの照明にも使用できて便利な製品です。
Jackery Explorer 100 Plus
手のひらサイズの超小型サイズ、容量は128W、定格出力100Wあります。電気毛布の代わりに電熱ブランケットを使用でき、釣りをしているときの寒さに対応できます。
・超小型だから手軽に持ち運びができる
・屋外でスマホやタブレット、モバイル照明を充電、使用できる
最大の利点は、モバイルバッテリーよりも容量が大きいこと。モバイルバッテリーでは充電できなかったパソコンへの充電も可能で、アウトドアでの充電やちょっとした電気の利用に大いに貢献できる製品です。
まとめ:春に釣りに出かけるときは寒さ対策も忘れずに
今回の記事では、春釣りを楽しむための服装についてくわしくまとめました。
・春釣りに行くときの服装
・春に釣りに出掛ける際に欠かせないアイテム
・場所によって求められる服装の違い
・春釣りに相応しくない服装
など、釣り場によって服装を変えた方が良いポイントをくわしくまとめていますので、「何を着て行こうかな」と迷っている方は参考にしていただける内容になっています。注意点は、朝方や日が暮れてくると、まだ少し寒さを感じることが多いです。水場でもあることから濡れる可能性もあるなど、想像よりも体感温度が低いことも想定して、暖かめの服装をして体調を壊さないようにして楽しみましょう。
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