【徹底解説】ベランダで太陽光発電は可能!方法やキットの選び方も解説

シェア

電気代を節約するために、自宅で太陽光発電をしようと考えている人も多いでしょう。

しかし自家発電を考えているけど、どのようにすればいいのかと悩んでいる人が多いのも事実です。 

ベランダでどのように太陽光発電をするのかお悩みの方だけでなく、これから自家発電を考えている人にも読んでもらいたい内容になっています。ぜひこの記事を参考にしてください。

目次

1.ベランダで太陽光発電は可能!やり方を紹介

ベランダで太陽光発電は可能!やり方を紹介

ベランダに置けるようなポータブルソーラーパネルを使えば、ベランダでも太陽光発電は可能です。最近では、太陽光発電システムを簡単に作れる「太陽光発電キット」がさまざまなメーカーから発売されています。 

その中でもおすすめなのが、設置工事不要で、ベランダに広げるだけで太陽光発電できる折り畳めるポータブルソーラーパネルと持ち運べる蓄電池「ポータブル電源」がセットになったキット。難しい配線が必要なく、初心者でもケーブルを1本つなぐだけで簡単に太陽光発電をスタートできます。ぜひソーラーパネルとポータブル電源のセットで、気軽に太陽光発電を始めてみましょう。

ポータブル電源ソーラーパネルセット-Jackery Solar Generator

2.ベランダ用太陽光発電自作キットの費用相場は5万円~50万円円


「Jackery(ジャクリ)」のベランダ用太陽光発電自作キットの場合、費用相場は50,000円〜500,000円ほどです。ソーラーパネルのスペックやポータブル電源の容量により、かかる費用は大幅に変わります。手軽に始めるなら50,000円から、本格的な据付型太陽光発電システム並に動かしたいなら500,000円程度をみておくと良いでしょう。 

一方、通常の屋根に設置する太陽光発電と蓄電池セットを導入する場合、相場は、200万円~300万円ぐらいです。ベランダに設置できる折り畳みソーラーパネルとポータブル電源のセットよりかなり高額であることはわかります。

複雑なメンテナンス作業もいらないので、一般家庭でも太陽光発電システムを手軽に導入したい場合は、ソーラーパネルとポータブル蓄電池をセットにした「Jackery Solar Generator」がおすすめします。

電気代の節約だけではなく、防災や車中泊、キャンプなどのアウトドアでも活躍できます。

関連記事:家庭用ソーラー発電機のおすすめ7選|選び方から効率の良い発電方法まで

3.ベランダで太陽光発電をする3つのメリット


ベランダで太陽光発電する

ベランダで太陽光発電をするメリットは下記の3つです。

・停電時に活用できる

・電気代を節約できる

・環境にやさしい 

それぞれ詳しくみてみましょう。 

●停電時に活用できる

ベランダでキットを使って太陽光発電を始めれば、停電時に活用して家の電気をまかなえるようになります。たとえば停電時には下記のようなトラブルが発生しますが、ソーラーパネルとポータブル電源があれば心配はいりません。

・スマホを充電できず、連絡も情報収集もできない

・お湯を沸かせず、カップラーメンすら作れない

・冬の停電で暖房が使えず、寒すぎて体調を崩してしまう 

ポータブル電源には家庭のコンセントと同じAC100V電源がついているので、スマホの充電はもちろん電気ケトルや電気毛布、扇風機といった家電も動作可能です。 

※動かせる家電の種類は、ポータブル電源の定格出力に依存します。 

停電時に自分や家族の安心を守りたいなら、ぜひ手軽なベランダ用太陽光発電キットで対策を始めてみましょう。

●電気代を節約できる

ベランダで太陽光発電を始めれば自家発電による電気代の節約効果が期待できます。100Wのソーラーパネルの年間発電量は100kWhといわれており、200Wのソーラーパネルなら年間200kWhほど発電が可能です。年間の電気代に換算すると6,300円の削減効果がある(※)ため、10年以上使えば費用を回収できる可能性があります。 

※参考:全国家庭電気製品公正取引協議会より、電気代1kWあたり31円として計算 

ベランダ用の太陽光発電キットなら、ポータブル電源に電気を貯めて好きな場所で好きなタイミングで使えるのもポイントです。昼間に充電した電気を夜間や悪天候時に使えば、効率的に電気代を節約できます。防災対策をしながら電気代もお得になる、ベランダでの太陽光発電をぜひ始めましょう。

●環境にやさしい

太陽光発電は、「再生可能エネルギー」のひとつである太陽の光で電気を作るので環境にやさしいです。日本の発電量の大半を担っている「火力発電」は、発電時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素を大量に排出します。そのため、お世辞にも環境にやさしい発電方法とはいえません。その点、有害な物質を一切排出しない太陽光発電は、目に見える環境問題への対策として注目されています。 

参考:太陽光発電協会「今なぜ太陽光発電か」 

また太陽光発電で電気を作ることで、家電を使うのにどのくらい電気が必要かがわかります。電気を大切にしようという気持ちになり、日頃から節電を意識して環境に配慮できるようになるでしょう。 

4.ベランダで太陽光発電をするデメリット


ベランダで太陽光発電をするデメリットは下記の4つです。

・ベランダが狭いと設置できない

・電気代を大幅に節約できない

・屋根に設置するものより発電効率が良くない

・季節や天候によって発電量が変わる 

デメリットも把握して、後悔のないようベランダでの太陽光発電を始めましょう。

①ベランダが狭いと設置できない

ベランダが狭いとソーラーパネルやポータブル電源を設置できない可能性があります。コンパクトなタイプもありますが、設置するにはある程度ベランダの広さが必要です。 

またベランダのスペースがなくなると、洗濯物を干したりベランダに出たりしにくくなるかもしれません。日常生活に支障がないかどうかも確認したうえで検討しましょう。

②電気代を大幅に節約できない

ベランダで太陽光発電をしても、電気代を大幅に節約することは難しいでしょう。200Wのソーラーパネルでベランダでの太陽光発電をした場合、年間の電気代削減効果はおよそ6,300円。1台だけでは、普段の電気をすべてまかなうような活用は困難です。 

とはいえベランダ用の太陽光発電キットでも、寿命は10〜20年ほどといわれています。それだけ長い期間利用できれば、購入費用の回収は十分に可能でしょう。また太陽光発電をしていれば停電時にも家電が使えるようになるので、電気代を少しずつ節約しながら災害時への備えもできます

③屋根に設置するものより発電効率が良くない

ベランダの太陽光発電は、屋根に設置するものより発電効率は良くありません。なぜならベランダはどうしても屋根より日陰になる時間が発生しやすく、発電できる時間が限られてしまうからです。そのため屋根とベランダに同じ出力のソーラーパネルを設置したら、屋根のほうが発電量は多くなります。 

しかし、屋根に設置するタイプの太陽光発電の費用相場は130.5万円ほど。「気軽に試せるか」といわれたら、決してそうではない金額です。 

参考:経済産業省「令和5年度以降の調達価格等に関する意見」 

一方、ベランダに設置する太陽光発電キットの費用相場は5〜50万円ほどです。屋根に設置するものよりも圧倒的に安く導入できるため「まずは少ないコストでどのくらい発電できるか試してみたい」という人も手を出しやすいでしょう。

④季節や天候によって発電量が変わる

ベランダで太陽光発電をすると季節や天候によって発電量は変わります。太陽の光が出ていないと発電できないことから、曇り・雨など天候が悪いと発電量が減ってしまうためです。 

ただしベランダ用の太陽光発電キットのメリットとして、「積雪があっても使える」点が挙げられます。屋根の上に設置するタイプのソーラーパネルは、大量に雪が積もると日が当たらなくなり、溶けるまで発電できません。 

しかしベランダ用の太陽光発電キットなら雪が降った時に一旦家の中にしまって、積もった後に雪の上に置くことで発電を再開できます。「季節・天候によるデメリット」は、屋根の上に設置するタイプよりも少ないといえるでしょう。

関連記事:ソーラーパネルの発電効率を高める方法と充電時間の比較

5.ベランダで使う太陽光発電キットの選び方5つのポイント


ベランダで使う太陽光発電キット

ベランダ用の太陽光発電キットを選ぶ際のポイントは下記の5つです。

・ソーラーパネルの出力を確認する

・ポータブル電源のバッテリー容量を確認する

・ベランダに入るサイズか確認する

・変換効率が高いものを選ぶ

・角度を調整できるものを選ぶ 

それぞれ詳しくみてみましょう。

①ソーラーパネルの出力を確認する

太陽光発電キットを選ぶ際には、ソーラーパネルの出力(W)を確認しましょう。ソーラーパネルの出力が高ければ、発電量も増えます。出力が2倍になれば、発電量もほぼ2倍です。ポータブル電源の充電速度が大きく変わるので、使用頻度に応じて選びましょう。

②ポータブル電源のバッテリー容量を確認する

太陽光発電キットの蓄電池のバッテリー容量(Wh)を確認しましょう。バッテリーの容量が大きければ、発電した電気を多く貯めることが可能です。電気を多く貯められれば、夜間や停電時により多くの電気を使用できます。たとえば300Whと2,000Whのポータブル電源では、家電の動作時間がこれだけ違います。 

家電の種類/

ポータブル電源の容量

300Wh

2,000Wh

電気毛布(50W)

約6時間

約40時間

スマホの充電(1回15W)

約20回

約130回

ポータブル冷蔵庫(40W)

約7時間

約50時間

LEDライト(7W)

約40時間

約280時間

 停電時に使用する人数が多いなら、容量もそれだけ大きいものを選ぶのがポイントです。迷ったら当社の「Jackery Solar Generator 1000 Plus」のように、後からバッテリーの容量を拡張できるモデルを選ぶと良いでしょう。

③ベランダに入るかサイズを確認する

太陽光発電キットがベランダに入るか確認しましょう。サイズを確認せずに購入すると、思ったよりもサイズが大きくベランダに入らない可能性があるからです。配線などが多いと、余計に幅をとりベランダのスペースがなくなってしまう場合もあります。 

なお「Jackery(ジャクリ)」の太陽光発電キット「Jackery Solar Generator」は、ソーラーパネルとポータブル電源、1本のケーブルだけで太陽光発電をスタート可能です。ソーラーパネルはスタンド付きで奥行が最小限で済むため、少ないスペースでも設置できます。 

「ベランダが狭くて入らなそう…」と思っている方は、ぜひJackery製品の寸法とベランダの幅を比較してみてください。ギリギリ収まるスペースがあれば、十分に太陽光発電をスタートできるでしょう。

④変換効率が高いものを選ぶ

太陽光発電キットは、変換効率が高いものを選びましょう。変換効率とは太陽光を電気に変える割合のことで、高いほど効率よく発電できます。太陽光発電キットは、変換効率が20%以上と高いモデルを選ぶのがおすすめです。メーカーのサイトで、発電効率を確認してみてください。 

なお当社Jackeryのソーラーパネルは、業界最高レベルの発電効率約25%を誇ります。少ない日照量でも効率良く発電が可能なため、もっとも日が当たる真南方向ではないベランダで太陽光発電を始めたい人にピッタリです。

⑤角度を調整できるものを選ぶ

太陽光発電キットは、角度調整できるものを選びましょう。角度調整ができないとうまく太陽光が当たらないため、効率よく発電できません。太陽光発電協会によれば、真南向き・30度の角度でソーラーパネルを設置した際、発電量はもっとも増加します。 

参考:太陽光発電協会「設置方位や設置角度の影響はありますか?」 

Jackeryのソーラーパネルは、簡単に角度を調整できるスタンド付き。角度調整ができるJackeryのソーラーパネルで、無駄のない太陽光発電を始めましょう。

6.ベランダ用太陽光発電キットおすすめ4選

ベランダ用太陽光発電キットおすすめ4選


ベランダ用太陽光発電キットは、ソーラーパネルとポータブル電源のセット「Jackery Solar Generator」がおすすめ。「Jackery Solar Generator」は、12年間で全世界400万台以上の販売実績があります。

またケーブルを接続するだけで簡単に使用できるので、初めて太陽光発電をする方にもおすすめします。とくにベランダでの太陽光発電におすすめのキットをピックアップしました。ぜひ予算や目的にあったモデルを選んで、ベランダでの太陽光発電をスタートしましょう。

●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット:本格的なベランダ太陽光発電をスタートしたい人向け

ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 200W」と「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」をセットにした製品です。

Jackery SolarSaga 200Wの変換効率は最大25%で、1枚なら最大200Wを出力できて業界最高レベルの変換効率を実現。少ない太陽光でも発電ができるため、曇りや雨の日が多い地域でも大活躍するでしょう。

蓄電池用のJackery ポータブル電源 2000 Plusは2,042Whの大容量で、大人数でも複数の家電を同時に使用可能。定格出力も3,000Wとなっており、家にある家電に動かせないものはありません。スマホの充電から電子レンジ・エアコンの使用まで幅広く活躍します。 

さらに、バッテリー拡張に対応し、最大24KWhまで容量を増強可能です。据付型の太陽光発電システムに負けない、超本格的な設備にも進化します。本格的にベランダ太陽光発電を始めたい方は、ぜひJackery Solar Generator 2000 Plusから試してみてください。

●Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット

業界最軽量(2000Whクラス帯)の「Jackery ポータブル電源 2000 New」(容量:2042Wh、定格出力:2200W)とJackery SolarSaga 200W ソーラーパネルを組み合わせたベランダや庭で使える太陽光発電機です。1回太陽光発電で蓄電できた電力(2042Wh)は、炊飯器(330W)なら5.3時間、電気毛布(55w)なら25時間継続に稼働できます。

●Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源  セット

「Jackeryポータブル電源1000Plus」と単体でスマホやタブレットにソーラー充電できる「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」をセットにした太陽光発電キットです。ベランダで太陽光発電できた電気量は、製氷機(500w)なら2.2時間、コーヒーメーカー(1080w)なら1.3時間稼働し続けられます。

●Jackery Solar Generator 1000 New ポータブル電源 ソーラーパネル

大容量(1070Wh)の「Jackeryポータブル電源1000New」と「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」をセットにした製品です。ポータブル電源は1000Wh~1500Whクラス帯で最軽量を実現できています。ベランダや庭に設置して太陽光発電・蓄電した電力をどこへも持ち歩けます。

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セット

中容量モデル「ポータブル電源600 Plus」とソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100 Prime」をセットにした太陽光発電システムです。Jackery SolarSaga 100 Primeソーラーパネルは、ベランダだけではなく、車の屋根やヨットに取り付けることができます。両面発電で業界トップクラスの発電効率を実現。IP68レベルの防水防塵に対応して、TÜV 認定の防水防塵内装により、常に高いパフォーマンスを保証します。

●Jackery Solar Generator 300 Plus 100W:低コストでベランダ太陽光発電を試してみたい人向け

ソーラーパネルは折りたたみ式で、圧倒的にコンパクトなサイズ感が魅力。変換効率は24%と業界最高レベルで、少ない日照量でも効率的な発電を実現しています。またソーラーパネルにもポータブル電源にも取っ手が付いているので、持ち運びにも便利です。リュックに入れて行く先々で活用するのも良いでしょう。それにもかかわらず、74,600円という低価格ですべてが揃います。 

そのうえ5年の無料保証がついているため、「買ったばかりなのに壊れた…」「まだ4年しか使っていないのに、調子が悪くなった…」というケースも心配なし。損をする不安なく、安心して購入できること間違いなしです。低コストでベランダ太陽光発電を試したい方におすすめします。

まとめ


ベランダ用太陽光発電の自作キットは、5〜50万円から手軽に導入できる「Jackery Solar Generator」がおすすめです。手軽で高コスパながら本格的な太陽光発電システムのように活用でき、停電対策や電気代の節約ができます。ぜひ「Jackery Solar Generator」ベランダで太陽光発電を始めて、停電時の備えや節電に役立てましょう。

関連人気記事
サマーセール|Jackery Japan