キャンピングカーの外部電源として使えるものは?仕組みや5つの種類・おすすめを紹介

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キャンピングカーでの車中泊における「電力不足」の問題は、外部電源の活用で解決できます。外部電源の選択肢はRVパークや電源サイトでの接続から、持ち運び可能なポータブル電源までさまざまです。 

この記事では、キャンピングカーの外部電源の基礎知識や、使える外部電源の種類を詳しく解説します。電力不足に悩まされることなく、自宅のような快適さでキャンピングカーライフを満喫する方法を見ていきましょう。

目次
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1.キャンピングカーの外部電源とは?必要は?

キャンピングカーの外部電源とは?

キャンピングカーの外部電源とは、車両に標準装備されているサブバッテリー以外から電力を取り入れる仕組みのことです。

サブバッテリーだけではまかないきれない電力需要にも対応できるので、より快適な車中泊を実現するために欠かせない設備といえるでしょう。以下で、まずはキャンピングカーの外部電源の基本を解説していきます。

●「外」から電気を引っ張ってきて車内で使うための電源のこと

外部電源は文字通り、キャンピングカーの「外部」から電気を取り込むシステムです。車両内部のサブバッテリーとは異なる独立した電力供給源として機能し、使える電力の容量を大幅に拡張できます。キャンピングカーの外部電源は以下の2種類です。 

施設等から電力を供給してもらうタイプ

ポータブル電源のように独立した蓄電装置を車内に持ち込むタイプ

どちらの方式も、標準のサブバッテリーでは使用できない家電の稼働や長時間の電力使用を可能にします。電子レンジ、エアコン、電気ケトルなどのさまざまな家電を、自宅と同じイメージで使えるようになるのがメリットです。

●使い方は簡単!キャンピングカーの差込口と電源側のコンセントを接続するだけ

外部電源の使用方法は非常にシンプルで、特別な知識や技術は必要ありません。キャンピングカーに装備されている「外部電源入力ソケット」と、電源供給側のコンセントを専用ケーブルで接続するだけで電力を取り込めます。 

多くのキャンピングカーには外部電源入力ソケットが標準装備されています。防水仕様になっているため雨天でも安心して使用可能です。配線工事や特別な接続作業は一切不要で、誰でも手軽に電力を確保できるでしょう。

●外部電源があればメインバッテリーの充電切れ解決&車内が快適に!

外部電源の導入により、キャンピングカーでの生活の質が劇的に向上します。 

標準のサブバッテリーは容量100〜105Aが一般的で、実際に家電で使える電力は約960Wh程度。これでは、目安として電気毛布(50W)を19時間、電気ケトル(600W)を1.6時間程度しか使えません。外部電源を追加すれば容量の制約から解放され、複数の家電でも同時に長時間使用できるようになります。 

また、メインバッテリーへの負荷も軽減されるため、エンジン始動不良のリスクも回避可能。安心して車中泊を楽しめるだけでなく、季節を問わず快適な室内環境を維持できるでしょう。 

キャンピングカーの車中泊におすすめの外部電源「ポータブル電源」一覧:


2.キャンピングカーの外部電源として使えるもの 

ポータブル電源

外部電源の必要性を踏まえて、ここではキャンピングカーの外部電源として使える設備をご紹介します。キャンピングカー内で使用する電力を増やす手段はいくつか方法があります。外部電源を別に確保する方法や、サブバッテリーを増設することもできます。それぞれの方法にはメリット&デメリットがあるため、あなたの車中泊に合った方法を探してみてください。

①自宅のコンセント

自宅駐車時に家庭用コンセントを直接外部電源として活用する方法です。キャンピングカーの外部電源入力ソケットと自宅のコンセントを専用ケーブルで接続するだけで、いつもの家庭用電力を車内に供給できます。 

〇メリット:電力制限がなく経済的 

家庭用電源なので電力容量に余裕があり、エアコンや電子レンジなど大型家電も制限なく使用できます。また、家庭用電気料金で利用できるため経済的で、長時間使用しても費用をあまり気にする必要がありません。出発前の準備期間中にサブバッテリーの充電も同時にできるため、旅行先での電力不足を予防できるでしょう。 

〇デメリット:自宅駐車時のみ利用可能

当然ながら、自宅に駐車している時以外は利用できません。旅行先では使えないため、他の外部電源手段との併用が必要になります。

②オートキャンプ場の電源サイト

多くのオートキャンプ場で提供されている電源付きサイトを利用する方法です。専用の電源ボックスからキャンピングカーに電力を供給でき、一般的には1,000〜1,500W程度の電力を利用できます。 

〇メリット:夜間も安心して電力使用可能

キャンプ場の電源サイトは24時間利用可能で、夜間でも安心して照明や暖房、調理器具を使えます。利用料金はサイト使用料に含まれているか、別途500〜1,000円程度の追加料金で利用可能です。管理された環境での電力供給なので、安全性も高いといえるでしょう。 

〇デメリット:予約が取りにくく電力に上限あり

電源サイトは人気が高く、とくに週末や連休は予約が取りにくい場合があります。また、使用できる電力には上限があるため、複数の家電を同時使用する際は注意が必要です。電源なしサイトより料金が高くなる点もデメリットといえます。

③RVパークなどの施設の外部電源

RVパークは、車中泊を目的とした車を停泊できる施設です。RVパークの多くは電源が取れるようになっています。キャンプ場で言う電源サイトのような設備です。RVパークを利用するポイントは、

・キャンピングカーの多くは外部からの電源を繋げられる装備が備わっている

・RVパークの電源を利用することで、使用できる電力を底上げできる

ことです。ただ、上限がないわけではありません。RVパークで使用できる消費電力の合計は、1000W~1500W。これを踏まえて電気を使うようにしましょう。メリット&デメリットは以下の通りです。 

〇メリット:時間を気にせず利用できる

RVパークから得られる電力は、消費量の上限はあっても使用時間の制限はありません。RVパークを利用中は使い続けられるのがメリットです。たとえば、冬の車中泊で利用する場合、電気毛布を一晩中使えたり、電気ヒーターを長時間利用できたりするので、快適な車中泊を過ごせるでしょう。 

〇デメリット:施設以外では利用できない

当然ながら、停泊している場所以外でRVパークの電気を使うことはできません。決められた枠内での利用に限られていることがデメリットとしてあげられます。 

注意点:道の駅ではほとんど外部電源使用不可

ほとんどの道の駅では外部電源の使用が禁止されており、コンセントが設置されていても車中泊者の利用は認められていません。道の駅は本来、休憩施設として設置されており、宿泊施設ではないためです。一部の道の駅では電源利用可能な場所もありますが、事前の確認が必要となります。 

道の駅を利用する場合は、ポータブル電源などの独立した電源の準備が欠かせません。長期間の道の駅巡りを計画している方は、とくに大容量ポータブル電源を用意しておくことをおすすめします。

④ポータブル電源を装備する

キャンピングカーで使える外部電源:ポータブル電源

ポータブル電源は持ち運びができる蓄電池のことです。家庭用電源が使えるのが特徴で、キャンピングカーの居住スペースにも手軽に設置できるバッテリーです。容量やサイズも種類があって、必要となる容量を選べるのが特徴です。メリット&デメリットは以下の通りです。 

〇メリット:手軽に設置できる

専用コードや配線の必要がなく、インバーターなどの変換器も必要ありません。キャンピングカー内の設置場所を確保するだけで、手軽に電力を確保できるのがメリットです。また、運び出せるのも魅力のひとつ。キャンピングカー以外の場所でも使用できるため、キャンプなどのアウトドアに直接持っていけるのも魅力です。 

〇デメリット:容量制限がある

ポータブル電源には決められた容量があり、それ以上は使用できません。蓄えられた容量を使い切ってしまうと、充電する必要が出てくるのがデメリットです。 

〇容量の大きいポータブル電源があれば解決!

容量制限のデメリットを克服したいのであれば、余裕をもって大きめのポータブル電源を購入することで、容量不足を解消することができます。サイズはかなり大きくなりますが、最大3000Whくらいのポータブル電源が販売されています。設置場所を確保できるなら、大きめのものを選んでおきましょう。 

キャンピングカーにおすすめのポータブル電源は下記:


⑤サブバッテリーの増設

最後はサブバッテリーの増設です。増設できれば、サブバッテリーの容量を倍に増やすことが可能です。自分で増設することも可能ですが、電気関連の知識やDIYの経験がないと難しいかもしれません。不安な方は、増設工事を業者さんに依頼した方が安全です。

バッテリー費用と工賃がかなりかかることも予想されるため、事前に見積もりを取って検討しましょう。メリット&デメリットは以下の通りです。 

〇メリット:メインバッテリーを消費せずに電力を使える

メインバッテリーを消費することなく、サブバッテリーのみで居住スペースの電力を賄えるようになります。使える電力は単純に倍になるので、持ち込める家電製品も増やせそうです。 

〇デメリット:インバーターが別途必要

増設方法によりますが、増設したサブバッテリーには別途インバーターが必要になることもあるので注意が必要です。増設にかかる費用は予想よりも高くつくこともあります。追加の配線工事やサブバッテリーそのものの値段も安くはないため、費用面でもデメリットな部分が出てくる可能性があります。 

3.キャンピングカーの外部電源には「ポータブル電源」がおすすめ

キャンピングカーの外部電源には「ポータブル電源」がおすすめ

数ある外部電源のなかでも、大容量の蓄電池「ポータブル電源」は汎用性が高く実用的な解決策といえます。施設や設備への依存がないため、ポータブル電源なら自由度の高いキャンピングカーライフを実現可能です。以下で、おすすめの理由を詳しく解説します。

おすすめの理由①複数の充電方法に対応で充電切れの心配なし

ポータブル電源は家庭用コンセント、シガーソケット、ソーラーパネルなど複数の充電手段を使い分けられます。そのため、どのような状況でも電力を確保できるのがメリットです。晴天時はソーラーパネル、走行中はシガーソケット、施設利用時はACコンセント電源と使い分けることで、旅先でも常に満充電状態を維持できます。 

とくに「ソーラーパネル」があれば、日中の駐車時間を有効活用して太陽光発電で充電できます。これにより、長期間の車中泊でも電力不足に悩まされることがありません。しかも、ソーラーパネルなら充電コストは0円です。

おすすめの理由②専用ケーブルがあればメインバッテリーの充電も可能

多くのポータブル電源では、専用充電ケーブルを使用してキャンピングカーのメインバッテリーへの充電も可能です。エンジンを切った状態でも車両のバッテリーの充電ができるため、バッテリー上がりの心配もありません。 

逆に、キャンピングカーからポータブル電源への走行充電も可能です。走行時間を活用しつつお互いを充電しあえるので、手軽に電力を有効活用できます。

おすすめの理由③「持ち運び」が前提の設計で圧倒的に扱いやすい

コンパクトで軽量な設計により、車内での移動や設置場所の変更が容易です。また、頑丈な筐体と衝撃に強い構造で、車両の振動や移動時の衝撃にも十分耐えられます。 

さらにJackery(ジャクリ)のように、多くの製品にはキャリーハンドル(持ち手)が装備されており、一人でも簡単に運搬可能です。車内で使うシーンはもちろん、キャンプで車外にちょっと電源が欲しいときにも大活躍すること間違いなしでしょう。

おすすめの理由④キャンピングカー以外の用途にも使える

ポータブル電源の魅力は、キャンピングカー以外でも幅広く活用できることです。 

自宅での停電対策、アウトドアキャンプ、屋外イベント、DIY作業……など、車中泊以外の電源が必要なあらゆるシーンで活躍します。一台購入すれば、キャンピングカー旅行以外の投資効果も期待できるため、実質的に「コスパ」の高いアイテムといえるでしょう。ソーラーパネルも用意して普段使いし、いつもの電気代を大幅カット……なんて使い方も可能です。 

また、普段は自宅で防災用品として保管し、旅行時のみキャンピングカーに持ち込むのもOK。柔軟に運用すれば、ポータブル電源の価値を最大限に引き出せるでしょう。

関連記事:キャンピングカーでポータブル電源を使うメリットは?選び方やおすすめ商品・使用時の注意点も紹介

4.キャンピングカーの外部電源におすすめのポータブル電源3選

キャンピングカーの外部電源におすすめのポータブル電源3選

キャンピングカーの外部電源として、ポータブル電源を検討されているならJackery製品がおすすめです。 

Jackeryは2012年の創業以来、ポータブル電源とソーラーパネルの専門メーカーとして発展してきました。現在では世界累計販売台数600万台を突破し、ポータブル電源業界では確固たる地位を築いています。キャンピングカーの外部電源としてJackeryポータブル電源がおすすめな理由は以下の通りです。 

 携帯性の高さ:他社製品と比べて30~50%ほど軽量・コンパクトな設計でキャンピングカー内への設置や移動が容易

 長寿命設計:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用により10年以上の長期使用が可能

 高い安全性:多重のバッテリー保護システムで車内での長時間使用も安心

 充実のサポート:5年間の長期保証で万が一の初期不良でも損をする心配なし

さらに、Jackeryではキャンピングカーなどでの車中泊需要に対応すべく、新たにポータブル電源への急速走行充電器Jackery Drive Charge(ドライブチャージャー)600W」という製品をリリースしました。一般的なシガーソケットを使った走行充電と比較し、6倍以上の高速充電が可能です。これがあれば、もはやキャンピングカーでポータブル電源の充電切れの心配はないでしょう。 

以下では、キャンピングカーの外部電源として特におすすめのポータブル電源製品をご紹介します。用途に合った1台を見つけて、さっそく導入してみてください。

①Jackeryポータブル電源 2000 New

キャンピングカーの外部電源におすすめのポータブル電源:Jackery ポータブル電源 2000 New

キャンピングカーでの外部電源デビューに最適なポータブル電源製品です。2042Whの超大容量に加えて、定格出力2200W(瞬間最大4400W)の高出力のため、ほぼすべての家電が動かせます。

4,000回の充放電サイクルにより毎日使用しても10年以上使えて、長期的にみると圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。 

さらにCTB技術により大幅軽量化を実現しており、スペース利用率が増加し、エネルギー効率、強度も従来の構造よりはるかに高くなりました。

パススルー機能により充電しながらの使用も可能で、走行充電と家電使用が同時にできます。

急速走行充電器「Jackery Drive Charge 600W」を使うと、5.6時間と短時間でのフル走行充電が可能です。「なるべく安く済ませたい、でも本格的に電力は確保したい」という欲張りな方におすすめします。

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②Jackery ポータブル電源 3000 New 

Jackery ポータブル電源 3000 New セット 稼働時間2

キャンピングカーで本格的な車中泊ライフを求める方に最適な超大容量ポータブル電源です。定格出力3,000W(瞬間最大6,000W)のハイパワー設計に加えて、3072Whの超大容量のため、キャンピングカーで冷蔵庫やテレビの長時間使用はもちろん、エアコン、電子レンジ、電気ケトルなどの高出力家電を複数同時に動かすこともできます。

世界で初めて、自動車のバッテリーにも使われる「CTB構造」をポータブル電源に導入し、他社平均と比較してサイズは約47%・重量は約43%も小さくなっています。圧倒的な使いやすさを実現した1台です。 

しかもJackery Drive Charge 600Wを使えば、走行しながらわずか5.6時間でフル充電が完了します。家族でのキャンピングカー旅行や、オフィス機能を持つキャンピングカーでのワーケーションなど、電力を大量に使うシーンで真価を発揮するでしょう。

製品ページはこちら

5.キャンピングカー外部電源に関するよくある質問 

キャンピングカーの外部電源についてよくある質問をまとめました。外部電源についてくわしく知りたい方は参考にしてください。 

①キャンピングカーの外部電源接続におすすめな防水ケーブルは?

キャンピングカーの外部電源接続におすすめな防水ケーブルは?

引用:Amazon

キャンピングカーの外部電源接続には、AUTKLER BTJP-AU20-WIJO5がおすすめです。

この製品は2芯丸型航空防水コネクター仕様で、IP67の高い防水性能を備えています。20Aまで対応可能で、一般的なキャンピングカーの電力需要なら十分です。 

また、航空グレードのコネクターを採用しているため、雨天や湿度の高い環境でも安心して使えます。多少値は張りますが、外部電源を頻繁に利用する方には価値の高いアイテムといえるでしょう。

②キャンピングカーの外部電源のソケットは自作できる?必要な機材は?

キャンピングカーの外部電源ソケットの自作は技術的には可能ですが、相当な専門知識と技術が必要です。 

自作には車体への穴開け加工、防水処理、電気配線、安全装置の取り付けなど複数の専門的な作業が必要になります。とくに防水処理が不十分だと車内への浸水や電気系統のトラブルを引き起こす可能性があり、安全上のリスクも高いです。また、不適切な配線は火災や感電の原因となる恐れもあります。 

費用を抑えたい気持ちは理解できますが、安全性を考えると専門業者への依頼がおすすめです。多くのキャンピングカー専門店で取り付けサービスを提供しているため、まずは見積もりを取って比較検討してみましょう。

③RVパークで電源を取るには?

RVパークで電源を使用するには、受付での申請が必要です。チェックインの受付時に電源の使用を申し出ることで、電源ボックスのカギを渡してくれます(管理人さんがあけてくれるところもある)。 

④キャンピングカーのインバーターとは?必要性と接続する方法は?

インバーターは車用のシガーソケット12V直流電源を、家庭用コンセント(100V交流電源)が使えるように変換してくれる装置のことです。インバーターの種類によって変換できる容量が違うため、使用したい家電製品の消費電力に合ったインバーターが必要となります。接続方法は簡単で、サブバッテリーからインバーターにシガーソケットを差込み、インバーターに備え付けられているコンセント差込口に家電製品の電源を差し込めば使用できます。 

まとめ:キャンピングカーに外部電源を装備して快適車中泊 

キャンピングカーの外部電源は、車中泊の快適性を大幅に向上させるアイテムです。外部電源があれば自宅と同じような家電を自由に使えるようになります。 

キャンピングカー外部電源の選択肢は、RVパークや電源サイトでの接続から、場所を選ばないポータブル電源までさまざまです。とくに複数の充電方法に対応し、キャンピングカー以外でも活用できる「ポータブル電源」は投資効果も高いでしょう。

Jackeryのポータブル電源なら、世界600万台の販売実績に裏打ちされた品質と安全性で、安心してキャンピングカーライフを楽しめます。容量や用途に応じたモデルで、電力不足の心配なく、思う存分車中泊を満喫してください。

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