1.犬と過ごす室内の寒さ対策グッズ7選
冬の寒さを放っておくと、犬も体調を崩してしまう可能性があります。愛犬の健康のためにも、暖かい部屋で過ごせるようにしっかりと寒さ対策を行いましょう。
ここでは、愛犬と過ごす室内の寒さ対策グッズを7つ紹介します。
●エアコン:室温は19〜22度が快適
室内の寒さ対策として、もっとも手軽で取り入れやすいのが「エアコン」です。エアコンで室温を安定させれば、寒さに弱い犬種や高齢犬も快適に過ごすことができます。
室温は19〜22度が目安で、エアコンの風が愛犬の体に直接当たらないように工夫するのがポイント。エアコンを使用すると乾燥しやすくなるので、加湿器を併用するなどの乾燥対策も行いましょう。
●ホットカーペット:35度前後に設定し、低温火傷を防ぐ工夫を
「ホットカーペット」は、犬の足元を温めるのに最適のアイテムです。ただし、設定温度が高すぎると低温火傷の危険があるので、35℃前後に温度を設定しましょう。
薄いブランケットやタオルをカーペットの上に敷くなど、愛犬の体がカーペットに直接当たらないように工夫するとより安心して使用できます。
また、体の同じ部分が長時間カーペットに触れないように、ときどき位置を変えたりと愛犬の様子を確認しながら使用しましょう。
●暖かいベッド:暖かい素材・ドーム型がおすすめ
寒い冬でも愛犬が安心して過ごせる居場所を作るなら、暖かいベッドを用意してあげましょう。とくに暖かい素材のフリースやボア素材のもの、外気を遮断できるドーム型のベッドがおすすめです。
また、ベッドの下に断熱マットやラグを敷くなど、底冷えしないように工夫するとより暖かさを確保できます。
●毛布:ケージやベッドに敷いたり、お出かけにも便利
「毛布」はケージやベッドに敷くだけで、寒い冬でも愛犬が快適に過ごせる居場所を作ることができます。毛布に包まれば体温を保ちやすくなるため、とくに寒さに弱い犬種や子犬、高齢犬におすすめです。
また、毛布は軽量で持ち運びやすいので、冬のお出かけ時の防寒としても活躍します。洗濯可能な素材のものを選べば清潔に繰り返し使えるので、普段使いできる犬の寒さ対策として用意しておきたいアイテムです。
●ペット用湯たんぽ:カバーをつけて低温火傷を防ぐ
「ペット用湯たんぽ」は、電気を使わずにじんわり優しく愛犬を温めてくれるアイテムです。ただし、安全に使用するには以下の3つポイントをおさえておきましょう。
・愛犬の肌に直接触れないようにする
・お湯の温度は40〜50度
・耐久性のあるものを選ぶ
ペット用湯たんぽは低温火傷を防ぐために、必ず専用のカバーをつけて肌に直接触れないように工夫してみてください。また愛犬が噛んで破損してしまう可能性もあるので、耐久性の高い金属製やプラスチック製のものがおすすめです。
●ペット用ヒーター:使用方法に注意
「ペット用ヒーター」は犬の寒さ対策として非常に便利なアイテムです。ただし、安全に使用するためには、以下の3つのポイントに注意してください。
・肌に直接触れないようにカバーをつける
・コードカバーを装着する
・熱中症に注意する
ペット用ヒーターが肌に触れてしまうと火傷の危険があるので、必ずカバーをつけて使用しましょう。コードを噛んで感電してしまうリスクを避けるため、コードカバーを装着して安全性を確保するのも重要です。
また、長時間使用すると体に熱がこもって熱中症になってしまう可能性もあるため、暑さを感じたときに涼める場所を作ってあげましょう。
●ポータブル電源:冬の停電対策に
寒い冬に停電が発生すると、エアコンやヒーターなどの暖房器具が使えなくなります。
このとき注意したいのが低体温症です。低体温症になると血圧や心拍数が低下し、最悪の場合命を落としてしまう可能性があります。
より安全に愛犬と冬を越すためにも、以下の理由から停電対策として「ポータブル電源」を用意するのがおすすめです。
・停電時にもエアコンやヒーターなどの暖房器具が使用できる
・ソーラーパネル対応なら停電が長期化しても太陽光発電で繰り返し使用できる
・キャンプなど冬のアウトドアでも活用できる
ポータブル電源は、コンセントのない場所でも家電などに電力供給ができる大容量バッテリーです。エアコンやヒーターといった暖房器具にも給電できるので、冬に停電が発生しても愛犬を寒さから守ることができます。
またソーラーパネルに対応したモデルなら太陽光発電で繰り返し充電ができ、停電が長期化しても安心です。
さらに停電対策としてだけでなく、キャンプなどのアウトドアにも活用できます。愛犬とのキャンプで火を使うのは危険ですが、ポータブル電源があれば火を使わずに調理ができるので安心です。非常時に備えながら冬のお出かけも楽しみましょう。
2.散歩やお出かけなど愛犬と外で過ごすときの寒さ対策3選
愛犬の健康を考えると、寒い冬でも散歩が欠かせません。
そこで、冬のお出かけ時に役立つ寒さ対策を3つ紹介します。外出時の寒さを少しでも和らげて、愛犬と楽しく出かけましょう。
●お散歩は暖かい時間帯を選ぶ:10時〜15時ごろが理想
冬のお散歩は、10時〜15時ごろの暖かい時間帯に行いましょう。この時間帯は日差しによって気温が上がり、地面の冷たさも和らぐので愛犬の体が冷えにくくなります。
とくに短毛犬や小型犬などの寒さに弱い犬種は、朝晩の冷え込みが厳しい時間を避けるようにしてください。また、お散歩に出るなら日差しがあって天気がいい日を選びましょう。
●防寒グッズを使用する:防寒服・犬用ブーツなど
冬のお散歩では、防寒服や犬用ブーツなどの「防寒グッズ」を使用するのがおすすめです。とくに防寒服は愛犬の体温を保つために欠かせないアイテムなので、犬種や体型にあった動きやすいものを選びましょう。
犬用ブーツは、冷たい地面や雪道から愛犬の足を守るのに非常に役立つアイテムです。ただし、防寒服や犬用ブーツは慣れていないと嫌がる場合があります。防寒グッズを着用してスムーズに出かけられるように、事前に慣らしておきましょう。
●肉球のケアを行う:乾燥やひび割れ、冷えから守る
冬のお散歩では寒さや雪道に散布された塩分、砂によって肉球が乾燥したりひび割れたりする可能性があります。こうした肉球トラブルを防ぐために、散歩前には専用の肉球バームや保湿クリームを塗って肉球を保護しましょう。
地面からの冷えを防ぐために、犬用ブーツを併用するのも効果的です。また散歩後には、ぬるま湯で肉球に付着した汚れや塩分を優しく洗い流し、しっかり乾かしてから再度保湿を行いましょう。
3.100均アイテムを使用した犬の寒さ対策6選
コスパを抑えて最低限の寒さ対策をするなら、100均アイテムを活用するのがおすすめです。
ここからは、100均アイテムを使用した犬の寒さ対策を6つ紹介します。100均アイテムをうまく活用して、コストを抑えながら暖かい環境を整えてあげましょう。
●ペット服:お散歩時の防寒対策に
お散歩時の防寒対策として活躍するペット服は、100均でも手に入れることができます。汚れても気軽に買い替えられるため、お散歩用として汚れてもいい服を用意するのにぴったりです。
また100均のペット服はデザインやサイズ展開が豊富なので、コストを抑えながら愛犬にぴったりの一着を見つけられるでしょう。
●ブランケット・マット:ケージ内に敷いて底冷え防止
100均で手に入るブランケットやマットは、愛犬のケージ内の寒さ対策に最適なアイテムです。冬は床からの冷気がケージ内に伝わりやすいため、ケージ内に敷いて暖かい環境を作ってあげましょう。
またペット用ヒーターと併用することで、さらに暖かさがアップします。汚れても気軽に洗えるので清潔を保ちやすく、コストパフォーマンスも抜群です。
●アルミシート:ケージ内に敷いて底冷え防止、ケージを囲って冷気を遮断
100均のアルミシートは、愛犬のケージ内の暖かさを保つのに非常に便利なアイテムです。
ケージの底に敷くことで地面からの冷気を遮断し、ケージ内の底冷えを防ぎます。さらに、ケージをアルミシートで囲うことで外からの冷たい空気を遮断し、保温効果を高めることも可能です。
汚れてもサッと拭くだけで清潔に保てるので、手軽に実践できる寒さ対策として活用してみてください。
●断熱カーテン:ケージを覆うように取り付けて冷気を防ぐ
100均で購入できる断熱カーテンは、愛犬のケージ周りの寒さ対策に非常に効果的なアイテムです。ケージの外側にカーテンを取り付けることで冷気が遮断され、温かさをしっかり保つことができます。
断熱カーテンは軽量で簡単に取り付けられ、必要に応じて取り外しも可能です。カーテンの素材が厚手で保温性が高いため、寒さが厳しい時期でも愛犬が快適に過ごせる温かい空間を作ることができます。
●隙間テープ:窓やドアの隙間を埋めて部屋の断熱性をアップ
100均の隙間テープは窓やドアの隙間に貼ることで外からの冷気を防ぎ、部屋の断熱性がアップするアイテムです。
窓やドアの隙間から冷気が侵入すると暖房をつけていても部屋がなかなか暖まらないので、より効果的に寒さ対策を行うためにも隙間テープを活用しましょう。
設置が簡単でコストも抑えられるため、手軽に寒さ対策を強化したい方におすすめです。
●断熱シート:窓に貼るだけで外からの冷気を軽減
100均で購入できる断熱シートは、窓に貼るだけで外からの冷気を効果的に軽減してくれる優れたアイテムです。
窓から入る冷気は室内の温度を下げてしまうので、断熱シートを貼って愛犬が快適に過ごせる環境を作ってあげましょう。
シートは窓のサイズに合わせてカットでき、取り付けも非常に簡単。透明なタイプを選べば、外の景色や自然光を遮らずに快適な室内環境を保ちながら寒さ対策を行えます。
4.停電や愛犬と一緒の冬キャンプの寒さ対策で大活躍するJackeryポータブル電源
ポータブル電源は、冬の停電やキャンプ、車中泊などの寒さ対策として非常に頼りになるアイテムです。
【Jackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめの理由】
・エアコンやホットカーペットなどの暖房器具が停電時にも使用できる
・ペット用ヒーターが外でも使えるから愛犬と一緒に冬キャンプを楽しめる
・軽量でコンパクトな設計だから持ち運びやすい
・防災安全協会に認められるほど安全性が高いから愛犬といても安心して使用できる
・自然放電が非常に少ないから長期保管していてもいざという時にすぐに使用できる
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源はリュックにも入る小型モデルから、ほぼすべての家電が使用できる高性能モデルまでラインナップが豊富。使用したい家電や使用人数に合わせて選べるので、自分にぴったりの一台を見つけることができるでしょう。
さらにソーラーパネルにも対応しているので、連泊キャンプや停電が長期化したときにも太陽光発電で繰り返し充電が可能です。Jackeryのポータブル電源で電力を確保し、安全を確保しながら愛犬と過ごす冬をより楽しみましょう。
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5.犬の寒さ対策の注意点3選
犬の寒さ対策は間違った方法で行ってしまうと、逆に健康を害してしまう可能性があります。
ここからは、犬の寒さ対策を行う上での3つの注意点を解説していきます。愛犬が安心安全に過ごせる環境を整えてあげましょう。
●犬が寒いと感じる温度と寒い時のサインを知っておく:暖めすぎはNG
犬種や年齢、体調によっても異なりますが、一般的に犬が寒いと感じる温度は「10℃以下」とされています。犬は寒さを感じると以下のようなサインが見られることがあるので、対策を行って寒さから守ってあげましょう。
・体を震わせる:体を震わせて熱を作るため
・体を丸くする・鼻を隠して寝る:体温の放出を抑えるため
・暖かい場所を探す:体温を維持するため
・水を飲まなくなる:水を飲むことで体温が下がるため
・運動量が減る:体温を維持するために多くのエネルギーを消費するため
ただし、上記のようなサインが見られたからといって暖めすぎてしまうのはNGです。過剰な暖房や防寒服はうまく体温調節できなくなり、熱中症や皮膚トラブルを起こすリスクがあります。
愛犬の様子をよく観察しながら、適切な温度で寒さ対策を行いましょう。
●低温火傷・火傷に注意:直接触れないように工夫する
犬の寒さ対策としてヒーターやホットカーペットを使用する際は、低温火傷や火傷に注意する必要があります。「肌が直接触れないようにカバーをつける」「犬が触れにくい場所に設置する」など工夫して使用しましょう。
また犬は体温調節が苦手なので、暑さを感じたときに涼める場所を作ってあげるのもポイントです。寒さ対策として暖房器具を使用する際は、安全に考慮しながら愛犬の体調をよく観察しましょう。
●加湿器を使用するなど乾燥対策を行う:脱水症状を防ぐ
冬は暖房を使用することによって室内が乾燥しやすく、犬もその影響を受けやすいです。乾燥は脱水の原因となるだけでなく、皮膚のかゆみや鼻の乾燥といったトラブルを引き起こす可能性があります。
愛犬の健康を守るためにも、暖房を使用する際は加湿器を併用するなど乾燥対策を行いましょう。犬が快適に過ごすには、湿度を「40〜60%」に保つのが理想です。また加湿器の水はこまめに交換し、清潔に保ちましょう。
6.犬の寒さ対策に関するよくある質問
犬の寒さ対策に関するよくある質問について解説していきます。
●犬は冬暖房なしでも大丈夫?
犬が暖房なしでも冬を過ごせるかどうかは犬種や体調、生活環境によって異なります。
ハスキーや秋田犬など、寒さに強い犬種であれば比較的寒さに耐えられますが、短毛犬や小型犬、子犬や高齢犬は寒さに弱いので注意が必要です。暖房なしでは体温が低下し、健康を害する可能性があります。
また、室温が10℃を下回る場合は、多くの犬にとって厳しい環境です。暖房器具を活用して犬が快適に過ごせる環境を作ってあげましょう。
●犬が寝る時の寒さ対策はどうすればいい?
犬が快適に寝られるよう、寝床に断熱性の高いマットやブランケットを敷いて床からの冷気を防ぎましょう。寝床は風が当たりにくい壁際や、暖かい部屋の隅に設置するとより効果的です。
それでも寒さが気になる場合は、ペット用ヒーターやホットカーペットを活用するのもおすすめ。ただし、低温火傷のリスクがあるため、必ずカバーをつけて愛犬の肌に直接触れないように対策しましょう。
●子犬が快適に過ごせる温度は?子犬の寒さ対策も教えてください
子犬が快適に過ごせる室温は、「19〜22℃」とされています。成犬に比べて体温調節が未熟で、寒さの影響を受けやすいのでしっかりと寒さ対策を行ってください。暖房を活用して室温を一定に保ち、寝床には保温性の高いマットやブランケットを敷きましょう。ペット用ヒーターや湯たんぽを使用する場合は、低温火傷を防ぐために必ずカバーを装着してください。
成犬に比べて寒さの影響を受けやすいため、子犬の様子をこまめに観察しながら快適に過ごせる環境を作ってあげましょう。
まとめ
冬の寒さは犬にとって、大きなストレスや健康被害を引き起こします。この記事で紹介した寒さ対策を参考に、安全で過ごしやすい環境を整えてあげましょう。
また、寒さ対策としてポータブル電源を導入するのもおすすめです。ポータブル電源が一台あれば冬の停電に備えることができ、キャンプなど愛犬との冬の思い出作りにも役立ちます。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源で災害に備えながら、愛犬と一緒に冬を楽しみましょう。
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