台風の日でも犬の散歩は行くべき?散歩の注意点や室内で行える運動も紹介

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台風の日に、犬の散歩に行こうか迷われた経験がある方も多いでしょう。台風の日に愛犬を連れて外に出ると、豪雨や暴風、飛来物などの影響を受ける可能性が高まります。どうしても外で軽い散歩がしたい場合には、万全な安全対策が重要です。

 

本記事では、台風の日でも犬の散歩はするべきかについて解説します。散歩の代わりになる室内でできる運動も紹介しているので、愛犬家で台風に備えたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

1.台風の日でも犬の散歩に行く?

 

毎日の犬の散歩が習慣になっている方は、台風を理由に行かない日があってもよいのか心配になるのではないでしょうか。台風接近時の外出は危険が伴うため、できるだけ避けるのが望ましいです。 

●台風の渦中に犬の散歩が必要な理由

大前提として、犬の散歩が必要な理由は以下のとおりです。台風の渦中であっても、愛犬の健康を維持するために、散歩に行こうと考えている方も多いでしょう。 

・運動不足を解消する

・ストレスを軽減する

・外の世界に慣れる

・外で排泄をする

・愛犬と飼い主がコミュニケーションを取る 

運動不足やストレス発散、コミュニケーションは、室内の運動で幾分かは代用できる可能性が高いです。外の世界に慣れる点も、行かない日があったとしても大きな問題にはなりません。 

しかし、外でしかトイレをしない犬であれば、台風の日でも散歩が必要になる可能性があります。その際には、いつも以上に気を付けながら散歩しなければなりません。

●毎日の散歩が必要な犬種とは

散歩の適切な頻度は、犬種によって異なります。体格が大きい大型犬であれば、小型犬よりも必要な運動量は多くなるでしょう。犬種ごとの必要な運動量は、以下のとおりです。 

 

小型犬

中型犬

大型犬

散歩の時間

20~30分/回

30~60分/回

60分前後/回

散歩の距離

約1~2km

約2km

約2~4km

散歩の回数

1~2回/日

2回/日

2回/日

犬種

・トイプードル

・ポメラニアン

・チワワ

・ビーグル

・コーギー

・柴犬

・ダルメシアン

・ドーベルマン

・ゴールデンレトリーバー

2.台風の日に犬の散歩に行くリスク5選

 

台風の日に犬の散歩に行くリスク

台風の日に愛犬を散歩に連れて行く際には、そのリスクを十分に理解しておくことが重要です。いつもと同じ感覚で外に出てしまうと、愛犬も飼い主も危険な目に遭う可能性があります。台風の日に犬の散歩に行くリスクは、以下のとおりです。

●犬や飼い主が飛来物で怪我をする

台風の強風によって、木の枝や屋根瓦、看板などが飛んでくる恐れがあります。飼い主や愛犬に直撃すると、命に関わる程の怪我を負う可能性もあるでしょう。 

物が飛び始めるのは平均風速20m/s以上と言われています。飛来はしないまでも、木や標識などが転倒してくる恐れもあるので、周囲には十分注意が必要です。

●強風に飛ばされて事故に遭う

強風によって犬や飼い主が飛ばされ、事故に遭うリスクもあります。平均風速15m/sを超えると、足元の自由が利きづらくなり、転倒する人も出るのが特徴です。道路に飛ばされて車に跳ねられると、命を落とす事態にもなりかねません。

●豪雨による水害に巻き込まれる

台風の豪雨が引き起こす水害は、犬の散歩中にも以下のような被害をもたらします。 

・道路が冠水し、犬や飼い主の歩行を妨げる

・洪水で溢れた水に下水や化学物質を含み、誤って飲んだ犬が健康被害を受ける

・河川が氾濫し、犬が流される

・浸水した電気設備に近づいて、犬や飼い主が感電する 

散歩は難なく終わったとしても、愛犬が病原体を含んだ汚染した水を飲んでいると、散歩の後から感染症の症状を発症するリスクがあります。

●肉球がふやけて足を怪我する

台風の日に外を歩くと、犬の肉球がふやけて足を怪我しやすくなります。散歩から帰ってくると、犬の足に擦り傷や切り傷が出来ている可能性もあるでしょう。 

傷口から菌が侵入すると、感染症を引き起こすリスクもあります。また、濡れた道路は滑りやすいので、犬だけでなく飼い主も転倒して怪我をする恐れがあります。

●雨が体温を奪って体調不良になる

「雨に濡れたままにしていると風邪を引く」と言われた経験がある方も多いでしょう。それは人間だけでなく、犬にも当てはまります。雨を長時間浴びて体温を奪われると、風邪に似た咳や鼻水・くしゃみ、発熱といった症状に見舞われる恐れがあります。また、抵抗力が下がるとウイルスや菌の影響を受けやすくなるので、感染症に注意が必要です。

3.台風の日に犬の散歩をする際の注意点

 

台風の日に犬の散歩をする際の注意点

台風の日の散歩には前述したようなリスクがあるため、できるだけ避けた方がよいでしょう。しかし、運動量が足りていなかったり、トイレが外でしかできなかったりと、台風の日の散歩がやむを得ない場合もあります。 

どうしても台風の日に犬を散歩に連れて行く場合は、以下の注意点を厳守しましょう。

●愛犬の体にフィットしたレインコートを着せる

雨に濡れて体調を壊さないように、飼い主だけでなく、愛犬にもフィットしたレインコートを着せてください。犬用のレインコートには以下の2種類があります。 

レインコートの種類

特徴

オーバーオールタイプ

・四肢をしっかりと覆う

・濡れる面積が少ない

・着用に手間がかかる

ポンチョタイプ

・犬の体をすっぽり包むマントタイプ

・簡単に着脱できる

・携帯性にも優れている

・体を覆う面積が小さい

●散歩の時間を晴れの日より短くする

いくらレインコートを着ていたとしても、少なからず雨には当たるので、散歩の時間を普段よりも短くしましょう。排泄を目的に散歩する場合は、排泄を済ましたらすぐに帰宅し、室内でできる運動を行うのがおすすめです。また、外にいる滞在時間を減らせば、前述した被害に遭うリスクも軽減できます。

●被害が大きいエリアに近づかない

散歩時間の短縮だけでなく、できるだけ被害が少ない散歩コースの選定も重要です。洪水や冠水、倒木、落下物等による被害状況は、気象庁や市区町村のホームページで確認できます。 

また、現段階では被害が起きていなくても、被害のリスクが高いエリアには近づかないようにしましょう。特に、木が多い公園や車の通りが多い大通り、河川の近くなどは危険です。事前に台風発生時の散歩コースを選定する際には、ハザードマップの利用を推奨します。

4.犬の散歩代わりに!台風の日の室内運動3選

 

犬の散歩代わりに!台風の日の室内運動3選

台風で外が危険な場合は、散歩の代替手段として室内運動がおすすめです。無理に散歩に連れて行かなくても室内で愛犬と沢山遊んであげれば、ストレス発散や運動不足の解消などの効果があります。台風の日におすすめの室内運動は、以下のとおりです。

●ロープのおもちゃで引っ張り合う

愛犬との室内運動の中でもメジャーなのが、ロープの引っ張り合いです。ロープのおもちゃを準備するだけでいつでも遊べます。おもちゃに噛みついて引っ張る行為は体全身の筋肉を使うので、運動不足の解消にもってこいの遊びと言えるでしょう。また、引っ張っている時に飼い主と愛犬の目線を合わせれば、良いコミュニケーションにもなります。

●リビングでレトリーブ遊びを行う

広いリビングを使って行うレトリーブ遊びも、散歩の代替手段に最適です。レトリーブ遊びとは、飼い主が投げたボールを犬が走って取りに行き、飼い主のところまで持って帰ってくるという遊びを指します。 

短時間で集中的に運動できるため、運動不足の解消に役立ちます。ボールに夢中になっている時間は、犬のストレス解消にも効果的です。ただし、安全性の観点から開けた場所や障害物が少ない場所を選びましょう。

●おやつを隠して部屋内を探させる

普段と違った室内運動がしたいなら、おやつを探す運動もおすすめです。愛犬が好きなおやつの匂いを嗅がせておき、愛犬を部屋から出したら、至る所におやつを隠します。愛犬を再び部屋に招き入れたら、おやつ探しのスタートです。 

嗅覚を使って物を探すことで、愛犬の脳も鍛えられます。獲物を捕獲する本能的な欲求も満たされ、心身共に良い影響があるでしょう。

5.台風対策に欠かせないポータブル電源3選

 

台風対策に欠かせないポータブル電源3選

台風によって起こりえる二次災害として、停電が挙げられます。1週間以上も電気が復旧しないケースもあるので、非常用電源にポータブル電源を準備しておくと安心です。 

ポータブル電源とは、内部に大量の電気を溜め込み、コンセントからの電気供給が断たれた状況でも電化製品に給電できる機器を指します。台風対策にポータブル電源があるメリットは、以下のとおりです。 

・エアコンや電気ストーブ、扇風機を稼働して、飼い主や愛犬の気温対策が行える

・愛犬の餌や飲み水を提供する電動給水器を稼働させられる

・冷蔵庫を稼働させて、食品が傷むのを防げる

・夜の明かりを確保できるため、飼い主と愛犬の安全を確保できる

・避難経路や避難場所を調べるためのスマホを常に稼働させられる 

愛犬がいる家庭での台風対策には、業界を牽引するJackery(ジャクリ)製のポータブル電源が大活躍します。創業から12年間で世界販売台数400万台を突破した実績を誇ります。 

UPS機能やEPS機能、パススルー機能を搭載しているので、停電時に電気供給が途切れる心配もいりません。リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用により、10年以上も防災グッズとして活躍してくれます。 

台風の接近が予測できれば、最短1時間で高速充電も可能です。軽量コンパクト設計のソーラーパネルとポータブル電源によって、気軽に持ち出して太陽光発電できます。 

それでは、台風対策におすすめの機種を見ていきましょう。

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット

容量632Wh、定格出力800Wのポータブル電源 600 Plusと出力100Wのソーラーパネルのセットです。本体とソーラーパネルを合わせても約10kgと軽量コンパクト設計なので、愛犬を連れて避難する際にも気軽に持ち運べます。

ソーラーパネルを2枚使えば、約4.3時間でフル充電できます。中容量モデルなので、愛犬を飼っている2人暮らしにおすすめです。

●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

大容量1070Wh、定格出力1500Wのポータブル電源 1000 Newと出力100Wのソーラーパネルのセットです。ソーラーパネルは業界トップクラスの25%の変換効率を誇り、台風接近前後の曇り空でも発電できます。 

全体のサイズは従来の約20%もコンパクトになっているため、避難時の荷物の邪魔になりません。大容量モデルなので、愛犬を飼っている3人暮らしにおすすめです。

●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット

超大容量2042Wh、定格出力3000Wのポータブル電源 2000 Plusと出力200Wのソーラーパネルのセットです。365日自宅に保管していても、自然放電は10%程度に抑えられます。

約30dB以下の静音設計なので、家族や他の被災者の睡眠を妨害しません。愛犬を飼っている4人家族以上で3日を超える停電生活を想定している方におすすめです。

6.愛犬のために用意しておくべき台風防災グッズ3選

 

愛犬のために用意しておくべき台風防災グッズ

台風によって甚大な被害がもたらされると、避難を余儀なくされる場合があります。愛犬を台風から守るために、以下のような防災グッズを揃えておきましょう。

●ドッグフード・飲み水

愛犬の生命を維持するためには、ドッグフード・飲み水の備蓄が欠かせません。災害時には、人間を最優先としてペットの支援物資が後回しにされる恐れがあります。また、普段から慣れていないドッグフードを口にすると、下痢や嘔吐の原因にもなるでしょう。 

長期保存ができて、衛生面にも優れているドライフードがおすすめです。備蓄するミネラルウォーターは、尿結石症のリスクがない軟水を推奨します。

●ペットキャリー

台風による避難時に、犬にリードを付けて歩かせるのは怪我のリスクが高まります。ペットキャリーに入れて避難するメリットは、以下のとおりです。 

・雨によって肉球がふやけて、足が傷付くのを防ぐ

・大きな音でパニックに陥るのを防ぐ

・犬に噛まれる心配がなく、他の被災者に不快感を与えない

●ウェットシート

台風によって断水が発生していると、自由に水が使えません。愛犬の手足を拭いたり、うんちを掃除したりするためにウェットシートを備蓄しておきましょう。ウェットシートは長期間放置していると乾燥してくるので、定期的に交換してください。

まとめ|台風の日の散歩はなるべく控えよう

 

台風の日に行う犬の散歩には、飛来物の衝突や水害による感染症、体温低下による体調不良などのリスクがあります。そのため、できるだけ外出は控えるのが望ましいです。どうしても散歩が必要な場合は、散歩コースを入念に選定し、散歩時間を短縮しましょう。 

この記事で紹介したアイテムも揃えて、台風から愛犬や自分自身を守ってください。

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