冷凍庫の電気代を抑えたい!節約する7つのポイントを徹底解説

冷凍庫の電気代を抑えたい!節約する7つのポイントを徹底解説

冷凍庫は、食品を氷点下の状態に保ち続ける家電です。室内と冷凍庫内との温度差が大きいため、電気代が気になる方も多いのではないでしょうか。冷凍庫は選んだ製品や使い方によっては、電気代が大きく増加する可能性もあります

この記事では冷凍庫の電気代について解説したのち、冷凍庫の電気代を節約するポイントを7つに分けて解説します。冷凍庫の電気代を抑えたい方は、ぜひお読みください。

冷凍庫の電気代はどのくらい?

冷凍庫の電気代は、資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2022年版」で公表されています。この資料をもとに、どれだけ電気代がかかるか確認していきましょう。

●冷凍庫サイズ別の平均的な電力使用量と電気代

まずは平均的な年間電力使用量と1カ月平均の電気代を、冷凍庫のサイズ別に確認していきましょう。

定格内容積

年間電力消費量の平均値

冷凍庫年間の平均的な電気代

100リットル以下

183kWh

4,931円

101リットル以上
150リットル以下

328kWh

8,848円

151リットル以上
200リットル以下

308kWh

8,304円

201リットル以上
250リットル以下

301 kWh

8,135円

251リットル以上
300リットル以下

344 kWh

9,296円

301リットル以上

506 kWh

13,678円

全体的には容積が上がると電気代もアップする傾向ですが、101リットルから300リットルまでは大きな差がありません。冷凍庫年間の平均的な電気代101リットルから300リットルまでの場合で8,000円~9,000円ほど、ひと月で見ると670円~750円程度です。

金額としてはそれほど大きくないものの、節電に取り組むと年間ではまとまった金額を節約できる家電といえるでしょう。

●冷凍庫を24時間開けっ放しにした場合にかかる電気代は?

冷凍庫をうっかり開けっ放しにしてしまった。このような経験をお持ちの方も、いるのではないでしょうか?もし冷凍庫を24時間開けっ放しにしてしまった場合、電気代はどうなるか気になる方も多いでしょう。電気代の金額は、冷凍庫のコンプレッサーが動作しているかどうかにより分かれます。

ドアが少し開いていた場合などは、コンプレッサーが動作し続けることでしょう。もっとも外部の空気が庫内に入りやすくなりますから、いつもよりコンプレッサーを動作させてよく冷やさなければなりません。

公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会では、1kWh当たりの電気料金の税込単価を31円と公表しています。冷凍庫の消費電力が150Wと300Wの場合24時間開けっ放しにした場合にかかる最大の電気料金を以下に示しました。

消費電力が150Wの場合は、111.6円

消費電力が300Wの場合は、223.2円

1カ月では3,300円~7,000円アップする可能性があります。電気料金が大きく上がると、びっくりするかもしれません。

一方でドアが大きく開いていた場合は、コンプレッサーが止まる機種もあります。この場合は電気代が変わらないか、むしろ少なくなるかもしれません。もちろんこの場合は冷却機能が働かないわけですから、冷凍庫の食品はすべて溶けてしまうでしょう。

●省エネに対応した冷凍庫を選べば電気代を大きく節約できる

冷凍庫は同じサイズでも、省エネに対応する製品を選ぶことで電気代を大きく節約できます。「省エネ性能カタログ2022年版」では、サイズ別の電力消費量の最小値と最大値も公表しています。以下の表で確認していきましょう。

定格内容積

年間電力消費量の最小値

年間の電気代(最小値)

年間電力消費量の最大値

年間の電気代(最大値)

100リットル以下

111kWh

3,000円

284 kWh

7,670円

101リットル以上
150リットル以下

183 kWh

4,940円

490 kWh

13,200円

151リットル以上
200リットル以下

249 kWh

6,720円

460 kWh

12,400円

201リットル以上
250リットル以下

241 kWh

6,510円

388 kWh

10,500円

251リットル以上
300リットル以下

250 kWh

6,750円

420 kWh

11,300円

301リットル以上

390 kWh

10,500円

623 kWh

16,800円

同じサイズの冷凍庫でも電力消費量には2倍前後、特に150リットル以下の冷凍庫では2.5倍以上の違いがあります。省エネに対応した製品を選べば、年間の電気代を1万円近く抑えられるケースもあるでしょう。この点で、冷凍庫の機種選びは重要です。

●冷凍庫の電力消費量は年々下がっている

冷凍庫はトップランナー制度の対象製品ですから、電力消費量をより少なく抑える改良が続けられています。実際の電力消費量も、以下の表で示すとおり年々下がっています。

定格内容積

年間電力消費量

(2016年)

年間電力消費量

(2021年)

100リットル以下

223 kWh

187 kWh

101リットル以上150リットル以下

335 kWh

325 kWh

151リットル以上200リットル以下

423 kWh

320 kWh

201リットル以上250リットル以下

371 kWh

305 kWh

301リットル以上

547 kWh

506 kWh

2016年の時点では、小型の冷凍庫でない限り年間400kWh前後の電力を消費する冷凍庫が一般的でした。2021年になると、年間300kWhの電力消費量で済む冷凍庫が多くなっています。

●冷蔵庫と冷凍庫の電気代に大きな差はない

冷凍庫と冷蔵庫の電気代は、よく比較されます。「同じサイズなら、より低温まで冷やさなければならない冷凍庫のほうが多くの電気を消費する」と考える方も、多いのではないでしょうか?確かに冷凍庫のほうが多くの電気を使いますが、その差は大きくありません。むしろ製品ごとの差のほうが大きくなっています。

年間電力消費量の平均値を、以下の表で比較しました。

定格内容積

年間電力消費量の平均値(冷蔵庫)

年間電力消費量の平均値(冷凍庫)

備考

101リットル以上

150リットル以下

282kWh

328kWh

冷蔵庫は140リットル以下の値

151リットル以上
200リットル以下

297kWh

308 kWh

冷蔵庫は141リットル~200リットルの値

201リットル以上
250リットル以下

312kWh

301 kWh

 

251リットル以上
300リットル以下

323kWh

344 kWh

 

おおむね150リットルまでの場合は、冷凍庫の消費電力量が冷蔵庫よりも16%程度多いです。それほど増えていないと感じた方も、多いのではないでしょうか。年間でかかる電気料金についても、大きな差はみられません。

定格内容積

年間の平均的な電気代(冷蔵庫)

年間の平均的な電気代(冷凍庫)

備考

101リットル以上

150リットル以下

7,601円

8,848円

冷蔵庫は140リットル以下の金額

151リットル以上
200リットル以下

8,019円

8,304円

冷蔵庫は141リットル~200リットルの金額

201リットル以上
250リットル以下

8,436円

8,135円

 

251リットル以上
300リットル以下

8,709円

9,296円

 

 

冷凍庫の電気代を抑える7つのポイント

冷凍庫の電気代を抑える7つのポイント

冷凍庫の電気代は、さまざまな方法で下げることが可能です。ここでは7つの項目を取り上げ、冷凍庫の電気代を抑えるポイントを確認していきましょう。

①ソーラーパネルを活用して発電する

ソーラーパネルを使って発電すれば、そのぶん電力会社から購入する電気は減ります電気代の削減に直結できる取り組みです。ポータブル電源などの蓄電池に蓄電することで、夜間でも冷凍庫を稼動し続けることが可能です。冷凍庫の消費電力が小さい場合は、ソーラーパネルとポータブル電源だけで冷凍庫を動かし続けられるかもしれません。

関連人気記事:上がる一方の電気料金!節電に大いに役立つポータブル電源・ソーラーパネル

②食材などをすき間なく詰める

食材をすき間なく詰めることも、冷凍庫の電気代を節約するポイントです。冷蔵庫と逆であることに注目してください。食材を詰め込んだ場合の冷却効率には、以下の違いがあるためです。

・冷蔵庫:冷気が循環しにくくなるため、消費電力が大きくなる

・冷凍庫:食材そのものが保冷剤の役割を果たすため、冷やすための電力を抑えられる

一般社団法人 日本冷凍食品協会では、「冷凍庫内の場合は冷凍食品を8~9割を詰めた方が互いに冷やし合い、節電につながります」と示しています。保存する食材が少ない場合は、保冷剤や氷などを詰めると冷却効率が高まり、電気代も抑えられます。

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③ドアの開け閉めは素早く、なるべく少ない回数で行う

冷凍庫の電気代を抑えるためには、ドアの開け閉めは素早く、なるべく少ない回数で行うことも有効です。

そもそも冷凍庫の内部と室内では、大きな温度差があります。ドアを開けると室内の温かい空気が冷凍庫内にどんどん入り、庫内の温度が上昇します。適温まで下げるためには、電気を使って冷やさなければなりません。

ドアの開閉回数が少ないほど、また開閉時間が少ないほど、電気代を抑えることが可能です。

➃食材はよく冷ましてから冷凍庫に入れる

冷凍庫に入れる食材は、よく冷ましてから冷凍庫に入れましょう。熱いまま冷凍庫に入れると、以下の不具合が生じやすくなります。

・冷凍庫の温度が上がってしまう

・そばにある食材が溶けてしまう

・結露や霜が発生する。天ぷらなどは衣がベチャベチャになるおそれがある

熱い食品は、手で触れる程度まで冷ましましょう。平らな形にして表面積を増やし、金属製の料理用バットに入れて冷凍庫に入れることで、食材の温度を迅速に下げることが可能です。

⑤壁から離して冷凍庫を設置する

冷凍庫は冷蔵庫と同様に、熱を冷凍庫の外に逃がすことで庫内の冷却を実現します。スムーズに冷やすためには、壁から離して設置することが重要です。本体の左右や背面は、少なくとも壁から5cm以上は離しましょう。またコンロなど熱源となる調理器具や家電の近くに置かないことも、庫内を低温に保つうえで重要です。

⑥省エネに対応した冷凍庫に買い替える

お持ちの冷凍庫が古い、あるいは不調の場合は、省エネに対応した家庭用冷凍庫に買い替えることもおすすめです。冷凍庫を買い換える際に下記ポイントを押さえて選ぶとよいでしょう。

・冷凍庫内に何をどれだけ入れるか決める

・設置スペースを確認し、冷凍庫のサイズや開け方(前開き、上開き)を決める

・省エネ性マークが緑色の製品を選ぶ

・急速冷凍機能がついていると、食材の品質を保ちやすい

・静音設計の冷凍庫を選ぶと、深夜でも静か

自宅に合ったサイズの冷凍庫を選ぶと、庫内のすき間が少なくなり高い省エネを実現できるためおすすめです。

⑦よりお得な電力プランに乗り換える

電気料金は、電力会社ごとに異なります。また同じ電力会社でも、プランごとに料金体系が異なります。より単価が低い、またはあなたの生活スタイルに合ったプランを選ぶことで、電気代を抑えることが可能です。

場合によっては、従来から提供されている「規制料金プラン」のほうが安くなる可能性もあります。新電力だけでなく、大手電力会社のプランもよく比較検討しましょう。詳しくは以下の記事をご参照ください。

関連人気記事:もしかしてわが家の電気代は高すぎ?世帯人数別・時期別の平均電気代と7つの節約方法を徹底解説

冷凍庫の電気代節約や停電対策にJackery Solar Generatorがおすすめ!

冷凍庫の電気代節約や停電対策にJackery Solar Generatorがおすすめ!

冷凍庫は大量ではないものの、月間で数百円から数千円の電気代がかかる家電です。生活に冷凍庫を活用するなら、ポータブル電源とソーラーパネルをセットにしたJackery Solar Generatorがおすすめです。なぜおすすめか、主な3つの理由を解説していきます。

①停電した場合でも冷凍庫を安心して使える

停電した場合でも冷凍庫を安心して使えることは、大きなメリットに挙げられます。突然の停電でもあわてる必要はありません。庫内の食材も、安全でおいしい状態に保てるでしょう。安心して使える理由には、以下の2つが挙げられます。

・停電中でもソーラーパネルで発電できる

・停電中でもポータブル電源に貯めた電気を使って冷凍庫を動かせる

それぞれについて、安心して使える理由を確認していきましょう。

・太陽光さえあればソーラーパネルで発電できる

もし電力会社からの電気が途絶えても、Jackeryのソーラーパネルがあれば心配いりません。太陽の光を使って、電気をつくることができます。太陽光で発電した電気はポータブル電源に蓄電し、家電を動かすことが可能です。

・大量の電気をポータブル電源に貯められ冷凍庫を長時間動かせる

せっかく太陽光発電で電気をつくっても、貯められなければ太陽光発電の良さを活かせません。この点、Jackeryでは大量の電気を貯められるポータブル電源を用意しています。例えば「ポータブル電源 2000 Plus」ではバッテリーパックを追加することで、12kWhまで容量を増やせます。

電池容量が増えれば夜間にも冷凍庫を動かせるだけでなく、長期間の稼働も可能となります。冷凍庫によっては、ポータブル電源だけで2週間~3週間動かせるかもしれません。

②変換効率が24~25%程度と高い

Jackeryのソーラーパネル「SolarSaga」は変換効率が24%~25%と、一般的なソーラーパネルよりも高くなっています。同じ面積でもより多くの太陽光を電気に変えることができ、より多くの電気を貯めることが可能です。庭やベランダが狭い家でも、多くの電気を発電できることに魅力を感じる方も多いでしょう。

③電気代を節約できる

太陽光発電を使ってポータブル電源に貯めた電気は、電力会社から送電された電気と同じように使えます。ソーラーパネルでの発電量が多くなれば、電力会社から購入する電気も少なくなるでしょう。太陽光発電は、電気代の節約につながります。

Jackery Solar Generator 2000 Plus

容量:2,042Wh(最大12kwhまで拡張可能)
定格出力:3000W
フル充電:最速2時間

Jackery Solar Generator 1000 Plus

容量:1,264Wh(最大5kWhまで拡張可能)
定格出力:2000W
フル充電:最速2時間

Jackery Solar Generator 3000 Pro

容量:3,024Wh
定格出力:3000W
フル充電:最速3時間

Jackery Solar Generator 2000 Pro

容量:2,160Wh
定格出力:2200W
フル充電:最速2.5時間

Jackery Solar Generator 1500 Pro

容量:1,512Wh
定格出力:1800W
フル充電:最速2時間

Jackery Solar Generator 1000 Pro 100w

容量:1,002Wh
定格出力:1000W
フル充電:最速5.5時間

Jackery Solar Generator 2000 Pro

容量:2160Wh
定格出力:2200W
フル充電:7.5時間

通常価格:¥285,000(税込)

Jackery Solar Generator 1500

容量:1,534.68Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間

通常価格:¥206,210(税込)

もっと見る

Jackery Solar Generator 1000 Pro 200W

容量:1,002Wh
定格出力:1000W

フル充電:最速1.8時間

Jackery Solar Generator 1000 Pro 80W

容量:1,002Wh
定格出力:1000W

フル充電:最速1.8時間

Jackery Solar Generator 1500

容量:1,534Wh
定格出力:1800W

フル充電:最速5.5時間

Jackery Solar Generator 1000

容量:1002Wh
定格出力:1000W

フル充電:最速10時間

Jackery Solar Generator 708

容量:708Wh
定格出力:500W

フル充電:11時間

Jackery Solar Generator 400

容量:403Wh
定格出力:200W

フル充電:7.5時間

冷凍庫は使い方しだいで電気代を大きく下げられる

冷凍庫は使い方を工夫することで、電気代を下げることが可能です。ソーラーパネルとポータブル電源を活用すれば、冷凍庫の停電や災害への対策にも有効です。Jackery(ジャクリ)では高変換効率を持つソーラーパネルと大容量の電気を蓄電できるポータブル電源を用意しています。冷凍庫の停電対策、または電気代の節約ならどうぞ検討してみてください。


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