1.ユーザーレビューから見る業務スーパーで絶対買ってはいけないもの7選
さっそく、業務スーパーでおすすめしない7つの食品を紹介します。
①冷凍野菜

「業務スーパーの冷凍野菜はどう転んでも美味しくないんだよなぁ」
引用:X
業務スーパーの冷凍野菜は価格の安さが魅力ですが、食感や味の面で多くの購入者から不満がみられます。主な問題点は以下のとおり。
● 食感がふにゃふにゃで歯ごたえがない
● 解凍時に水分が多く出てしまう
● 特ににんじんの食感と味が良くない
ただし、煮込み料理やスープなど、元々やわらかい食感が求められる料理には活躍するでしょう。
②牛乳パック入りのデザート

「業務スーパーのパックに入ってるプリン体に悪い味がする」
引用:X
業務スーパーの牛乳パック入りデザートは、価格の安さと想像以上のおいしさで「超コスパの良いデザート」として話題になっています。しかし、「果糖ぶどう糖液糖」「人工甘味料」「保存料」などの添加物が多く含まれており、決して「体に良い」とはいえない食べ物です。
もし購入するなら「大人数で食べる」「1日100mlずつのイメージで少量ずつ食べる」ことを意識しましょう。
③オリーブポマスオイル

「オリーブポマスオイル」という不気味なほど安いのを発見!調べたら『溶剤のような薬品を使って作られた油はあくまでも工業用であるとして IOC はこれを「オリーブオイル」と表記することを禁止しています』と出てくるんだが…これ食用で販売していいの…?
引用:X
業務スーパーで販売されている「オリーブポマスオイル」は、見た目は普通のオリーブオイルですが、実はまったく別物です。オリーブポマスオイルの問題点は以下のとおり。
● オリーブの搾りかすから化学溶剤で抽出されている
● 製造過程でヘキサンなどの化学溶剤が使用される
● 本来のオリーブオイルと比べて栄養価が大幅に低い
● 一部の国では工業用として扱われている
オリーブポマスオイルは、オリーブの果実を搾った後の「搾りかす」に化学溶剤を加えて、残った油分を無理やり抽出したもののようです。ヘキサンという溶剤は製造過程で除去されるとはいえ、健康面での不安は残ります。
また、日本を含む多くの国では食用として販売が認められていますが、一部の国では食用オリーブオイルとしての品質基準を満たしておらず、工業用として扱われています。多少高くても、本物のオリーブオイルを選ぶのがおすすめです。
④徳用ウィンナー

引用:業務スーパー
「業務スーパー寄って1kgの徳用ウィンナー買ってきたんだけど、試しに食べてみたら美味しくない。(´;ω;`)ウゥゥ あと950gもあるのにどうしょう。」
引用:X
業務スーパーの「徳用ウィンナー」は、800gで400円程度の圧倒的な安さが魅力ですが、「食感がパサパサする」「皮が厚くてゴワゴワした食感」「鶏肉を使っているせいか全然おいしくない」など、食感や味の面で多くの購入者から不満の声が上がっているようです。
コスパの良さに惹かれがちですが、実際に食べてみると期待を裏切られる可能性が高いでしょう。多くの人が期待する「パリッと弾ける皮」や「ジューシーな肉汁」を求めて購入すると、間違いなく失望することになります。単体で食べるより、煮込み料理やピザのトッピングなど「材料」として使うのがおすすめです。
⑤輸入菓子類

「添加物は気にしないけど、業務スーパーの輸入菓子は買うのためらう。見た事がない添加物が入ってて判断に困る。」
引用:X
業務スーパーには魅力的な輸入菓子が多数並んでいます。しかし、多くの購入者が以下の点を気にしているようです。
● 見たことのない添加物が多数使用されており安全性への不安がある
● 日本人の味覚に合わない独特の風味や食感が気になる
● パッケージの見た目と実際の味のギャップが大きい
● 原産国の食品安全基準や製造基準が日本と大きく異なる
ただし、すべての輸入菓子が悪いわけではありません。ヨーロッパ製のチョコレートやクッキーなど人気の商品もあります。原産国や製造元、原材料をしっかりと確認し、口コミや評判を事前にチェックしてから買うとよいでしょう。
⑥冷凍みかん

「業務用スーパーで冷凍ミカン買ったんだけど味なさすぎてまずい」
引用:X
業務スーパーの「冷凍みかん」は、500gで200円前後と圧倒的なコスパの良さが魅力です。しかし、購入者から以下のような問題点が指摘されています。
● 薄皮に由来する「苦味」が強く感じられる
● 中国産で、農薬や食品添加物の使用への不安がある
● 解凍に時間がかかり、すぐに食べられない
期待していたみかんの甘さとは大きく異なる、独特の味わいに戸惑う声が多くありました。「普通のみかんのようなおいしさ」「アイスのような冷たいデザート」を求め人にはあまりおすすめしません。ただし、スムージーやヨーグルトなどの「トッピング」としてなら、コスパの良さを活かせるでしょう。
⑦もっちもちもちコーン

「業務スーパーのもっちもちもちコーンまずすぎてびっくりした」
引用:X
業務スーパーの「もっちもちもちコーン」は、その名前の通りもちもちとした食感が特徴的なトウモロコシ。実は日本人がよく食べている甘いトウモロコシ(スイートコーン)とはまったく異なります。「ワキシーコーン」という品種で、日本では馴染みの薄い「もち種」のトウモロコシです。
甘さはほとんどなく、その代わりにもちもちとした独特の食感を持っています。中国や東南アジアでは一般的な食材ですが、日本人の味覚には合わない場合が多いようです。珍しい食材にチャレンジしたい人や、もちもち食感に興味がある人以外は避けた方が無難でしょう。
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2.これは買い!コスパ〇味〇の業務スーパーおすすめ商品5選
業務スーパーには買わない方が良い商品もある一方で、コストパフォーマンスと品質の両方で高い評価を得ている優秀な商品も数多く存在します。ここでは、多くのユーザーから絶賛されている「業務スーパーで買ってよかった」商品を5つご紹介します。
①鉄板焼き棒餃子

業務スーパーの「鉄板焼き棒餃子」は、味と品質の両方で高い評価を受けている冷凍餃子の傑作です。通常の餃子と比べて一回り大きなサイズで、一個あたり約25円と破格の価格設定。しかし安さだけでなく、具材には野菜(キャベツ、はくさい、たまねぎ、にら、ねぎ)と豚肉がしっかりと詰まっており、食べ応えは十分でしょう。
調理方法も簡単で、冷凍のままフライパンに油と水を入れて約5分蒸し焼きするだけ。皮はパリッと焼け、中はジューシーな仕上がりになります。居酒屋で食べるような本格的な棒餃子を家庭で手軽に楽しめるのが魅力です。
②スパイシーカレーチキンレッグ

引用:業務スーパー
業務スーパーの「スパイシーカレーチキンレッグ」は、骨付き鶏もも肉2本が入って300円台の驚異的なコスパ。しかも、本格的なスパイスカレーの味わいを楽しめる大人気商品です。骨付きチキンはスプーンで簡単にほぐれるほど柔らかく煮込まれているおりレストランで食べるような本格的な仕上がりとなっています。
そのまま食べても美味しいですが、ご飯にかけてカレーライス風にしたり、残ったソースでカレーうどんを作ったりと、アレンジの幅も広いのが魅力。忙しい日の夕食やちょっと贅沢な昼食にもピッタリです。
③冷凍さぬきうどん

業務スーパーの「冷凍讃岐うどん」は、2020年の第1回冷凍加工品総選挙で堂々の1位を獲得した、まさに業務スーパーの看板商品です。5食入りで200円以下の圧倒的なコスパを誇ります。
本場香川県の讃岐うどんに負けないコシの強さとツルツルとしたのどごしが特徴で、冷凍食品であることを感じさせない本格的な味わいです。茹で時間も1分30秒と短く、電子レンジ調理もかのうなため忙しい時の食事に重宝します。
大容量なので、かけうどんやざるうどん・焼きうどん・カレーうどんなど、さまざまな料理にアレンジして家族みんなで楽しめるのも魅力です。
④天然酵母パン
業務スーパーの「天然酵母食パン」は、1日1万本以上売れるというモンスター級のヒット商品。1.8斤の大容量で約270円と驚きの価格を実現しています。天然酵母食パンの特徴は以下のとおりです。
● 国内グループ工場製造による安心品質
● 天然酵母使用によるふっくらとした仕上がり
● 練乳入りでほのかな甘み
● トーストしても外はカリッ、中はふわふわ
そのまま食べても美味しいのはもちろん、バターを塗ってトーストすれば、外はカリッと中はふわふわの贅沢な食感が楽しめます。サンドイッチやフレンチトーストなどアレンジも可能で、この価格でこの品質は、他ではなかなか見つけられないでしょう。
⑤リッチチーズケーキ

業務スーパーの「リッチチーズケーキ」は、2020年の第1回業務スーパースイーツ総選挙で見事1位に輝いた代表スイーツ。リッチチーズケーキの最大の特徴は、解凍状態によって異なる食感と味わいが楽しめることです。完全に凍った状態ではチーズアイスのように、半解凍では濃厚なレアチーズケーキのように、完全解凍ではなめらかなクリームチーズプリンのような食感になります。
豆腐パックのような容器に入っているため見た目のインパクトは強いですが、味は本格的で濃厚です。そのまま食べても美味しく、フルーツを添えたり、ビスケットと合わせたりとアレンジの幅も豊富にあります。
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3.業務スーパーで「安全で安いもの」を買うためのチェックポイント
業務スーパーを上手に活用するためには、安さだけでなく安全性も考慮した商品選びがポイント。ここでは、業務スーパーでの買い物におけるチェックポイントをご紹介します。
①原産国をチェック
業務スーパーでは世界各国からの輸入品が多く取り扱われています。できれば日本、韓国、台湾、ヨーロッパ諸国など食品安全基準が厳しい国・地域の商品を選ぶとよいでしょう。
とくに冷凍野菜や加工食品は、原産国による品質の差が大きく現れています。価格の安さに惹かれる前に、まず原産国を確認する習慣をつけてみてください。
②食品添加物をチェック
業務スーパーの商品は保存期間を長くするため、添加物が多用されている場合があります。健康損なわないために、以下の点に注意しましょう。
・亜硝酸ナトリウム(発色剤)、人工着色料、人工甘味料、保存料が大量に使用されている商品を避ける
・原材料が少なく、聞いたことのある食材名が中心の商品を優先する
・業務スーパーにも添加物を控えた無添加・減添加商品商品が存在するため、探してみる
たとえば「食べ盛りの子供にたくさん食べさせたいけど、健康が心配」という人は、なるべく添加物の少ない商品を探すのがおすすめです。
③ネットの口コミをチェック
業務スーパーの商品は当たり外れが大きい傾向があります。「商品名+おいしい(まずい)」などで口コミを調べてみましょう。「期待していたものと違った」「味が薄い」「食感が悪い」などの具体的な口コミは、購入を決める際の参考になるはずです。
ただし、業務スーパーは頻繁に商品をリニューアルしています。数年前の口コミが参考にならないことも多いです。直近1年程度を目安に、できるだけ最近の口コミを探してみてください。
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4.そもそも業務スーパーはなぜ安いの?安さの理由まとめ
業務スーパーの圧倒的な安さには、しっかりとした理由があります。「なぜ安いの?」と疑問に感じている方はチェックしてみてください。
①製造から販売まで自社で完結しているから
業務スーパーの安さの最大の理由は、製造から販売まで一貫した仕組みにあります。
・中間業者を排除:商社や問屋を通さず、製造工場から直接店舗に商品を供給
・グループ内での連携:運営会社「神戸物産」グループ内の工場で製造した商品を直接販売
・品質管理の一元化:製造から販売まで自社管理し、品質とコスパを両立
いわゆる「垂直統合型」のビジネスモデルで、通常のスーパーでは実現できない価格設定が可能になっています。
②大量にまとめて仕入れているから
業務スーパーは全国900店舗以上の規模により、大量仕入れによる「スケールメリット」を最大限に活かしています。
・小分けせずに大容量で販売することで包装コストを削減
・現地の製造業者と直接契約し、中間マージンを排除
・計画的な大量仕入れにより、原材料費を抑制
・人気商品に絞った品揃えで効率的な在庫管理を実現
このシステムにより、一般的なスーパーでは不可能な価格での仕入れが可能となっているのです。
③広告費をほとんどかけていないから
業務スーパーは広告宣伝にほとんど頼らないマーケティング戦略を採用し、コストを抑えています。
・テレビCMなし:高額なテレビ広告費を削減し、その分を商品価格に還元
・シンプルな店舗作り:過度な装飾を避け、機能的でコストを抑えた店舗設計
・SNSでの自然な話題化:ユーザーが自発的に話題の商品を紹介することで、無料で宣伝効果を獲得
広告宣伝費を商品価格に上乗せする必要がなく、純粋な「商品そのものや販売にかかるコスト」が、販売価格として反映されているわけです。
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5.業務スーパーヘビーユーザーへ!冷凍庫の停電対策に「Jackery ポータブル電源」

冷凍庫の中身が業務スーパーの食品でいっぱいな「業務スーパーヘビーユーザー」の方。「停電」したときの対策、ちゃんとしていますか?もし地震や台風で停電したら、その冷凍庫の中身は全部ダメになってしまいます。それどころか、溶けた食品でびちゃびちゃになり、冷凍庫自体が壊れてしまうことも……。
そんな時に備えて、あらかじめ貯めておいた電気を使える「ポータブル電源」があると安心です。ポータブル電源があれば、停電時でも一定時間冷凍庫や冷蔵庫を稼働させ、大切な食材を守ることができます。
Jackeryのポータブル電源は「パススルー機能」と「UPS」を搭載しているので、常にコンセントと冷蔵庫の間につないでおけばOK。フル充電の状態を保ちつつ、万が一の停電時には即座にポータブル電源から冷蔵庫への電力供給をスタートします。1台備えておいて、冷凍庫の食材と冷凍庫を停電から守りましょう。
まとめ
業務スーパーはたしかに魅力的な商品が多数ありますが、すべての商品がお得なわけではありません。この記事で紹介したおすすめしない商品と「買い」の商品、そして選び方のポイントを押さえて、お得に買い物しましょう。また、業務スーパーをよく使うヘビーユーザーの方は、冷凍庫の停電対策として使える「Jackery ポータブル電源」をチェックしてみてください。
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