電力会社が用意している深夜電力プランなら夜の電力安い
電力会社は、夜の電力が安くなる深夜電力プランを用意しています。夜間電力や時間帯別電灯プランと言われている電力料金プランです。東京電力を例に出すと、夜トク8というプラン名がついている商品になります。
まずは、深夜電力の時間や、深夜電力プランの料金について紹介して行きます。
23時〜7時・22時〜8時などが深夜電力
電気代が安くなる、深夜電力の時間は、各電力会社がそれぞれに設定しています。東京電力の夜トクプランは、23時〜7時が電気代の安い時間です。
(出典:東京電力 夜トクプラン)
また、土日祝の電気代を安くするプランや、深夜電力の時間帯を選べるプランを設定している電力会社もあります。契約している電力会社のWebサイトをチェックして、最適なプランを選ぶと電気代を安くできるでしょう。
次に、各電力会社が設定しているプランをチェックしてみましょう。
大手の電力会社の深夜電力を比較してみよう
大手電力会社が設定している、深夜電力プランの電気料金単価を表にまとめました。
電力会社 |
料金プラン名 |
深夜電力 電気料金単価(1kWh) |
北海道電力 |
エネとくスマートプラン |
22時〜8時 29円6銭 |
東北電力 |
よりそう+ナイト&ホリデー |
休日・夜間 22時〜8時 27.32円 |
東京電力 |
夜トク8 |
23時〜7時 31.84円 |
中部電力 |
スマートライフプラン |
22時〜8時 16.63円 |
関西電力 |
はぴeタイムR |
23時〜7時 15.37円 |
北陸電力 |
くつろぎナイト12 |
20時〜8時 26.98円 |
中国電力 |
ナイトホリデーコース |
0時〜9時 34.55円 |
四国電力 |
でんかeプラn |
23時〜9時 30.41円 |
九州電力 |
電化でナイト・セレクト21 |
21時〜7時 14.48円 |
沖縄電力 |
時間帯別電灯 |
23時〜7時 29.53円 |
電力会社ごとに、深夜電力の電気料金にばらつきがあります。しかし、電気料金の目安単価31円(※)と比べると、全てのプランで下回っているので、夜の電気代がお得なプランと言えるでしょう。
(※ 出典:公益社団法人 全国仮定電気製品構成取引協議会)
各社それぞれ、深夜の電気代がお得になるプランを用意されています。
どれくらい節約できるか計算
深夜電力を活用するかしないかで、どれくらい電気代に差があるかを計算してみました。
今回比べたプランは、以下の通りです。
・東京電力:夜トクプランの電力量料金 1kWhあたり84円
・東京電力:スタンダードSプラン 121kWh〜300kWhの電力量料金が1kWhあたり360円
23時から7時までの8時間で1000Wのエアコンを動かしたと仮定して計算すると、以下のような結果となりました、
夜トクプランが254円、スタンダードSがプランで292.8円と、8時間でおよそ40円も差ができます。1ヶ月で考えると、1,200円も深夜料金の方が電気代が安くなります。
深夜料金は夜間に電力を使う方に、おすすめのプランです。
生活スタイルで電気料金プランを見直してみよう
深夜電力を活用すれば、かならずしも電気代を節約できるとは限りません。そのため、自分の生活スタイルに合った電気料金プランを選ぶことが大切です。
具体的には、以下のような電力プランの選び方をすると、電気代を安く抑えられるでしょう。
・夜は寝ていてエコキュートの沸き上げを夜間に行いたい方は時間帯別電灯プラン(深夜電力)
・日中でも家にいる方は重量電灯プラン
一つずつ解説して行きます。
夜にエコキュート沸かしたい方は時間帯別電灯プラン(深夜電力)で検討
日中は仕事で家にいなくて、夜に電気を使いがちだったり、エコキュートを夜中に沸かしたりする方は、時間帯別電灯プランがおすすめです。
なぜかというと、深夜電力が安いプランは、日中の電気代が高くて、夜の電気代が安くなるためです。家にいない時間に電気代が高くて、家にいる時間の電気代が安くなるため、電気代削減の効果は大きくなります。
また、土日祝の電気代が安くなるプランもあり、休日は家でゆっくりと過ごし方におすすめです。
夜に家にいる方は、時間帯別電灯プランを活用すると電気代節約になるでしょう。
日中でも家にいることが多い方は従量電灯プランを検討しよう
日中に家にいる方は、深夜料金を活用するよりも、従量電灯プランが良いでしょう。従量電灯プランは、基本料金と使った分の電力量料金を支払うプランです。深夜電力プランは、日中の料金が高くなるが、従量電灯プランは時間による変化がないのが特徴です。
夜勤で昼間は家にいることが多い方は、従量電灯プランの方がお得になることもあります。電力会社に相談して、どちらがお得かを問い合わせて見ると良いでしょう。
日中でも家にいることが多い方は、従量電灯プランを検討すると良いです。
電気料金のセット割も増えてきている
電力の自由化でガスや光回線とセットで電力契約をすると、セット割引が適用されるプランも用意され出しています。
例えば、東京電力には、ガスとセットで契約すると電気代が安くなる「とくとくガスプラン」があります。東京電力の概算では年間1,200円も電気代を削減できるようです。
(出典:東京電力 とくとくガスプラン)
セット割なども活用して、ライフスタイルにあった電気料金プランを採用しましょう。
なぜ深夜電力は安いのか?時間帯別電灯プラン(深夜電力)のメリット・デメリットとは
そもそも、なぜ深夜電力は安いのか疑問をお持ちの方も多いことでしょう。
そこで、時間帯別電灯プランが安くなる理由とメリット・デメリットを紹介します。
廃棄される電力を少なくするために安い!
深夜の電力を安くする理由は、夜間に作られて使われない電力を無駄にしないためです。電力の発電量は、細かい調整がむずかしく「夜だから発電は少なめ」といった設定ができません。そのため、夜間に作った電力を安く提供して、電力が無駄になるのを防ぐ施策として、深夜電力を導入しています。
深夜の電力が安いのは、廃棄される電力を少なくするための施策です。
深夜電力の安いプランを利用するメリット
深夜電力のメリットといえば、電気代を安くできることです。
例えば
・深夜電力で家電などのバッテリーの充電をする
・深夜電力でエコキュートのお湯を沸かす
・深夜電力で蓄電池に充電し日中使用する
などが挙げられます。
エコキュートや蓄電池をお持ちの方は、電気代の安い時間帯がある、深夜電力プランを活用すれば、電気代を安くできるでしょう。
深夜電力の安いプランを利用するデメリット
深夜電力の安いプランは、日中の電力が高くなるデメリットがあります。
東京電力の夜トクプランを見ると、
・夜間:84円
・昼間:42.80円
と昼間の電気料金単価がおよそ9円高くなります。
昼だけじゃなく、家で生活する時間の多い夕方の時間から深夜電力の始まる22時や23時になるまでは、電気代が高いので注意が必要です。
深夜電力の安いプランは、日中の電気代が高くなるデメリットがあるので、覚えておきましょう。
深夜電力を最大限に活用する方法
夜間電力を最大限に活用する方法を3つ紹介します。
・エコキュートの沸き上げを深夜電力でまかなう
・ポータブル電源を深夜電力で充電
・充電系の家電は夜間に充電する
一つずつチェックして行きましょう。
深夜電力×エコキュートで電気代をお得に
エコキュートで最も電気代を使うのは、湯を沸かすときです。そのため、湯を沸かすタイミングを深夜電力の時間帯と合わせれば、電気代を削減できます。
三菱エコキュート仕様表(一般地)を見ると、SRT-LU453-Pの消費電力が中間期(冬以外)で0.93kWとなっています。
(出典:三菱電機 三菱エコキュート仕様表(一般地))
東京電力の夜トクプラン31.84円とスタンダードSプランの121kWh〜300kWh 36.6円で1時間あたりにかかる電気代を計算すると、以下のような結果となります。
夜トクプラン:約29円/時間
スタンダードSプラン:役34円/時間
夏場なら4時間程度で沸き上げが完了するので、1回の沸き上げで約20円の節約になります。1ヶ月で600円1年にすると、7,200円もの効果が見込めます。冬場はさらに沸き上げに時間がかかるため、7,200円以上の節約が可能でしょう。
エコキュートを導入している方は、深夜電力を活用すると、電気代の削減ができます。
ポータブル電源を深夜電力で充電
ポータブル電源を深夜電力で充電して、昼に使う節電方法もあります。ポータブル電源とは、大容量のバッテリーに家庭用コンセントやUSBポートなど、さまざまな電力供給ポートを搭載したものです。高性能・大容量な、モバイルバッテリーを想像するとわかりやすいです。
前述しているように、深夜電力プランは昼の電気代が高く、夜の電気代が安くなります。そのため、夜の電気代で充電したポータブル電源を使って昼の生活に活用すれば、節電になります。また、ポータブル電源には、ソーラーパネルから充電できるものもあるので、日中に充電が切れても、電気代0円で再充電が可能です。
ポータブル電源を持っていると、深夜電力を最大限に活かせます。
充電系の家電は夜間に充電する
充電系の家電を夜間に充電するのも、深夜電力を活用する方法の一つ。
例えば、
・パソコン
・スマホ
・コードレス掃除機
・ポータブルスピーカー
・ポータブルファン
などです。
一つ一つら小さな効果ですが、毎日コツコツ行えば大きな節電効果を産みます。
充電系の家電は夜間に充電して、深夜電力を最大限に活かしましょう。
Jackery Solar Generatorで深夜電力のメリットを最大化!防災にもおすすめ
ポータブル電源とソーラーパネルがセットになった、Jackery Solar Generatorは深夜電力との相性も抜群!深夜料金の安さ+日中の太陽光発電の相乗効果で電気代をより安く抑えられます。
では「Jackery Solar Generatorってなに?」という方のために、Jackery Solar Generatorの詳しい解説や活用方法を解説して行きます。
ソーラー発電機Jackery Solar Generatorとは?
Jackery Solar Generatorとは、高性能なJackeryポータブル電源と、業界トップクラスで最大24%もの太陽光発電効率を誇るJackeryソーラーパネルを組み合わせた商品です。
「蓄電池と据置太陽光パネルとの違いは何?」という疑問を持ちの方もいらっしゃるはずです。そこで、それぞれ比較して見て行きましょう。
・Jackeryポータブル電源と蓄電池を比較
Jackeryポータブル電源は蓄電池に比べて、
・価格
・持ち運びできる
という点でメリットがあります。
Jackeryポータブル電源でもっとも高額なものは、およそ41万円のJackery ポータブル電源 3000 Proです。
経済産業省の調べによると、蓄電池は工事費含めて1kWhおよそ18.7万円(※)となっています。Jackery ポータブル電源 3000 Proが容量3kWhですので、同じ容量の蓄電池を導入するとしても、およそ56万円必要です。価格面でのポータブル電源の優位性がよくわかります。
(※出典:経済産業省 定置用蓄電システムの目標価格および導入見通しの検討)
また、蓄電池は持ち運びができませんが、ポータブル電源はどこへでも電気を持ち運んで、電化製品を動かせます。ポータブル電源は、アウトドアシーンや災害時など、節電以外でもさまざまなシーンで活躍が期待できます。
・Jackeryソーラーパネルと据置ソーラーパネルを比較
Jackeryソーラーパネルは据置ソーラーパネルと比べて、
・持ち運びできる
・工事費用がかからない
といったメリットを持っています。
資源エネルギー庁によると、2022年新築のソーラーパネル設置費用の平均は、26,1万円(1kW)あたりとなっています。Jackery ソーラーパネル 200Wを5枚購入して1kWにしようと思うと、価格面では勝てません。しかし、Jackeryのソーラーパネルは、折りたたみできてどこへでも持っていけるメリットを持っています。
(出典:資源エネルギー庁 太陽光発電について)
ソーラーパネルの持ち運びができると、
・キャンプ場でポータブル電源を充電
・ベランダや庭でソーラーパネルを設置
・災害時でもポータブル電源を再充電できる
といった使い方ができます。
しかも、工事費用0円なのも、Jackeryソーラーパネルの魅力の一つ。
Jackeryソーラーパネルは、折りたたむと、厚みわずか40mmになり、ちょっとしたスキマに収納できます。台風などで風が強くソーラーパネルが壊れたり飛んで行ったりするリスクがあるときは、収納する必要があるため、コンパクトになるのはおすすめポイント。
Jackeryソーラーパネルは、価格こそ据置ソーラーパネルには勝てません。しかし、設置費用がかからずに持ち運びができるため、場所に縛られずに使えるメリットがあります。
Jackery Solar Generatorで電気代を節約する方法
Jackery Solar Generatorを活用して、電気代を節約する方法は、以下2つが挙げられます。
・太陽光発電で家電の電気代を0円にする
・雨の日でもポータブル電源だけを使えば電気代の節約になる
・太陽光発電で家電の電気代を0円に!
太陽光発電でポータブル電源を充電すれば、ポータブル電源に接続している家電を電気代0円で動かせます。特におすすめなのが、ドライヤーや電気ストーブなどの、消費電力の高い家電をポータブル電源で動かす方法です。いくら高性能なポータブル電源といえども、家にある全ての家電を同時に接続して使うことはできません。そのため、消費電力の高く、節電効果の高いものに絞って使うと、効果的に節電が可能です。
また、ドライヤーや電気ストーブは、夕方や夜の深夜電力に切り替わる前に使用することの多い家電です。夕方お風呂に入って、ドライヤーを使うときに、ポータブル電源を使えば、電気代の高い時間帯の電気を使わずに済みます。
Jackery Solar Generatorは、電気代の高い時間の電気代節約に活躍してくれます。
・雨の日に、ポータブル電源のみで電気代も節約できる
Jackery Solar Generatorは、ポータブル電源単体としても、節電に活躍します。例えば、深夜電力でポータブル電源に充電しておけば、雨の日でもポータブル電源を活用して、家電を動かせます。昼なのに、深夜電力の電気で家電を動かしているようなものだから、お得ですよね。
ポータブル電源だけでも、電気代の節約に活躍できます。
電気代節約だけではなく、防災や車中泊などでも活躍できる
Jackery Solar Generatorは、太陽光発電でポータブル電源を充電できるため、防災や車中泊でも活躍が期待できます。Jackeryのポータブル電源は、防災品として認定された、災害で活躍できるポータブル電源です。しかし、いくら防災品認定を受けたポータブル電源といえども、充電がなくなればただの箱になってしまいます。Jackery Solar Generatorなら、ソーラーパネルとのセット商品のため、充電がなくなっても、ソーラーパネルを展開して、充電が可能です。
また、車中泊では、寝るときにエンジンをかけられない場合があります。ポータブル電源があれば、空調家電を動かせるので、エンジン音で周りに迷惑をかけることなく、快適な夜が過ごせます。しかし、真夏や真冬などに、夜通し空調家電を使えばポータブル電源の電気がなくなってしまうことも想定されます。そういった場合でも、太陽光発電で充電できるため、ポータブル電源の残量を気にせずに深い眠りに入れるでしょう。
充電がすぐにできて、性能も高いJackery Solar Generatorなら、災害時や車中泊でも役に立ちます。
深夜電力を最大限に活かせるJackery Solar Generatorおすすめ電源2選
深夜電力の節電効果を最大限に活かせる、Jackery Solar Generatorおすすめ2選を紹介します。
- Jackery Solar Generator 1000 Plus
- Jackery Solar Generator 2000 Plus
一つずつ見て行きましょう。
Jackery Solar Generator 2000 Plus
Jackery Solar Generator 2000 Plusは、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したJackery ポータブル電源 2000 Plusと高性能なソーラーパネルJackery SolarSaga 100Wがセットになった商品です。
Jackery ポータブル電源 2000 Plusは、2042Whの大容量を実現しており、消費電力55Wの電気毛布ならおよそ68時間も動かしてくれます。「冬は電気毛布で過ごして、徹底的に節電する1」といった方は、深夜電力でJackery ポータブル電源 2000 Plusを充電して、日中でも使えば、大きな節電効果を産むでしょう。
Jackery ポータブル電源 2000 Plusは、拡張バッテリーを追加購入して、容量を最大24,000Whまで広げられます。深夜電力で、拡張バッテリーに充電しておけば、ポータブル電源内の電気を使い切っても、予備電源があるので安心です。
Jackery Solar Generatorと深夜電力で、徹底的に節電生活を送ってみましょう。
Jackery Solar Generator 1000 Plus
Jackery Solar Generator 1000 Plusは、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したJackery ポータブル電源 1000 Plusと高性能なソーラーパネルJackery SolarSaga 100Wがセットになった商品です。
Jackery ポータブル電源 1000 Plusは、2000Wの高出力を誇り、家にあるほとんどの家電を動かせます。例えば、消費電力1000Wのドライヤーや、1600Wの電気ケトルなどをポータブル電源 1000 Plusで動かし、節電が可能です。
また、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用することで、4000回以上の充電サイクルでも性能を落とさない高寿命なポータブル電源になっています。毎日の積み重ねが大切な電気代の削減に、10年間毎日使い続けられるポータブル電源は強い味方となってくれるでしょう。
太陽光発電でフル充電までおよそ2時間という高速充電を実現しているのも、節電におすすめなポイント、(200Wソーラーパネル×4)家庭用コンセントからの充電でも、1,7時間で充電できるため、深夜電力の時間帯で、しっかりとフル充電が可能です。
まとめ
電気代の安い時間帯は、基本的に深夜来になりますが、休日も電気代が安いプランが用意されていることもあります。
契約している電力会社に連絡を入れて、電気代の安い時間帯のあるプランを聞いてみましょう。
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