夏の電気代ってどのくらいかかる?
「結局、夏の電気代ってどれくらいかかる?」と思われる方も多いはず。まずは、夏の電気代について以下の順番で具体的な数字を見ていきます。
・一人暮らしの電気代
・夏と冬の電気代比較
・電気代の計算方法
1つずつ見ていきましょう。
夏における一人暮らしの電気代は?
まずは一人暮らしの電気代を見ていきましょう。
年 |
電気代 年間 |
電気代 月平均 |
2019年 |
68,399円 |
5,700円 |
2020年 |
69,498円 |
5,791円 |
2021年 |
65,790円 |
5,482円 |
2022年 |
81,695円 |
6,808円 |
2023年 |
80,713円 |
6,726円 |
2022年から電気料金が上昇したこともあり、電気代が跳ね上がっています。
これから暑くなってくる季節になってくるので節電を意識していきたいですね。
次に四半期ごとの電気代はどうでしょう。2023年の四半期の電気代データは以下のようになっていました。
期間 |
電気代 期間平均 |
1月~3月 |
9,340円 |
4月~6月 |
5,486円 |
7月~9月 |
5,842円 |
10月~12月 |
5,833円 |
(引用:総務省統計局 家計調査 家計収支編単身世帯 /四半期)
期間ごとに見てみると冬が高く、次に夏場となります。エアコンなどの空調家電を使用する時期は電気代が上がる傾向にあると言えるでしょう。
夏と冬どっちの電気代が高くなる?電気代を比較
世帯人数ごとで夏の電気代と冬の電気代を比べてみました。
人数 |
夏の電気代(8月) |
冬の電気代(2月) |
二人暮らし |
8,974円 |
16,478円 |
三人暮らし |
10,472円 |
18,845円 |
四人暮らし |
10,859円 |
21,793円 |
五人暮らし |
11,591円 |
23,032円 |
(引用:総務省統計局 家計調査 世帯人数別一世帯当たり一か月収支と支出23年8月)
(引用:総務省統計局 家計調査 世帯人数別一世帯当たり一か月収支と支出23年2月)
冬の電気代の方が高いことが分かりました。夏も冬ほどではないにしろ、電気代が高い季節です。地道な節電で少しでも電気代を安くしていきましょう。
電気代の計算方法
次に、電気代の計算方法について解説していきます。電気代の計算方法を知っておくと「どの家電にどれくらい電気代がかかっているの?」と疑問に感じたときに計算ができて便利です。
電気代の計算式は、
1時間あたりの消費電力(kW)×電化製品を使った時間(時間)×料金単価(円/kWh)となります。
1時間あたりの消費電力は、電化製品に表示されている消費電力になります。1000Wなどの表記がされているため、1000で割ってkWに変換して計算します。
電気料金単価は、電力会社ごとに設定されているので、ご自宅の電気料金プランを確認してみてください。
例えば、1000Wの消費電力を持つ家電を1時間使ったときの電気代は、以下の通りです。
1kW(1000kW÷1000)×1(時間)×31円(※)=31円となります。
(※:全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円で計算)
夏の電気代が気になる方は、どの家電にどれくらい電気代がかかるかを計算して、節電に役立てましょう。
電力会社によって電気代が変わる!主要電力会社の電気代を比較!
電気料金単価は家電会社ごとに違うと説明してきました。
では、主要電力会社はどれくらいの電気料金単価となっているかチェックしていきましょう。
電力会社 |
北海道 電力 |
東北電力 |
東京電力 |
中部電力 |
北陸電力 |
関西電力 |
中国電力 |
四国電力 |
九州電力 |
沖縄電力 |
電気料金プラン |
従量電灯B |
従量電灯B |
従量電灯B |
従量電灯B |
従量電灯B |
従量電灯A |
従量電灯A |
従量電灯A |
従量電灯B |
従量電灯
|
電気料金平均単価 (¥/kwh) |
40.8 |
35.4 |
35.7 |
25.3 |
33.9 |
24.9 |
38.0 |
36.2 |
23.1 |
44.4 |
表を見て「契約している電気料金単価が高いな」と思われたら、電力会社を乗り換えてみるのも1つの手です。ガスとのセット割引なども行っている会社もあるので、調べてみると良いでしょう。
例えば、東京ガスでは「ガス・電気セット割」として、お得なプランを提供しています。
(出典:東京ガス ガスと電気をまとめておトクな「ガス・電気セット割」)
夏の電気代を少しでも安く抑えたい方は、自分にぴったりの電気料金プランを探してみるのも1つの手です。
夏の電気代が高くなる3つの理由!エアコンが鍵を握る
夏の電気代が高くなる理由を知っておけば、節電ポイントが見えてきます。
夏の電気代で注目したいポイントは、
・エアコンの稼働時間が長い
・古い家電を使っている
・エアコンを効率よく使えていない
エアコンの稼働時間が長くなるから
夏は朝起きた時から寝ている間まで暑い季節です。そのため、朝の支度時間、帰宅後そして就寝時にもエアコンを稼働させるため、エアコンの稼働時間が長くなります。
電気代の計算式を見てもわかるように、エアコンの稼働時間が長くなれば電気代も高くなります。
環境省が行った、暑い時期のエアコン稼働時間についての調査では、2割もの方が1日8時間〜12時間未満も動かしていたそうです。1日の3/1から半分以上の時間エアコンを稼働していることになります。
(出典:環境省 エアコンの使い方について)
夏の電気代が高くなる原因の1つとして、エアコンの稼働時間も注目ポイントの1つです。
エアコンを効率よく使えていないから
エアコンの稼働時間が長くなると、電気代も高くなると紹介してきましたが、そもそもエアコンをうまく使えていない可能性も考えられます。
例えば、サーキュレーターでエアコンの風を部屋全体に行き渡らせるなどの工夫をすれば、高い設定温度でも十分涼しさを感じられるでしょう。
また、エアコンをつけっぱなしにすれば、電気代を抑えられるという話もあります。
ダイキンの調べによると、「日中9:00~18:00の時間帯は、30分間であればエアコンを切るより、「つけっぱなし」にするほうが消費電力量は少なかった。」という結果が出ています。
(引用:ダイキン 「つけっぱなしがお得という説は本当なのかを検証せよ!」)
「稼働時間が長くなれば、電気代が高くなるんじゃないの?」と思うかもしれません。外気温と室温の差が大きく、設定温度に達するまでがエアコンの時間は最も電力を使う時間です。そのため、30分間でこまめに入り切りを繰り返して稼働時間を少なくするなら、つけっぱなしの方が電気代は安くなるというわけです。とはいえ、夏にエアコンを30分おきに入り切りする方は少ないと思うので、基本的に外出時は「電源OFF」家にいるときは「電源ON」といった認識で問題ないでしょう。
エアコンを上手に使えていないのも、夏の電気代が高くなる原因の1つです。
古い電化製品を使っているから
古い電化製品も電気代を高くする要因の1つです。電化製品は日を追うごとに進化しており、消費電力も以前と比べてグッと小さくなっています。
例えば、最新の冷蔵庫と10年前の冷蔵庫を比べると、年間の電気代で約4,740円〜6,090円もおトクというデータもあります。
(出典:環境省 デコ活 2020年 VS 2010年 最新家電と10年前の家電どのくらいおトク?)
10年以上前の家電を使っている方は、電気代のために買い替えを検討しても良いでしょう。
夏に使う電化製品でやっておきたい節約術
夏によく使う以下の電化製品でやっておきたい節約術を紹介していきます。
・エアコン
・除湿機
・冷蔵庫
1つずつ見ていきましょう。
エアコンの節約術
夏に使う家電といえば、エアコンです。
エアコンの節約術としてあげられるのは、
・サーキュレーターと併用する
・フィルター掃除をこまめに行う
・室外機の周りに物を置かない
・設定温度を上げる
といった方法があります。
特に設定温度を上げると節電効果は高く、設定温度を1℃変えるだけで冷房運転時に約13%もの消費電力削減効果が見込まれます。
(出典:環境省 エネルギー事情を知る)
エアコンの電気代を無理のない範囲で節約すると、夏の電気代を抑えられるでしょう。ただし、熱中症になるほど節約してはダメですよ!
除湿機の節約術
日本の夏、特に梅雨時期は湿度も高く、洗濯物を干すときに除湿機を使う機会も多くなります。
除湿機の電気代節約術としては、
・サーキュレーターと併用あるいは代用する
・洗濯物の間隔をきちんと開けて干す
・こまめにお手入れする
・消費電力の小さいモードで稼働支える
などが挙げられます。
洗濯物を干すときは、除湿機とサーキュレーターを使うと効率よく素早く乾かせます。
除湿機の使い方も、夏の電気代の注目ポイントです。
夏にしておきたい冷蔵庫の設定
冷蔵庫も夏の電気代を高くする家電製品の1つです。
冷蔵庫の節約術としては、
・設定温度を「強」から「中」にする
・開閉回数を減らす
・熱いものは冷ましてから入れる
・壁から適切な距離で設置する
などが挙げられます。
特に、設定温度の変更はできるだけやってほしい対策です。環境省によると、設定温度を強から中にした場合、年間で61,7kWhも節電になるそうです。食品の痛みに注意して、できる範囲で設定温度を下げてみましょう。
(出典:環境省 デコ活 家庭でできる節電アクション)
冷蔵庫は24時間365日動いている家電です。そのため、少しの工夫で大きな節電効果が期待できます。夏の電気代削減のためにも冷蔵庫の使い方も見直していきましょう。
Jackery Solar Generatorで夏の電気代を節約しよう
夏の電気代削減には、ちょっとしたことの積み重ねも大切ですが、節約にも限界があります。限界を超えて節電するために、ポータブル電源とソーラーパネルを使う方法も試してみませんか?
ポータブル電源業界で世界をリードする企業Jackeryでは、Jackery Solar Generatorという、ポータブル電源とソーラーパネルのセットを発売しています。
Jackery Solar Generatorとは、
・高性能なポータブル電源ソーラーパネルのセット
・置き型ソーラーパネルでマンションのベランダにも設置可能
・高速で安全な充電技術「Charge Shield技術」搭載
・防災品として認められたポータブル電源で災害時にも心強い
・豊富な出力ポートでスマホ充電から電化製品への電源供給まで使える
・業界最高24%の変換効率を誇るソーラーパネル
・ポップなデザインでリビングにおいてもおしゃれな見た目
といった特徴を持っています。
では、Jackery Solar Generatorを使った節電方法について、みていきましょう。
節約①ソーラーパネルで充電して電力で電化製品を使う
ソーラーパネルでポータブル電源を充電して使えば、電気代0円で電化製品を動かせます。
例えば、ソーラーパネルを使いJackery ポータブル電源 2000 Plusを充電した場合、1000Wエアコンをおよそ2.3時間も稼働できます。
電気代を計算すると、
・フル充電1回分エアコンを動かしたら約71,3円
・1ヶ月毎日続けたら2,139円
も節約になります。
ソーラーパネルでポータブル電源を充電し、自然エネルギーを活用したエコな節電生活を送ってみませんか?
節約②夜間電力でポータブル電源を充電して昼に使う
夜の電気代が安くなる夜間電力プランに加入されている方は、夜間電力プランでポータブル電源を充電して日中に使えば節電が可能です。
例えば、東京電力の夜間電力プラン夜トク8では、電力料金単価(税込)が以下のようになります。
・午後11時〜午前7時:31.64円
・午前7時〜午後11時:42.60円
(出典:東京電力 夜トクプラン)
昼と夜では、10.96円も電力料金単価に差があります。
「夜の電力を昼に使う」普通に考えたらできないようなことも、ポータブル電源があればかんたんに実現可能です。
ポータブル電源を活用して、夜間電力を昼に使い節電をしてみましょう。
節約③消費電力の高い家電をポータブル電源で動かす
消費電力の高い電化製品をポータブル電源に充電した電力で動かすのも、節電方法の1つです。
例えば、
・ドライヤー
・電子レンジ
・電気ストーブ
・電気ケトル
などが挙げられます。
どれも、長時間使用する機械の少ない電化製品ですので、ポータブル電源でも必要十分な稼働時間が見込めます。Jackery ポータブル電源 2000 Plusなら、電子レンジを約1.5時間も動かせます。
消費電力の高い電解製品をポータブル電源で動かして、毎日コツコツ節電していきましょう。
夏の電気代節約に活躍できるJackery Solar Generatorおすすめ2選
夏の電気代節約に活躍するJackery Solar Generatorを2つ紹介します。
・Jackery Solar Generator 1000 Plus
・Jackery Solar Generator 2000 Plus
1つずつみていきましょう。
Jackery Solar Generator 1000 Plus
Jackery Solar Generator 1000 Plusは、Jackery ポータブル電源 1000 Plusと100Wソーラーパネルがセットになった、ソーラー発電・充電セットです。
1264Whの大容量で、消費電力960の電子レンジをおよそ1.1時間も動かせます。消費電力の高い家電をJackery ポータブル電源 1000 Plusで動かし、節電ができます。
付属の100Wソーラーパネルは置き型のため、スペースのある場所ならどこへでも設置可能。マンションのベランダや家の庭、キャンプ場などどこへでも持ち出して、ポータブル電源に充電できます。
Jackery Solar Generator 1000 Plusで夏の電気代を節約しましょう。
Jackery Solar Generator 2000 Plus
Jackery Solar Generatorシリーズの中でも、上位機種に当たるのがJackery Solar Generator 2000 Plusです。
Jackery ポータブル電源 2000 Plusは3000Wの超大出力で、ほとんど家電を動かせます。AC電源やUSBなど、10のポートを搭載。「スマホを充電しながら、ドライヤーを使う」といったフレキシブルな使い方が可能となっています。
200Wソーラーパネル4枚を使えば、最短2時間でフル充電可能。超大容量なのに高速で充電できるのは嬉しいポイントです。
Jackery Solar Generator 2000 Plusで夏の太陽を味方につけて、電気代を安くしましょう。
エアコンの使い方とポータブル電源で夏の電気代を節約
夏はエアコンの稼働時間が延びるため、電気代が気になりがち。少しでも電気代を抑えるためにも、今回紹介した節約術やJackery Solar Generatorを使ってみましょう。
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