ウォーターサーバーの電気代はどれも同じ?節約する7つのコツも紹介

ウォーターサーバーの電気代はどれも同じ?節約する7つのコツも紹介

「お湯や冷たい水をいつでも飲みたい」「安心して飲める水を選びたい」このような理由で、ウォーターサーバーを置いている家庭も多いのではないでしょうか?常にコンセントに挿したまま使う家電ですから、電気代は気になるものです。

ウォーターサーバーの電気代は機種により、また使い方や手入れの仕方により大きく変わります。少しの工夫で、電気代を下げることができるでしょう。この記事ではウォーターサーバーの電気代がいくらかかるのか、電気代を節約するコツについて解説します。

ウォーターサーバーはどこで電気を使う?

ウォーターサーバーが電気を使う工程には、以下の3つが挙げられます

水を冷やす

水を温めてお湯をつくる

水を安心して飲める状態に保つ

ウォーターサーバーの電気代の節約には、3つの工程で何が行われているか知っておくと役立ちます。それぞれの工程を確認していきましょう。

●水を冷やす

冷たい水を出す機能は、ウォーターサーバーの基本的な機能です。冷水の温度は4℃~10℃ですから、常温の水を冷やすための電気が必要です。加えて、水を冷やし続けるための電気代もかかります。消費する電力は製品によっても異なりますが、福井新聞社は80W~100W程度と報じています。

●水を温めてお湯をつくる

多くのウォーターサーバーには、お湯を出す機能もついています。その温度は、80℃から90℃にも達します。常温の水を温めるため、また熱い状態を維持するために、電気を使用します。

消費する電力は、水を冷やす場合よりも大きくなります。この点について、福井新聞社は260W~450W程度と報じています。

●水を安心して飲める状態に保つ

ウォーターサーバーは、水を安心して飲める状態に保つ機能でも電気を使います。代表的な機能を、以下に挙げました。

お湯で消毒し雑菌の繁殖を抑える「クリーン機能」

紫外線ランプを使って殺菌する「UV殺菌機能」

冷水しか使わない場合でも、お湯をつくり消毒するための電力が必要なことに注意してください。この機能には、冷水よりも多くの電力を要する機種があります。

紫外線ランプの点灯にも、電気が必要です。但し必要な電力は、冷水や温水をつくる場合よりも低くなっています。

ウォーターサーバーの電気代は毎月いくら?

ウォーターサーバーは設置方法により、大きく2つのタイプに分かれます。

床に直接置いて使用する「床置きタイプ」

テーブルなどの上に置いて使える「卓上タイプ」

それぞれのウオーターサーバーの電気代はどのくらいかかるのか、確認していきましょう。

●床置きタイプウォーターサーバーの電気代

床置きタイプウォーターサーバーの電気代は、月々300円~800円の製品が多くなっています。但し月額1,000円以上の製品もあることに注意してください。節電機能がついた「エコモード」を搭載する機種を選ぶと、電気代が安くなります。

●卓上タイプウォーターサーバーの電気代

卓上タイプウォーターサーバーの電気代は、月々390円~1,000円となっています。床置きタイプよりも小型の製品が多いですが、小さいからといって電気代が安くなるとは限らないことに注意してください。一方で「エコモード」を搭載する機種では、電気代を下げることが可能です。

ウォーターサーバーの電気代を節約する7つの方法

ウォーターサーバーの電気代を節約する7つの方法

ウォーターサーバーは、さまざまな方法で電気代を下げられます。7つの方法を紹介しますので、電気代の節約にお役立てください。

①ソーラーパネルとポータブル電源を使って給電する

ご自宅に庭やベランダがあるなら、太陽光の活用で電気代を節約できます。ソーラーパネルを使って発電を行い、電気をポータブル電源に貯めて、ウォーターサーバーや冷蔵庫などの家電に給電します。ソーラーパネルで発電したぶんだけ電力会社の電気を使わずに済むため、電気代の節約につながるというわけです。

ウォーターサーバーの消費電力は350W~550W程度ですから、太陽光発電だけで電力をまかなうことも可能です。年間の電気代が1万円を超える機種をお使いの場合は、太陽光発電の活用が家計の大きな助けとなるでしょう。

関連人気記事:上がる一方の電気料金!節電に大いに役立つポータブル電源・ソーラーパネル

②省エネ機能がついた製品を選ぶ

ウォーターサーバーの電気代の節約には「エコモード」や「スリープ機能」など、省エネ機能がついた製品を選びましょう。省エネ機能は以下の動作により、電気代を節約できる機能です。

温水ヒーターによる加熱を一定時間、または部屋が消灯している間行わない

温水の温度を低くする

省エネ機能の活用により、電気代を20%~35%程度節約することが可能です

③必要な機能に注目してウォーターサーバーを選ぶ

いつも熱湯に近い温度の水や、キンキンに冷えた水が欲しいという方は少ないでしょう。温度を調整できる機能など、機能に着目したウォーターサーバー選びも電気代の節約につながります。

・温度調整が細かくできる製品を選ぶ

メーカーや運営会社によっては、通常の温水や冷水よりも常温に近い「弱温モード」「弱冷モード」を搭載する製品を用意しています。

モード

温度

主な用途やおすすめの方

弱温モード

70℃~75℃

乳児のミルクづくり、煎茶を淹れる場合

弱冷モード

12℃~16℃

水分補給、冷たい水が苦手な方

温度設定を細かく行えることでよりおいしく水を楽しめるとともに、節電と電気代の節約も実現できます。

・温水がいらない方は、冷水のみの製品を選ぶと節電できる

ウォーターサーバーは、冷水よりも温水をつくる際に多くの電力を消費します。温かい水はいらないという方は、冷水のみの製品を選ぶことで節電でき、電気代を節約できます。機種によっては、月々の電気代が200円未満で済むことは見逃せません。

➃熱の影響を受けにくい場所に置く

電気代の節約には、熱の影響を受けにくい場所にウォーターサーバーを置くことも重要です。ここでは3つのポイントに分けて、どのように熱の影響を防げばよいか解説します。

・壁や熱を発する家電から離す

ウォーターサーバーを壁にぴったり付けると見た目は良くなりますが、電気代が余分にかかってしまいます。壁は排熱を妨げるためです。壁から10cm~15cm離して設置しましょう。横だけでなく、背面を壁からしっかり離すことも重要です。

同様に熱を発する家電のそばにウォーターサーバーを置くと、冷やすための余分な電力がかかります。ヒーターやストーブは熱を発する家電ですが、冷たいイメージがある冷蔵庫も周囲に熱を発することに注意が必要です。これらの家電とは、10cm以上離して設置しましょう。

・直射日光が当たらない場所に置く

直射日光が当たらない場所に置くことも、重要なポイントです。ウォーターサーバーや内部の水が温まるため、冷やすために余分な電力を必要とするためです。細菌が増えやすくなるリスクも見逃せません。このため、日差しが直接当たらない場所を選んで置くとよいでしょう。

・床暖房のある場所を避ける

ウォーターサーバーの放熱は、本体の下部で行う機種が多くなっています。床暖房で温められた床の上に設置すると放熱が妨げられ、余分な電力を消費してしまいます。もしご自宅で床暖房を設置している場合は、床面が暖かくない場所を探して設置するとよいでしょう。

⑤定期的に清掃する

ウォーターサーバーの定期的な清掃は清潔さを保つためだけでなく、電気代の節約にも有効です。ほこりなどがついていると放熱が妨げられ、電気代のアップにつながりかねません。こまめにチェックし、ほこりやごみを拭き取りましょう。

⑥コンセントは挿したままで使う

ウォーターサーバーの節電には、常にコンセントを挿したままで使うことも重要です。電源を切ってしまうと、水の温度が常温に戻ってしまいます。再び通電が開始されると温水や冷水を作り直すため大量の電力を消費し、かえって電気代が高くなってしまいます。

常にコンセントを挿した状態で使うことは、水の安全を保つうえでも重要です。通電した状態では、ウォーターサーバーに搭載された「クリーン機能」や「UV殺菌機能」といった、水を安心して飲める状態に保つ機能が働くためです。コンセントを抜くとこれらの機能が働かないため水の中で細菌が増えてしまい、食中毒の原因になるかもしれません。

⑦電力会社や電力プランを変更する

電気代の節約にはウォーターサーバーを使う工夫だけでなく、電力会社や電力プランの変更も役立つ場合があります。契約中のプランよりもお得なプランがある場合は、変えることで電気代を下げられるためです。

場合によっては、今より月額1,000円以上安くなるプランが見つかるかもしれません。電気代が気になる方は、今より安く済むプランを探してみましょう。

関連人気記事:もしかしてわが家の電気代は高すぎ?世帯人数別・時期別の平均電気代と7つの節約方法を徹底解説

家庭の電気代の節約に役立つJackery(ジャクリ)ポータブル電源

家庭の電気代の節約に役立つJackery(ジャクリ)ポータブル電源

家庭の節電に役立つポータブル電源。ポータブル電源とはACコンセントやソーラーパネルから充電して、貯めた電気をウォーターサーバーなど様々な電気製品に給電できる持ち運び便利な大容量バッテリーです災害時でも適温の水を飲めるほか、太陽光発電などの活用により電気代を節約しながらおいしい水を楽しめます。ここからはJackeryのポータブル電源をおすすめする理由と、ウォーターサーバーの使用に適したポータブル電源を紹介します。

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源には、以下の強みがあります。

本体だけで2~3kWh、外付けバッテリーを含めると12kWhも蓄電できる製品がある

さまざまな安全技術を搭載しているため、安心して使える

停電しても速やかに電源を切り替えられる「EPS機能」を備える機種が複数ある

ソーラーパネルの変換効率は24%~25%。効率的に発電できる

上位の機種は定格出力が大きく、ウォーターサーバーと他の家電を併用できる

繰り返しの充電に強い工夫がされている

上記に挙げる強みがあるため、ウォーターサーバーを使う家庭に適しています。ウォーターサーバーは24時間稼働する家電です。特に温かい水をつくる場合は、消費電力量が大きくなるかもしれません。このため、大容量のポータブル電源をおすすめします。また災害への備えや電気代の節約を実現するためには、ソーラーパネルの活用も有効です。

ここからは、ウォーターサーバーの電気代節約に役立つJackeryの製品を3つ紹介します。

●Jackery Solar Generator 2000 Plus|ジャクリソーラージェネレーター2000プラス

リン酸鉄リチウムイオン電池を使った「ポータブル電源 2000 Plus」と、ソーラーパネル「SolarSaga 200」を組み合わせたJackery Solar Generator 2000 Plus です。定格出力は3000Wもありますから、調理家電とウォーターサーバーを組み合わせて使えます。

本体の容量は2042Wh、家庭用100V電源を使えば2時間でフル充電できます。SolarSaga 200は1枚だけで充電すると14時間かかりますが、6枚使えば2時間で充電できます。またバッテリーパックを5個つなぐことで、容量を12kWhに拡張できます

4,000回の充電・放電が可能な、長寿命の電池を内蔵していることも特長です。また万が一の停電時も20ミリ秒でポータブル電源からの給電に切り替わり、電気を使い続けられる「EPS機能」も見逃せません。重さは27.9kgとかなり重いですが、キャスターがついているため楽に持ち運べます。

●Jackery Solar Generator 1000 Plus|ジャクリソーラージェネレーター1000プラス

リン酸鉄リチウムイオン電池を使った「ポータブル電源 1000 Plus」と、ソーラーパネル「SolarSaga 100」を組み合わせたJackery Solar Generator 1000 Plusです。定格出力は2000Wあり、ウォーターサーバーと多くの家電を組み合わせて使えます。

本体の容量は1264Wh、家庭用100V電源を使えば1.7時間でフル充電可能です。SolarSaga 100を1枚だけ使うと充電に18時間かかりますが、4枚使えば4.5時間に短縮されます。またバッテリーパックを3個つなぐことで、容量を5kWhまで増やせます

内蔵する電池の寿命は、4,000と長いことも特長です。20ミリ秒以内にポータブル電源からの給電に切り替わり、電気を使い続けられるEPS機能」もあるため、停電してもウォーターサーバーを安心して使い続けることができます。

●Jackery Solar Generator 2000 Pro|ジャクリソーラージェネレーター2000プロ

「ポータブル電源 2000 Pro」と、ソーラーパネル「SolarSaga 200」を組み合わせた製品です。定格出力は2200Wあるため、調理家電とウォーターサーバーを同時に使えるでしょう。

本体の容量は2160Whです。家庭用100V電源で2時間、SolarSaga 200を6枚使えば2.5時間で充電を完了できます。重量は19.5kgで、キャスターはありませんが持ちやすいハンドルがついています。

電池の寿命は1,000回です。最高レベルのスペックは求めないものの、災害時でも家電をスムーズに使いたい方におすすめの製品です。

使い方を工夫してウォーターサーバーの電気代を節約しよう

ウォーターサーバーの電気代は、月額300円~1,000円程度とそれほど高額ではありません。しかし放熱しにくい場所に置く、電源を頻繁に切ると、電気代はアップしてしまいます。一方でこまめに掃除をする、省エネ機能を活用する、設定できる温度の種類が豊富な機種を選ぶことで節電できます。使い方の工夫で、電気代を節約できる家電です。

電気代の節約には、ソーラーパネルとポータブル電源の活用も有効です。Jackeryでは発電効率が高く、大容量の電気を貯められる製品を用意しています。ウォーターサーバーを選ぶ際には、電気代を節約できるJackery Solar Generatorもぜひご検討ください。

なお、正しいお水の情報はwatermagazine(ウォーターマガジン)

ウォーターマガジンは水にまつわる様々な新鮮な情報をお届けする 提案型WEBマガジンです。興味のある方はどうぞご参考してみてください。


コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleプライバシーポリシーおよび利用規約が適用されます。


new-customer-close
送信