停電したら何をすればいいの?取るべき6つの行動と注意事項を解説

停電したら何をすればいいの?やるべき行動と気をつけることを紹介

パッと電気が消えて、「何をしたらいいのだろう」と困るのが停電です。何事もなく停電が直れば良いのですが、中には思わぬ事故になるケースもあります。そこで今回は、停電したらやるべき行動や停電中に気をつけたいことなどを紹介していきます。

ちょっとしたことで思わぬ事故を防げるので、停電したらこの記事を参考にして行動してみてくださいね。

停電したらやるべき6つの行動

停電したらときにやるべき行動は以下の6になります。

家電のコンセントを抜く

自宅の停電状況を確認

周辺の停電状況を確認

太陽光発電の自立運転へ切り替え

パソコンのプラグを抜く

SNSをチェックする

どれもむずかしい行動ではありません。落ち着いて、一つずつ行動していきましょう。また、停電に備えて今回紹介するやるべき行動4つをメモして、見える場所に貼っておくといざというときに役立ちます。それでは、一つずつ解説していきます。

①停電したら家電のコンセントを抜く

停電したらやるべき行動1つ目は、「家電のコンセントを抜く」です。停電が直るタイミングで、雷サージと呼ばれる強い電流が流れる現象が起きます。強い電流が家電に流れ込むと、以下のような事故やトラブルが想定されます

アイロンに電気が流れて熱を持ち、アイロン掛け途中のシャツが燃える

持っていたハンドミキサーに電気が流れて、回転し手を切る

どちらも一歩間違えれば、命に関わる事故ですよね。

川崎市からも「通電火災」についての注意喚起がされています。

(出典:川崎市 「通電火災にご注意」)

停電したら、発熱する家電と回転する家電を優先しながら、家電のコンセントを抜き身を守ってください

②停電したら自宅の停電状況を確認

自宅の一部が停電しているか、それとも全ての部屋が停電しているかを確認しましょう。

確認方法として、

・自宅の別部屋にいる家族と連絡をとる(携帯電話が使えれば)

店頭などに気をつけながら隣の部屋に移動して確認する

などになります。

停電の状況を確認したら、ブレーカーの確認に行きます。次に、停電状況に合わせた基本的なブレーカー操作方法を紹介します。

注意点として、電気は目に見えない+ニオイがありません。重大な事故につながることもあるので、ブレーカー操作は慎重にかつ、少しでも不安だったら電気工事業者や電力会社に電話をして指示を仰ぎましょう

●一部の部屋だけが停電した時のブレーカー操作

一部の部屋だけが停電したら以下の手順でブレーカー操作を行います。

1. 部屋の家電コンセントを全て抜く

2. ブレーカーが「切」(つまみが下がっている)状態であることを確認する

3. ブレーカーが落ちていたら「入」(つまみが上がっている)状態に戻す

4. 停電が直れば完了

もし、ブレーカーを確認して「入」状態で電源が入らない場合は、電気工事業者や電力会社に連絡して確認をしてもらいましょう。

また、「入」にして家電を動かしてもすぐに停電する場合は、家電に原因がある可能性もあります。問題のある家電が特定できたら、使用を中止して廃棄するか修理に出してみましょう。

●家全体が停電したらのブレーカー操作

家全体が停電したら、以下の手順でブレーカー操作を行います。

大元のアンペアブレーカーが「入」状態(つまみが上がっている)ことを確認する

配線用遮断機(各部屋ごとのブレーカー)を全て切る

配線用遮断機を一つずつあげていく

停電の原因となる部屋があれば、漏電遮断機が自動で「切」になる

原因の部屋を特定できる

原因以外のブレーカーを「入」にする

漏電の可能性があるので、電気工事業者や電力会社に連絡する

また、漏電意外にも家電を同時に使いすぎて契約アンペアを超えた可能性もあります。使用する家電を少なくして、アンペアブレーカーを「入」にすれば停電は治ります。

アンペアブレーカーの無いタイプの分電盤では、10秒で自動的に停電が直る可能性があります。10秒待っても直らないときは上記の対応を試してみてください。

③停電したら周辺の停電状況を確認

停電が起こったときに、自分の家だけが停電いているのかを確認してください。周りの家も停電している場合は、

大手電力会社の停電状況ページを確認する

大手電力会社に連絡する

などの行動を起こしましょう。

「他の人が連絡しているはず」という気持ちはわかりますが、念のため連絡しておいた方が良いです。

➃太陽光発電の自立運転へ切り替え

家に太陽光発電があれば、自立運転に切り替えましょう。基本的には、以下の操作で切り替えられるはずです。

1. 分電盤に行きメインのブレーカーを落とす

2. 太陽光発電のブレーカーを落とす

3. パワコンを自立運転モードに切り替える

4. 自立運転用のコンセントから電源を供給

普段から説明書を読んで手順やブレーカーの場所などを確認しておきましょう。

「太陽光発電なんて無いよ」という方は、停電時の備えとしてJackery Solar Generatorがおすすめ。

Jackery Solar Generatorは、ソーラーパネルとポータブル電源がセットになった商品です。置き型のソーラーパネルだから、ベランダや庭に設置して簡単に太陽光発電できます。停電時でも事前に電気を貯めたポータブル電源を使って家電に給電するのは安心ですよね。また、長時間の停電によりポータブル電源の電源が使い切った場合でも、ソーラーパネルで太陽光発電できるので、電源切れの心配がありません。停電の備えに、ポータブル電源とソーラーパネルを持っておきましょう。

関連人気記事:【2023年】家庭での停電対策には発電機よりポータブル電源がおすすめ!理由・おすすめ商品を紹介

⑤停電したらスマートフォンはバッテリー消費の少ないモード

スマートフォンはバッテリー消費の少ないモードに切り替えましょう。停電すると固定電話は使えません。連絡手段としてスマートフォンはできるだけ長く使える状態を保っておきましょう。

また、スマートフォンは停電情報の収集にも使えますね。機種によって、バッテリー消費の少ないモードで出来ることを制限している可能性もあります。普段からお使いのスマートフォンの、説明書などを確認しておきましょう。

⑥停電したらSNSで停電状況をチェック

停電したら、SNSで停電の状況をチェックしてみましょう。SNSは情報の流れが早いため、電力会社よりも早く停電情報が流れている可能性があります。

ただし、SNSの情報は全てが正確な情報では無いので、見極めが大切です。参考程度にSNSで情報収集をして、電力会社からのアナウンスや復旧を待ちましょう。

停電した時気をつけたいこと4選

停電した時気をつけたいこと4選

停電した時には、以下4つのことに気をつけて、身を守りましょう

熱中症に気をつける

停電特有の火災

冷蔵庫の開閉は最小限

トイレの使い方

一つずつ紹介していきます。

①停電した時熱中症に気をつける

停電したらエアコンも扇風機を使えないため、熱中症に気をつけましょう。厚生労働省からも、以下のように注意喚起がされています。

“停電により、扇風機やエアコンが使用できない状況が発生しています。こまめな水分・塩分の補給、室内や外出時、衣服の工夫により、熱中症に注意しましょう。”

引用元:厚生労働省 停電時における熱中症予防について

停電した時の熱中症予防対策は、

水分・塩分・経口補水液などを摂取する

涼しい場所で過ごす

・ポータブル電源でエアコンや扇風機を稼働

などになります。

熱中症は重症になると命に関わります。少しでもおかしいと思ったら救急車を呼びましょう。

②停電特有の火災に注意

停電にともなう火災に注意が必要です。停電が直ったときの通電火災については前述していますが、ろうそくを使ったときの火災にも注意してください。

夜中の停電時は、灯りの確保のため蝋燭を使うことがあります。ろうそくが倒れて、火災になってしまっては大変です。

停電した時には、

停電が直ったときの通電火災

ろうそくによる火災

に注意してください。

③停電した時冷蔵庫の開閉は最小限

停電した時には、冷蔵庫の開閉は最小限にしましょう。

パナソニックによると、冷蔵庫のドアを開けなければ2〜3時間は庫内の冷えが保てるそうです。

出典:Panasonic 冷蔵庫の停電前の準備と停電時・停電復旧後の対処方法 

停電が長く続いたときに、心配になるのが冷蔵庫。庫内が冷えずに食べ物がくさってしまったら、もったいないばかりか空腹に耐える時間を過ごすかもしれません。冷蔵庫の開閉は、最初限にしましょう。

➃停電した時のトイレの流し方

停電したら、トイレが流れなくなるときがあります。トイレには水洗トイレとタンクレストイレがあり、停電時の使い方としては、

水洗トイレ:断水じゃなければ普通に使える。

タンクレストイレ:電気を使うため、緊急時に水を流す方法を説明書で確認する

になります。

上記を見ても分かる通り、気をつけるべきはタンクレストイレです。タンクレストイレは、「電磁弁」と呼ばれる電気で動かす弁で水を流しています。停電したら使えませんよね。

停電時のトイレの流し方は、メーカーによって違います。トイレの説明書を確認しましょう。

停電したらJackeryポータブル電源を使おう!

停電したらJackeryポータブル電源を使おう!

停電したら、Jackeryポータブル電源を使うことをおすすめします。ポータブル電源とは、ACコンセントやソーラーパネルから充電して貯めた電気を様々な生活家電や電子機器に給電できる持ち運び便利な大容量バッテリーです。停電時の非常用電源や屋外電源などとして幅広く活用されています。

電気が使えないと

スマホの充電ができない

灯りがつかない

扇風機が使えない

などの問題が起きます。停電したらポータブル電源を使えば、普段とおり変わらない家電生活を送ることができるので安心できます

例えば、定格出力2200w・容量2160WのJackeryポータブル電源2000Proを備えておけば、ドライヤー・電子レンジなど消費電力の高い家電も使えます。停電しても、普段通りの生活が送れますね。

また、Jackeryポータブル電源2000Proは、ソーラーパネルSolarSaga 200Wを6枚使った太陽光発電で最短2.5時間のスピードで充電ができます。ポータブル電源の充電を使い切ったとしても、次の日に太陽光で充電できるので、長時間の停電の備えにはぴったりですね。

停電の備えとして、Jackeryポータブル電源を用意することがおすすめします。

停電の備えにおすすめのポータブル電源製品一覧

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Jackery Solar Generator 2000 Plus

(ポータブル電源2000PLUS+ソーラーパネル200W)

容量:2042Wh
定格出力:2000W
フル充電:14時間(Solarsaga 200W×1枚)

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Jackery Solar Generator 2000 Pro

ポータブル電源2000Pro+ソーラーパネル200W

容量:2160Wh
定格出力:2200W
フル充電:7.5時間(Solarsaga 200W×2枚)

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Jackery Solar Generator 1500pro

ポータブル電源1500Pro+ソーラーパネル200W

容量:1,512Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間(Solarsaga 200W×1枚)

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Jackery Solar Generator 1000 Pro

ポータブル電源1000Pro+ソーラーパネル100W

容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:13.5時間(Solarsaga 100W×1枚)

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Jackery Solar Generator 1500

ポータブル電源1500+ソーラーパネル100W

容量:1,534Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間(Solarsaga 100W×2枚)

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Jackery Solar Generator 1000

ポータブル電源1000+ソーラーパネル100W

容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:13.5時間(Solarsaga 100W×1枚)

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定格出力:1800W
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よくある停電の原因を紹介

停電にも火災や天候などいくつかの原因があります。停電の原因を知っておけば、対策が取れる場合もあるので、よくある停電の原因を紹介していきます。

よくある停電の原因は、

落雷:電線などに雷が落ちて停電

台風:台風の影響で、電線にモノがあたり破損が生じて停電

雪:雪が溜まった電線が風で大きく振れ、電線と電線が接触して停電

地震:地震により、電線が倒壊して停電

事故:重機などが電線に接触して停電

になります。台風や雪の場合は、天気予報を見て停電の備えをしておきましょう。

普段から簡単にできる4つの停電対策

停電した時の対策も大切ですが、普段から停電備えに準備しておくてと、いざというときに安心です。普段からできる停電対策を以下4つ紹介します。

水と食べ物は用意しておく

L E Dランタンなどの灯り用意する

ガスコンロを買っておく

電池を買っておく

一つずつ解説していきます。

①水と食べ物は用意しておく

自然災害により、停電したら断水の可能性があります。水と食料の備えをしておきましょう。農林水産省によると、

水:1人当たり1日1ℓ、調理用も含めて3ℓ

米:2Kgの米が一袋で約27食分

缶詰:調理不要でそのまま食べられて便利

とあります。

出典:農林水産省 緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド 

普段から水と食べ物は切らさないようしてください。いざというときに役に立ちます。

②LEDランタンなどの灯りを用意する

夜に停電した時のために、LEDランタンを備えておきましょう。夜中に停電すると、灯りがなくなり周りが見えなくなります。転倒や不意にものを落下させるリスクが伴います。

LEDランタンを用意しておけば、いざというときでも部屋全体を明るく照らしてくれます。

その他の灯りだと、

スマホのライト:広範囲を照らせない

ろうそく:火災のリスクがある

など、停電に適しているとは言いにくいですよね。停電の備えとして、広範囲を照らせるLEDランタンを用意しておきましょう。

③ポータブルガスコンロなどの準備

停電の備えとして、ポータブルガスコンロを準備しておきましょう。電気が止まると、IHヒーターなどの調理器具が使えません。

ポータブルガスコンロがあれば、停電のときでもお湯を沸かせたり簡単な調理をしたりもできます。停電したときでも、美味しい料理を楽しむためにポータブルガスコンロは用意しておきましょう。

➃ポータブル電源を用意

停電の備えとして、上記で紹介したポータブル電源を購入しておきましょう。ポータブル電源があれば、

スマホに充電できる

生活家電やLEDライトなどが使える

などの使い道があります。スマホの充電ができれば、連絡を取ったり停電情報を調べたりするのにも、遠慮なくスマホを使えます。

停電の備えとして、ポータブル電源をストックしておきましょう。

まとめ

停電は突然起こる避けられないトラブルです。今回紹介した以下のやるべき行動をチェックして停電に備えましょう。

停電したらやるべき行動:

家電のコンセントを抜く

自宅の停電状況を確認

周辺の停電状況を確認

太陽光発電の自立運転へ切り替え

パソコンのプラグを抜く

SNSをチェックする


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