1.作り方・使い方簡単!部屋の電気や懐中電灯の代わりになるもの7選
部屋の電気や懐中電灯の代わりにできるものを7つ紹介します。
・電気を使わない手作りの明かり
・充電式・電池式の明かり
どれも簡単に用意できるので、もしもの事態に備えておきましょう。
●電気を使わない手作りの明かり
電気を使わない明かりの手作り方法を4つ紹介します。
・ペットボトルのランタン
・蓄光テープ
・ツナ缶ランプ
・サラダ油の簡易ランプ
順番にチェックしていきましょう。
┃ペットボトルのランタン
用意するのは以下の3つだけです。
・ペットボトル
・懐中電灯が入るサイズのコップ
・コップに入るサイズの小型の懐中電灯
コップの中に懐中電灯を入れておき、水を入れたペットボトルをコップに乗せれば完成です。ペットボトルの中の水が光を反射し、周りを明るく照らしてくれます。この記事で紹介する手作りライトの中でも、特に簡単な手法です。
┃蓄光テープ
蓄光テープは、周囲の光を吸収・蓄積するテープです。10時間以上発光するテープもありますが、防災用品として使えるかは製品によって変わります。
JA~JDまでの規格があり、JDに近い製品ほど長く発光する性質を持ちます。階段や廊下の角に貼り付けて視認性を上げれば、衝突や転倒の防止が可能です。
ただし、懐中電灯のように明るく照らすものではありません。足元を確認するための補助として使いましょう。
┃ツナ缶ランプ
ツナ缶ランプの作り方の手順は以下のとおりです。
・ツナ缶のフタの中心に缶切りで穴を空ける
・綿やティッシュをねじって、こよりにする
・ツナ缶の穴にこよりを通して、油が染み込むまで約1分待つ
・火を点ける
長ければ2時間ほど周りを明るくしてくれます。火が消えた後のツナ缶は食べてしまいましょう。
参考:警視庁「ツナ缶でランプ」
┃サラダ油の簡易ランプ
以下の手順で、サラダ油を使った簡易ランプを作れます。
・耐熱ガラスのコップにサラダ油を入れる
・アルミホイルをねじって約20cmのこよりにする
・ティッシュを約10cmのこよりにする
・ティッシュの先端から約1cmのヶ所にアルミホイルを巻きつける
・アルミホイルの両端は折り曲げておく
・ティッシュを油に浸し、アルミホイルはコップの縁に引っかける
・ティッシュに火を点ける
油を入れた分だけ燃え続けてくれるのが強みです。火を消しても再点火できるので、ランプから離れる際も安心して消火できます。ただし、何かの拍子にランプが倒れると周りの物に燃え移る可能性があります。
ランプが倒れないように、両面テープで接地面に固定しておくといいでしょう。
●充電式・電池式の明かり
充電式・電池式の明かりになるものを3つ紹介します。
・充電式ランタン
・【電池切れ注意!】iPhoneのフラッシュモード
・モバイルバッテリーやポータブル電源のライト
一つずつ見ていきましょう。
┃充電式ランタン
一つ目の例として、充電式ランタンがあげられます。充電式ランタンなら、あらかじめ充電しておけば停電中も明かりをともすことが可能です。さらにJackeryの充電式LEDランタンならUSBポートが搭載されており、スマートフォンなどの小型機器への充電もできます。
他にも下記のメリットを備えています。
・最大8時間の連続稼働
・小雨に濡れても使える防水規格
・明度を調整しやすいダイヤルボタン
・自立と吊るしを両立した設置のしやすさ
非常時に役立つだけでなく、キャンプや車中泊でも視界を確保できます。アウトドアから停電対策までこなせるランタンを探している人には、Jackery充電式LEDランタンがおすすめです。
┃【電池切れ注意!】iPhoneのフラッシュモード
iPhoneには、懐中電灯の代わりになるフラッシュモードがあります。操作手順は下記の2種類です。
・「フラッシュライトをオン/オフにして」などの音声入力で操作する
・画面右上隅から底部に向けてスワイプ(※)し、出てきた懐中電灯のアイコンをタップする
※スワイプは画面を指でなぞる操作を指します
上記の2種類の手順で、iPhoneのフラッシュモードを使えます。両手を空けておきたい場合は、iPhoneをストラップで首にかけておくといいでしょう。
ただし、iPhoneの電池切れには要注意です。電池が切れてしまえば、友人家族との連絡や非常時の情報収集などができなくなります。あくまで緊急手段として使い、防災ライトはなるべく他の物を用意しておきましょう。
┃モバイルバッテリーやポータブル電源のライト
災害時には、モバイルバッテリーやポータブル電源(※)付属のライトが役立ちます。例えば、Jackery ポータブル電源 1000 Newには、フロント部分にLEDライトが搭載されています。
※ポータブル電源:持ち運べる電源装置。AC電源(コンセント)があり、ケーブルをつなげば停電時や電源のない屋外でも家電を使える。
夜に持ち歩く時にライトで足元を照らせるので、懐中電灯などを使う必要はありません。また、モールス信号のSOSパターンで点滅するモードもあります。非常時に救助要請を出したいときにも、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は対応可能です。
ライト付きのポータブル電源があれば、停電が起きたとしても冷蔵庫やエアコンを使いつつ、周囲を明るくできます。モバイルバッテリーやポータブル電源を選ぶ際は、ライト付きの物を購入しましょう。
2.【ケース・用途別】停電時の必須アイテム
停電時に役立つ必須アイテムを、ケース・用途別にまとめました。
・避難先で役に立つもの
・自分と周囲の身を守るために必要なもの
・自宅でインフラ復旧を待つ際に必要なもの
いつでも運べるように、リュックサックに詰めておきましょう。軽い物と重い物に分けておけば、女性や子ども、大人で分担しやすくなります。
●避難先で役に立つもの
避難先では下記のアイテムが役に立ちます。
・衣類
・安全靴
・照明器具
・簡易トイレ
・携帯ラジオ
・雨具、防寒具
・サランラップ
・おむつやミルク
・筆記用具、ノートなど
・食料や飲料水(約3日分)
・消毒薬などの救急セット
・簡易ガスコンロ・固形燃料
・ティッシュやトイレットペーパー
・マッチ、ライター、チャッカマン
どれも避難先での衣食住を維持するために、欠かせないアイテムです。
●自分と周囲の身を守るために必要なもの
下記のアイテムを、いつでも持ち出せるようにしておきましょう。
・通帳などの貴重品
・防犯ブザーなどの護身用アイテム
特に護身用アイテムは必須です。2024年元旦に地震にさらされた能登半島では、地震発生から4月25日までの間に69件の窃盗被害が発生しています。貴重品の持ち出しや家の鍵閉めも重要ですが、危険な相手に対処するための護身用アイテムも不可欠です。
財産や家族の安全を守るためにも、日頃から防犯対策を徹底しましょう。
参考:警察庁「令和6年能登半島地震」に伴う警察活動と被害状況
●自宅でインフラ復旧を待つ際に必要なもの
インフラ復旧まで持ちこたえるためにも、下記のアイテムを用意しておきましょう。
・消火器
・三角消火バケツ
・風呂の水の汲み置き
・斧
・バール
・ハンマー
・スコップ
・のこぎり
・防水シート
斧やスコップなどの工具類は、瓦礫や土砂の除去に役立ちます。バールは、歪んで開かなくなったドアをこじ開けるために必要です。工具類をそろえておけば、災害時に自分を守るだけでなく周囲の人々も救助できます。
3.【明かり以外もチェック】災害時の停電対策で重要な5つのポイント
災害時の停電対策には、明かりの用意以外に以下のポイントも重要です。
・ろうそくは極力使わない
・屋内で発電機は使わない|電力確保はポータブル電源がおすすめ
・災害用伝言ダイヤルで安否を確認する
・停電直後はブレーカーを切って通電火災を防ぐ
・停電情報を電力会社のホームページでチェックする
なぜ重要なのかを解説します。
●ろうそくは極力使わない
ろうそくの使用は極力避けましょう。ろうそくを倒してしまうと、周囲の物に引火する恐れがあります。ろうそくを使うしかない場合は、耐火性の容器やキャンドルホルダーを使いましょう。ろうそく立て用のキャンドルホルダーは、100円均一ショップで購入可能です。
●屋内で発電機は使わない|電力確保はポータブル電源がおすすめ
発電機は室内で使わないようにしましょう。稼働中の発電機は一酸化炭素を排出するため、屋内で使用すると一酸化炭素中毒になりかねません。また、屋外で使用する場合も、一酸化炭素が屋内に溜まらないように配慮する必要があります。
停電時の電力確保には、室内でも安全に使えるポータブル電源がおすすめです。ポータブル電源はスマホだけでなく、家電にも給電できる持ち運び可能な大容量バッテリーのこと。日頃から充電しておけば、災害時の非常用電源として使えます。
例えば、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源なら、365日放置しても充電が10%しか減りません。ポータブル電源を使う機会が少ない家庭でも、急な停電時に下記のように活躍します。
・LEDライトに給電して照明をつける
・本体にもLEDライトを搭載
・スマホを充電する
・冷蔵庫で食材を保存する
・電子レンジで料理を作る
・電気ポットで湯沸かしする
非常時の安心を手に入れたい人は、ポータブル電源を用意しましょう。
●災害用伝言ダイヤルで安否を確認する
停電時には、災害用伝言板サービスで友人家族の安否を確認しましょう。停電時は、ほとんどの電話回線が使えなくなります。
災害用伝言ダイヤル(番号:171)なら、音声を登録してやり取りできます。具体的な使用方法は下記のとおりです。
・【171】をダイヤルする
・伝言を伝えたい人は1を押して音声を録音する
・伝言を聞きたい人は2を押してから、相手の電話番号を押す
上記の手順で伝言を登録・再生できます。ただし、災害用伝言ダイヤルには下記のルールがあります。
・1回につき登録できるのは30秒まで
・1つの電話番号で登録できるのは20回まで
伝言登録が20回を超えると、最初に登録した伝言から削除されます。災害時に友人家族と安否を確認しやすい方法として、災害用伝言板サービスを覚えておきましょう。
●停電直後はブレーカーを切って通電火災を防ぐ
災害時の停電直後はすぐにブレーカーを切りましょう。停電復旧後、家電へ急に電力が供給されると、漏電して通電火災が発生する可能性があります。
自宅を火災で失わないためにも、災害時に自宅から離れる際はブレーカーを切っておきましょう。
●停電情報を電力会社のホームページでチェックする
災害時には、電力会社のホームページで停電情報をチェックしましょう。電力会社では、非常時に下記の情報を発信しています。
・停電の発生日時
・停電の復旧状況
・停電の発生地域
契約先の電力会社は毎月の検針票で確認できます。なお、災害の情報をSNSで確認するのはおすすめできません。SNSでは、デマや詐欺情報が流れている可能性があります。
停電情報をチェックする際は、電力会社のホームページを活用しましょう。
4.停電時の明かり対策などにおすすめの非常用電源4選
ここでは、防災ライトが搭載して10年間以上も使える長寿命のJackery(ジャクリ)のポータブル電源を4つ紹介します。ポータブル電源は持ち運び可能な電源装置であり、停電が起きても下記のように対応可能です。
・スマホなどの機器をいつも通りに充電できる
・冷暖房を動かして快適な室温を維持できる
・ろうそくやランタンに頼らず、照明で安全に明るさを維持できる
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源には、12年間で世界中に400万台以上販売した実績があります。98.9%の利用者が友人に薦めており、停電対策はもちろんキャンプや車中泊などのアウトドアや、日常的な節電まで幅広い用途で活用することが可能です。
ソーラーパネルとセットで購入すれば、ポータブル電源のバッテリーが切れたとしても、太陽光発電して充電すれば、再び家電を動かせます。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源とソーラーパネルのお得なセットで、お手軽停電対策をスタートしましょう。
●Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネ
Jackery ポータブル電源 240 NewとJackery SolarSaga 100Wのセットです。約3.6kgという軽さで、女性や子ども、高齢者でも体に負担をかけずに持ち運べます。
●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery Solar Generator 1000 NewとJackery SolarSaga 100Wのセットです。パススルー機能とUPS機能により、家電とコンセントの間にポータブル電源を挟んでつないでおけば、停電時にも家電を止めることなく使えます。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット
Jackery ポータブル電源 600 Plusと、Jackery SolarSaga 100のセットです。専用のアプリを活用すれば、電池残量や充電状況を把握し、最適なバッテリーモードを選択できます。
●Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 ソーラーパネル
最新機種Jackery ポータブル電源 2000 Newと、Jackery SolarSaga 200のセット。10ヶ所に及ぶ大量のポートと大容量・高出力が強みです。避難先に持ち込めば、小型の冷暖房機器やスマホの充電などの用途で幅広く活躍します。
まとめ
停電時に、部屋の電気や懐中電灯の代わりになるものを7つ紹介しました。
【電気を使わない手作りの明かり】
・ペットボトルのランタン
・蓄光テープ
・ツナ缶ランプ
・サラダ油の簡易ランプ
【充電式・電池式の明かり】
・充電式ランタン
・【電池切れ注意!】iPhoneのフラッシュモード
・モバイルバッテリーやポータブル電源のライト
停電時はブレーカーを切っておかなければ、通電火災が発生する可能性があります。安全に家電を使うためには、ポータブル電源の用意が欠かせません。「Jackery Solar Generator」なら、停電が長期間に続いた場合でも、ソーラーパネルで発電と給電を同時にこなせます。
自分と大事な人の命を自然災害から守るためにも、ポータブル電源を用意しておきましょう。