一人暮らしの防災グッズ10選!必要な防災対策や地震発生時の正しい行動も紹介

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一人暮らしの防災グッズ10選!必要な防災対策や地震発生時の正しい行動も紹介

一人暮らしでは、万が一の災害に備えた防災グッズを揃えておくことが重要です。災害が発生すると、自分で自分の身を守る必要があります。起こりえる様々なリスクを想定し、必要な防災グッズを揃えましょう。 

この記事では、一人暮らしに必要な防災グッズについて解説します。災害の発生時に取るべき行動やグッズ以外の防災対策も紹介するので、新しく一人暮らしを始める方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

一人暮らしほど防災グッズが必要な理由とは

 

日本は、他国と比べても自然災害が多い国です。全世界で起きたマグニチュード6以上の地震のうち、約20%を日本が占めています。自然災害はいつ起こるか分からないので、自宅に防災グッズを常備しておく必要があります。 

特に、一人暮らしをしている方は、自分の身は自分で守るしかありません。生活に必要なものを揃えて満足してしまいがちですが、防災グッズも欠かせないアイテムと言えます。また、避難経路を確認したり、家族との連絡手段を確立したりといった対策も必要です。

一人暮らしで常備しておくべき防災グッズリスト10選

 

防災グッズ

災害が起きた時に必要になる防災グッズは、生活を維持するための道具、怪我を手当する道具、外部と連絡を取る道具に分かれます。一人暮らしで常備しておくべき防災グッズは、以下のとおりです。

飲料水

人間は食べ物がなかったとしても、水さえ飲んでいれば、2〜3週間は生きられると言われています。水を一滴も飲まなければ、4〜5日程度しか生きられません。一人暮らしの場合、1日3リットルの水が必要になるので、最低3日分の9リットル備蓄しておきましょう。

食料品

災害時には、スーパーなどですぐに食料を調達できない可能性があります。災害時に使用する「非常食」と、日常から使用している「日常食品」の両方を備蓄しておく必要があります。日常食品は、災害時に備えて日頃から多めに買っておきましょう。 

備蓄するのに向いている食品は、以下のとおりです。 

分類

備蓄食品

主菜

・缶詰(肉、魚、豆)

・レトルト食品

・乾物(カツオ節、桜エビ、煮干し)

・フリーズドライ

副菜

・野菜の缶詰

・インスタント味噌汁

・日持ちする野菜(じゃがいも、サツマイモ、玉ねぎ)

主食

・パックご飯

・小麦粉

・乾パン

・カップ麺

果物

・果物の缶詰

・ドライフルーツ

・野菜ジュース

懐中電灯

自然災害が発生し、電気を送る設備が損傷すると停電を起こします。真っ暗な状態では、怪我をする恐れがあったり、強盗被害のリスクが高まったりと危険です。暗闇を照らす灯として、懐中電灯を用意しておきましょう。特に、LEDの充電式懐中電灯は、以下のようなメリットがあります。 

・連続点灯時間が長い

・光量が多い

・ランニングコストが低い 

ポータブル電源

電気の供給が遮断された場合でも、電化製品を稼働させられるアイテムが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、大量の電気を内部に蓄電し、コンセントが使えない状況でも、複数の電化製品に同時に給電できる機器を指します。 

災害時にポータブル電源があることで、以下のような場面で活躍します。 

・電気ストーブやポータブルクーラーを使って、快適な気温を維持できる

・電子レンジや電気ケトルを使い、手軽に加熱料理が行える

・冷蔵庫に給電し続けることで、食品の腐敗を防ぐ

・連絡手段になるスマホを常にフル充電にしておける

・LEDライトを点灯させ、夜の暗闇を照らせる

関連人気記事:日常生活と避難生活のどちらにも有効、ポータブル電源&ソーラーパネルでお手軽に防災対策 

カセットコンロ

大きな災害が起きると、ライフラインに影響を与えます。ライフラインの中でも、最も復旧が遅れるのがガスです。東日本大震災では、電気が復旧するまでに6日要したのに対し、ガスは34日かかりました。カセットコンロを用意しておくことで、お湯を沸かしたり、ご飯を炊いたり、麺をゆでたりといった加熱料理が簡単に行えます。

現金

災害発生時にお店で食料や飲料水を購入するために、現金を用意しておきましょう。災害によって電気が遮断されると、お店でカード決済が行えなくなります。また、ATMも使用できないので、現金を下ろすこともできません。お店側でお釣りが用意できない場合も想定して、壱万円札だけでなく、千円札や小銭も用意しておくと安心です。

救急用品

災害が起きて怪我をした場合、病院で手当を受けられるまでに時間を要することが想定されます。怪我の悪化や細菌感染を防ぐために、応急処置が行える救急用品を常備しておきましょう。以下のような救急用品をセットにしておくのが望ましいです。 

・絆創膏

・消毒液

・ピンセット

・ガーゼ

・包帯

・三角巾

衛生用品

災害では避難所生活を余儀なくされる場合があります。ライフラインが遮断された環境では、不衛生な状態になりやすく、感染症などの健康被害を引き起こす恐れがあります。以下のような衛生用品を揃えて、避難生活でも清潔な状態を保ちましょう。 

・手袋

・マスク

・歯ブラシ

・非常用トイレ

・タオル

・生理用ナプキン

携帯ラジオ

災害発生時には迅速な情報収集が必要になります。携帯ラジオがあると、スマホが使えない状況でも、被害状況や避難所に関する情報を収集でき、正しい行動が取れます。携帯ラジオには手回しタイプがあり、手動で充電できるのでおすすめです。周囲の安全を確保できるライト付きのタイプもあるので、チェックしてみてください。

常備薬

災害が発生すると、すぐに医療機関を受診できない可能性が高いです。そのため、いざという時に備えて、以下のような常備薬を備蓄しておきましょう。救急セットの中に入れておくと、避難時に忘れる心配もいりません。 

・【総合かぜ薬】幅広い風邪の症状に効く

・【せき止め】避難所で騒音トラブルも招きかねない長引く咳を止める

・【解熱鎮痛薬】発熱や痛みを抑える

・【胃腸薬】ストレスや食生活の乱れによる胃腸の不具合を治す 

もしもの災害に備えて一人暮らしがやるべき防災対策5選

 

一人暮らしがやるべき防災対策

一人暮らしの方が災害に備えてできることは、防災グッズを揃えるだけではありません。災害発生時に自分の命を守るために、以下のような対策を行っておきましょう。

家具・家電の転倒防止対策を行う

地震が発生し、重たい家具や家電が倒れてくると、下敷きになって大怪我をする恐れがあります。家具や家電には、以下のような転倒防止対策を行っておくと良いでしょう。 

・L型金具で家具と壁をねじ止めする

・家具の脚にキャスターを付けて、ロックをかける

・粘着性のシートを家具の底面に接着させる 

また、重たい家具・家電は高い位置におかないという工夫も重要です。

窓ガラスの飛散防止対策を行う

地震が起きると建物全体が歪むことで、窓枠が変形し、窓ガラスが割れる恐れがあります。また、台風による強風で飛来物が窓ガラスに当たり、割れる可能性もあるでしょう。飛散防止フィルムを張ることで、ガラスが割れても飛び散るのを防げます。

避難場所・経路を把握しておく

全国の1000人を対象にした調査では、災害発生時の避難場所を把握していないと答えた人の割合が、全体の34.4%に上りました。いざ災害が発生すると、電子機器を使えない可能性もあり、避難場所を調べているうちに逃げ遅れる危険もあります。 

事前に地域の避難場所と避難経路を、自治体のホームページで確認しておきましょう。避難場所が分かっていても、避難経路を誤ると、二次被害に遭うリスクが高まるので、注意してください。

家族と災害時の連絡手段を決めておく

災害時に電気が止まったり、電話回線が渋滞したりすると、家族に連絡するのが難しくなります。一人暮らしでは、自分の安否情報を伝えられるのは自分しかいないため、家族を心配させないためにも、災害時の連絡手段を事前に決めておきましょう。また、どうしても連絡が付かない場合の待ち合わせ場所も決めておくと安心です。

すぐ避難できるよう防災グッズをまとめる

防災グッズが一か所にまとまっていなければ、避難が遅れたり、忘れ物をしたりするリスクが高まります。防災グッズをいつでも持ち出せるよう、防災リュックなどにまとめておきましょう。防災リュックは、玄関近くに収納していると便利です。

一人暮らしの防災グッズの必需品「ポータブル電源」

 

災害時の防災グッズとして大活躍するポータブル電源は、創業から11年間で世界販売台数300万台を突破するJackery製がおすすめです。Jackeryのポータブル電源は、複数の安全システムによって、災害時にも安全に稼働します。また、純正のソーラーパネルと組み合わせることで、ライフラインが遮断された後でも、太陽光発電が可能です。 

一人暮らしの防災対策として最適な機種を紹介します。 

Jackery Solar Generator 1000 Plus 

・電気容量は1264Wh。追加バッテリーで最大5kWhまで拡張可能

・定格出力は2000W。災害発生時も同時に8台の家電を使用できる

・合計62個の保護システムと12重のBMS保護システムを搭載する

・EPS機能で、停電時も中断なく電気を供給できる 

Jackery ポータブル電源 1000 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルをセットにした製品です。自宅や避難所で、AC出力やUSB出力などの計8つの多彩なポートから、ほとんど全ての家電を稼働させられます。 

リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているため、一人暮らしの防災グッズとして10年以上も活躍します。ソーラーパネルで日中帯に蓄電することで、2〜3日分の電力の供給が可能です。 

Jackery Solar Generator 600 plus 

・電気容量は632Wh。中容量で一人暮らしの防災グッズに最適

・定格出力は800W。消費電力が高いケトルで加熱調理できる

・LFPバッテリーを搭載により、10年以上使用できる

・UPS機能で、20msのシームレスな電源切替が可能 

容量632Wh・定格出力800Wの.ポータブル電源と100Wのソーラーパネルをセットにした製品です。二つで10.95kgという軽量さとコンパクトさを兼ね備えているため、避難時の荷物の邪魔になりません。 

AC電源に常に接続していても、バッテリー寿命に影響はなく、停電発生時には20msで電気供給源を切り替えられます。 内蔵しているLEDで暗闇を照らせたり、滑り止めパッド採用により落下を防止できたりするのも魅力です。

Jackery Solar Generator 300 Plus 100W 

・電気容量は288Wh。スマホを約14回充電可能

・定格出力は300W。扇風機や電気毛布で体温を維持できる

・EPS機能により、中断のない電力供給ができる

・UL規格の耐衝撃性で、地震の揺れにも耐える 

Jackery ポータブル電源 300 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルがセットになった製品です。防災リュックに入るコンパクトサイズなので、避難時に両手を自由にできます。 

ソーラーパネルは、24%の高変換効率により、自宅や避難所で素早く蓄電することが可能です。約14回スマホを充電できるため、被害情報の収集や家族との連絡手段を確保したい方に、最適な機種と言えるでしょう。

一人暮らしで地震が起きた時の正しい行動とは

 

地震が起きた時の正しい行動

災害の中でも死亡リスクが高い地震。一人暮らしの家にいる時に地震が発生した際には、まずは自分の身を守ることが最優先です。以下の順番で、落ち着いて行動しましょう。 

1.落下物の心配がない丈夫なテーブルの下に隠れる

2.揺れが収まったら、火の始末をする

3.出口を確保する

4.ラジオやテレビで情報収集する

5.ブレーカーを切り、ガスの元栓を締める

6.防災グッズを持ち、指定された避難場所に正しいルートで避難する

一人暮らしの防災グッズに関するよくある質問

 

防災

これから一人暮らしを始める方は、防災グッズについての正しい知識を身に着け、早急に準備しておく必要があります。一人暮らしの防災グッズに関するよくある質問は、以下のとおりです。

一人暮らしの女性におすすめの防災グッズは?

女性ならではの防災グッズとして、生理用品や衛生用品、防犯グッズが必要になります。避難所で生理になってしまう可能性もあるので、ナプキンやタンポン、ウェットシートを常備しておきましょう。 

また、女性はトイレットペーパーの使用量が多いので、多めに買っておくと安心です。避難所では、犯罪リスクも高まるため、いつでも助けが呼べるホイッスルも用意しておきましょう。

100均で買える一人暮らしの防災グッズは?

災害時に役立つ防災グッズは、100円ショップにも取り揃えられています。費用を安く抑えられるので、ぜひ以下のような商品を購入してみてください。 

・携帯トイレ

・給水バッグ

・災害備蓄用ライト

・レインコート

・圧縮タオル

・ハンディシャンプー

一人暮らしに必要な防災リュックとは?

防災リュックとは、避難時に必要になる防災グッズをまとめて持ち運ぶためのリュックです。リュックで移動することで、両手が自由になり、避難する道中で電話をかけたり、障害物を避けたりといったことが可能になります。女性の場合、リュックが重すぎると、必要以上に体力が奪われるので、総重量が10kg以内、容量が30〜45Lのものを選びましょう。

まとめ|一人暮らしは防災グッズで身を守ろう

 

一人暮らしでは、自分の身は自分でしか守れません。必要な防災グッズを揃えておくことで、いざという時の対策を万全にしておきましょう。また、災害時の正しい行動を把握しておくことも重要です。 

この記事で紹介した防災グッズを参考に、防災リュックを準備してみてください。

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