防災ライトおすすめ10選|1人1台の備えが防災としての備えとして最良
ここ近年の自然災害の多さによって、防災に関しての意識は高まりつつあります。しかし、その中でも防災ポーチや防災ライトを普段から持ち歩いている方はまだ少ないと言えるでしょう。
今回の記事では、防災ライトの必要性についてくわしく解説し、おすすめの防災ライトを紹介しています。充電式で長時間使用できるLEDライトが主体になってくる中で、充電方法にも意識を向けてもらいためにまとめています。最後までじっくり読んで頂ければ、防災についての知識が一段と深まります。
防災ライトは1人1台持っておくべき防災装備
防災ライトの使い道はいくつかあります。災害にあったときの停電時にあるととても便利です。暗闇は変に不安を倍増させる原因にもなります。そのほか、
・暗闇での探しもの
・自分の居場所を知らせる
にも役立ちます。災害時の防災ライトの役割についてくわしく解説します。
●防災ラジオがあれば良いと考えるのは早計
防災ラジオの機能に「照明器具」としての役割があります。防災ラジオに付属のライトはとても明るくて、視界を広く保つことができます。しかし、防災ラジオの本来の役割は被害情報の確認などの「正確な情報収集」です。
よって、防災ライトとは役割が違うものとして考えるのがベスト。照明器具としての役割は補助的なもの考えるべきです。だから、
「防災ラジオにライトの機能が付いているのだから、防災ライトは必要ない」
と考えるのは得策とは言えません。一家に一台あれば最良な防災グッズとして防災ラジオは考えるようにしましょう。
●防災ラジオは一家に一台。防災ライトは1人に1台
防災ラジオは一家に一台あれば良い。とするなら、防災ライトは1人に1つは持っておくべき防災グッズです。災害はいつ自分に降りかかるかわかりません。
それぞれの部屋に家族がいるときに災害に見舞われた場合、家族が集まるときにケガをしないようにするための手段が必要です。その手段とは、一人一人が防災ライトを持っていて、暗闇の中を移動できることにあります。防災ライトは、
・携帯しやすく小さいもので構わない
・常に携帯できる大きさで光量が比較的大きなもの
を前提に防災ポーチにも入る大きさであると便利です。最悪、家族が合流できるまでの時間持続すれば良い程度で考えると、数時間使用できれば避難所への移動や、家族が合流できるまで持続するものが最良です。
防災ライトに必要な機能と選び方
次に、防災ライトに必要な機能を3つ、くわしく解説します。「常に携帯しても問題ない大きさがあれば良い」ので、自分の身の安全を確保でき次第、家族の合流するために移動することをおすすめします。
事前に避難場所を確認することで、迷わずに移動できれば良いですが、これから解説する機能は防災グッズとして大きな役割をもたらすでしょう。
①使用目的に合ったもの・光量をチェック
あなたが持っている防災ライトは災害に合ったときに効果を発揮できるでしょうか。防災ライトの使用目的は、例をあげれば以下のような使い方が考えられます。
・夜中の地震で停電になったとき、避難しようと移動する場合に家具の倒壊や割れたガラスの破片を踏んで怪我をしないように足もとを照らす
・地震や土砂崩れによって建物が倒壊して閉じ込められたとき、自分の居場所を救助の方に知らせる
などの目的に使うことを目的としています。だから、ある程度の光量を必要とし、点灯形態など変えられるものが望ましいでしょう。
②停電に備えた充電方式
地震や大雨による土砂災害によって電力供給を絶たれて停電した場合、復旧までに時間がかかることが予想されます。災害ライトは小型のものが携帯しやすいので、長時間持つものとして難しいかもしれません。ただ、充電式の方が繰り返し使えるため何かと便利です。
また、複数の電力供給源が使えるものであったり、防災ポーチにはモバイルバッテリーを入れておくと、防災ライトの充電に使えるので何かと重宝します。
③持続時間も考えて点灯時間の長いLEDライトが最良
防災ライトは点灯時間も考えて、長時間使えるものを選びたいですよね。電球タイプではなくLEDライトの方が明るく消費電力も低いので、比較的長い時間点灯を持続することができます。
また、乾電池式よりも充電式の方が軽いので、コンパクトで携帯しやすい防災ライトを選ぶときは参考にしてみてください。
関連人気記事:停電時に「非常用電源」って本当に必要?
防災ライトおすすめ5選
それでは、防災ライトのおすすめを5つご紹介していきます。上記で述べた防災ライトの必要な機能も踏まえて選ぶポイントをまとめると以下の通りです。
・使用目的に合ったもの
・持続時間考えたLEDライト
・乾電池式よりも充電式のもの
・軽くて携帯しやすいコンパクト設計
などを考慮して厳選しました。ここであげる防災ライトはほんの一例ですが、防災ライトをえらぶときの参考になるでしょう。
①「USB 充電式 LED ハンディライト」
この商品のおすすめポイントは以下の通りです。
・LEDライトで充電式、18,659mAの大容量
・5つの照明モードを持っていて、フラッシュやSOS照明機能も搭載
・伸縮式ズーム機能で照射形態を変えられる
・防水性、耐衝撃性の機能で屋外の使用に適している
USBケーブルをつなぐだけて簡単に充電が可能で繰り返し使用することができます。一番は照明モードが多彩でSOSやフラッシュ機能まで搭載されていることです。まさに非常用、防災用として最適なLEDライトです。
②「Runningsnail 防災懐中電灯ラジオ」
防災ラジオを備えた多機能懐中電灯です。ライト機能のほかに、SOSアラーム機能も完備。
充電用途が
「USB」
「ソーラー」
「乾電池」
「手回し」
と4種類あるので、もしもの時でも自分の力で電力を供給できる点が防災装備としてのポイントです。唯一携帯性に欠ける点で残念ですが、それでも比較的コンパクトで多機能なライトという点で選ばせて頂きました。
③「HAO BOSCH 超高性能LEDライト」
超高輝度LEDを装備、LEDビーズにxhp50を使用しているので発光効率が良く、その分
長寿命になっています。そのほか、
・8種類の照明モード
・軽量で持ちやすく女性でも片手で操作可能
・充電池と乾電池を利用できる
・耐衝撃性、防水性(IPX7相当)
と多機能な高性能ライトです。中でも衝撃に強いことから、車内に閉じ込められたときには窓ガラスを割って脱出することも可能な点もあり、おすすめの防災ライトです。
➃「HOTIONE 充電式LED懐中電灯」
P-H167型LED充電式懐中電灯は、高品質のアルミニウム合金素材で作られているため、衝撃に強く防水性にも優れています。そのほかには、
・懐中電灯以外にも、ランタンとしても使える
・ズーム機能搭載(遠近両用)
・ワンクリックで消灯でき操作が簡単
・テールマグネットを採用
と、小型サイズでも多機能性に優れたLEDライトです。中でもランタンとして使える機能があると、使い方が広がって便利性が高まりますね。
⑤「Aostdurt 屋外用高輝度ミニ懐中電灯」
手のひらサイズで非常にコンパクトなサイズなのに多機能な防災LEDライトです。小さくても最大照射150mある優れもの。ほかの特徴として、
・SOS救援ランプモードを搭載
・アルミニウム合金素材で耐久性、防水性(IPX5相当)
・小さいボディに400mAのリチウム電池を内蔵
など、ポケットに入れておける超小型LEDライトです。この小ささで最長6時間使用できるので、防災ポーチに入れておきたい超小型ライトとしておすすめです。
防災ランタンおすすめ3選
次に防災用ランタンのおすすめ商品をご紹介します。防災用ランタンは自宅にいるときの停電対策や、避難所に避難したときの照明の代わりになってくれるものとして効果を発揮します。広範囲を明るくしてくれるため、地震や土砂崩れによる停電被害で長期間電気のない生活をおくるときに便利です。
一家に一台あれば、もしものときに役立つ防災用ランタン。いつでも手に取れる位置、家族が集まるリビングに置いておきたい防災設備です。
①「コールマン クアッドマルチパネルランタン」
最大800ルーメンの明るさで周囲を広範囲に照らしてくれる防災用ランタンです。乾電池で動くタイプですが、最大200時間の稼働が可能なランタンです。
・分割してライトとしても使える
・USBポートでスマホなどを充電できる
・ナイトライトモードもあるので就寝時の補助灯としても利用可能
など、多目的な使い方のできるランタンとなっています。乾電池はアルカリ単1型が4本または8本で稼働可能です。
②「GENTOS LED ランタン」
最大1000ルーメンの非常に明るさで11時間、明るさを調節すれば最大240時間使用できるランタンです。3種類のモード切替によって発光職を変更できます。そのほか、
・無段階調整で明るさを自由に設定できる
・上部にハンドルが付いていて、引っかけたり吊るしたりもできる
・アルカリ単1型電池3本で長時間利用できる省エネ型
などの特徴があり、幅広い用途に使用できるおすすめランタンです。少ない乾電池の数で長時間利用できるのは魅力的ですね。
③「Panasonic 多機能LEDランタン」
800ルーメンの明るさで、部屋全体を明るくできます。明るさは無段階調整で自由に設定できるほか、何といっても注目はワンタッチ(照明部分をワンタッチする)だけで点灯させることができること。
・乾電池を入れてコンセントにつないでおけば、停電を感知して自動で点灯する
・ライト発光部分を軽く叩くとON/OFFができる
・3つの照明モードに切り替えができる
など、災害時のことをよく考えてつくられています。ライトとしても使えるように取っ手が付いていて、地震で停電になった自宅からの非難にサッと持ち出せるように設計されています。
防災ヘッドライトおすすめ2選
ヘッドライトの特徴は、両手を自由に動かせることにあります。もし地震で棚が倒れて避難するときの障害物になっているとき、両手が使えることでより安全に避難できます。頭に取り付けるので、自然と自分が目をやった方向を照らせるのも良いですね。防災用ヘッドライトの選び方は、
・機能性に優れているもの
・複数の充電要素があるもの
・簡単に頭部に取り付けられるもの
です。実際に頭部に取り付けると、ライトは視界から外れてしまいます。避難する際に何かにぶつけてしまったり、屋外が雨天のケースも想定した場合、耐久性や防じん性、防水性に優れていると故障しないのでとても便利です。
では防災に適したヘッドライトを2つご紹介しますので、参考にしてください。
①Ledlenser LEDヘッドライト MHシリーズ
購入時にライトの明るさが選べます。200~600まで品揃えが豊富で乾電池、充電池で電力を確保できます。おすすめは400ルーメンの中型が光量的に適切だと思います。
・ベルトが脱着可能なので、リュックのベルトにも装着可能
・一般のヘッドライトよりも広範囲の足元を照らせる
・何より軽い
防じん、防水機能(IPX54相当)で機能性でも十分です。
②Lighting EVER ヘッドライト
USB充電式で、明るさは300ルーメンあります。最大30時間連続使用が可能で、耐久性や防水性(IPX4相当)もあり機能性も十分です。
・集光/散光モードに切り替えが可能
・光の色も赤色と緑色に切り替えが可能
・SOS点滅機能アリ
照射距離が長く300ルーメンで150m先を照らせます。防災に適した機能性の高いヘッドライトです。
停電時に防災ライトや家電の給電に欠かせないJackeryポータブル電源
災害時に停電になったとき、絶大な効果を発揮するのがポータブル電源です。ポータブル電源は、停電時に防災グッズやスマホへの充電だけではなく、家電も動かせる持ち運び便利な動力源として、在宅避難時の不便な生活を送らなくても済むようになりますので、一家に一台あると便利な防災グッズです。
コンパクトで大容量、安心・安全に使えるポータブル電源と言えば、Jackery(ジャクリ)がおすすめです。Jackeryは世界で300万台以上の販売実績があり、200社以上の企業が推奨するメーカーでもあります。
・電気用品安全法(PSE)に合格している
・防災製品等推奨品認証も取得している
ことから、Jackery(ジャクリ)は災害対策推奨を受けるほど防災グッズとしておすすめできるポータブル電源です。ここでは、防災に人気なポータブル電源製品を2つ紹介します。ぜひご確認ください。
●Jackery Sora Generator 2000 Plus|ジャクリソーラージェネレーター2000プラス
Jackery Solar Generator 2000 PlusはJackeryポータブル電源2000Plusとソーラーパネル200Wを組み合わせた製品で、2042kWhの容量と3000Wの高定格出力を持っています。消費電力の高い家電製品もほぼ全てを動かすことができ、容量的にもたっぷりあるので、家族世帯数の多い家庭におすすめのポータブル電源です。
・拡張バッテリーで容量を最大12kWhまで増設が可能
・専用アプリでポータブル電源の状態をスマホで確認できる
・45℃の高い気温でも効率的かつ安全に作動する
・4000サイクル数と毎日使っても10年間以上使える長寿命を実現
など、大容量のポータブル電源ならではの品質面・安全面も確保されています。ライトの点灯は5Wで約154時間もの長時間利用できます。停電になったとしても、数日間過ごせる十分な電力を賄えることができます。
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Plus |
容量 |
2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 |
約4000回サイクル |
保証期間 |
5年間 |
●Jackery Sora Generator 1000 Plus|ジャクリソーラージェネレーター1000プラス
防災グッズとしておすすめはソーラーパネルとセットになったポータブル電源製品「Jackery Sora Generator 1000 Plus」は、1264kwhの大容量で2000Wの定格出力をもっています。ほぼ全ての自宅にある家電製品を動かすことができるので、安心して防災の備えとしておけますよ。そのほかにも、
・4000回以上繰り返し充電が可能で10年以上使える長寿命
・5年間の長期保証制度
・EPS機能により停電時でも中断のない電力供給が可能
・拡張バッテリーで容量を最大12kWhまで増設できる
など、被災時に役立つ機能が備わっています。万が一、充電がなくなってもソーラーパネルがあれば、太陽光から充電することができます。電力を切らすことなく、停電時でも安心して自宅の家電製品を使うことができるため、ぜひ自宅に1台備えとして準備しておきたいポータブル電源です。ちなみに、ポータブル電源で5Wライトを使用する場合だと約96時間点灯が可能です。
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
まとめ:災害時の備えも大事だが事前に練習しておくことも大切
今回の記事では、防災ライトの必要性についてまとめました。また、防災ライトにあると便利な機能についても一緒に解説していますので、防災ライトがどういった場面で役に立つのかもご理解頂けたかと思います。そのほか、
・おすすめの防災ライト・ランタン
・充電できる要素も必要不可欠
についてもご紹介していますので、ご購入の際は検討する材料になるかと思います。
ただ、防災グッズを揃えたとしても、いざ使う場面に遭遇したさい使い方がわからず慌ててしまうことも。定期的に防災グッズに触れておき、充電状況のチェックや使い慣れておくことも大切です。