非常用持ち出し袋はいらない?本当に必要な防災グッズ7つを紹介

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「非常用持ち出し袋がいらないって本当?」

「防災グッズはいろいろあるけど、どれが本当に必要?」

 

被災した経験がない方は、非常用持ち出し袋が被災時に役に立つのか、用意しておく必要があるのかが分からないかもしれません。

 

そこで本記事では、非常用持ち出し袋の必要性について解説します。本当に必要な防災グッズと、実はいらないものも紹介します。防災対策をする際は、本記事を参考にして防災グッズを用意しましょう。

目次

1.非常用持ち出し袋はいらない?普段使いのバッグとあわせて防災対策を!

 

非常用持ち出し袋は、必ずしも準備しなければならないわけではありません。実際に災害が発生したときには、非常用持ち出し袋を探す時間や余裕がない場合もあります。また、災害が外出中に起こる可能性もあります。 

そのため、非常用持ち出し袋を用意するだけでなく、普段使っているバッグにも最低限の防災グッズを入れておくことが大事です。 

もちろん、自宅で被災した場合を想定し、非常用持ち出し袋も用意しておくことをおすすめします。すぐに目に入り、手に取りやすい場所に置いておくと良いでしょう。

2.非常用持ち出し袋に最低限入れておくべき中身3選

 

非常用持ち出し袋に最低限入れておくべき中身

非常用持ち出し袋に最低限入れておくべきグッズは、以下の3つです。 

・水

・食料品

・携帯トイレ 

これらは生活をするうえで必須なため、必ず入れておきましょう。 

●水:3L×家族の人数を3日分用意する

水は、3L×家族の人数を最低3日分用意すると良いです。災害が起きてから支給品が届くまでに3日以上かかる場合が多く、水が不足しがちです。 

また、飲料水だけでなく調理用・手洗い用としても使用するため、1日あたり3Lを目安に用意しておくと安心できるでしょう。

●食料品:できるだけ保存期間が長いものにする

災害時には、水と同様に食料品も不足しがちです。せっかく備蓄していても、保存期間が短いものだと賞味期限が切れてしまい、食べられない可能性があります。無理に食べてお腹を壊してしまうかもしれません。 

被災時に家族全員が安心して食べられるように、できるだけ保存期間が長い食料品を備蓄しておきましょう。

●携帯トイレ:1人あたり15回分(3日分)用意する

携帯トイレは、1人あたり15回分(3日分)用意すると良いです。一般的に人は、最低でも一日に5回はトイレに行くといわれています。被災時に仮設トイレが届くまでには時間がかかるため、トイレ不足になりやすいです。 

さらに、年齢を重ねるごとにトイレの回数が増えていく傾向にあります。高齢の方が一緒に住んでいる場合は多めに備えておきましょう。

3.防災グッズとして本当に必要なもの・実際に役立ったもの7つ

 

防災グッズとして本当に必要なもの・実際に役立ったも

防災グッズとして本当に必要なもの・実際に役立ったものは、以下の7つです。 

・ポータブル電源(非常用電源)

・防寒具

・救急セット(医薬品)

・衛生用品・生理用品

・貴重品

・ラップ

・LEDランタンなどの照明器具 

自宅で防災対策をするなら、これらを普段使いのバッグや非常用持ち出し袋に優先して備えておくと良いでしょう。 

●ポータブル電源(非常用電源)

防災グッズを備えるなら、ポータブル電源を選ぶと良いです。ポータブル電源とは、コンパクトサイズで持ち運び可能なバッテリーです。コンパクトながら蓄電池に劣らない大容量・高出力で、多くの家電を動かせます。避難生活の中で、スマホで情報収集したり、電子レンジで食料品を温めたりできます。 

また、最近のポータブル電源はバッグに入るサイズの製品も多く、急に災害が起きた際でも手軽に持ち運べるでしょう。たとえば、Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネルは、小型サイズの本体とソーラーパネルをまとめてリュックに入れられます。

●防寒具

避難生活は過酷な状況を強いられる場合が多いため、防寒具を用意しておくと良いです。特に寒い季節に防寒具がないと、低体温症のリスクが高まります。防寒具があるかで、人間の命を救えるかが決まると言っても過言ではありません。 

また、避難所が体育館だと床の温度が0℃近くになる場合もあるので、上履きも用意しておくと良いでしょう。

●救急セット(医薬品)

救急セット(医薬品)は、用意するべき防災グッズの一つです。具体的に以下のようなものを入れておきましょう。 

・バンドエイド(絆創膏)

・消毒液

・包帯

・ガーゼ

・はさみ

・常備薬(頭痛薬、胃腸薬など)

・持病の薬 

救急セットは災害時だけでなく、日常的な怪我や体調不良にも対応できるため多めに用意しておくと良いです。また、期限切れのアイテムがないか確認しつつ、いつでも使用できる状態を維持しておきましょう。

●衛生用品・生理用品

被災時は断水が続く場合が多く、水を十分に使えません。そのため、衛生的な環境を保つために、アルコール消毒液やウエットティッシュ、マスクなどの衛生用品を用意しておきましょう。 

また、避難生活では水や食料品などが優先されるため、女性用の生理用品が十分に支給されないケースが多くあります。生理による出血で汚れた下着を着続けていると、衛生上の問題でぼうこう炎などの感染症を引き起こすケースも。最低限の生理用品も備えておくと安心です。

●貴重品

被災時には、現金や身分証明書などの貴重品も忘れずに持ち出しましょう。停電するとキャッシュカードが使用できなくなるため、現金が必要になります。また、銀行口座や保険に関する情報のメモがあると、避難生活で自宅を離れる場合でも安心です。

●ラップ

ラップも被災時に役立つアイテムの一つです。たとえば食事をする際、紙皿にラップを敷けば、一回で捨てることなく何度も使い回せます。 

また、普通のお皿にラップを敷いて使えば、洗い物が減り水の節約につながります。被災時には水道が止まる可能性が高いため、ラップは重宝するでしょう。

●LEDランタンなどの照明器具

被災時は停電する可能性が高いため、LEDランタンなどの照明器具を用意しておくと良いです。特に夜中の暗い時間に災害が起きた場合は、明かりがないと転倒や怪我のリスクが高くなります。 

そこでLEDランタンなどの照明器具があれば、足元を照らしながら安全に避難できるでしょう。 

Jackery(ジャクリ)LEDランタンなら、スマホの充電もできます。また、リチウムイオン電池内蔵で最大8時間も使用できるため、自宅から避難所までの距離が遠い場合でも安心して移動できます。

4.バッグに入る!おすすめのポータブル電源3選

 

停電する確率が高い被災時では、持ち運び可能な非常用電源、つまりポータブル電源が重宝します。しかし、停電が長引くと、いずれは充電が切れてしまい電気が使えない避難生活に戻ってしまいます。 

そんな時に役立つのが、ソーラーパネルがセットになったポータブル電源です。ソーラーパネルがセットになったポータブル電源なら、太陽光さえあれば発電して電気を使い続けられます。 

特にJackery(ジャクリ)のソーラーパネルは、業界最高峰のエネルギー変換効率を誇り、曇りの日でも効率よく発電可能です。これから、バッグに入るサイズで、おすすめのソーラーパネル付きポータブル電源を3つ紹介します。気になる商品がないかチェックしてみてください。

●Jackery Solar Generator 300 Plus 40W Mini ポータブル電源 ソーラーパネル:コンパクトサイズながらスマホを約13回充電できる

Jackery Solar Generator 300 Plus 40W Mini ポータブル電源 ソーラーパネルは、Jackery ポータブル電源 300 PlusとJackery SolarSaga 40 Miniがセットになった商品です。0.9mの高さから3回落下しても問題なく動作するほどの耐衝撃性を誇るため、揺れや衝撃の多い場所でも、壊れることなく安心して使えます。

●Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル:ロングベストセラーからパワーアップしたモデル

Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネルは、Jackery ポータブル電源 240 NewとJackery SolarSaga 40 Miniがセットになった商品です。防火性能や耐衝撃性能に優れた設計で、災害時でも壊れにくく安心して使えます。

●Jackery Solar Generator 100 Plus 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル:965gと超軽量モデルで子どもでも手軽に持ち運べる

Jackery Solar Generator 100 Plus 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネルは、Jackery ポータブル電源 100 PlusとJackery SolarSaga 40 Miniがセットになった商品です。付属のソーラーパネルは23%の変換効率を誇るため、曇りの日でも効率よく発電できます。そのため、避難生活の中でも、情報収集や連絡手段として欠かせないスマホの充電に困らないでしょう。

5.実はいらない防災グッズ5選

 

ネット上には防災グッズに関するさまざまな情報がありますが「実際には役に立たなかった」といわれるグッズもあります。特に以下のようなグッズは、用意する優先度が低いです。 

・コンパス(方位磁石)

・ティッシュペーパー

・ロープ

・電池式のラジオや懐中電灯

・ヘルメット 

それぞれ見ていきましょう。

●コンパス(方位磁石)

コンパス(方位磁石)は、被災時にスマホが壊れたり、位置情報が機能しなくなったりする場合に備えて用意する人が多くいます。しかし、コンパスは北を指すだけで、自宅周辺の道や避難経路は調べられません。そのため、優先して備える必要はないでしょう。

●ティッシュペーパー

ティッシュペーパーは、汚れを拭いたり、水気を拭き取ったりなど日常生活では欠かせないアイテムです。しかし、水に流せず厚みもあるため、ゴミが増える原因になってしまいます。被災時はゴミの収集機能が停止する可能性が高いため、ゴミの増加はなるべく避けなければいけません。 

ティッシュペーパーを防災グッズとして用意するなら、水に溶けるタイプのものを選ぶと良いでしょう。

●ロープ

防災グッズとしてのロープは、使えないケースが多いです。ロープは2階以上の建物から荷物を下ろしたり、人が降りたりする際に役立つと思われがちですが、実際に素人が安全に扱うのは難しいです。誤った使い方で、怪我してしまう危険性もあります。 

被災時にロープを使用する機会は少ないと考えられるため、わざわざ用意する必要はないでしょう。

●電池式のラジオや懐中電灯

電池式のラジオや懐中電灯は、防災グッズとしてよく推奨されるアイテムです。しかし、電池式だと用意してから時間が経った場合、中の電池が腐食して使えない可能性も出てきます。 

防災グッズとして備えるなら、ソーラー充電式や手回し充電式のラジオや懐中電灯が良いです。電池切れや腐食の心配が少なく、急に災害が起きた際でも使用できるでしょう。

●ヘルメット

ヘルメットは頭を守るために有効ですが、大きくて持ち運びにくいのが難点です。被災時には持ち出せるものが限られているため、かさばるヘルメットは使わない可能性が高いです。 

もしヘルメットを用意するのであれば、コンパクトに折り畳めるタイプを選ぶと良いでしょう。

まとめ

 

実際の災害はいつ起きるか分からないため、非常用持ち出し袋を使わない可能性があります。外出中に被災した場合、わざわざ自宅まで取りに行く人は少ないはず。非常用持ち出し袋だけでなく、普段使いのバッグにも被災時に役立つグッズを入れるべきです。 

また、災害が起きると高確率で停電が起きるため、ソーラーパネル付きのポータブル電源が役立ちます。ポータブル電源があれば、避難生活の中でも電気毛布や扇風機を使えるため、ストレスなく快適に過ごせるでしょう。

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