1.5月のキャンプがオススメなわけ
5月になると気候が穏やかになり、キャンプを快適に過ごすことができるためおすすめの時期です。
気温も上がり、新緑の芽吹きや季節の花々を楽しむことができることに加えて、まだまだ虫が少ない時期です。
キャンプに興味がありながらも虫が苦手というビギナーの方でもチャレンジがしやすいシーズンです。
また、5月はGWといった長期休暇が重なる時期でもあるため、家族や友人とのキャンプを楽しむのにも最適な時期だといえます。
2.GWにキャンプを楽しむ際の注意点
5月のキャンプで多くの人に当てはまるのがGWです。
過ごしやすい季節のため、家族連れや初心者にもおすすめできるキャンプシーズンですが、油断のあまりキャンプが台無しになることのないように注意をしましょう。
GWにキャンプをする際に気をつけなければならない点を紹介するのでしっかりと頭に入れておきましょう。
2-1寒暖差に注意
5月に入ると日中の気温が上がり暖かくなりますが、夜間には冷え込むといった気温差が大きくなる場合が考えられます。
必ず夜間の冷え対策として重ね着の用意や、宿泊のための装備にも注意をしましょう。
2-2キャンプ場選びに注意
寒暖差に関わりますが、標高の高いキャンプ場を選ぶと冬が明けたとは思えないような寒さとなる場合があります。
また、地域として東北や北海道エリアでは5月でも冷え込むことが考えられるため宿泊するキャンプ場選びには注意しましょう。
2-3キャンプ場の予約に注意
GWはキャンプにうってつけの時期であるため、数多くのキャンパーがキャンプを計画します。
GW直前での予約となると希望に合うサイトを予約できない場合があるため、早い段階で計画を進めておく必要があります。
2-4渋滞に注意
GWは多くの人が旅行をはじめた移動を行うため、キャンプ場へアクセスする際も渋滞することが予想されます。
渋滞を予想し時間を調整するほか、お子様連れのキャンパーは渋滞に陥った際の飽き対策をしておくとよいでしょう。
3.5月のキャンプに必要な持ち物
オールシーズンに共通して必要なキャンプの持ち物や、5月のキャンプに適した特徴のものを紹介します。
テント・タープ
5月は昼と夜の寒暖差が大きいため、3シーズン用のテントが適しています。
また、日中の日差しや突然の小雨を避けるためにタープを用意しておくとよいでしょう。設置運営の自由度が高く、キャンプサイトのリビングスペースとして活用できます
グランドシート・マット
底冷えが考えられるため、グランドシートには防水加工が施された厚手のものを選ぶと良い。マットを選ぶ際は断熱性能に注目し、R値2〜4程度を目安にすると冷えの対策になります。
シュラフ(寝袋)
5月のキャンプで使用する場合、夜間の冷えを想定して3シーズンのものを用意すると良いでしょう。
ランタン
キャンプ場で夜間に行動するのに使用します。
明るいものを選ぶ方がおすすめですが、LEDランタン、オイルランタン、ガソリンランタン、ガスランタンなど種類も豊富なため好みや用途に併せて選びましょう。
焚き火台
焚き火台を選ぶ際は焚き火を主として使用するのか、調理にも使うのかを決めておくのが大事です。
用途を決めた上で、形状やサイズ、素材、耐荷重、設置の容易さなどを考慮し好みのものを選択するとよいでしょう。
ガスバーナー・グリル
焚き火台で調理をしない場合には調理で欠かせません。
アウトドアメーカーの販売しているおしゃれなものを選ぶのも一つですが、カセットコンロという選択肢もアリです。
好みで選択してOKな必要な持ち物
以下の持ち物は必要になりますが、好みに応じて選択して問題ありません。
・ペグ・ハンマー
・テーブル・チェア
・トング・炭・着火剤・軍手
・丁・まな板
・理器具
・食器類
4.5月のキャンプにあると便利なアイテム
必ずしも必須のアイテムではありませんが、用意することでキャンプを一層快適に過ごすことができる持ち物を紹介します。
着替え・タオル
気侯に応じて予備の服を用意しておくとよいでしょう。
特に、寒さ対策や突然の雨で濡れることなどを想定しタオルや着替えは多めに用意しておくと安心です。
レインウェア
突然の雨などで身体が濡れると大幅に体温を奪われます。
身体を濡らさないようにレインウェアの備えをしておくと安心です。
防水性が高くコンパクトに持ち運べるものを用意できると良いでしょう。
ポータブル電源
キャンプ中の電子機器の充電をはじめ、家電を動かすのに役立ちます。
ポータブル電源を用意できると、小型のデバイスのみではなく冷暖房機器をはじめとした家電を動かせます。
肌寒い時には電気毛布や小型のヒーターなどを利用できることもあり、いつも以上に快適なキャンプを実現することができます。
また、ホットプレートや卓上IH、炊飯器といった調理家電を利用することも可能です。キャンプでは手のかかる調理中の火加減ですが、調理家電を利用してお手軽に失敗しない調理を楽しむことができます。
おすすめのポータブル電源は「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」です。
現実的に持ち運びのし易いサイズと重量に加えて、調理家電などを動かせるだけの必要十分なスペックです。
また、Jackery Plusシリーズはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しているため、最大約4,000回サイクルの充放電が出来るため、毎日使っても10年以上使用可能です。
製品の寿命が長いため、長期的にキャンプシーンを支えてくれます。
Jackery ポータブル電源はもともと防災製品等推奨品認証を取得していますが、Plusシリーズはより高い安全性を誇るため、さらに安心して使えるのがポイントです。
ケトル
温かい飲み物を手軽に用意できるため便利です。
春先の寒暖差で身体が冷えた際にも、お戦い飲み物で体の芯から温まることができます。
調理家電
アウトドアという普段と異なる調理環境でも家庭内と同等に手の込んだ料理が実現します。
不便さもアウトドアならではの醍醐味である一方で、手軽に手の込んだ料理を非日常の空間で家族と囲むという楽しみ方もアリです。
好みで選択してOKな便利な持ち物
キャンプにあたって用意しておくと便利な持ち物ですが、以下については好みのものを用意すればOKです。
・食材・飲み物
・クーラーボックス
・ウォータータンク
・救急セット
・ゴミ袋・洗剤・スポンジ
5.家族で5月のキャンプを楽しむアイディア
キャンプは日常と離れた非日常のシチュエーションということもあり、普段以上に家族とコミュニケーションを図ることのできる良い機会です。
家族と楽しめるキャンプならではのアクティビティを次項で紹介します。
焚き火
暑すぎることもなく春先の少し肌寒い気候のため、焚き火を楽しむのにはうってつけです。
焚き火をアクティビティとして楽しむには、以下の作業を共有しながら楽しめると良いでしょう。
・準備を楽しむ
キャンプ場によっては自分で薪を用意することができます。
日常ではあまりない経験のため、薪を割る過程などを前向きに楽しめるとよいでしょう。
着火剤ではなくファイヤースターターなどを用いて火に挑戦するのもキャンプならではの楽しみ方です。
・焚き火料理を楽しむ
ダッチオーブンを使った煮込み料理やパンやピザなどにチャレンジしてみるのもよいでしょう。苦労して起こした火を使って、BBQといった直火調理もおすすめです。
直火ならではの香ばしさを楽しむことができるのはもちろんですが、苦労した分、料理の味もひとしおです。
・焚き火を囲んでのコミュニケーション
料理を終えたら焚き火を囲んで、リラックスしながら家族とコミュニケーションを図るのもおすすめです。
食後のお菓子に焼きマシュマロやスモアを楽しみながら家族で団らんしましょう。
焚き火の揺らぎは眺めているだけで落ち着く効果があるため、リラックスした時間を過ごすことができるはずです。
星空観察
自然に囲まれたキャンプというシチュエーションだからこそ、星空観察を楽しむのも一つです。5月に見える主な星座を紹介します。
おとめ座
春の大三角の一角を形成するおとめ座は、5月の夜の空でよく見ることができます。おとめ座の中には、明るい一等星のスピカがあります。
こいぬ座
明るい一等星プロキオンを含んでいます。小さな星座ですが、都市部でも比較的見つかりやすい星座です。
うしかい座
うしかい座は、一等星のアークトゥルスが目印です。
りょうけん座
春の星座として知られています。
映画鑑賞
キャンプでの映画鑑賞は非日常的な雰囲気を感じることのできるアクティビティです。同じ空間で同じものを見るという共有体験が魅力です。
映画を楽しむ際には、周辺の宿泊者に迷惑をかけないか、あるいはサイトで禁止されていないか確認しておきましょう。
キャンプで映画を楽しむ際には、ポータブルプロジェクター、スクリーン(または大きな白いシート)、ポータブルスピーカーなどの機材を準備します。
電源の確保も重要なため、ポータブル電源を用意しておくとよいでしょう。
プロジェクターとはいかずとも、大型のタブレットなどを用意すればハードルが下がります。キャンプ場へ移動時の渋滞などの際に子どもの飽きた対策に活用できて便利なのもポイントです。
スラックライン
スラックラインの楽しみ方は、2点間張られたナイロンやポリエステル製の平たいロープ(ライン)の上を歩いたり、ジャンプして楽しむスポーツです。
初心者から上級者まで幅広く楽しむことができ、公園やキャンプ場などで気軽に始めることができます。
スラックラインを始める際は、周囲に危険なものがない平坦な場所を選びましょう。
必要な用意としては、スラックライン専用のラインと、ラインを固定するためのツリープロテクター、ラチェットなどの装備が必要です。
木が2本と一定の広さがあればスラックラインを設置することができるので気軽に楽しむことができます。
チャレンジする場合は、事前にスラックラインをして問題ないか確認をしておきましょう。
バドミントン
バドミントンは身体を動かしながら、家族とのコミュニケーションを深める事のできるアクティビティです。
バドミントンがおすすめできる理由は次のとおりです。
・誰でも楽しめる
年齢や運動能力に左右されず、誰でも楽しめるスポーツです。ルールもシンプルなため、初心者でもすぐにゲームを始めることができます。
・コミュニケーションが活性化する
チームを組んで楽しめるのもおすすめのポイントです。
家族内でチームを変えながらバドミントンを楽しむことで、一層きずなを深めることができるでしょう。
共通の目的を共有して楽しめるのがチームプレイならではの楽しみ方です。
キャンプでバドミントンを楽しむ際には、以下の点に注意しておきましょう。
・安全の確認
プレイエリアは平坦で広いスペースを選び、周囲に危険なものがないか確認してください。
また、周囲のキャンパーに迷惑をかけないように注意しましょう。
・道具の準備
ラケットやシャトルなど必要な機材を事前に準備しておきましょう。
・水分補給
運動中はこまめに水分補給を行い、熱中症に注意してください。汗をかくので、特に暑い日はスポーツドリンクを用意すると良いでしょう。
フリスビー
キャンプ場で気軽に楽しめるアクティビティとしてフリスビーもおすすめです。
屋外で気軽に楽しめるスポーツで、どんな年齢層でも気軽に楽しむことができます。
キャンプで試しやすいアクティビティである理由は次のとおりです。
・気軽に楽しむことができる
準備するものも少なく、フリスビーが禁止されている場所や危ない場所でなければ気軽に楽しめるのが魅力です。
キャンプ中はリラックスすることが多いですが、気軽な運動として取り入れやすいアクティビティです。
・誰でも楽しめる
特別な技術や装備を必要としないため、家族で楽しむことができます。
キャンプでフリスビーを楽しむ際には、安全に十分注意しましょう。具体的には、周囲に障害物がなく、他のキャンパーや野生動物に迷惑をかけない広いスペースを選ぶようにします。
虫採り
虫採りは自然に囲まれたキャンプならではのアクティビティです。
日常生活ではなかなか出来ない、自然についての学習機会になるため子供連れにはおすすめです。
虫採りの際は、自然環境を荒らさないように配慮し、採取し観察した後はもとの場所に戻すとよいでしょう
また、虫採りをする際には虫刺されなどに注意しましょう。
6.まとめ
5月はGWとも重なることに加え、温暖な気候からキャンプにはうってつけのシーズンとなります。
しかしながら、あまり侮りすぎると昼間と夜間の差に後悔させられることとなります。
本記事で紹介した内容を参考に夜間の防寒対策を万全にして最高のキャンプを楽しんでください。
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