徒歩キャンプに最低限必要な荷物7選!荷造りのコツやバックパックの容量も紹介

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キャンプ場の最寄りまで電車で行き、徒歩で現地に向かう「徒歩キャンプ」。荷物を最小限にできる上に、交通渋滞に巻き込まれることなく、自由なキャンプが実現します。移り変わる道中の自然をゆっくり味わえるのも魅力です。

 

本記事では、徒歩キャンプに必要な荷物を紹介します。荷造りのポイントやキャンプ場の選び方も解説しているので、徒歩キャンプに挑戦してみたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次
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1.徒歩キャンプの荷物は「軽量化」が重要

 

自分の足でキャンプ場に向かう徒歩キャンプは、達成感もひとしおです!その一方で、荷物が重いとキャンプ場に着くまでに疲労が蓄積するため、荷物の軽量化が欠かせません。荷物選びを誤ると、楽しみにしていたキャンプが辛いものになる可能性もあるでしょう。 

そこで、まずはどの荷物を持っていかないかを明確にしてください。徒歩キャンプの醍醐味はその身軽さなので、必要最低限の荷物だけに厳選するのが望ましいです。持っていく荷物が決まれば、できるだけ軽量かつコンパクトなタイプを選びましょう。

2.徒歩キャンプに最低限必要な荷物7選

 

徒歩キャンプに最低限必要な荷物

普段からキャンプをしている方は、つい必要ではないギアも持っていきたくなるのではないでしょうか?徒歩キャンプでは、それが命取りになり、道中でへばってしまうことにもなりかねません。まずは、以下のような最低限必要な荷物を揃えましょう!

●テント

キャンプ中の居住空間として、テントは必要です。テントがあることで、雨風を凌ぐことができ、虫除け効果も発揮し、プライバシーも確保できます。テントはかさばる上に重量があるので、徒歩キャンプでは以下のようなタイプを選びましょう。 

・幕の素材が軽量な「ポリエステル」「ナイロン」

・ポールの素材が軽量な「アルミニウム合金」「カーボン」

・コンパクトかつ軽量なシングルウォール 

ソロキャンプを考えている方には、1kg以下の1人用テントも存在します。

●シュラフ

宿泊を伴う徒歩キャンプには、シュラフ(寝袋)が必要になります。シュラフは軽量化を意識し過ぎると、就寝時の寝心地が損なわれる点に注意が必要です。せっかく荷物を軽量化して道中が快適になったとしても、よく眠れずに疲れが取れなければ、意味がないですよね。 

シュラフには、マミー型と封筒型があるので、季節によって使い分けてください。 

マミー型

・フィット感に優れ、保温力が高い

・コンパクトに収納できる

封筒型

・隙間が広く、開放感がある

・シッパーを広げて掛け布団や毛布にもできる

・洗濯機で丸洗いできる

●マット

シュラフと併せて必要になるのがマットです。敷布団の代わりになり、地面の凹凸や冷気が身体に伝わるのを防ぐ役割があります。快適な睡眠には、シュラフよりもマットの方が重要と言っても過言ではありません。マットには様々な種類がありますが、コンパクトかつ軽量で、クッション性も備えているエアマットがおすすめです。

●チェア

キャンプ中にくつろぐためには、チェアも欠かせません。地面に座ることもできますが、もたれられずに、姿勢も前傾になるので、リラックスできない恐れがあります。徒歩キャンプで使用するチェアは、1kg以下の軽量で、コンパクトに折り畳めるタイプを選びましょう。

●テーブル

料理や飲み物を置くためのテーブルもあると便利です。特に、キャンプ料理を作る場合には調理台にもなるので、必需品と言えます。ソロキャンプであれば、幅30〜50cm程度のテーブルで十分です。人数が多い場合には、大きいサイズのテーブルを現地でレンタルするのもおすすめですよ。

●LEDランタン

夜の照明には、LEDランタンが最適です。ガスランタンやオイルランタンなどもありますが、LEDランタンには以下のような魅力があります。 

・火を使わないため、テント内でも安全に使用できる

・燃料の取り付けが不要な分、軽量かつコンパクトな設計をしている

・連続点灯時間が長い

●ポータブル電源

荷物の軽量化が重要な徒歩キャンプには、ポータブル電源を導入するのがおすすめです。ポータブル電源とは、大量の電気をバッテリーに溜めておき、コンセントがないアウトドアでも電化製品を稼働させられるアイテムを指します。 

ポータブル電源は以下のような場面で活躍し、徒歩キャンプの荷物を最小限にできます。 

・電気毛布や扇風機を使い、日中帯や就寝中の気温対策が行える

・クッカーと火を使わずに、電気ポットや炊飯器で簡単に調理が行える

・日が出ていない時間帯にLEDランタンを点灯し続けられる

・スマホを、常にフル充電にしておける

ポータブル電源は数多くのメーカーから販売されており、金額も高いので、どれを選べばよいか迷いますよね。そこで、徒歩キャンプにおすすめなのが、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源です。 

Jackery(ジャクリ)製品は、創業から12年間で世界販売台数400万台を突破した実績を誇ります。軽量コンパクト設計なので、徒歩キャンプの持ち運びの邪魔になりません。

3.徒歩キャンプにおすすめのポータブル電源4選

 

徒歩キャンプにおすすめのポータブル電源

徒歩キャンプにおける荷物の軽量化に大きく貢献してくれるポータブル電源。キャンプ中の調理を効率化できるので、やりたいことに割ける時間を増やせます。また、気温対策も万全になることで、夜は快眠でき、翌日に疲れを持ち越すこともないでしょう。 

数あるポータブル電源の中でも、Jackery(ジャクリ)製品は耐久性と放熱性に優れた素材を採用し、BMSやNCMといった安全機能を搭載しているため、環境に影響されずにどこでも快適なアウトドアが実現します。 

また、軽量かつコンパクトな機種も多く取り揃えられているので、徒歩キャンプとの相性も抜群です。徒歩キャンプに持っていくのにぴったりな機種を紹介しましょう。

●Jackery Explorer 100 Plus

電気容量99Wh、定格出力128Wのポータブル電源です。耐火性とUL規格の耐衝撃性に優れているため、近くにある焚き火の高温や、歩いて持ち運ぶ際の揺れにも動じません。

機内にも持ち込めるので、飛行機を使った遠方での徒歩キャンプにも最適なモデルです。

●Jackery ポータブル電源 240 New

容量256Wh、定格出力300Wのポータブル電源です。市場の同容量帯の製品より、約22%もコンパクトな設計をしているため、徒歩キャンプでも気軽に持ち運べます。

未使用時にはバッテリー節約モードを使うことで、バッテリーの寿命を延長させることも可能です。防火性能や耐震性能、耐衝撃性能にも優れているので、どこでも持ち運んで、安全に使用できます。徒歩キャンプでの就寝時の気温対策に最適なモデルです。

●Jackery ポータブル電源 300 Plus

容量288Wh、定格出力300Wのポータブル電源です。60℃の環境下にも対応できるUL認定を取得し、温度制御のために5つの温度センサーを搭載しているので、炎天下や焚き火の近くでも安全に稼働します。

キャンプ場まで歩いて向かっている最中にも、アプリ一つで遠隔操作が可能です。スマホは約14回充電できるので、複数人での徒歩キャンプで全員のスマホを常にフル充電にしておけます。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているので、この先10年以上もアウトドアシーンで活躍してくれますよ。

●Jackery ポータブル電源 600 Plus

容量632Wh、定格出力800Wのポータブル電源です。62種類の保護機能を搭載したChargeShield2.0テクノロジーを搭載しており、1.7時間で安全にフル充電できます。

どうしても時間がない時は、緊急充電モードを使って最短1時間でも満充電が可能です。中容量モデルなので、宿泊を伴う徒歩キャンプで、家電を使って調理もしたい方にぴったりなモデルと言えるでしょう。

4.徒歩キャンプにおける荷造りの3つのポイント

 

徒歩キャンプでは、キャンプ場に着くまでの道中をいかに快適にできるかが肝です。持っていく荷物が決まった方は、以下のような荷造りのポイントも押さえておきましょう。

●重い物は体に近いところに入れる

バックパックの体に近いところには、比較的重たい荷物を入れるのがおすすめです。背中側に重たい物がくることで、重心が自分寄りになり、重さを感じづらくなります。反対に、自分から離れた位置に重たい物があると、遠心力が働いて荷物に振り回されてしまいます。

●テントで使うものは下に入れる

一番最後に使用することになるテントで使う荷物は、バックパックの下に入れるのが良いでしょう。シュラフや冷暖房器具、着替え、お風呂道具などが該当します。徒歩キャンプでは、荷物の出し入れの手間を最小限にした方が体力を温存できるため、すぐに使う可能性が高い物は一番上にしておくのが望ましいです。

●荷物が多くなる場合はキャリーカートを活用する

どうしても荷物が多くなってしまうという方は、キャリーカートを活用するのも一つの方法です。大量の荷物を身体だけで支える必要がなく、地面に置いて押して移動できるので、身体への負担を軽減できます。徒歩キャンプには、120L未満のタイプがおすすめです。

5.徒歩キャンプの荷物の負担を減らす!キャンプ場の選び方

 

徒歩キャンプの荷物の負担を減らす!キャンプ場の選び方

徒歩キャンプで利用するキャンプ場を選ぶ上で、駅から近いというのは大前提ですが、それ以外にも考慮すべきポイントがあります。快適性を左右する要素なので、ぜひキャンプ場を選ぶ際に気を付けてみてください。

●レンタル用品が充実している

徒歩キャンプの荷物を持っていかなくて済むなら、それに越したことはありません。特に、テントやシュラフ、テーブルなどは重くなりがちなので、レンタル用品を利用するのもおすすめです。レンタル用品の品揃えが良いキャンプ場を選びましょう。

●販売品が充実している

焚き火をするなら、薪や炭が必要になります。何れも重量があるので、キャンプ場で販売していたら道中の負担が軽減されます。また、食材やキャンプギアなども販売していると、持っていき忘れた物をすぐに購入できるので便利ですよ。

●近くにスーパーがある

キャンプ場に売っている食材は基本的に割高になるので、出来ればスーパーで仕入れたいですよね。泊まりのキャンプでは、朝・昼・晩の食料が必要になるので、荷物は重くなります。食材を持ち運ぶ距離をできるだけ短くするために、スーパーが近くにあるキャンプ場を選ぶと良いでしょう。

6.徒歩キャンプの荷物に関するよくある質問

 

徒歩キャンプの快適性に大きく関わってくる荷物選び。初めて徒歩キャンプを行う方は、まだまだ疑問に思うことがあるのではないでしょうか?徒歩キャンプの荷物に関するよくある質問を紹介します。

●徒歩キャンプで使うバックパックの容量は?

1泊のテント泊をする場合、30Lのバックパックがおすすめです。大きすぎず、荷物も十分に入るので、徒歩キャンプにぴったりの容量と言えるでしょう。ミドルサイズなので、軽量さを兼ね備えたモデルも多く取り揃えられています。

●徒歩キャンパーにおすすめの荷物の重量の目安は?

徒歩キャンプでは歩いて荷物を運ぶ必要があるので、荷物の重量は10kg以内に収めるのが望ましいです。30kgを超えるようであれば、キャリーカートに載せて運ぶようにしましょう。荷物の重量を手っ取り早く減らしたい場合は、レンタル用品を利用してください。

●冬の徒歩キャンプに必要な荷物は?

冬のキャンプでは、防寒対策が必須になるので、荷物も他の季節に比べて多くなります。冬の徒歩キャンプには、以下のような荷物を追加しましょう。

・防寒着

・電気毛布

・カイロ 

ポータブル電源があれば、電気毛布や電気ストーブで効率的に体を温められます。また、シュラフやテントを冬用に切り替える必要があるので、注意してください。

まとめ|徒歩キャンプの荷物は最小限にしよう

 

徒歩キャンプでは、荷物を最小限にして徒歩で現地に向かい、気軽にキャンプを楽しめるのが醍醐味です。そのため、まずは荷物の選定を厳正に行った上で、軽量かつコンパクトな物をバックパックに積めましょう。 

この記事で紹介した荷物を揃えて、快適な徒歩キャンプを楽しんでください。

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