1.沖縄で台風が多い時期は6月〜10月
沖縄で台風が発生しやすい時期は、6月〜10月です。とくに7月〜9月は、台風発生数と沖縄への接近数が非常に多い傾向にあります。
下図は、1991年~2020年の各月の台風発生数と沖縄への接近数の平均値です。
引用元:気象庁
沖縄に台風が接近しやすい7月~9月は夏休みの時期であり、沖縄旅行の人気シーズンとなっています。この時期しか旅行ができない方は、台風を避けて沖縄旅行のプランを立てるのはむずかしいでしょう。
そもそも台風は自然のことなので、事前に予測することができません。
そのため「台風を避ける」ことにスポットをあてるのではなく、「台風が来たときにどうすればいいか」を考えて旅行プランを考えることが大切です。
2.【月別】台風が多い時期の沖縄旅行の服装や持ち物のポイント
ここからは、沖縄に台風が接近しやすい6月~10月におすすめの服装や持ち物を月別に解説していきます。参考に、台風シーズンの沖縄旅行をより楽しみましょう。
●6月:風通しが良い服装を!スコール対策に雨具も用意
6月の沖縄は、梅雨の影響でジメジメと湿度が高い日が多いです。気温が30度を超える日もあるので、服装はTシャツと半ズボンの組み合わせやワンピースなど、風通しが良いものを選びましょう。
ただし、室内では冷房が効いているところも多く、肌寒く感じることもあります。紫外対策にもなるので、長袖の羽織ものを用意しておきましょう。また6月はスコールなど、急な雨に見舞われる可能性もあります。傘やレインコートなどの雨具も準備しておくと安心です。
●7月:風通しの良い服&紫外線対策が必須
7月の沖縄は夏がやってきて、非常に気温が高い時期です。Tシャツや半ズボンなど、風通しの良い服装を選びましょう。また7月の沖縄は紫外線が非常に強く、曇り空でも肌にダメージを受けやすい傾向にあります。紫外線対策として、以下のようなアイテムを準備しておくと安心です。
・日傘
・サングラス
・帽子
・薄手の長袖
・日焼け止め
観光や海水浴などで屋外で過ごすことも多いと思うので、ハンディタイプの扇風機や首元を冷やすネックリングなどの暑さ対策も忘れずに行いましょう。
●8月:涼しさを重視しながら紫外線対策を!
夏真っ盛りの8月の沖縄は、ノースリーブや短パンなど涼しさを重視した服装がおすすめです。
ただし、肌の露出が多いと強い紫外線を浴びて肌がダメージを受けてしまいます。直射日光を避けるために薄手の羽織ものを準備するなど、紫外線対策も必ず行いましょう。
また、湿度が高く汗をかきやすい時期でもあるため、タオルや着替えも準備しておくと安心です。
●9月:紫外線と冷房対策を!雨対策も必須
9月の沖縄は日差しのピークは過ぎますが、まだまだ暑い時期です。服装はTシャツや半パンなどの夏の装いに加え、冷房が効きすぎていたり、気温が下がってきたりしたときのために薄手の長袖を用意しておきましょう。
またこの時期は台風が発生しやすく、雨が降りやすい時期でもあります。防水機能のある薄手のジャンパーや折り畳み傘を準備しておくと急な雨も安心です。
●10月:暑さ・寒さどちらにも対応できる服装を!
10月の沖縄は日中は暑さを、早朝や日没後は寒さを感じる時期でもあります。そのため、暑さ・寒さどちらにも対応できる服装がおすすめです。薄めのシャツになにか羽織れるものを準備しておくといいでしょう。
台風はグッと少なくなる時期ですが、万が一の雨に備えてサッと羽織れるウインドブレーカーなどを用意しておくと安心です。
3.出発前に沖縄で台風が発生したら
ここからは、出発前に台風が沖縄へ接近することがわかったときの3つのポイントを解説します。
●台風の進路をチェック
沖縄旅行前に台風の接近が予想されたら、まずは以下のような台風の情報をチェックしてください。
・大きさ
・強さ
・進路
・雨雲の状況
いつ頃、どんな影響が出るのかをチェックして計画通りに沖縄へ旅行に行くのかを判断しましょう。また、行きの台風情報だけでなく、帰りの進路予想もチェックするのがポイントです。
台風の進路や大きさ、強さによっては安全に沖縄旅行を楽しめない可能性があります。台風による影響を大きく受けそうな場合は、無理に旅行を決行せず安全第一に考えましょう。
●最新の運航情報をチェック
航空会社では台風の進路予想や大きさをもとに、運航するかどうかを決定します。
フライトが危険と判断された場合は遅延や欠航となる可能性が高いため、航空会社の最新の運航情報をチェックしましょう。
乗る予定だった飛行機が欠航となってしまった場合は、沖縄旅行を延期または中止とする必要があります。
●予約先のキャンセル規定を確認
台風の接近によって乗る予定だった飛行機が欠航または遅延となってしまった場合、予約の変更やキャンセルに手数料が必要な場合があります。
キャンセル規定は会社ごとに違いがあるため、予約しているホテル・航空会社・ツアー会社などのキャンセル料に関する規定を確認しましょう。
4.滞在中に沖縄で台風が発生したら
ここからは、沖縄滞在中に台風が発生した場合の2つのポイントをそれぞれ解説していきます。
●外出は避けて室内で過ごそう
滞在中に台風が接近してきた場合、外出は非常に危険です。
暴風警報が発令されると観光施設は閉館となり、多くの公共交通機関は運休となります。現在の気象情報や運航情報を確認して、どう過ごすかを考えましょう。
台風の影響がそこまで大きくない場合は、雨の日でも楽しめる観光スポットなど室内で楽しめるプランがおすすめです。
●海岸沿いには近づかない
台風が接近している場合、強風や高波によって海が大荒れとなる可能性があります。荒れた海は大変危険なので、シュノーケリングなどのマリンアクティビティは中止にしましょう。
また高潮によって流されてしまう危険性もあるため、海岸や川には近づかないようにしてください。
5.最終日に沖縄で台風が発生したら
ここからは、沖縄旅行最終日に台風が発生したときのポイント3つをそれぞれ解説していきます。
●空港に行く前に情報収集を!
飛行機の運行状況は、台風の影響で大幅に変更となる可能性があります。
まずは空港に行く前に、最新の運行情報のチェックを行いましょう。航空会社のホームページなどで確認が取れるので、しっかりと情報を集めるのがポイントです。
自分が乗る予定の飛行機が変わらず運航する場合は、安全に気をつけながら空港へ向かいましょう。
●航空便のキャンセル料や変更手数料をチェック
乗る予定だった飛行機が欠航となってしまった場合は、航空便のキャンセル料や変更手数料をチェックしましょう。
台風の影響で飛行機が飛ばなくなった場合、ほとんどの航空会社でキャンセル料などの手数料は免除となる場合が多いです。
しかし、変更対象便とならない場合もあるため、キャンセル料や変更手数料を必ずチェックしておきましょう。
●飛行機が欠航になったときの対応
台風の影響で飛行機が欠航した場合、下記3つのいずれかで対応しましょう。
・新しい宿泊先を探す
・今泊まっている宿泊先に引き続き滞在する
・払い戻しを行ったうえで前日の便・他社の便に変更する
新しい宿泊先を探す場合、空港近くのホテルはすぐに満室となってしまう可能性があるので注意してください。
また、どうしても帰る必要がある場合は、早めの判断・対処を行いましょう。
6.Jackeryのポータブル電源で台風に備えよう!おすすめ機種4選
台風によって停電が発生したときの非常用電源を用意するなら、以下の理由からJackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめです。
・累計販売台数400万台以上!全世界で信頼されるポータブル電源メーカー
・無料保証や日本語サポートが充実
・防災安全協会に認められた高い安全性で災害時も安心
・自己放電が非常に少なく、いざというときにすぐ使える
・ソーラーパネルで充電できるからコンセント・電気がない場所でも繰り返し使える
ここからは、台風の備えにピッタリなJackery(ジャクリ)ポータブル電源・ソーラーパネルセットのおすすめ機種を4つ紹介していきます。
●Jackery Solar Generator 100 Plus 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル
容量99.2Whの「Jackery Explorer 100 Plus」と「Jackery SolarSaga 40 Mini」がセットになった製品です。セットのソーラーパネルは、折り畳むとリュックに入るほどのコンパクト設計(タブレットサイズ)になっています。
Jackery製品の中で唯一機内持ち込みができるので、台風シーズンの沖縄旅行・出張の相棒として非常に心強いアイテムです。
●Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
容量256Whの「Jackery ポータブル電源 240 New」と「Jackery SolarSaga 40 Mini」がセットになった製品です。
セットのソーラーパネルはタブレットサイズに折りたたむことが可能。持ち運びやすく高性能な非常用電源をお探しの方におすすめです。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット
容量632Whの「Jackery ポータブル電源 600 Plus」と「Jackery SolarSaga 100」がセットになった製品です。停電時に電源給電をポータブル電源に自動で切り替えるUPS機能が搭載されているのが特徴で、台風によって停電が起こっても給電が途切れる心配がありません。
しっかりと台風対策を行いながら、家族で旅行やアウトドアを楽しみたい方の強い味方となってくれるアイテムです。
●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
「Jackery ポータブル電源 1000 New」と「Jackery SolarSaga 100」がセットになった大容量モデルです。従来モデル(Jackery ポータブル電源 1000)から定格出力が50%アップし1,500Wになったことで、電気ケトルやルームエアコンといった消費電力の大きい家電を含むほぼすべての家電を稼働させることができます。台風による停電が長期化しても、これ1台あれば安心です。
7.沖縄の台風に関するよくある質問
ここからは、沖縄の台風に関するよくある質問について解説していきます。
台風が沖縄に来るのは何月が多い?
沖縄に台風が接近しやすい時期は、6月~10月です。
とくに7月~9月は、台風発生数と沖縄に台風が最も接近しやすい時期となっています。
夏休みシーズンに沖縄旅行へ行きたい方は、台風が発生したときのことも考えながら計画を立てましょう。
沖縄に台風が来ない時期はいつ?
発生場所や季節の気圧配置などの影響で、12月〜4月の間は台風が沖縄に接近することはありません。台風シーズンを避けて沖縄旅行へ出かけたい方は、12月〜4月が狙い目です。
沖縄では3月下旬〜4月上旬にかけて、ほぼすべてのビーチで海開きが行われます。「海水浴を楽しみたいけど、台風シーズンは避けたい」という方には、4月の沖縄旅行がもっともおすすめです。
まとめ
今回は、沖縄に台風が接近しやすい時期について解説しました。台風はさまざまな災害を引き起こす可能性があるため、台風シーズンの沖縄旅行は注意しなければなりません。
また台風によって停電が発生する可能性もあるので、非常用電源を1台用意しておくと安心です。台風対策として「Jackery Solar Generator」を導入して、家族の安全を守りましょう。
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