1000Whクラスのポータブル電源5選!最高に便利な3つの使い方も紹介
ポータブル電源は1,000Whクラスの大容量になると、防災からアウトドア・日常生活まであらゆる面で活躍します。しかしラインナップが多すぎるため、どのように使えるのか、どれを選ぶべきか分からずに購入できないでいる方は多いでしょう。
そこで今回は、1,000Whクラスのポータブル電源のメリット・デメリットやおすすめのモデルを解説します。さらに便利な使い方も紹介するので、購入を検討している方は必見です。
1000Whクラスのポータブル電源のメリット3選
1,000Whクラスのポータブル電源には、下記3つのメリットがあります。
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・大容量で複数の家電が動かせる
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・災害時に最低限の家電が動かせる
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・アウトドアで調理家電が使える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット①:大容量で複数の家電が動かせる
ポータブル電源1000wは容量も出力も大きいため、同時に複数の家電を動かせるのがメリットです。たとえば「炊飯器を動かしながら、同時にパソコンを充電する」という使い方もOK。モバイルバッテリーでは動かせない消費電力の大きい家電も動作できるので、日常生活や外出先で家電を使いたいシーンでの利便性が大きく高まるでしょう。
メリット②:災害時に最低限の家電が動かせる
1,000Whクラスのポータブル電源なら、災害時に動かしたい下記の家電を動作可能です。
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・IHクッキングヒーター
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・炊飯器
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・電気毛布
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・冷蔵庫
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・電気ヒーター
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・扇風機…など
炊飯器でお米を炊いたりIHクッキングヒーターでお湯を沸かしたりといった、衣食住の「食」に必要な部分をしっかりカバーできます。寒い冬の停電に見舞われた場合は、電気毛布や電気ヒーターで震えずに夜を乗り切れるでしょう。
1~2時間程度の短時間停電なら冷蔵庫も動かせるので「暑い夏の停電で庫内が全滅」というリスクも解消。万が一の災害時に大きな安心感をもたらしてくれます。
メリット③:アウトドアで調理家電が使える
1,000Wのポータブル電源なら、キャンプや車中泊などのアウトドアで下記のような調理家電を使用できます。
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・炊飯器
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・IHクッキングヒーター
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・電気圧力鍋…など
- 火おこしの必要なく調理ができるのは圧倒的にストレスフリーです。
1000Whクラスのポータブル電源のデメリット
1000Whクラスのポータブル電源には、下記3つのデメリットもあります。
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・サイズや重量が大きい
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・金額が上がってしまう
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・本格的な災害対策には容量が足りない
購入を検討している方は、デメリットもしっかり押さえておきましょう。
デメリット①:サイズや重量が大きい
1000Whクラスのポータブル電源は、下位モデルと比較してサイズや重量がどうしても大きくなってしまいます。主に内蔵するバッテリーの大きさが、容量に比例してサイズアップするからです。そのため、特に女性やお子さんが使うシーンが多そうなら「持ち運べるか」という点をチェックして選びましょう。
デメリット②:金額が上がってしまう
1000Whクラスのポータブル電源になると、金額が上がってしまいます。しかし、価格が上がった分、容量も出力も高くなっているので、活躍できるシーンも広がります。予算的に不安な方は、用途次第で1段階下のモデルを選ぶのも良いかもしれません。
デメリット③:本格的な災害対策には容量が足りない
1000Whクラスのポータブル電源は、本格的な防災対策に使うには容量が足りない場合があります。たとえば1,000Whのポータブル電源の場合、平均的な冷蔵庫(500W)を動かせるのは2時間程度。より長い停電対策をしておきたいなら、より多くの容量が必要になります。「災害対策」をメインの用途で考えているなら、上のモデルも検討してみましょう。
1000Whクラスのポータブル電源の選び方
1000Whクラスのポータブル電源を選ぶ際は、下記5つのポイントを押さえておきましょう。
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・定格出力は十分か
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・出力ポートの数は足りるか
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・安全性が高いか
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・充電速度は早いか
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・寿命は長いか
それぞれ詳しく解説します。
選び方①:定格出力は十分か
ポータブル電源の「定格出力」が使いたい家電の消費電力より大きいか確認してください。定格出力より大きい消費電力の家電は使えません。複数の家電を動かす場合は「同時に稼働する家電の消費電力の和<ポータブル電源の定格出力」でなければいけないので、その点も押さえておきましょう。
たとえば当社の「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」の定格出力は2,000Wとなっており、電子レンジと炊飯器を同時に動かせるほど。家電をいくつも同時に動かしたい人はぜひ検討してみてください。
選び方②:出力ポートの数は足りるか
ポータブル電源の出力ポートの数は、モデルにより異なる場合があります。一般的に容量が大きいほど出力ポートの数も増えますが、そうでない場合もあるので注意。自分の用途に見合ったポート数のポータブル電源を選んでみましょう。
たとえば当社の「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」は、なんと3口ものAC100V電源を搭載。さらにUSB-A2口・USB-C2口・シガーソケット1口もついており圧倒的な利便性を誇ります。同時に複数台の家電やスマホを動かしたい人におすすめです。
選び方③:安全性が高いか
安全性の高いポータブル電源を選ぶのがおすすめです。製造元不明のポータブル電源や無名メーカーの商品は、安価な代わりに安全装置などが組み込まれていない場合があります。「バッテリーマネジメントシステム」のような安全装置が搭載されているか、「防災製品等推奨品マーク」がついているかなどを確認しておきましょう。
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源は、すべて「防災製品等推奨品」の認定を取得しております。災害時に安心して使えるレベルのポータブル電源を検討している方におすすめです。
選び方➃:充電速度は早いか
1,000Whクラスのポータブル電源となると、充電速度の速さも重要です。どんなに容量が大きくても、充電スピードが遅いとフル充電で持ち出せないケースが想定されます。1,000Whクラスなら「AC充電で2~3時間」が充電の早いポータブル電源の目安。公式サイトなどで詳細を確認してみてください。たとえばJackeryの容量が1,512Whポータブル電源「Jackery ポータブル電源 1500 Pro」なら、わずか2時間ほどで充電できます。
選び方⑤:寿命は長いか
ポータブル電源を購入するなら、寿命の長さもチェックポイントです。一般的にポータブル電源の寿命は、0%から100%まで充電した回数を示す「サイクル」という単位で表記されます。表記されたサイクルの回数を使った時点で使えなくなるわけではありませんが、数字が大きいほど長持ちするのでぜひチェックしておきましょう。
当社の「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」と「Jackeryポータブル電源2000Plus」は、長寿命の「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しており、業界トップクラスの4,000サイクルを実現しています。10年以上使える安心のポータブル電源を探している人におすすめです。
1000Whクラスのおすすめポータブル電源5選
1000Whクラスのポータブル電源なら、全世界で300万台以上の販売実績がある「Jackery(ジャクリ)」の製品がおすすめです。安全装置内蔵・防災製品認証で安全性はバツグン。さらに業界最高レベルのサイクル数で長寿命を実現しています。
1,000Whクラスだけでも多数のラインナップがあるので、きっとあなたの好みのポータブル電源が見つかるはずです。今回はその中から、ソーラーパネルとセットになって便利に使える1000whクラスのポータブル電源を5モデル紹介します。それぞれ特徴を解説していくので、ぜひチェックしてみてください。
●Jackery Solar Generator 1000 Plus|ジャクリソーラージェネレーター1000プラス
Jackery Solar Generator 1000 Plusは、容量1,264Whのポータブル電源にソーラーパネルがついたモデル。1,000Whクラスのポータブル電源の中では非常に高い2,000Wの定格出力を備えており、電子レンジなども動かせるのでキャンプ・車中泊で大活躍するでしょう。わずか1.7時間で充電可能なため、出発の前日に充電を忘れていても安心です。
さらに別売りの拡張バッテリーで容量を5,000Whまで増設できるので、用途に合わせて柔軟な活用が可能。「リン酸鉄リチウムイオン電池」を内蔵した最新モデルで10年以上使える長寿命となっているので、ぜひ1,000Whクラスポータブル電源のデビューには「1000Plus」を選んでみてください。
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
●Jackery Solar Generator 1000 Pro |ジャクリソーラージェネレーター1000プロ
Jackery Solar Generator 1000 Pro 100Wは、1,002Wの大容量ポータブル電源と100W出力のソーラーパネルがセットになったモデルです。寿命が旧来のモデルの約2倍となる1,000サイクルとなっており、長く愛用いただけます。充電速度もコンセント充電で最短2時間とハイスピードです。
過放電・過充電による発熱を防止する「バッテリーマネジメントシステム」を搭載しており、安全性が高いのもポイント。AC100Vコンセントが3つもついているので、家電を3台同時稼働できるのもキャンプなどの利便性を高めます。出先でも自宅でも活躍する優秀なアイテムといえるでしょう。
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
1002Wh |
定格出力 |
1000W/正弦波(最大瞬間出力:2000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:1.8時間 |
保証期間 |
5年間 |
●Jackery Solar Generator 1000|ジャクリソーラージェネレーター1000
Jackery Solar Generator 1000は、先ほど紹介した「1000Pro」の旧モデルにあたります。充電速度やサイクル数などのスペックは劣りますが、10,000円ほど安くお求めいただけるのがポイント。旧モデルとはいえ、防災安全協会の定める「防災製品等推奨品認証」も受けている安心のハイスペックモデルです。予算の折り合いがつかなかった方は、ぜひ購入を検討してみてください。
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
1002Wh |
定格出力 |
1000W/正弦波(最大瞬間出力:2000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:7.5時間 |
保証期間 |
3年間 |
●Jackery Solar Generator 1500Pro|ジャクリソーラージェネレーター1500プロ
Jackery Solar Generator 1500 Proは、容量1,512Whとハイスペックなポータブル電源が含まれたモデルです。サイクル数は2,000と非常に多く、毎日使っていても長く使えます。容量が大きいだけでなく、LEDライトも搭載しているため停電を伴う災害時に大活躍します。
さらに特許を取得した「マルチダクト設計」により従来製品よりも冷却効率が30%向上しており、安全性もバツグンです。同クラスの製品と比べて、約20%軽く持ち運びやすいのもポイント。1,000Whクラスポータブル電源の中でもコンパクトで大容量のポータブル電源を検討しているなら、ぜひ「Jackery Solar Generator 1500 Pro」を選びましょう。
製品名 | Jackery Solar Generator 1500 Pro |
容量 |
1512Wh |
定格出力 |
1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
保証期間 |
5年間 |
●Jackery Solar Generator 1500|ジャクリソーラージェネレーター1500
Jackery Solar Generator 1500は、先ほど紹介した「1500Pro」の旧モデル。「1000Pro」「1000」と同様、スペックは若干ダウンしますが安く購入できるのがポイントです。2万円以上もお安くなっているので、「大容量ポータブル電源を安く買う」のが目的ならぜひ「Jackery Solar Generator 1500」を検討してみてください。
製品名 | Jackery Solar Generator 1500 Pro |
容量 |
1534Wh |
定格出力 |
1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ3 |
充電時間 |
AC充電:7.5時間 |
保証期間 |
5年間 |
1000Whクラスのポータブル電源のおすすめの使い方3選
1,000Whクラスのポータブル電源の、おすすめの使い方を3つ紹介します。
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・キャンプや車中泊で「炊飯器」や「電気毛布」を使って快適性UP
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・ソーラーパネルで充電し普段使いして節電しよう
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・電源のない庭でのDIYに使うのもおすすめ
ポータブル電源を購入したら、ぜひ参考に活用してみましょう。
●キャンプや車中泊で「炊飯器」や「電気毛布」を使って快適性UP
1,000Whクラスのポータブル電源があれば、キャンプや車中泊で「炊飯器」や「電気毛布」を使えるようになるのがポイントです。
通常であればキャンプでお米を炊くには火を起こさなければいけないため、トータルで1時間以上かかってしまいます。しかし炊飯器があれば20~30分ほどで炊飯が完了。圧倒的な時短で、他の料理を作る時間を確保できます。安全のために火元をチェックし続ける必要もありません。
また秋や冬の車中泊では、車の中が冷え込むので防寒対策が必須です。とはいえほとんどの宿泊可能な場所ではアイドリングが禁止されているので、車のエアコン以外に準備をしておく必要があります。そこでポータブル電源と電気毛布を用意しておけば、寒い車内でもぬくぬくと過ごせるでしょう。
●ソーラーパネルで充電し普段使いして節電しよう
1,000Whクラスのポータブル電源は、ぜひ普段からソーラーパネルで充電し、下記のような家電を動かして節電しましょう。
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・ドライヤー
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・ケトル
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・コーヒーメーカー
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・炊飯器
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・スマホ・パソコンの充電
仮に1,500Whのポータブル電源を、毎日ソーラーパネルでフル充電して使い切り続けた場合、月間およそ1,400円の電気代を節約できます。
※全国算家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」より、1kWhあたり31円(税込)として計算
1年間続ければ、約17,000円の電気代を節約できる可能性あり。アウトドアや普段の生活の利便性アップ・防災対策が同時にできるにもかかわらず、購入代金の大半をペイできる可能性があるので、ぜひ積極的に活用してみてください。
●電源のない庭でのDIYに使うのもおすすめ
外に持ち出して、電源のない庭でのDIYに使うのもおすすめです。1,000Whクラスのポータブル電源なら、DIYで使いたい下記の工具も動かせます。
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・電動ドライバー
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・電動丸ノコ
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・サンダー
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・電気カンナ…など
最近は充電式のコードレスタイプも増えていますが、長時間効率よく作業するならやはり電源コードタイプがおすすめ。ぜひDIY趣味の方や、これからDIYを始めたい方はポータブル電源を用意しましょう。
まとめ
1,000Whクラスのポータブル電源は、大容量で複数の家電を動かせる点や災害対策ができる点がメリット。それに対してサイズ・重量や金額が下のランクより上がってしまうのと、本格的な大規模災害対策には少し容量が足りないのがデメリットです。
節電や防災対策、アウトドアのために1,000Whクラスのポータブル電源を検討しているなら「Jackery Solar Generator」シリーズがおすすめです。紹介した5つのモデルから、ぜひ用途や予算にあったモデルをチョイスしてみてください。
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