【車中泊女子】困るポイントと課題・おすすめアイテムを紹介

車中泊女子におすすめのアイテムとその使い方

コロナの影響で注目が集まり、男性に限らず女性にも人気の旅行方法になっているのが車中泊やバンライフです。しかし女性の車中泊は安全面などがとても重要で、防犯対策を講じたりする必要があります。そんな時にポータブル電源を使ってみてはいかがでしょうか?今回はそんなポータブル電源と女性の車中泊について紹介していきます。

車中泊やバンライフ女子が注目を集めている訳とは?

車中泊やバンライフが近年女子の中で人気が高まっている理由に『コスト』『利便性』『豊富なグッズ』が上げられます。

そもそも車中泊が注目を浴びたきっかけはコロナウイルスの感染拡大です。コロナの感染防止をしつつも非日常的な体験ができるイベントとして、車中泊が注目されました。

車中泊は移動がとても簡単、そのうえホテルなどの宿泊施設に泊まるよりも安くコストを抑えることができます。

また、節約しながらも旅行できる点が多くの人を虜にしているでしょう。

さらに最近は車中泊の安全面をフォローするアイテムも多く販売されているので、女子も車中泊に関心を持っています。

3人に1人は車中泊の経験があり、2人に1人は車中泊に好印象を持っている

レンタカーやカーシェアリングサービスをするパーク24株式会社はドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「車中泊旅行」に関するアンケート結果を発表しました。

その発表によると、以下の結果が判明しました。·

・車中泊旅行の経験が「ある」人は35%、経験がない人のうち30%が「してみたい」と回答
・車中泊を選んだ理由は「宿泊費を節約したい」が主な理由

またこのアンケートでは車中泊が可能になってほしい場所も問われており、道の駅が車中泊できれば嬉しいとの声があがっていました。さらに車中泊を経験している人や経験したいと考えている、いわば「車中泊に好印象を抱いている」人は2人に1人の割合だとわかります。

こういったデータからも車中泊に対して注目が集まっていることが証明されているでしょう。

車中泊で困るポイントとは?車中泊女子は安全面が課題

中古車情報サイトを運営するMOTA(モータ)が行ったアンケート調査では、車中泊で困ったこともランキング形式で発表しています。その結果は以下のようになります。

1位 お風呂やトイレの対応51.7%
1位 暑さや寒さ51.7%
3位 寝心地の質47.5%
4位 安全面に対する不安40.8%
5位 他人による騒音30.0%

特に同率1位の「お風呂やトイレの対応」「暑さや寒さ」の問題は車中泊経験者の半数以上が強く感じている困る点です。上位は性別関わらず共通の問題ですが、車中泊女子にとっては安全面といった女性特有の問題が付きまといます。

そういった女子特有の問題については最新の車中泊グッズなどを駆使して対策を講じる必要があります。

・車中泊の問題を解決するために新調したアイテム

中古車情報サイトを運営するMOTA(モータ)が行ったアンケート「車中泊のために新調したアイテム」についても目を向けましょう。

調査結果では「車中泊のために新調したアイテム」にベッドマット、遮光カーテン、電源設備があげられています。

中でもベッドマットと遮光カーテンは60%以上が回答しており、車中泊の睡眠問題を解決するために活用されています。

さらに、遮光カーテンは睡眠問題以外にも車中泊の安全性を高め、電源設備があることで自車内生活が格段に快適になると車中泊経験者はコメントしています。

車中泊では睡眠時や電源問題を解決できるアイテムや工夫が必要で、そのため車中泊にポータブル電源を導入する方が増えています。

車中泊女子に使ってほしいアイテム「ポータブル電源」とは

車中泊女子に使ってほしいアイテム「ポータブル電源」とは

ポータブル電源によっては電化製品に給電ができることで、車中泊はとても快適に過ごせるようになります。特に『快適性』『食料の保存』『ネットワーク環境』の3点はポータブル電源でなくては変えることができません。それぞれのポイントごとになぜポータブル電源を使うべきかも合わせて紹介していきましょう。

①快適性

車中泊にポータブル電源があるだけで電気毛布や扇風機の家電を持ち込み、車内をより快適に過ごすことができます。

車中泊は思っている以上に寒くなったり、暑く成ったり室温が変化します。

車中泊で気温の変化が弱い女子にとっては服を多めに用意するだけでは不安になってしまいます。

そんな時、ポータブル電源でサーキュレーターや電気毛布などが使えると車内を衣快適に過ごせるでしょう。

②食料の保存や調理

従来の車中泊では食料の保存や調理にガスコンロやクーラーボックスがなくてはならず、調理や生鮮食品を扱うことに労力がかかっていました。

しかしポータブル電源があると電気ポットや車載冷蔵庫などの小型家電を稼働することができ、とても簡単に食料の保存・調理が行えます。

「車中泊でもちゃんと料理が食べたい」「暖かいごはんで体を温めたい」そんな車中泊女子にはポータブル電源が欠かせません

③ネットワーク環境

ポータブル電源はポケットwifiやパソコンを急速充電できるため電波さえ届く区域であれば車内でインターネット環境を整備することもできます。

例えば車中泊中にお仕事が届いたとしても問題なくタスクをこなすことができますし、キャンプ場で通信制限を気にせず映画を観ることもできるでしょう。

このようにポータブル電源があるとないでは車中泊の質が大きく変わります。

関連サイトおすすめ:Wifiの極み

Wifiの極みは、ネット環境をもっと快適にしたい、そんな貴方のための便利でお得な情報サイトです。

車中泊でポータブル電源の活用方法:

車中泊で使いたい家電とその消費電力とは?

ポータブル電源で車中泊をより快適にするためには、利用予定の家電の消費電力を把握しておかなければなりません。ポータブル電源で駆動する車載家電の一例として以下を参考にしましょう。

・電気毛布 ・冷蔵庫 ・スポットエアコン ・電気ケトル ・IH調理機

それぞれの家電によって消費電力は異なるので、ポータブル電源によって稼働できない場合があります。さらに、それぞれの車中泊家電に必要な電力量も紹みていきましょう。

車載家電

消費電力

電気毛布

30W~60W

冷蔵庫

50W~80W

スポットエアコン

100~300W

電気ケトル

1000W~1300W

IH調理機

1000W~1800W

車中泊で使うポータブル電源の容量や家電の消費量を抑えておかないと、車中泊中に電気が使えなくなるアクシデントに見舞われます。そのため、車中泊にポータブル電源を使う場合は、様々なシュミレーションや計算が大切です。

各ポータブル電源のメーカーサイトに「ポータブル電源と家電の使用時間」の計算ツールが載せられています。ぜひ利用していきましょう。

車中泊女子がポータブル電源を使ってみたら?シュミレーションしてみた

では実際にポータブル電源を車中泊で使うとどういったことが実現可能かシュミレーションしていきましょう。夏場の1泊のキャンプでポータブル電源の容量を1000Wと仮定すると以下のシュミレーションができます。

電気ケトル15分

朝は電気ケトルでお湯を沸かしてコーヒーを飲む

炊飯器30分、ミキサー10分

お昼は炊飯器でごはんを焚いて、食後にはフルーツジュースを作る

車載冷蔵庫3時間、スピーカー1時間

午後は冷たいビールとアイスを楽しみながらアイスを食べる

スマートフォン2台分充電

1日使ったスマートフォンの充電を2台分

このほかにも車中泊家電を単体で使う場合には、

電気毛布(55W)

13時間

冷蔵庫(60W)

38時間

スポットエアコン(200W)

4時間

ポータブル扇風機(30W)

28時間

※ポータブル電源の使用状況や家電の消費電力により稼動時間が変わることがございます。

これほど使うことができます。1泊の車中泊であれば1000W規模のポータブル電源があると、従来の車中泊と違って過ごしやすくなるのではないでしょうか?

●ポータブル電源と掛け合わせて使いたいアイテム

せっかくポータブル電源を車中泊やバンライフに使うのならば、安全面を高めるために活用してみませんか?そこでポータブル電源と掛け合わせることで女子が安心して車中泊できるアイテムを3つ紹介します。

・ダッシュカメラ

ダッシュカメラとは車のダッシュボードやフロントガラスに取り付けるタイプの小型ビデオカメラです。

ポータブル電源から給電することで就眠時の事故や盗難を未然に防ぐことができます。

・人感センサーライト

人感センサーライトとはセンサー範囲内に入ると動いているものに反応して点灯するライトです。

車内を点灯し続けることもできるため、常備灯としても担うことができます。

・ポータブルアラーム

ポータブルアラームはポータブル電源に接続することで連続的に利用でき、車中泊以外にもちょっとした停止時にも防犯及び安全対策に貢献します。

車中泊女子がこだわるポータブル電源のポイントとは?

車中泊女子がこだわるポータブル電源のポイントとは?

車中泊やバンライフにポータブル電源がおおすすめであることは紹介しましたが、では実際にポータブル電源を選ぶときにどういった点を重視するのでしょうか?女子の目線に立って『安全性』『携帯性や重さ』『バッテリー容量』『レビュー』の4観点から説明していきます。

①安全性

ポータブル電源にはリチウムイオン電池が使用されているため適切に取り扱わないと火災の危険性があります。

しかし意識してポータブル電源を使っていても、過充電や過熱をきっかけに発火や爆発してしまいます。

そんなアクシデントを防ぐために過充電防止や温度調節などの安全機能が搭載されているポータブル電源だと万が一の事故を防ぐことができます。さらに機械が苦手な方にとっても使いやすくなるでしょう。

②携帯性や重さ

ポータブル電源は小さいサイズであれば2kgから商品があります。

しかしバッテリー容量や機能を求めるとおのずとポータブル電源の重さも比例して重くなってしまいます。特に女性や子供にとっては重いものは運びづらく、車中泊に持っていくのは厄介に感じてしまうことでしょう。

メーカーによってはポータブル電源の携帯性を上げるため軽量モデルを作っていたり、キャスターや持ちやすいグリップにするなど工夫が見られます。

ポータブル電源を選ぶ際は機能と重さの関係性にも目を配るとよいでしょう。

③バッテリー容量

バッテリー容量は充電に必要な時間や家電への給電が可能なのかを示す重要な要素です。

例えば寒がりな女子が車中泊する場合はポータブル電源で暖房器具を使うため、相応のバッテリー容量が必要になってきます。

しかしそれほど電気を使う予定がない場合だとバッテリー容量が大きくなくても構いません。バッテリー容量を小さくする代わりに携帯性を上げるといった選択をするのもよいでしょう。

④レビューの確認

車中泊やバンライフにポータブル電源を利用している方は既に大勢います。そういった方のポータブル電源のレビューはとても貴重な情報元になります。

例えば、ポータブル電源でどういった家電を稼働することができるのか?やポータブル電源の新しい用途などを知ることができます。

車中泊におすすめのポータブル電源3選

車中泊におすすめのポータブル電源3選

車中泊におすすめのポータブル電源は『携帯性』『安全性』『高機能』を抑えた製品になります。Jackery社は世界初となるアウドトア⽤ポータブル電源を発売し「少しでも軽く」「少しでも出⼒を⾼め」「あらゆる安全機能の追加」を意識した製品を心がけています。

車中泊に大事な『携帯性』『安全性』『高機能』が全て磨かれた商品を販売しているので、Jackery社はポータブル電源のおすすめメーカです。ここからはJackeryの数多くポータブル電源から、車中泊におすすめな製品を紹介いたします。

●Jackery ポータブル電源 1000 Pro

Jackery ポータブル電源 1000 Proは「ポータブル電源 1000」にソーラー/コンセントともに最速1.8時間の高速充電を可能にしたProモデルになります。高速充電ができるため車中泊の当日にポータブル電源を充電しても間に合います。車中泊はしたいけど面倒な準備はしたくない方におすすめのポータブル電源です。

また、過充電や過放電を防止するバッテリーマネージメントシステム(BMS)の搭載で高い安全性を誇ります。なお、市販の同クラスのポータブル電源(消費電力1kWh)に比べて軽量化を実現しており、重量が11.5kgで女子でも簡単に持ち運べます。

●Jackery ポータブル電源 1500pro

Jackery ポータブル電源 1500proは電子レンジのような高出力家電も対応で、自宅のほとんどの家電を使用することができます。

また、高速充電を実現するUltra-Charging Systemを搭載しているため、大容量でも高速充電でストレスがかかりません。

安全性にもぬかりなく、8基の温度管理システムと2つのスマートチップによる高度な温度制御で発火のリスクを抑えています。

重さは17㎏と女性にとっては少し重めですが、同クラスのポータブル電源と比較すると20%ほど軽量です。高機能かつ軽量を求める方におすすめのポータブル電源です。

●Jackery ポータブル電源 2000pro

Jackery ポータブル電源 2000 ProはJackery最高クラス(2023年3月時点)の大容量かつ高出力のポータブル電源になります。

大人数や連泊のキャンプにも活用でき、ポータブルクーラーやホットヒーターを稼働させる夏や冬の車中泊も難なく乗り切れます。

バッテリーマネージメントシステム(BMS)や4つの温度センサーによって過充電や過放電を防止するため安全性にも抜かりがありません。

まとめ

さて今回は車中泊やバンライフにおすすめのポータブル電源を紹介してきました。今までは安全面や快適さで車中泊を断念していた方も、ポータブル電源一つで多くの課題を解決してくれます。

また利用しないときは防災グッズとしても役に立つので一家に一台導入してみてはいかがでしょうか?