プリウスで車中泊できる?必要な工夫・おすすめの車種・快適な車中泊装備を解説

プリウスで車中泊?一見無理そうな車内でも、工夫次第で大人が寝られるスペースができる

プリウスでも車中泊はできるのか

一見無理そうな室内を漂わせているプリウス。シートを倒して荷室をめいいっぱい広げてみると、そこには大人が寝られる広さがありました。

今回の記事では、プリウスで車中泊は可能なのかを検証しています。デメリットにも触れて対処方法をくわしく解説しています。プリウスで車中泊をしてみたいと考えていらっしゃる方は、車中泊を快適に過ごす方法や必要な装備をまとめていますので、最後までじっくり読んでみてください。

プリウスで車中泊は可能なのか検証してみた

まず、プリウスの車内サイズをチェックして、大人が寝られる広さを確保できるのか。また、車中泊に向いている特徴があるのかを検証してみました。ミニバンや軽バンと違い、車高が低い普通車なイメージがあるプリウス。果たして荷室に車中泊が可能なスペースをつくりだすことができるのでしょうか。

●プリウスの車内のサイズをチェック

プリウスの荷室の広さは以下の通りです。

[30系と50系のプリウスの室内サイズ]

 

50系プリウス

30系プリウス

室内長

2,110mm

1,905mm

室内幅

1,490mm

1,470mm

室内高

1,195mm

1,225mm

ラゲッジルーム奥行き

860mm

880mm

ラゲッジルーム幅

950mm

960mm

ラゲッジルーム高さ

720mm

640mm

パッと見では荷室の広さは大人1人が寝られる広さはないように感じられます。ただ、前方座席をめいいっぱい前にスライドさせて後部座席を前方に倒すことで、後部座席分の広さが確保できます。その広さは実に約1,900mmとなり、大人の身長を超える広さを得ることが可能となります。

●プリウスの車内でも寝るスペースは確保できる

前述した内容から、シートアレンジを駆使すれば、大人が寝れる広さが確保できることがわかりました。ただ、シートの段差を埋めなければ寝台として使えない課題をクリアしなければなりません。そのために必要なのは段差(約5cm)を埋めるための「マット」です。

それさえクリアすれば、車中泊は可能です。また、50系プリウスでは、倒した後部座席と前方席の間に約30cmの隙間が生まれてしまいます。この隙間を埋めることができれば、約20,00mm確保が可能になる結果となりました。

●プリウスで見つけた車中泊に向いているところ

50系プリウスの装備にグレードによってコンセント(AC100V)が標準装備となっています。このコンセントを利用すれば、最大1500Wまでなら家電製品が使えるのです。

車中泊をする場合、家電製品が使用できると車内での快適さが飛躍的に上がることから、プリウスが車中泊向けのクルマである理由として十分な要素ですね。ちなみに、

·Aプレミアム“ツーリングコレクション”

·Aプレミアム

ではコンセントが標準装備。そのほかのグレードではオプション装備(43,200円)となっています。車中泊を目的とするなら、Aプレミアムのグレードがおすすめです。

●結論「プリウスで車中泊は可能」

プリウスの室内の広さと家庭用コンセントが使える装備が整っていることから、プリウスでの車中泊は可能と言えるでしょう。ただ、寝る場所を確保するための工夫や、デメリットな部分も踏まえて考える必要はありそうです。

·高さがないためやや圧迫感を感じてしまう

·シートの段差を克服するための工夫が必要

·荷物があまり乗せられない

などがデメリットな部分です。くわしくは後述していますので、プリウスで車中泊を検討されている方は参考にして対策を考えてみると良いです。

プリウスで車中泊をする方法

プリウスで車中泊をする方法

プリウスで車中泊をするための方法をくわしく解説します。プリウスで車中泊するには、寝心地の良い寝床をつくるための工夫や、最低限必要な装備をご紹介します。プリウスはあまり荷物を乗せられないこともあり、軽装備での車中泊が最適です。

●快適に寝るためにシート段差を埋める必要がある

シートの段差を埋める方法として考えられるのは、

·段差のサイズに合ったマットを敷いてフラットにする

·ブランケットやクッションを使って段差を誤魔化す

などの処置が妥当です。

また、プリウス専用のフロアマットも販売されているので、おすすめです。

●車用カーテン&サンシェードで目隠し&遮光対策

車中泊の必須装備として、車用カーテンやサンシェードがあげられます。車内で長時間過ごすときに、

·車内の様子を隠したり、光を漏らさない働きがある

·紫外線や遮光用として用いる

·断熱効果のあるものもある

などの効果を期待できます。軽装備であることが望ましいプリウスですが、この装備は外せない装備として考えておきましょう。車用カーテンやサンシェードはプリウス専用のものや、機能性を考えて購入するのがおすすめです。

プリウスで車中泊をするときに感じるデメリットとその対策

プリウスで車中泊をする際のデメリットとなる部分をくわしく解説します。デメリットな部分はどんな車でも存在するものです。その部分をきちんと把握して工夫すれば、快適な車中泊を過ごせるようになりますよ。

●高さがないので若干狭く感じてしまう

プリウスの荷室の高さは

·30系プリウス:640mm

·50系プリウス:720mm

となっています。単純に考えて起き上がると頭をぶつけてしまうことになるでしょう。ただ、後部座席のところであれば、約1,200mmはあります。後部座席の方に頭を向けて寝ることで、起き上がって座ることは可能です。

車内で主に過ごす位置を後部座席側にすることで、快適に過ごせる荷室の広さは十分にあると言えます。

●車中泊仕様にすると荷物があまり載せられない

プリウスの車内に寝床をつくってしまうと、荷物の置き場所は限られてしまうのがプリウスの残念なところです。よって、積み込める装備は必要最低限として、コンパクトにまとめられるものを選びましょう。たとえば、

·食事をするためのテーブルは折りたたみができるものを用意する

·扇風機や照明器具は、アシストグリップに取り付けられるクリップ型を選ぶ

など、空間を有効利用できる装備品で揃えることをおすすめします。また、車内で調理をするなら、カセットコンロよりコンパクトバーナー、IH調理器は小さいものを選ぶなどの装備品を小さく考えるのも良いですね。

プリウス30系と50系ではどちらが車中泊に向いている?

同じプリウスでも、新しくモデルチェンジすれば室内の広さも変わってきます。ここでは30系プリウスと50系プリウスではどちらが車中泊に向いているのか比べていますので、これから購入を検討されている方は参考にしてみてください。

●30系と50系の車内の広さは少し違いがある

30系と50系の室内の広さにはそれぞれに特徴があります

·30系はラゲッジルームの全長は広いが高さがない

·50系は室内長と室内幅が改善されて広くなっている

基本的な広さは50系の方が全体的に広くなりました。後部座席を倒して荷室を広げてみると、荷室の広さに違いが出てきます。身長の高い男性が車中泊をするなら、50系のプリウスでないとゆったり寝るスペースを確保できません。

●車中泊旅するなら燃費の良い50系

車中泊旅をするなら、燃費の良い50系の方が燃料費を安く抑えられてお得です。

·30系:30.4km/L

·50系:37.2km/L

と、大きく改善されています。それでも同じトヨタのカローラフィールダーと比べると、16.6km/Lなので、プリウス自体がかなり燃費の良い車だというのがわかります。長距離を走るなら、燃費の良い車が最適。車中泊旅に適したクルマと言えますね。

●結論「荷室の広さ的に考えて50系のプリウスが車中泊向き」

荷室の広さや燃費の良さを踏まえると、プリウス同士を比べると50系プリウスの方が車中泊に適していると見て良いでしょう。ただ、旧型の外観に良さを感じている方もいらっしゃるのも確かです。

「まだまだ30系プリウスも捨てたもんじゃない」

ことは、ほかの車種と比べると性能は申し分ありません。どちらも車中泊が可能なサイズでもあることから、どちらのデザインが自分好みなのかも考慮して考えてみるのも良いですね。

プリウスで車中泊するなら整えておきたい装備4選

プリウスで車中泊するなら整えておきたい装備4選

軽装備の車中泊が適しているプリウス。それでも必要なものは揃えなくてはなりません。コンパクトに収納できる車中泊に必要な装備など、プリウス向けの必要な車中泊装備を5つご紹介します。

①車内で長時間過ごすための照明器具

車内で長時間を過ごすために、暗くなったときに必要になってくるのが照明器具です。ルームランプでは光量が心もとないこともあり、しっかり長時間利用できる照明器具が必要になります。照明器具を購入するポイントは、

·アシストグリップを活用できるクリップ式

·十分な光量で長時間使える充電式

がプリウスに合った照明器具としておすすめです。光の色やデザインはあなた好みで選んでみましょう。ただ、ランタンは高さがない分邪魔になるかもしれません

②折りたたみテーブル

食事をするときに利用する簡易テーブルは、折りたたんで片隅に収納できる方が整理整頓できてプリウスに合った装備と言えます。ポイントとしては、

·大きすぎず比較的コンパクトなものであること

·車中泊で調理したいなら、テーブルの部分がしっかりしたものを選ぶ

·テーブルの高さを変えられるものだと使い勝手が良い

の3点に注意して購入を検討しましょう。テーブルの高さは、

「横になっているとき」

「座っているとき」

で高さを変えられると重宝します。微調整ができるものを選びましょう。

③折りたたみ収納BOX

折りたたみの収納BOXがあれば、荷物を整理整頓するときに使えます。旅先で購入したおみやげや、食料品の買い出しによってその都度変化する備蓄品を収納するときにあると便利です。

重ねられるものもありますが、重ねると運転中に倒れてくる可能性があるので返って危険です。もし利用する際は、ロープで固定できる工夫を施す必要があるので覚えておいてください。

④バッテリー上がりをしないためのポータブル電源

プリウスで車中泊するなら整えておきたい装備「ポータブル電源」

前述で、「プリウスには家庭用コンセントが使える装備がある」とありました。家電製品が使えるようになるのでとても便利な装備ですが、使いすぎるとバッテリー上がりの危険性があります。プリウスにはバッテリー上がりを予防する処置として、一定の最低容量を切ると自動的にエンジンがかかって充電する機能があります。

この機能が作動してしまうと、エンジン音が周囲の迷惑にもなってしまうので、プリウスの電源を常時利用することは避けた方が良いでしょう。

継続した家電製品を使い続けるには、安定した電力を供給できるポータブル電源があると便利です。Jackeryなら品質面、安全面でも信頼できるメーカーなので、おすすめです。

·Jackeryは「過充電防止」や「過電流防止」などのセーフティ機能が万全

·電気用品安全法(PSE)に合格している

·世界で300万台以上の販売実績と200社以上の企業が推奨するメーカー

特に、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用したPlusシリーズポータブル電源は、高速充電が対応出来るだけではなく、耐久性に優れており、毎日使っても10年間以上使える長寿命を持っているので、おすすめします。

Jackery ポータブル電源 2000 Plus

容量:2042Wh(最大12Kwhまで)
定格出力:3000W

Jackery ポータブル電源 1000 Plus

容量:1264Wh(最大5Kwhまで)
定格出力:2000W

Jackery ポータブル電源 300Plus

容量:288Wh
定格出力:300W

Jackery Explorer 100 Plus

容量:99Wh
定格出力:128W

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Jackery ポータブル電源 3000 Pro

容量:2160Wh
定格出力:2200W

Jackery ポータブル電源 1000 Pro

容量:1002Wh
定格出力:1000W

Jackery ポータブル電源 2000 Pro

容量:2160Wh
定格出力:2200W

Jackery ポータブル電源 1500 Pro

容量:1512Wh
定格出力:1800W

Jackery ポータブル電源 1500

容量:1,534.68Wh
定格出力:1800W

Jackery ポータブル電源 1000

容量:1002Wh
定格出力:1000W

Jackery ポータブル電源 708

容量:708W
定格出力:500W

Jackery ポータブル電源 400

容量:400Wh
定格出力:200W

Jackery ポータブル電源 240

容量:241.9Wh
定格出力:200W

まとめ:プリウスでの車中泊は1人車中泊がベスト

今回の記事では、プリウスで車中泊は可能なクルマなのかを検証しました。

·プリウス30系と50系の室内の広さを比較、検証

·プリウスで車中泊をする方法

·プリウスで車中泊をするときのデメリット

など、プリウス30系と50系を比較しつつ検証した結果、どちらのクルマでも車中泊は可能と判断した結果となっています。また、荷物があまり乗せられないこともあり、1人での車中泊に適したクルマと言えます。

確かにアウトドアを全面に押し出しているミニバンクラスのクルマと比べると見劣りしますが、燃費の良さなどプリウスにも長所があります。

うまくデメリットな部分を工夫によって補うことで、プリウスでも快適な車中泊は可能です。自分好みにアレンジして、車中泊を楽しみましょう。


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